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とっすぃさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 602
性別 男性
自己紹介 お気楽映画小僧です。 (って、いいトシですが(笑)
原作なんてほとんど読まないですし、
役者や監督がどういう人でどんな作品を作ったかなんて知識も大してありません。
なので、それならば、その映画単体で観て、できるだけ素直にレビューしようと思います。
時に思いっ切りラジカルなことも書きますが、

「『創造すること』は『批評すること』なんぞ比べようもないほど偉大である」

ということは大前提。
どうぞ、大きな心で笑ってやってくださいm(_ _)m

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21.  HERO(2007) 《ネタバレ》 
うーん。。。どうでしょう テレビ以上映画未満ってとこかなぁ。 裁判の本筋が弱いなぁってのと、蒲生の敏腕っぷりってのはもうちょっと見せ方があるだろうなぁって思う。 ただまあ、テレビシリーズが(テレビとしては)よく出来ていたから期待しすぎちゃったってことにして目をつぶることにする(笑)。 久利生と雨宮の間に6年もの空白があるってのも、ちょっとしんどかったかなぁ。 思い切って2年くらいに設定しちゃえば、説得力もあっただろうになぁ。 あと、韓国は全然必要ない。 ビョンホンをわざわざチョイ役に使うってのは、あまりにもどっちらけ(笑) つーか、せっかく二人で海外に行ってるんだし、もっとワクワクな展開は描けなかったんだろうか。。。 一番美味しいところを妙に駆け足で走り抜けたくせに、全体的には間延びしちゃった印象。 惜しいねぇ。  ただ、久利生と蒲生の戦いを実刑8年(しかも不服として控訴)としたのはなかなかいい落としどころだなぁと思うし、仲間達のノリは相変わらず楽しい。 まあ、(俺も含めて)ファンならそれなりに楽しめるんじゃないですかね。 大甘で7点(笑)   あー、あと、超個人的に「モンラッシェ」がモーレツにウケた(笑) 誰か気付いた人いるかなぁ? ここが一番嬉しかった俺って、ちょっと変かなー(笑)
[映画館(邦画)] 7点(2007-09-10 22:29:55)
22.  フラガール 《ネタバレ》 
噂に違わぬ素晴らしい映画でした。 全てのピースが偶然のように揃って、無駄なく隙間なくピッタリ噛み合った、奇跡のような作品。 公開終了までに劇場で観られて良かった。 個人的に本年度ナンバーワンです。 しかし、なんでこんなにマイナーなんだろう。 もっとプロモーションをかけて、もっと多くの人に観てもらいたい作品。 言ってしまえば、ストーリーは「お約束」の範疇なのかもしれない。 けれど、後半の1時間ボロボロに泣ける。 で、なおその上にラスト。 いわゆる「超3Kの現場」との対比からフラダンスショーに場面転換して、そこから一気にクライマックスまで、滝のように涙が流れて止まらない。 サブリミナル効果でも仕込んであるのかと思うくらい(笑)  爽快さのカタルシスで「嗚咽が漏れる」なんて、なかなかないですよね。 フラダンスの色彩美や迫力など、是非是非映画館で観てほしい。
[映画館(邦画)] 9点(2006-11-29 00:31:57)(良:1票)
23.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
プロット自体はよくできてるんだけど、詰め込み過ぎて後半すこーしガチャガチャしちゃったのが惜しい。もう少しスッキリ見せて欲しいとは思うんですが。 でも、いわゆる人生の中で一番キラキラ輝いてる「思春期」という季節を、キラキラしたまんま上手に描いてあって、非常に好感が持てます。 「友情だとか恋心だとかを共有するという大切な時間」を丁寧に表現してあったと思う。 大人だからって斜に構えたりせずに観られたら、しっかり泣けます。 心地いい空気感を持った、いい映画でした^^
[DVD(邦画)] 7点(2006-09-20 01:14:21)
24.  笑の大学 《ネタバレ》 
つまらん。。。 三谷幸喜の2時間ものの駄作っぷりをイヤというほど味わってきたはずなのに、なんで観てしまったんだろう。。。 酷すぎる! ヒトラーの寿司あたりまでは期待させられたけど、あとはクドクドクドクドつまらん映像をただただ垂れ流してるだけ。 なんだよ、「笑いのセンスのない検閲官とのすれ違いの中で、意に反して脚本が面白く膨らんでいく」っていう喜劇なんじゃねぇのか??? そういう意味での役所広司のキャスティングはいいと思うけど、中盤あたりからそのキャスティングもどうでもよくなってくる(吾郎ちゃんはハナっから「違う」)。 そして、三谷幸喜お得意のつまらんギャグの連発。 んで、なんだ? 「笑いのない喜劇を作れ」って謎かけへの解答が、「赤紙が来たもんで」ですか? なんだ、それ??? ただの逃げじゃん。 そんなので納得できるかよ。 だいたいね、喜劇の作り手側から「笑いに尊厳を」ってな「押し付け」をするのは、あまりにも不遜で傲慢。 そして、ムっチャクチャかっこ悪い! 「笑いが偉大である」ことは、見る側が自然に感じるからこそ意味があるんだし、そんなこと今更言われなくても分かってるっての! こんなの、よく映画館で上映してたよなぁ。。。 信じられん。
[ビデオ(邦画)] 2点(2006-09-16 01:44:21)(良:1票)
25.  鉄人28号 《ネタバレ》 
■投稿内容変更060916■ イエローカードが来ました(笑)  批評下さった方、ありがとうございます。 投稿内容変更します。   「モーレツに面白くない映画でございました。1点。」    ★管理人様、ありがとうございます。 いつも楽しませていただいております。 これからもよろしくお願いします(^^)
[DVD(字幕)] 1点(2006-09-16 01:37:59)
26.  機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 《ネタバレ》 
CSにて鑑賞。 しかしまあ、相当無理矢理詰め込みましたなー。 TVシリーズを物凄く中途半端に観てた(つまり全体のストーリーを知らない)ので、あらすじを確認するのにいいかなーと思ったんだけど、それでもかなりの無理矢理感が見て取れる。 ご新規さんは全然ついてこられないんじゃないの? まあ、ファン向けなんだろうけど、それにしてもこれじゃファンは逆に納得できないだろう。 じゃ、いったい誰が観たら楽しめるんだ???って感じです。 かっちょいい追加シーンはTVシリーズとは別物だし、木馬同窓生達の描き方はやっぱり嬉しいし、このパートⅠでシャアとアムロの再会シーンまで届いたのは楽しかったけどね。 でもさ、ゼータって元から脚本がくどいから、この(詰め込んだ)劇場版だと、もうセリフが実況アナウンサーみたいになってるよね(笑) これだけべらべらべらべら喋らせちゃさすがにマズいっしょー(笑) そんな感じでビュンビュン会話が進んでいくから、もう船の名前なんだか人の名前なんだか地名なんだか。。。(笑)  これだけ端折られると各登場人物の感情の動きなんか全然意味不明だし(笑) こまった映画でありますな。 そういう意味で、俺みたいに「TVシリーズを途中で挫折した人」向けの映画なのかもしれませんな(笑) てなことで大盤振る舞いの4点(笑)   でも三部作かぁ。。。 うーん。。。 なんだか観るのしんどそうだなー。。。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-09-02 04:02:17)
27.  機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 《ネタバレ》 
なんだ、こりゃ。。。 もはやなにがなんだかちんぷんかんぷん。 これを「新訳だ」と表現することにも憤懣やるかたなしだが、それよりも、人物、戦場、戦闘、ストーリー、それら全ての描き方にまったく感情移入できない。 御都合主義の権化。 こんな映画、いったい誰が喜ぶのだろう。 一見さんもコアファンも俺みたいに中途半端な挫折復帰組も、誰が観ても納得できないであろう。 誰も彼も、なんでそんなにベラベラベラベラ喋るんだ? いきなり愛を囁いたり、いきなり不機嫌になったり、いきなり想いが通じたり、いきなり戦闘になったり、いきなり良い人になったり、いきなり寝返ったり、いきなり登場したり、いきなり強くなったり、いきなり。。。いきなり。。。 もう何もかもが変で、最初から最後までイライラしっぱなし。 よくも、こんなつまらん三部作を制覇したもんだと自分を褒めてやりたい。 こんな映画いらない。
[DVD(邦画)] 2点(2006-09-01 04:28:27)(良:1票)
28.  古畑任三郎vsSMAP<TVM> 《ネタバレ》 
まあ、悪くはないんだけどねー。 SMAPほどの人気者が半架空で出てくるのは確かに面白いんですが、やっぱりファーストシリーズほどの衝撃はないですな。 「メジャーなゲストと戦う古畑の姿」が楽しいわけで、ゲスト側に重点が偏るのはどうかなぁ。 三谷幸喜は2時間もののシナリオ書いてもイマイチなんだよねぇ。
[地上波(邦画)] 5点(2006-08-26 18:17:28)
29.  THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に 《ネタバレ》 
ふむ。 一応の結末を迎えたわけですな。 テレビ版と比べれば、圧倒的に納得できるんですが。。。 ただねぇ、どっちにしたって、こんなに難解にする必要があるんだろうか? こんなに壮大にする必要があるんだろうか? サスペンスの部分をしっかり現実的に紐解いてみせてくれればいいんだし、ミステリアスな部分を分かりやすく解説してくれればいいと思う。 観客を突き放すような演出意図は理解できるし、それがカッコいいのも分かるんだけど、これじゃあ「広げた大風呂敷をたたみきれなかった」ように見えてしまいますねぇ。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-08-26 18:11:59)
30.  ALWAYS 三丁目の夕日
いやぁ、泣いた泣いた。 いい映画に出会えたなぁと思う。 実のところ。最初はどういう映画かわからなくて、どんな角度でこの映画を観たらいいのか悩みかけていた。 各登場人物のそれぞれのストーリーが、まとまりなくとっちらかってしまいそうな気がして、「大丈夫かなぁ」と思っていたんだけど。 ところが、アクマ先生の家族が云々ってあたりから、もう泣きっぱなし。 無駄にひねらず素直に「いいお話」、もっと言えば「お約束」なんだけどね。 構成が上手いんだよなぁ。 笑いも涙もサジ加減が絶妙。 オーバーすぎず、そして、ありきたり過ぎない、そんなストーリーを上手に集めて、キレイに絡めて見せてくれる。 素直に泣いてしまおうって思えるんだよなぁ。。。  昭和30年代かぁ。。。 俺はかろうしてその残り香を嗅いだくらいなんだけど、あの時代が一番「いい時代」だったんだろうな。 戦争の事後処理も一段落がついて、さぁ高度成長に向かおうという時代。 そしてまだ人の心が豊かだった頃。 それは、きっとノスタルジィではないと思う。 いや、素敵な映画でした^^
[映画館(字幕)] 9点(2006-08-26 16:39:44)(良:2票)
31.  機動戦士ZガンダムII 恋人たち 《ネタバレ》 
あー。。。もうダメ。。。 ついていけない。 TV版を途中で挫折しておさらいのつもりで観てみたんだけど、「なんで挫折したのか」という理由を思い出さされてしまった(笑) どいつもこいつもベラベラくっちゃべってんじゃねーよ、もうっ! 映像で見せなよ。 つーか、こんなにたくさんの登場人物がいるにもかかわらず、誰にも共感できないってのはどういうことなのか。 全員にイライラさせられる。 美女がこれだけ登場してるのに、みんな変な性格の奴ばっかりだし(-_-; 「総集編に深みを出すのは困難」だってのはよくよくわかるけど、それにしたって、これはヒドい。 総集編というよりダイジェスト。 だというのに、ストーリーそのものが全然わからんという、人を食ったような作品。 そこに「なんだかカッコよさげ」なセリフが上っ滑りしてチョロチョロと漂ってるもんだから、これがまたウザいったらありゃしない。 アムロが早々に退散してしまった後は、シャアとブライトのツーショット以外ワクワクできるところがない。 モビルスーツだって、ゼータと百式以外全然そそられない。 こんな映画、いったい誰が喜ぶんだろう。。。 第三部? もう観たくねーなぁ。。。
[DVD(邦画)] 2点(2006-08-26 09:32:02)(良:2票)
32.  アポロ13
いやあ、面白い。 実話なんだもんねぇ、これ。 心にがんがん迫ってくる。 と素直に観ている自分なら、もの凄く面白い。 ただ、これ観てると、あまりにも都合よく行き過ぎちゃった感があってね、件の「アポロ月面着陸偽装」のゴシップがうっすら浮かんできちゃう(笑) 「ここらでひとつ失敗いれといた方が説得力出るぞ」みたいな(笑) アメリカだけになぁ。。。民意高揚の為にはやるかもなぁ。。。とか、瞬間変に深読みしちゃうことがある(^^;  って、そこまで勘ぐらなくてもいいか(笑)
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-25 11:15:03)
33.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 
暖かく細やかに心情風景を大切に描いてあることに好感が持てます。 親子喧嘩の原因なんか、泣かせますよね。 こんなに穏やかで心優しい博士なのに、なんで9人もの家政婦が逃げ出したんだろう とか 短期記憶障害ってこんなに不自由なく生活できるんだろうか とか 事故の原因はちょっとイメージダウンな気がするなぁ とか もっと過酷なドラマが起きてもよさそうだけどなぁ とか、その他色々釈然としない部分はありますが、優しい気持ちに包まれるので、ヨシとしましょう。 無味乾燥なはずの数字というものに、ロマンを感じさせてくれます。 淡々としたストーリーだけど、心を爽やかにしてくれるエピソードが盛り込まれてて、飽きることなく最後まで鑑賞できました。
[DVD(邦画)] 6点(2006-08-25 00:28:27)
34.  逆境ナイン 《ネタバレ》 
何の予備知識もなく観はじめて「なんか島本和彦っぽいなぁ」と思ったら、やっぱり島本和彦だったんですね(笑) いやぁ、このノリは完全に「アリ」だと思う。 「馬鹿映画とはこうあるべきだ」っていうスタッフ達の思いがしっかり伝わってきたし、その馬鹿の突き抜けっぷりも素晴らしいと思う。 「それはそれ、これはこれ」はモーレツにウケた(笑) だが、しかーし! それは前半で終わり。 キャプテンが遊園地行っちゃった時点で、もうダメ。 「あ、そうなんだ、そんな安直な展開を狙っちゃうんだ」ってシラケちゃう。 せっかく盛り上がってきたノリが思いっきり急降下。 「恋」までが逆境だなんて言われちゃったら萎え萎え。 いきなり冷や水をかけられたよう。 試験勉強をしてないのは逆境で、遊園地が自業自得です。 俺がチームメイトだったら、こんなヤツ 退部どころの騒ぎじゃない。 完璧に、一生ものの絶交です。 こんな主人公が後から何を言ったって説得力なさすぎ。 主人公よりチームメイトの方がカッコイイよ、絶対。 それはマズいっしょー。 んで、何? 決勝戦の最終イニング。 いくらなんでも公式戦のルールまで変えちゃダメ。 これは笑えない。 カンドーできません。 「あー、やり過ぎちゃったかぁ。。。」って感じなんだよね。 漫画なら許せるかもしれないけど、さすがに実写でこの展開はキツいな。 主人公は最初から最後まで「熱血バカ」を貫かせるべきだし、変にルールを捻じ曲げたりせずに「男球」をクライマックスに持ってくるべきだと思う。 そこらのチューニングくらい簡単なことだと思うんだけどなぁ。 そんな感じで大きな溜息が出たところに、あのエンディングじゃ、笑えないばかりか憤りすら感じてしまう。 ヒジョーに惜しい映画なんですよねぇ。 せっかくいい「ノリ」が表現できてるのに、ストーリー展開が悪いってのは、さすがに致命的なんだよなぁ。 お願いだから、もう一回作りなおして!
[DVD(邦画)] 4点(2006-08-23 11:34:52)(良:1票)
35.  クイック&デッド 《ネタバレ》 
にゃははー まあ、いいんでないの?(笑) 深みもなんもないけどね(笑) 豪華なキャスティングと西部らしい風景と小道具と音楽とで結構スケール感は出てますが、実はオープンセットの中でちんまり撮ってるんですよねぇ(笑) しかし、あれですね。 拳銃での対決って一瞬で勝負決まってしまって、つまらんですなぁ。 これが刀剣での戦いなら、一振り一刺しに怒りや憎しみが込められて感情の盛り上がりも表現しやすいんでしょうけど、拳銃ってのは遠くで指先がピクッと動いて終わりですからなぁ。 つーことで、実は復讐劇ってメインストーリーはものの5分で終わってしまうわけで、トーナメントを開催したのは映画の中だるみを食い止める苦肉の策なんですな(笑) 住民達も、悪人ハックマンを殺して欲しいと願ってた相手が、街を大爆破するような輩でビックリしたことでしょう(笑) まあ、短編コミックを読んでるつもりでお気楽に楽しめば、結構堪能できると思います。 シャロンストーンのイデタチもまさにそういうカッコ良さです。 お色気シーンが少ないってのは確かにうなずけますが、むしろこういうストーリーなら「そんな無理矢理おっぱい見せんでも。。。(^^;」と思いますな(笑) うーん。。。まあ、こんな感じのレビューで。。。(笑)
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-16 17:50:09)
36.  ロボコン 《ネタバレ》 
げ~~~~っ! なんだ、これ! よくもまあ、こんなつまらん映画にできるもんだ! 古厩智之??? 誰それ? もうね、断言してしまってもいい。俺、このカントクの映画は一生観ない! よく考えてみなさい。貴方が扱っている題材は、かの理数系甲子園のロボコンだぞ? 弱小クラブが全国制覇するまでのサクセスストーリーだぞ? 問題児達が一丸となって戦う青春物語だぞ? 誰がどう撮ったって絶対に盛り上がる題材じゃないか! まずもって演出が下手すぎる! 役者達のあんな演技にOKを出してしまうカントクの姿勢(もしくはセンス)によって、役者達の「やる気」が、どんどん削がれていってるのが観ててハッキリわかる。生徒達の感情の動きが全く描けていない。道具としての「合宿の使い方」が全然考えられていない。「今日がずっと続けばいいのに」??? クサすぎ!! 「学園祭直前に夜の教室で感じたワクワク感」なんて微塵も表現できてないのに、そんなセリフだけで感情移入できるか! ラーメンを食う生徒達のマズそうなことマズそうなこと(- -;) 全国大会で戦っているという「熱」が全然伝わってこない。というか、アナウンサーも観客もライバルも、もっと言えば、この映画を製作しているスタッフ達までもの「熱」が全く感じられない。カタルシスの欠片も感じ取れない。どうでもいい父親のシーン入れるくらいなら、知略戦というゲーム性なんかをもっと見せろよ! 次、編集。こんなかったるいカットワーク、初めて観たぞ。ショットの切り替えのテンポとか考えたことないんだろうな、このカントク。無意味に長いワンショットが多すぎる。だら~っと回して一言、また、だら~っと回して一言。で、その一言の後も無意味に回す。メリハリの欠片もない。ワンシーンワンシーンを半分くらいに切れるはず。カメラワークとひっくるめてダサいの極み。 ついでにBGM。あんたは選曲のセンスもないんだね。「なんで、ここでこんなBGMなの?」 だからいつまでたっても全然盛り上ってこない。 あと、脚本。なんでそんなことをセリフでいちいち言わせなきゃならんのだ! 映像で見せろよ! あーーーっ! くそー! もういいや! とめどもなく批判してしまったけど、こんなにセンスのない映画が許されるとは、日本映画界の未来は暗い。と、そう断言してしまいます! 結構期待してただけにチョーがっかり。ムカついた。
[ビデオ(邦画)] 1点(2006-08-06 04:02:04)(笑:1票) (良:2票)
37.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
失望感ばりばりです。 眠くて眠くて仕方ない。 つーか、所詮新人監督なんだからこんなもんだろうとも思うんですがね。 ならば、もっとひっそりと監督デビューさせましょう。 この程度の映画に劇場が満席って。。。 監督にとっても観客にとっても、あまりにも不幸だと思う。 原作なんて読まないから、きっと壮大な物語なんだろうと勝手に想像してたんですが、えらくこぢんまりしたストーリーですなぁ。 「ゲド戦記」って、こんなにショボいお話なんでしょうか??? アレンの動機って何? クモって、いったいどんな人? ドラゴンテルーとゲド達の出会いって、偶然なの? だいたい、ゲド戦記って、ゲド戦ってないじゃん(笑)  まあ、脚本が悪いんでしょうけどね。 なーんも描かれていません。 画も粗い。 TVアニメより酷いような手抜きシーンがある。 こんなやっつけ仕事でいいわけ??  なんとも薄っぺらい映画です。 それとね。 最近のジブリ作品(てか、大作と言われるアニメ作品)でいつも思うんだけど、こんなに有名な俳優達を引っ張ってくる必要性を全く感じない。 専門の声優に任せるべき。 これはもう絶対に。  声の張り、声色や声量の使い分け、どれをとっても声優の方が圧倒的にうまいんだもん。 そんなの、わかりきってることですよね。 アニメ大国ニッポンには優秀な声優がいっぱいいますよ? そういうのひっくるめて、完全にマーケット主導の映画だなと。 いつまでもこんなことやってたら信用なくしちゃいますよー!
[映画館(邦画)] 3点(2006-08-04 19:43:39)(良:5票)
38.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
うわ! 平均点ひくっ! なにこれ? そんなにひどい映画かぁ? 俺は十分楽しみましたけどねぇ? 皆さん、期待しすぎなんじゃないですか??? 邦画でこれくらい頑張ってくれたら及第点だと思うなー。 田所教授のキャラは(オリジナルの時代ならハマっただろうけど)現代の目で見ると違和感があるものの、ツヨポンはじめ俳優陣の抑えた演技はなかなか良かったと思う。 柴崎コウがレスキューってのも、見るまで不安だったけどストーリーに入ってしまえば「別にどうでもいいや」って感じだし(笑) 女性のお客さんなんか、クライマックスでじゃんじゃん泣いてましたよ? CGもかなりの迫力があるし、大地真央の最後の演説も沁みるし。 つまらんアイドル映画みたいなのをだらだら量産するくらいなら、こういった大作ものをみっちり作ってくれた方が絶対いい。 ということで、俺はこの映画、支持です。 ただ、もちろん諸手を挙げてというわけではないです(笑)  パニックアクションを描くのか、人間ドラマを描くのか、政治ドラマを描くのか、どれをメインに据えるのかもっとハッキリ決めて引っ張っていって欲しいのが本音。 どれもこれも並列に描こうとするから、全部がブツブツと途切れてしまう。だから展開がかったるい。もっとスピーディに見せられるはず。 沈没の描写に連続性がないから、「いつのまにここまで沈んだんだ?」と思ったり。 ラストなんか、ツヨポンの息遣いなど見せずに、そのままドカン!とやるべきだよねぇ。  コンテが下手なんだなー。 そういうのが「邦画って薄っぺらい」と感じさせてしまうところなんでしょう。 オリジナルで物足りなかった部分を一生懸命補完してくれてる点は評価できるんだけど、「邦画の限界を突き破ってくれそうな期待」には答えてくれない。 そこが悲しい。 制作費20億って、これくらいが限界なんでしょうか。 俺の場合、「ダマされてモトモト」(というか「ダマされること自体も楽しもう」(笑)という気分で観たのが良かったのでしょう。 かなり満足して帰ってきました(笑)
[映画館(邦画)] 7点(2006-07-26 20:17:11)(良:2票)
39.  LIMIT OF LOVE 海猿 《ネタバレ》 
うーん。。。 泣かせのシーンでは結構すすり声が聞こえてましたけどね。 女性のように、そのシーンだけで瞬発的に泣ける人は泣けるんですかね。 俺は、ダメだ。 まず冒頭、カンナのアプローチから逃げた時点で相当萎えます。 仙崎の心境が全然理解できん。 で、事件発生後。 いくらなんでも、あれだけノロノロダラダラやられたらイライラする。 この悲惨な状況で、そこまで長々と情感込めてプロポーズしてる場合かよ。。。とかね。 まず、やらねばならないことをもっとサクサクやれよと。 そういうことを感じてしまった時点で興醒めしまくり。 脚本も演出も全部がクサく見えてくる。 誰も彼も、そんなことわざわざ言わなくていいってば。 いちいち悠長に見せなくていいってば。 アクションシーン自体はそこそこの出来だと思うけど、全体のテンポが悪い。 見せ方が下手。 レスキューという尊い仕事を、つまらんドラマで冒涜してるような気さえしてきます。   「報道に入ってよかった」。。。さっぶー(>_<)
[映画館(邦画)] 5点(2006-07-15 19:48:10)
40.  東京ゴッドファーザーズ 《ネタバレ》 
面白いですかね??? 大都会の場末の薄汚れた空気感は確かによく描けてるとは思うし、画の構図なんかも上手いなぁとは思うけど。。。 それだけなんじゃないですか??? 「いわゆる社会の底辺の人間達が人間愛に溢れた行動を取る中で巻き起こす奇跡」ってストーリーなんですかね? それにしては中途半端じゃないですか??? いや、「話が出来すぎだ」とか言うんじゃないんです。 こういうのは御都合主義で結構。 全然構わない。 でも、それならそれで、もっとしっかりとカタルシスを見せてほしい。 笑わせたいなら、なぜに「写実」にこだわる必要がある? いや、「キャラデザインの」じゃなくて、「映像表現の」。 ハナが駆け抜けていくシーンやギンがトラックにしがみついてるシーンなんか、もっと「アニメ的」な表現をした方が、絶対にメリハリがつくと思う。 「これなら実写でやりゃぁいいじゃん」って思ってしまう(それでも面白いストーリーだとは思わないけど)。 ボイスアクターもそれを感じさせる一因。 へたに俳優を使わないでほしい。 確かに主役3人(の声)は頑張ってるとは思うけど、タクシー運転手や医者の方が圧倒的にハマってる(こちらはバリバリの声優)。 それは、声量や声の張り等の「声の使い方」に関して、声優の方が完全にうわ手だから。 「その道のプロ」なんだもん、そんなのは当然だと思いません? 「メカもの」であったり「萌えもの」であったりという「いわゆるわかりやすいパーツ」を使わずにストーリーを組み立てれば「旧来とは違うもの」を作り上げたかのように錯覚する。 そんな映画だったような気がする。 「アニメ好きの子供が観て、大人になったような気分になれる映画」って言ったら言い過ぎでしょうか? いや、ごめんなさい。 ただ、「大人のアニメ」って、こういうことじゃないと思うんです。。。  ここまで御都合主義で突っ走るのなら、「わっはっは! そんなバカな! でも、気持ち良かったから いいかっ!」 って、言わせて欲しい。
[DVD(邦画)] 5点(2006-06-24 13:32:43)(良:1票)
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