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21.  少年H 《ネタバレ》 
きわめて模範的な戦争映画だと思います。戦争によるたくさんの理不尽さが少年Hの目を通して描かれます。 画もきれい。よくあの街並みを再現できたものです。  残念なのは、Hの周囲の人々が「まともな」人間ばかりというところ。両親も友人も彼を助けてくれた教官も。あれだけ声高に叫んでいたら、少年といえども凄まじい迫害や暴力を受けた時代なのではないか。 子供向けの戦争映画という印象を受けましたが、スクールカーストとやらにさらされている現代の子どもたちに、「この程度」のいじめでこの時代の不条理さが伝わるのか、若干疑問です。
[映画館(邦画)] 7点(2013-08-25 14:42:35)
22.  クロユリ団地 《ネタバレ》 
まずもって言いたいのは、クロユリは貴重な高山植物であり、ホラーのタイトルに使うのはかわいそう。ていうか団地にクロユリなんて名前付けるか?ふつう。 次に、私はホラー苦手です。何も考えずに観たら物語に引きずり込まれるという恐怖感から、もう序盤から「ふつう若い女子が好き好んで団地に引っ越してこないよな」「あぁ~この家族疑似家族だぁ~」「ふつう開けないところ開けるからホラーなんだよね」「いやいや、おじいちゃん本命じゃないでしょ」「成宮クン最後はヒロイン守って死ぬかも」などと理論武装して臨んだので、映画館でギリギリ取り乱さずに済みました(^_^;) で、ホラー的要素に関しては概ね予想通りにコトが進んでしまい、結果期待したほど怖くなかったのが残念です。途中までは面白かったんだけど、「本命」との対決がなんだか雑な感じでした。一人で寂しかったんだろうけど、この子の家族はどうなったの。その辺りがまるっと説明なし(続くのか?)。 あんな終わり方ヒロインがかわいそうだよ。解決してないじゃん。一番のホラーは前田敦子が自滅していく様ということかもしれませんが、だったら半ばギャグのようなオカルト部分は要らなかったな。  追記;本編を観た後でCM見ました。これって致命的なネタバレですね。先入観なく観られた私は楽しめた方なのかも。
[映画館(邦画)] 6点(2013-05-31 08:43:41)
23.  おもひでぽろぽろ 《ネタバレ》 
リアルタイムで観たのは、美術と音楽くらいしか良さがわからなかった学生時代。 タエ子と同年代の頃は、結婚が女の幸せと言われているようで嫌な映画だと思った。 そしてタエ子の歳もとうに過ぎ、結婚し子どもも授かった今、改めて観てこの作品の深さがわかった気がする。  物語は最初から最後まで淡々、淡々、淡々と進む。 この冗長な話にぼんやり付き合っていると、最後の最後エンディングでぶわっと感動が押し寄せる。無駄なエピソードの羅列だと思っていたものがすべてつながっていく。 一度は座席に座ったものの、決意を秘めて立ち上がるタエ子の後ろ姿が力強くて素敵だ。アニメなのに「名演技!」と思う。  主人公の決意とは「農家の嫁(しかも年下)」という何とも平凡なもので、こんなネタで1本映画を創ってしまった高畑監督はなんとまぁ命知らずというか・・・ でも実際に女性にとって結婚とは人生で最大の決心とも言えるもので、新しい生活のために今までの自分を捨てなければいけないこともある。 本作は、まさに等身大の女性の人生の岐路を描いたものなのだ。  人は大人になっても、迷いながら成長する。 そして不安で立ち止まってしまったとき、背中を押してくれるのはきっと、今までを生きてきた自分自身。 この作品は人生の応援歌なのだと、今になって気づいた。
[映画館(邦画)] 8点(2013-05-19 19:51:22)(良:3票)
24.  アリオン 《ネタバレ》 
呪われた血脈に翻弄され、自らもその血筋と同じ道をたどるかと思いきや、結局そうじゃなくてめでたしめでたし!・・・っていう話ですよね?これ。 小学生の時、映画館まで観に行ったアニメです。当時はプロメテウスが大好きでした。最近久しぶりに観る機会があったんだけど、こんなマニアックなプロットで長編映画化できる時代だったんだぁ・・・と感慨深いです。 まずもって主人公が揺れすぎで感情移入できない。神と人間が出てくるんだけど、神様は全般的に性格が悪い以外はあまり人間との違いはなさそう。ごく一部超能力者もいるけどその他はわりと簡単に死ぬ。 で、その神様にどれだけ虐げられてたか知らないけれど、人間は神から独立すべく立ち上がるのにリーダーが必要ってことでアリオンが祭り上げられるわけですが、その演説にひっくり返ります。 よくCMでも流れていた記憶ですが、名台詞「行こう!オリンポスへ!!」の前には「ぼくはレスフィーナが好きだ(妹だけど)!レスフィーナのために!」というのがあるんですよね。民衆よ、なぜそれで「うおーっ!!」となるのだ。 最後の方なんか、アリオンなんにもしてないよね?すごい主人公もいたもんです。 ラスボスアポロンも魅力的な悪役なのに、レスフィーナから拒否られただけで消えてしまうし、意味わかんない。 最後は二人で幸せそうにペガサスに乗っちゃっていますが、神亡き後の地上の混沌はどうなってしまったんでしょうね?? ・・・・・・あ、でもこれだけ言っておいてなんですが、絵はとってもキレイなんですよ。暴れまわるアリオンはかっこいいんですよ、ほんとに。こんだけ荒唐無稽な話でも、当時は好きだった。いや、今でも嫌いにはなれないな。だから点数は甘めです。
[映画館(邦画)] 5点(2013-01-14 23:45:06)
25.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
人がそこにいるだけで笑いがこみあげてくる日本映画を久しぶりに観た気がします。この監督の作品を他にも観たくなりました。 絶妙の間とか、立ち位置、カメラの視点、空間などいろんな要素が計算されているんでしょうね。 広末がおもむろに結婚宣言。堺雅人がおびえる。香川照之がボロい服に着替える。 なんかもうひとつずつがおかしい。 広末良いなぁ。なんでしょう、あの不思議な空気感。オーバーな演技でも笑顔を見せるでもなく、でもキレイというかカワイイというか。いつの間にか器用な役者になったなぁ。昔から色々と言われる人でしたが、女から見て好きです、この女優。
[映画館(邦画)] 9点(2012-10-07 20:40:21)(良:1票)
26.  K-20 怪人二十面相・伝
劇作家の北村想氏が書いた、おそらく唯一の本格小説です。原作を読んだのはもう15年くらい前。懐かしさ半分、「なぜ今さら??」という疑念半分で鑑賞しました。 感想を一言でいえば、「大変良く創りこまれた子ども映画」です。日本映画にしてはセットなんかとても丁寧だし、ちょっとB級な匂いのする役者陣は退廃的な世界観に相応しい。こうしたベースが整っている上にお話の展開が大変わかりやすく、大人も楽しめる冒険活劇です。逆に言えば、子ども映画だと最初からわかっていればもう少し評価が高かったかもしれません。宣伝の仕方を間違えていると思う。 ところで、昔読んだ原作はもうほとんど覚えていないけれど、こんな話じゃなかったのは確かですね。原作は原作で劇作家らしい独特な世界観が魅力的でしたが、良い意味で映画向けに大胆に脚色しています。
[映画館(邦画)] 6点(2008-12-23 11:53:43)
27.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
相方が三国志ファンということで、私はまったく興味がない映画に付き合わされた形でした。 先入観が無いのでそれなりに楽しめましたが、途中からロード・オブ・ザ・リングとかぶって見えてきました。3人の将軍がアラゴルン他で、孔明がガンダルフ、孫権がローハン王、お姫様が罠をかけるっていう場面もあったな・・・
[映画館(字幕)] 6点(2008-11-24 22:04:21)
28.  椿三十郎(2007)
オリジナルの良さは認めつつ、特段の思い入れも無いので、単純なリメイクとして若い世代に見せたかったという意図からすれば、及第点だと思う。 でもほら、なんたって織田裕二ですから。
[映画館(邦画)] 6点(2008-01-24 23:56:18)
29.  しゃべれども しゃべれども 《ネタバレ》 
いいなぁ日本映画。肩の力を抜いて楽しめますが、隙の無い、テンションの高い作品に仕上がっています。ゆずの主題歌も爽やかで◎。実は野球好き(特にパ・リーグファン)にもちょっと嬉しいサービス映画となっています。東京ではマリーンズ×ファイターズ戦をTV中継するんですか!?う、うらやましい・・・
[映画館(邦画)] 8点(2007-06-03 00:20:21)
30.  子ぎつねヘレン
なによ、感動しちゃいけないのかよ!と悪態をつきたいくらい直球勝負な映画で、悔しいかなポロポロ泣けてしまいました。今は命がとても軽く扱われていて、殺人、自殺、児童虐待のニュースを見ない日がありません。こんな時代の映画の主人公に選ばれたのが、家族とはぐれ、死を待つのみの障害を持つ子ぎつねなんて。 春に生まれ、夏を待たずに消えたヘレンの小さな命の輝き。こんなに美しいものがあるだろうか。命の重みを知り、その宿命を全身で受け止める少年の真っ直ぐな描き方が◎です。「野生動物を無責任に拾ってきちゃダメなんだよ」とか「人間の都合で動物たちがかわいそうなことになる」とか、シビアなメッセージをさりげなく入れるところも好感が持てます。 北海道の新緑の背景もまた作品の浄化に一役買っています。最後は決してハッピーエンドではないけれど、北国の夏の風に吹かれたような爽やかな気持ちになりました。家族連れ客が目立ちましたが、この映画の深いところはどちらかというと大人向けではないでしょうか。 余談ですが、私の母校が出ていて感慨深いものがありました。
[映画館(邦画)] 9点(2007-02-03 15:28:52)
31.  どろろ 《ネタバレ》 
大好きなこの名作が実写化、更に主演がこの2人だと知った時点でろくでもない映画なのは覚悟していましたが、観ないことには批判もできない。そういう目で観ていたので、率直な感想としては「原作とは別の話として観ればそこそこの娯楽映画」でした。時代考証無茶苦茶のごった煮状態が世界観を表しているといえなくもない。『RED SHADOW赤影』なんかよりずっとマシ。しっくりこないながらも役者さんもがんばってました。 さてここからはあくまで一原作ファンの戯言です。そもそも「主人公」の「実は女の子のやんちゃ坊主」どろろがいきなり年頃の娘に化けてたことが、原作以外の知識が無い者にはもう意味不明で。まずはハコとヒトありきで内容はどうでも良かったのかな。あわよくば続編ができたなら、きっと2人の恋愛ドラマになるんでしょう。たとえ人物設定が少し変わっても、百鬼丸は権力者の親と最期まで和解できない哀れな捨て子で、どろろは可哀相な生い立ちのマスコットキャラクターではなく、虐げられた民衆の怒りの象徴であって欲しかった。 原作を大胆にアレンジするのが一方的に悪だとは思わないけど、原作者が故人である以上そのメッセージくらいは正確に汲み取ってよ、監督さん。命の大切さを訴えるだけなら題材は星の数ほどあるだろうに。大作を掲げた割に志の低い子供映画という印象でした。
[映画館(邦画)] 4点(2007-02-02 21:13:31)
32.  それでもボクはやってない
去年の年末、名古屋高裁で名張毒ぶどう酒事件の再審開始決定が取り消された。再審請求人は最高裁で死刑が確定してから35年も獄中から無実を訴え続け、齢80を越えている。ようやく開かれた重い扉が、再び閉ざされてしまった。再審開始を勝ち取るため、弁護団は科学的な実験も行い、今は消えてしまった証拠を新たな見地から導き出したという。「最高裁が下した判決に間違いはありえない」という強い意志が感じられる再審の取消決定。 裁判所は法の下において人を裁く場所ではない。法廷は、官僚である裁判官が主役の「舞台」なのである。裁判官は裁判官として自らを立派に演じ切れば、その後の立身出世も思いのままだ。この映画はドラマではない。いやむしろ実際の法廷の方がもっと馬鹿げたドラマを生み出すこともある。ほとんどの人が裁判の実態など知らないだろうから、映画を観ても作り話にしか思わないかもしれない。しかしこれが日本の裁判制度の現実だ。 だからこそ思う、周防監督の偉大さを。 今は悲惨な事件が多く、被害者救済の声が大きくなっている。それはもちろん大切なことだが、そのために無実の人が裁かれてはいけない。心の叫びをかき消すような時代の渦となってはならないのだ。
[映画館(邦画)] 10点(2007-01-26 00:07:59)
33.  かもめ食堂
中部国際空港に来月からフィンランド航空が就航する、そのプロモーションみたいな作品ですね。別にどうっていうことのない、ヘルシンキにある日本食堂の毎日の風景なんだけど、衣装とか小道具とか全然隙がない。というか、とても良い映画だと思うんですが、それを形容する言葉が見つからない。「なんか、イイんだよね」が一番しっくりくる感想かも。
[映画館(邦画)] 8点(2006-05-20 23:22:15)(良:1票)
34.  妖怪大戦争(2005)
別に何か期待したわけではなく、他作品の待ち時間の埋め合わせのために観た私からすれば、思ったより楽しい時間だった。子供用の映画なのでお話はあってないようなものだが、これでもかと出てくる妖怪のみなさんを見ているだけで十分。実は細かいところが超豪華キャスティングだったんですね。「だって俺、傘やし」「俺、カベだから」に大人気なく大爆笑。そりゃそうだよなぁ。傘やカベや小豆洗ってるだけじゃ魔人加藤は倒せないよな。でも加藤はトヨエツよりも嶋田久作氏にやってほしかった。
[映画館(字幕)] 6点(2005-09-10 22:22:12)
35.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 
動くお城のユニークさや背景の美しさはジブリの独壇場(これがダメならもはやジブリ足り得ない)。しかし前作でもそうだったが、細かい部分が作りこまれていないのにはがっかりした。ソフィーとハウルの心の通い合いが伝わってこないから、ソフィーが若返っていく過程が不自然だし、魔法使いの意思一つで戦争が動かされるなんて、いくらファンタジーでも現実逃避にもほどがある。宮崎駿も歳には勝てないのだろうか。それとも私の心が荒んでしまったのだろうか。ほんの十数年遡れば、夢と希望に満ち、力強さに溢れた世界にどっぷり浸かっていた私がいた。ジブリがブランド化するのと反比例するように、彼らの次回作に対する期待が薄れていくのが現在の私である。私は宮崎氏に陳腐なラブストーリーなんか期待していないのだが…。
6点(2004-11-24 13:26:46)
36.  陰陽師Ⅱ
まるで昔の角川映画。1000年前の舞台に、さらにその300年前の伝説を重ねるなんて安っぽい少女漫画じゃないんだからさ。一つのお伽噺として読む古事記はユーモアとロマンに溢れていて面白いんだけど、その日本最古の物語のヒロインが深田恭子とは笑わせてくれる。見るべきは野村萬斎の色気のみ。
3点(2004-09-30 10:39:45)
37.  ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス
本作の完成を待たずに亡くなられた山田康雄さんの死は大変惜しまれるが、結果としては幸せだったかもしれない。
3点(2004-03-18 11:08:49)
38.  銀河鉄道の夜(1985)
別役実の脚色、細野晴臣の音楽、美術どれを取っても素晴らしい。なのに、なのに、なんでキャラクターがますむらひろしなんだぁーーーっ!宮沢賢治の世界を全てネコ漫画のイメージにしてしまった彼の罪は大きいと思う!!
9点(2004-03-15 22:52:02)
39.  耳をすませば(1995)
初めて観た時既に主人公よりもかなり年取ってたので(ぐ・・・)どちらかというとお姉ちゃんの方に共感。バロンの声はシャーロック・ホームズを思い出させてくれて素敵。そして、あぁ誠に申し訳ないけれどあの「カントリーロード」はどうしてもダメ。歌が下手なのは構わないしお爺さんたちと歌う場面も熱いものがあるんだけど、あの詩だけは・・・だって・・・おかしいじゃん!!
6点(2004-03-15 10:39:52)
40.  猫の恩返し
ネコのデッサン狂ってます。日本一のアニメ制作軍団も若い世代を育成しなきゃいけないのはわかりますが、ブランドを振りかざして客を呼ぼうとする魂胆はどうなのかと。
3点(2004-03-11 18:22:12)
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