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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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341.  パッチギ!
この時代ならではの熱さを描いているのならば、まだ良かった。逆に皮肉を込めてこの時代を描いているのであれば、それでも良かった。しかし毒舌映画評論家・井筒和幸は、説明的で説教臭い不自然な脚本で、一体何を描きたかったのか? まさか本作に登場する、この時代に蔓延っていた毛沢東語録に心酔した日教組系の無能教師よろしく、本気で左翼思想を喧伝するつもりだったの? 「イムジン河」も朝鮮半島分断の悲劇ではなく、この映画では日本人と在日朝鮮人の間に横たわる超えられない障壁と捉えれば、現在にも通じる普遍的なテーマになったと思う。乱闘、通夜、出産、そして「イムジン河」がカット・バックされるクライマックスと、坂口拓に一言も台詞を喋らせなかったのは評価します。そういうことで、5点献上。
5点(2005-01-19 00:18:24)(良:2票)
342.  MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
2004“大作アニメ公開ラッシュ”年度に、スタジオ4℃が「俺達も負けてなるか」と製作・公開した、日陰のミニシアター系アニメーション映画。(↓)下の皆さんの評価は比較的高い様ですが、私的には今一つの印象。最初、製作者は短編のつもりだったらしいんですけど、確かにこの中身は短編にこそ最適な内容です。この手の作品には、目くるめくイマジネーションの洪水を期待する訳ですが、1時間43分は長過ぎた(この半分以下で良い)。映画のエピソード的には「ヤクザの一件」と「鯨の腹中サヴァイヴァル」の二つしかないので、一つ一つのシチュエーションが凄く冗長。これでは観てる内に、だんだんと飽きてくる。ラストの「登場人物全員の生い立ちフラッシュ・バック」位の勢いが、映画全編に欲しかった所です。残念、5点献上。
5点(2005-01-19 00:18:00)
343.  KILLERS キラーズ(2002)
ガン・マニア作家の、ガン・マニア雑誌による、ガン・マニアの為のオムニバス・ムービー。【チェ・ゲバラ】(略称)さんの評論方法こそが、完全に本作の正しい見方です。従ってガン・マニアでない私などはお呼びでないのですが、つい通りがかったのでレヴューさせて貰います。まず、全話一律の低予算企画なので、もちろん全話ビデオ撮り。「Jam Films」等とは違って非常に狭いマーケットしか意識してないので、話の中身も内輪ウケの様なスケールの小さな物ばかり。しかも【チェ・ゲバラ】さんのレヴューを読むと、ガン・マニアも余り満足はさせられなかった様ですね。なので、3点献上。
3点(2005-01-19 00:17:37)
344.  ホテル・ハイビスカス
雰囲気だけで誤魔化されてしまった感のある「ナビィの恋」よりは、原作がある為か登場人物全員のキャラが立った、ずっと劇映画らしい仕上がりになってました。沖縄の「ちびまるこちゃん」か、沖縄の現実を踏まえた「サザエさん」といった印象。特に、いつもながらの芸達者・余貴美子の存在感は、後半出番が無いにも関わらず圧倒的。しかしキャラ映画としては、主人公の美恵子には「まるこ」や「ロッタちゃん」程のインパクトはなく、感想としても「沖縄ってほのぼのとしてていいですね」程度に収まってしまうのが残念。中江裕司監督の次の課題は沖縄を語ることではなく、沖縄に生きる人々を語ることだと思う。鑑賞後、私はファンタジックな沖縄ばかりでなく、リアルな沖縄も是非見てみたいと思いました。そういう訳で、6点献上。
6点(2005-01-19 00:17:18)
345.  完全なる飼育 香港情夜
≪完全なる飼育完全制覇・その3/獲物=伊藤かな≫ いよいよ海を渡ったシリーズ第三弾は、周囲と隔絶された上、言葉も通じぬ香港郊外での監禁飼育。話の筋はもちろん前二作と全く一緒ですが、今作の特徴は女子高生側の背景描写がより明確になっている点。従って、これまでは監禁する側に要らぬ妄想を抱いて鑑賞しなければならなかったものが、今作では監禁される側にも感情移入できる作りとなっている。不条理な展開も、香港の景色と中国家屋の所為で、何となく納得できる気がした。ただ今回は、シリーズの顔・竹中直人の教師は要らなかったと思う、5点献上。
5点(2005-01-19 00:16:56)
346.  白い船(2002)
教室の窓から見える「白い船」と、その小学校の児童達の交流を爽やかに描いた実話の映画化。そして、文部科学省を挙げて全面バックアップされた島根県平田市のご当地映画。悪い映画ではないし、実話だと言われればそれまでなんですけど、私にはどうしても一つ引っかかることがある。それは、海が生活圏である漁港の町の小学生が、沖合を通る正体不明の物体に興味を持ったとしても、それが唯のフェリーだと判明した後、なぜ見慣れてる筈の「船」に異常に執着したのかということ。この説明がなされていないので、私はクライマックスにも今一つ感動できませんでした。映画としては子供神楽や漁港の様子、山の斜面に家々の建つ町並み等、他のご当地映画と比べ、生活描写は優れていたと思います、5点献上。
5点(2005-01-19 00:16:36)
347.  なごり雪
かつてニューミュージックと呼ばれたジャンルの名曲、「なごり雪」をモチーフとした大分県臼杵市のご当地映画は、とにかく最初から最後まで目も当てられない程の酷い出来。まず、オープニング・タイトルにいきなり伊勢正三の弾き語りを持ってくるアホさ加減(これは歌を知らない人に対するサービスのつもりか?)。そして、通常の映画の5倍はあると思われる台詞とナレーションの量(「CASSHERN」以上に何でもかんでも喋って説明)。その台詞も、歌詞をそのまま引用した部分を始め、不自然この上ないものばかり。これは演技力云々以前に、こんな台詞を喋らされた俳優に同情すべき。クランク・インする前に、誰か脚本をチェックする人間はいなかったんでしょうか? 大林宣彦自身もこれで満足なんでしょうかね? 2点献上。
2点(2005-01-19 00:16:13)(良:1票)
348.  およう
天才と何とかは紙一重。天才はパンピー(死語?)の浅はかな倫理観に縛られてはいけないし、だから普通では到達できない高みに登ることが出来る。本能に身を任せて生きるエキセントリックな美女も、自らのリビドーに盲従して創作を極めようとする男も、同じ様にある種の天才。しかし、本作の主人公は一体どの天才なのか? 「およう」ってタイトルな訳だから兼代だとは思うんですけど、それにしては彼女の内面には全く踏み込んで行かない。いっそ「いいひと」の晴雨を物語から外し、理解不能同士のぶつかり合いから天才の内面に迫っていけば面白かったと思います、4点献上。
4点(2005-01-19 00:15:53)
349.  man-hole
これも一種のご当地映画になるのか、北の大地では相当に盛り上がったと伝え聞く北海道製青春映画(この「幸せのマンホール」の噂って実際にあるんですかね?)。しかし本土の中心に暮らしている私には、本作のどこに熱狂できたのか解らない。自転車に乗った公務員による疾走感は「ポストマン・ブルース」には及ばないし、厳格な家庭の優等生がデート・クラブで自分探しって話も、フィクション・ノンフィクション織り交ぜて履いて捨てるほど見聞きするもの。悪い映画ではないと思いますが、その辺にあったテーマをマンホールに押し込んだだけの安易さが気になりました、4点献上。
4点(2005-01-19 00:15:28)
350.  国姓爺合戦
おっと、まだ懲りずに日中合作映画なんて作ってたのか、日活…。歴史や歌舞伎に疎い私は【広瀬真由美】さんのレヴューを読んで、ようやく鄭成功なる人物と本作のストーリー骨子が理解できました。これは忠義の物語だったんですね。ということは、映画を観てもそれが全く理解できなかったということ。ストーリーの流れや人物の心中が解らなかったので、中盤では国姓爺が反逆者なのか愛国者なのかも判然としない。だからクライマックスの、台湾遠征の高揚感や台湾奪還のカタルシスも伝わってこない。お目当ての合戦シーンの迫力にも欠けてた様な気がします、4点献上。
4点(2004-12-28 01:36:55)
351.  純愛譜 《ネタバレ》 
これまた全く面白くない日韓合作映画。悶々とした毎日を過ごす韓国のだらしない地方公務員(しかし、ここは韓国映画らしく金は持ってるらしい設定)と、だらけた毎日を送る日本のプー太郎女子の日常を、ダラダラと描いていく一種の青春映画(決して恋愛映画ではない)。この二人に感情移入できる人間等まずいないでしょう。そーゆー意味で二人はお似合いだし、出会うべくして出会ったのかもしれない。ラストで「これから私たちの物語が始まる」みたいなナレーションで締め括られますけど、始まった途端にお互いを軽蔑して終わってしまう様な気もします、3点献上。
3点(2004-12-28 01:36:34)(良:1票)
352.  南京の基督
すっかりと菅野美穂にその座を奪われた感のある、富田靖子十八番のエキセントリックな役柄の集大成。愛らしさ、狂気、憔悴、そしてヌードと、彼女はここぞとばかりに頑張ってましたけど、はっきり言って映画は全然面白くない。大体、この物語で金花がクリスチャンである必要性が全く感じられなかった。音楽もセンス悪すぎ(何と梅林先生じゃあーりませんか)。それに、日本と香港の初の本格的合作映画ということですけど、何でわざわざ中国人が日本人、日本人が中国人を演じなきゃならないの? それがさっぱり解らない。これは企画の方向性自体に問題ありです、3点献上。
3点(2004-12-28 01:36:04)
353.  ゴーストシャウト
いかにも脱税してそうな胡散臭い婆さんの戯言を真に受けて、簡単にタイトルを変えちゃう製作側のスタンスが、そのまま現れてるその程度の映画。幽霊を「退治」する西洋と、「成仏」させる東洋の思想の違いはあれど(話が湿っぽいのも東洋的)、基本は「ゴースト・バスターズ」。警察の取調官よろしく、癒し系と恫喝系でコンビを組んだ「ゴーストネゴシエイター」(これが元のタイトル)が、成仏するよう霊を説得するという、馬鹿映画になりきれない中途半端なコメディ映画。長身でキツイ顔立ちの滝沢沙織(私、この人初めて知りました)が主人公(恫喝系)で、拙いながらも頑張ってますが、映画は南野陽子と川島なお美が全部持ってってしまいました(特に44歳の川島なお美が、26歳の永井大の母親役で驚きの大熱演!)、4点献上。
4点(2004-12-18 02:47:21)
354.  ゴジラ FINAL WARS
微妙…。確かにけなそうと思えば、いくらでもけなすことが出来る映画なのは間違いない。でも本作は【東京サンダ】さんご指摘の通り、昭和ゴジラ、更には東宝特撮映画の総集編。しかも、わざわざリメイクした上で繋いだ総集編です(「TOHO SCOPE」の入った東宝シンボルは最高のオマージュだったと思う)。そう思えば相応の作品だった様な気もします。また、パクリで言えば見た目以上に、「チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル」と「ドラゴンボール」が一番近い雰囲気だったと思う。しかし世界規模の破壊や最終戦争(アルマゲドン)というモチーフ、そしてキース・エマーソンの音楽と、北村龍平の頭の中にあったのはゴジラやハリウッドではなく、何より「幻魔大戦」だったんじゃないでしょうか。てことで、微妙な点数5点献上。
5点(2004-12-18 02:46:55)
355.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
「ゴジラ×メカゴジラ」の完全なる続編(本作の鑑賞には「ゴジラ(54)」「モスラ(61)」及び前作の鑑賞が大前提となります)。丸っきり「G消滅作戦」の焼き直し及び「エヴァ」のパクリだった前作には、個人的にかなり白けてしまったんですけど、今回は意外なほど面白く観れました。ま、オープニングの演出は「ガメラ」のパクリだし、機龍の最期も「ジャイアントロボ」等のパクリっぽいし、モスラの扱いも「モスラ」の焼き直しに変わりはないんですけど、今作ではそれらがちゃんと脚本の中で消化されていたと思います(ガキの扱いが小さかったのも大きいと思う)。オリジナルに近い小美人の歌が流れ、生まれた幼虫がちゃんと双子だった辺りには少し感動してしまった。それにしても、またゴジラ細胞持ち出すつもりなんですか、6点献上。
6点(2004-12-18 02:46:33)
356.  マナに抱かれて
沖縄映画ブームの更に先を目指した、ハワイが舞台の癒し系ドラマ。ありきたりな雰囲気ながら、そこそこは見れた前半から一転、後半へ進むに従い、物語が加速度的に陳腐化していく。現代の癒しの物語に、余計な心の傷は不要だと思う。現代人は、ただ生きてるだけで心身共ズタズタになるんですから、それを癒すような映画にして欲しかった。また、例によって西島秀俊は全く抑揚の無い演技(こりゃ伊藤英明君が抜かされる日も近いゾ)。モデル出身の川原亜矢子は流石に見栄えがしますけど、演技は飯島直子の醜悪なコピーにしか見えなくて痛々しかったです、4点献上。
4点(2004-12-18 02:46:09)
357.  ヘヴンズ・ドア 殺人症候群
本作は一応劇場公開もされた様ですけど、それって単にビデオ発売イベントというレベルだと思う。ということで、これは完全に「Vシネマ」。Vシネだから、もちろんフィルムじゃなくてビデオ撮り。予算も無いから写せる場所も構図も限られちゃって、TVドラマより貧乏臭い仕上がりです。確かに、きっちりとオチが着けられた日本製サイコ・スリラーとして、同じ様なテーマの「自殺サークル」なんか比べ物にならない位「脚本は」良く出来てると思いますが、「映画」としては中々評価し辛いですね。で、最後のオチですけど、これは沢山の「死にたがり」が増殖してるので、事件は氷山の一角でしかないってことじゃないでしょうか。最近は「練炭集団自殺事件」等もあり、テーマ的には非常にタイムリーで身近なものだと思います、4点献上。
4点(2004-12-18 02:45:48)(良:1票)
358.  鏡の女たち
緊張感を高める調子外れのピアノ曲(現代音楽って奴?)。全員が眉間に皺を寄せてる様な重苦しい表情。まるで朗読劇の様な台詞。これらは全てニ昔前のモダンです。吉田喜重は「女の業」から「被爆者の悲劇」を浮かび上がらせるつもりだったんでしょうが(「砂の器」を目指したのかな)、演出手法同様のその古臭いテーマを、どちらも描き切れずに終わってしまった感じ(「反核理念」や、この先まで続く「被爆者の悲劇」自体が古臭いと言っているのではないので、誤解無きよう)。岡田茉莉子じゃなくて一色紗英を主人公に据えた方が、この物語は面白くなったと思う。また、全く印象は違いますが、この狙いは同時期の「精霊流し」に近いものがありますけど、反核を声高に叫ばなかった分「精霊流し」の方がマシでした、4点献上。
4点(2004-12-18 02:45:18)
359.  女はバス停で服を着替えた
これも北海道鹿追町の「鹿追映画製作委員会」が製作したご当地映画で、遠藤憲一が普通の男を演じた(いつ狂いだすかと思ったら、最後まで普通の人だった)大人のラヴ・ストーリー。しかし、ほぼ観光案内と化している様にしか見えないのは、作品に力の無い証拠。最も手抜きの見える部分は、ワケありの主人公カップルのサルサ・ダンス。実力者ペアという設定なのに、そのダンスの様になってないこと…。こういう場合、最低でも3ヶ月位の特訓とかってするもんじゃないの? 回想ダンス・シーン(何かの大会?)だって、暗闇が背景じゃ下手さが際立つだけだって。じゃなければ、北村龍平みたいにカット割で誤魔化すとか出来なかったの? 素人ダンスをそのまま撮って通用する程、観客は無知じゃない。絶筆の3点献上…。
3点(2004-12-18 02:44:56)
360.  船を降りたら彼女の島
一種の産業誘致として、また観光資源化をも目論んで最近流行となっている、地方都市が町を挙げてロケ隊を誘致する「ご当地映画」の一本(大河ドラマの舞台になるのを待つよりは効率がいいか)。その場合、国の補助金が下りるのかどうかは知りませんが、本作も文化庁の映画芸術振興事業になっているようです。物語の方は、東京に出ていた娘が帰郷、両親に結婚報告するついでに郷愁に浸るというだけ。大して面白い映画ではないですけど、劇中で取り上げられてたファイティング・プリンセス鶴姫の伝説が印象的。いっそこれを戦国合戦モノとして映画化して欲しい、5点献上。
5点(2004-12-18 02:44:33)
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