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もとやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2028
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/m_motoya
年齢 52歳
自己紹介 1回しか見たことないんだけど、3Dはちょっと苦手
あと、ホラーはかなり苦手
それ以外ならなんでも見ますよ

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381.  クワイエットルームにようこそ
小ネタがいちいち面白いのはいいとして、作品全体のテーマもかなり興味深かった。 僕にもこの物語の主人公と同じような彼女が居た。 お笑いで気を紛らわしたり、夜眠れないと言って薬を服用していたのも一緒だし、死にたいとも漏らしていた。 今から思えば、彼女は僕に救いを求めていたのかも知れないけど、僕は彼女をその暗闇から救い出すことができなかった。 この物語のラストシーンに彼女の笑顔を重ね合わせて、僕は彼女が今もどこかで生きていてくれたらいいなと思った。
[DVD(邦画)] 9点(2014-07-05 20:12:14)
382.  絶対の愛 《ネタバレ》 
てっきりラブストーリーと思って見始めたので驚いた。 個人的にはホラーに近い印象。 グロテスクな描写もあるし、精神的にも怖いものがあった。 韓国ではよく居る女というあるあるネタなのか、流石にこんな女は居ないというファンタジーなのかはよくわからないけど、頭がおかしいのは間違いない。 形成外科に行く前に精神科に行くべきではある。 ストーリーは斬新だし、演出もインパクトがある。 ラストも真相を有耶無耶にして謎を残す形にしたのは正解だと思う。 でも、主人公の男が好感の持てる人物かというとそうでもなくて、同情の余地はなさそうに思えた。 せめて主人公を好感度の高い人物にしておいてくれたら、終盤の選択がより際立ったような気がするし、狂うほど惚れてしまう説得力も増したと思う。 他にも脇役で登場する人物が総じて頭おかしいような気がして、どこに共感したらいいのかよくわからなかった。 例えるなら、ゾンビしか出て来ないゾンビ映画といった感じで、1人くらいは人間にしておかないとコントラストが失われてしまう。 唯一、カフェの女主人の寛容さにだけは感心させられましたけどね。 あれだけ無茶苦茶されたら流石に入店禁止にしてもいいと思うよ。 あと、どうでもいいことだけど、カラフルなキーボードがオシャレで欲しくなった。
[DVD(字幕)] 6点(2014-07-04 19:41:00)
383.  晴れ、ときどき殺人
子供の頃、角川映画が好きでよく見てたので、この作品も1回は見てると思うんだけど、完全に記憶から消去されてたお陰で誰が犯人だかわからなくてそこそこ楽しめた。 序盤、渡辺典子をレオタードで躍らせるという暴挙に出たのが意外と正解だったようだ。 ほとんど茶番劇みたいな内容だったけど、あの踊りを見せられてしまうと、もうどうでもよくなって全部許せてしまった。 MPを全部吸い取られてしまって、後は犯人当てゲームのような感覚で観賞してたけど、僕が犯人と思ってた容疑者が終盤に殺されてしまって、ちょっと残念な結果。 まあ、でも、共犯だったので、半分当たりということにしておきましょうか。 作品のレベルとしてはかなり低いけど、推理のヒントはきちんと散りばめられていて、ちゃんとしてたと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-27 22:04:37)
384.  メイン・テーマ
メイン・テーマは名曲だと思うけど、この映画は糞だ。 わざとなのか、ただ下手なだけなのかよくわからないけど、役者の演技が酷い。 あと、合間に挟み込んでくる意味不明なコメディ演出が悉くすべってる。 薬師丸ひろ子と桃井かおりは日本を代表する大女優だと思うけど、流石にカバー出来るレベルの酷さじゃない。 それでも、2人の絡みは多少画面も落ち着いて、濃い口紅を指摘するシーンと見栄張ってブラックコーヒー飲むシーンは可愛かった。 その2つと主題歌の良さで3点の評価が限度だと思います。
[DVD(邦画)] 3点(2014-06-26 19:34:55)
385.  極道めし
コメディとしては笑いが足りないし、登場するめしもあんまり美味しそうじゃないし、これは駄作かと危惧されたけど、新入りのラーメン話で一気に話が引き締まった。 つまんない争奪戦設定を無しにして、ラーメンだけで1本のラブストーリーにした方が良かったんじゃないかとすら思えた。 木村文乃が圧倒的に可愛くて、ラストの切なさは半端じゃない。 見終わった後にラーメンが食べたくなるというのもあるけど、なんでもいいから木村文乃の出演してる作品が見たくなる中毒性がある。 
[DVD(邦画)] 7点(2014-06-26 15:51:44)(良:1票)
386.  幼獣マメシバ
可愛いマメシバを愛でる作品かと思いきや、引き篭もりニートのロードムービーという意味不明な展開に斬新さを感じた。 まあ、ストーリーは温いし、コメディというほど笑えないし、いまいちな印象は拭えないけど、ぼそぼそと突っ込みを入れる二郎のキャラは面白かった。 あと、安達祐実が意外といい女だったのが印象的でした。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-26 10:42:00)
387.  夢売るふたり 《ネタバレ》 
これは評価の難しい作品ですね。 キャストが超豪華で絶妙に間がいいので結構笑える。 でも、この作品コメディじゃないんですよね。 中盤以降は呑気に笑ってられない展開になるので、心が痛む。 最終的にすっきりした着地点に導いてくれたなら名作として評価しても良かったとは思うけど、どうにも釈然としないラストにもやもやとしたものが残る。 単純に解釈するなら、詐欺師夫婦を描いた犯罪映画のタイトルに夢売るという肯定的な表現を使っておいて、最終的には服役して罪を償うという構成。 騙された女たちのその後がそれぞれ幸せそうに描かれていて、肯定的なメッセージになっているけど、それは実際の被害者の感覚で納得できるものなんだろうか? 僕も似たような経験があって、その後数年は立ち直れずドツボに嵌ったもんだけど、女性は意外と切り替えが早くて次の人生に歩み出せるということなんだろうか? 現実には騙されて死を選ぶような被害者も居るはずで、詐欺被害者のリアルを描いた作品とはちょっと思えない。 一方で、加害者に与えられる罰もアンバランス。 貫也は詐欺罪ではなくて傷害罪で服役することになったようだけど、それはそれでどうなんだろうか? 元はと言えば自分が悪いんだから自業自得ということで納得するべきなのかも知れないけど、本来の罪とは違う形での服役にすっきりしない感覚があった。 しかも、その一部始終を目撃していた咲月はそんな冤罪による償いで納得なんだろうか? 晴れやかに親から自立するシーンもあったけど、あんな後味の悪い惨劇に関わってしまうと余計に落ち込みそうな気がする。 あと、共犯というか、ほぼ主犯に近かった里子が罰を受けてないのが気になる。 働いて騙し取った金を返すことが罪滅ぼしとでも言いたいのか??? どう考えても金の問題じゃなくて心の問題だと思うんだけど、わざわざ金を返すシーンまで付け加えられてるというのが気持ち悪い。 金を返せばいいんでしょ!という傲慢なメッセージに感じられてしまう。 まあ、でも、そんな詐欺の善悪を語る作品ではなくて、ある夫婦の生き様を描いただけの作品と考えれば、興味深いものがあったとは思う。 少なくとも松たか子のオナニーがエロかった分だけは確実に得してるので、これより低い点数は付けられませんね。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-21 12:28:22)(良:1票)
388.  あ・うん
20年振りくらいの観賞になると思うんだけど、当時はいまいちよくわからなかったことが妙にリアルに感じられる年頃になってしまったようだ。 人の妻というだけで魅力が3割増しくらいにはなってるんだろうけど、富司純子がやたら可愛い。 下手すると富田靖子より可愛い。 高倉健を追い掛けて富司純子が一晩帰って来ない話にしてくれても良かった。 泣くほどの感動はなかったけど、こんな関係も羨ましいなって思ってしまいました。 高倉健と板東英二、どっちのポジションがいいか悩ましい設定ではあるけどね。 あと、宮本信子の絡むコメディパートは大いに笑えた。 同じく人の妻なのに魅力が1/3くらいになってるんだもの。
[DVD(邦画)] 7点(2014-06-20 14:18:47)(良:1票)
389.  僕らの方程式
いくつものストーリーが次第に1本のストーリーとして繋がっていくうちにどんどんつまらなくなっていく。 先行きの見えない展開に期待は膨らむのだけど、真相が明らかになるとがっかりといった感じに萎んでしまう。 コメディという意味でもイマイチ笑えないし、全体的に駄目な作品になってしまってます。 最後2人で手を繋いでバルスとか叫ぶくらいのことはして欲しかった。
[DVD(邦画)] 4点(2014-06-15 09:17:54)
390.  ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
これはなんとも切ない青春物語ですね。 正直、ハッピーエンド以外の結末だったら、僕がチェーンソー男と戦うことになってたと思います。 僕も友達をバイク事故で亡くしたので、彼の死に落ち込む彼女の顔が思い出されました。 残された者の悲しみはそう簡単に癒されるものではありませんからね。 後を追って死を選ぶまで行かなくても、その後の人生に大きな影響を与えられるのは確かです。 戦い方は人それぞれなんだろうけど、誰しもがチェーンソー男と戦っているんでしょうね。 僕はどちらかと言うと、戦わずに逃げた方なので、申し訳ない気持ちで2人の戦いを見守っていました。 たぶん本当の意味でのハッピーエンドはこれから待ち受けている長い人生の果てにあるんだろうけど、希望の感じられるラストシーンに少し癒されました。 ありがとうございます。
[DVD(邦画)] 8点(2014-06-14 22:00:23)
391.  横道世之介
見終わって直ぐレビューを書きに来て、ああ、こんなに長い映画だったのかぁって感慨深い気持ちになった。 長さを感じさせないというか、ずっとこの物語の中に居たかったというか、なんとも味わい深い作品でした。 世代的に近いということもあってか、この辺りの昭和感が懐かしく感じられて、古い友達のことを思い出すような感覚に陥った。 シナリオの構成もそんな感じになっていて、まんまと嵌められた印象です。 断片的にしか描かれていないこともあって、想像するしかない部分もあるけど、終盤は切ない気持ちにされられましたよ。 それでも、何故か涙は零れなかった。 号泣して世之介のことを思い出すんじゃなくて、そんな友達が居たなぁって懐かしむ距離感なんだろうな。 主人公に感情移入させて青春の日々を追体験させる作品も好きだけど、こんな風に疎遠になった友達のことを思い出させるような試みも面白いですね。 どう考えてもハッピーエンドではないし、悲しむべき出来事だったんだろうけど、横道世之介という人と出会えたことを幸せに思える作品だったように思います。
[DVD(邦画)] 8点(2014-06-14 21:59:49)(良:2票)
392.  藁の楯
むさ苦しいおっさんの中に紅一点というオアシス的存在なのになんで松嶋菜々子なんだかなぁって感じで、もっと若くてピチピチした女優も居るだろうにとか思ってたけど、納得の行くキャスティングの理由が用意されていたことには感心した。 そりゃ殺意も湧くわな。 そこだけは唯一感情移入できた。 あとはほとんどファンタジーみたいな話で現実味がないし、行き当たりばったりで計画性もなく、シナリオ的な面白味がなかった。 しかも、終盤は油断し過ぎの失態続きで、SPの無能さだけが強調される展開で、アホらしくなります。 まあ、油断せずきちんと警護してたら、何の面白味もなく警視庁に着いてしまってたのかも知れないけどね。
[DVD(邦画)] 4点(2014-06-06 16:56:21)
393.  リアル 完全なる首長竜の日 《ネタバレ》 
どうせ逆なんでしょ?とか思ってたら、ほんとに逆だったという安易なシナリオには、逆に驚かされた。 そんな陳腐なアイデア1つで映画撮っちゃうんですね。 逆と思わせておいて違うオチを持ってくるとか、逆の逆とか、捻ってくるのかと期待してたのに見事に裏切ってくれました。 それでも、首長竜は妙にリアルだったし、綾瀬はるかの消えるシーンとか、柵を乗り越えるシーンとかは斬新さを感じたので、単なる糞映画ではないように思えました。 話のつまんなさは仕方ないとしても、このCG技術のレベルは大したもんだと思います。 あと、どうでもいいことだけど、首長竜である必要性をまったく感じなくて、首長族でもいいよね?とか思って見てたら、首長族が襲ってくる姿を想像してしまって、ちょっと怖かった。
[DVD(邦画)] 4点(2014-06-05 21:12:41)(笑:1票)
394.  清須会議 《ネタバレ》 
とにかくキャストが超豪華で、この布陣で大河ドラマをやってもらいたいと心から思いました。 それが無理なら、せめて賤ヶ岳の戦いでもう1本映画を撮ってもらいたい。 内容的にも贅沢な構成で、清須会議だけに2時間以上も費やして濃厚に描くなんて、歴史好きには堪らない作品に仕上がっていると思います。 特筆すべきは大泉洋の存在感で、これほど多くの名優たちに囲まれても、燦然と光り輝いて見えました。 ややコメディタッチに呑気な一面を見せつつ、終盤では後の天下人を予感させる荘厳な風格をも漂わせる演技に感心させられます。 三法師を抱えて登場したシーンでは、ちょっと怖いくらいの感覚すらあり、僕の中での秀吉のイメージが、竹中直人から大泉洋に完全に上書きされてしまいましたよ。 シナリオ的には史実故の苦労と工夫が垣間見られましたね。 序盤は史実を大きく逸脱した展開でどうなってしまうの???って思わせておいて、最終的にはきっちり史実通りに収まるという無難な構成だったように思います。 丸っきり史実をなぞってしまうと面白味がないけど、史実を捻じ曲げるような新解釈でファンタジーにもしたくないということだったんでしょうかね。 特に長秀の立ち位置を工夫することによって、終盤の葛藤に繋げたのは良かった。 勝家が単なる間抜けではなくて、哀愁の漂う味わい深い人物として昇華されたように思います。 それを踏まえて、やっぱり賤ヶ岳の戦いを見てみたい。 ここまで煽っておいて、賤ヶ岳の戦いはご想像にお任せしますってのは勿体無い。
[DVD(邦画)] 8点(2014-06-02 11:12:07)(良:1票)
395.  東京プレイボーイクラブ 《ネタバレ》 
稚拙で暴力的な内容に好感は持てなかったけど、主人公がそんなに悪人とも思えなくて、もしかしたらラストで更生するのかと期待してしまう作品でした。 まあ、元はと言えば、自分で蒔いた種なので自業自得ではあるんだけど、自分が身代わりになろうとした姿は男らしかったと思う。 その後の展開はなんとも後味が悪くて好きになれなかったけどね。 臼田あさ美は妙にエロくて良かった。 序盤はちょい役なのかと思ったけど、中盤から出番が多くなって、画面が華やかになった。 汚いおっさんの顔ばっかり見せられてたら、うんざりするからね。 最初から臼田あさ美メインで、もうちょっとエロ度増してくれれば、いい作品になってたと思うんだけど、この設定でエロ控え目というのがよくわからない。 店でのサービスもカット、ラブホテルでの顛末もカット、人が死んで放心状態なのにちゃっかり服だけは着てるというのが意味不明。 常識的に考えて、そこは全裸で放心でしょ! 百歩譲って、ボンテージだわ。 挿入歌のセンスとかは良かったし、もうちょっと面白いシナリオとエロシーンを用意していれば、凄い作品になってたかもという予感はありました。 あと、裸エプロンは反則。 悔しいほど笑わせられました。
[DVD(邦画)] 6点(2014-05-31 17:55:12)
396.  半次郎 《ネタバレ》 
維新の志士は人材の宝庫ですが、悪名高い桐野利秋をやや違う角度から描いたこの作品のスタンスには好感を得た。 大河ドラマなら薩長同盟や龍馬との交流も描かれるのでしょうが、2時間という映画の制約もあって、さととの恋模様と西南戦争にスポットを当てた構成になっています。 残念と言えば残念だけど、中途半端に描くよりは恋と死に様に絞った判断は正解だったのかも知れません。 前半のサクセスストーリーはかなり駆け足ではあったけど、半次郎の人となりはきちんと描かれていたと思うし、とても魅力的な人物に思えました。 陸軍少将になって以降の物語がこの作品のメインということになるんでしょうけど、恋の行方も戦争の行方も興味深く、最後まで夢中になって見入ってしまいました。 まあ、恋も戦争も酷い末路を辿るわけですが、なんでこんなことになっちゃったのか言い訳するわけでもなく、薩摩の武士らしい潔い立ち振る舞いに感服しました。 冷静になって考えてみると、妻子もあり、妾も囲って、酷い男のようにも思えるけど、さとと2人で撮った写真がなんとも言えず感慨深かったです。 因みに作中では触れられていないけど、さとは洗礼を受けてクリスチャンとなり、生涯独身を通したそうです。 それを踏まえた上で、あの絶対にあり得ないファンタジーのようなラストシーンを見ると、これはこれでアリのような気がしてきます。
[DVD(邦画)] 8点(2014-05-31 07:10:37)
397.  忘れられぬ人々 《ネタバレ》 
これは完全に騙された。 反戦とか、友情とか、感動的ないい映画のように見せ掛けておいて、実はとんでもない犯罪者を描いた映画だったという詐欺のような作品。 戦場で地獄を見て、大切な戦友も亡くして、長い人生の中で思い悩んで生きてきただろうに、問題の解決に暴力を選択するというのがアホ過ぎる。 憎しみや復讐心からは何も生まれない。 もっと違う解決策があるはずだということに希望を見出して欲しかった。 戦争を経験したからといって、誰しもが悟りを開いて聖人になるわけじゃないんだろうけど、もう少し思慮深い人間になっているべきでしょう。 どんな理由があろうと、人が人を殺すなんてことは馬鹿げている。 そう言って、友の暴挙を諌めてあげられたら良かったのに。 これでは天皇万歳と叫んで特攻した旧日本兵の過ちを繰り返しているだけに感じる。 亡くなっていった人たちが彼らの行動を喜んでいるとはとても思えない。 戦争を経験して得た教訓の結論がこんなものなんだとしたら、人類は互いに殺し合って滅ぶしかないのかも知れない。 皮肉にも詐欺師の言ってたことが正しかったと認めてしまっているようなもので、残念でならない。
[DVD(邦画)] 4点(2014-05-30 20:45:06)
398.  アバター(2011)
シナリオが陳腐で面白味がないし、役者の演技も酷過ぎて、ほぼ全編コント状態。 笑える方向性の作品なら、そんな酷いコントも何かの間違いでプラスに作用する可能性もあるけど、人がたくさん死ぬ陰湿な物語との相性が悪過ぎる。 子供が人を殺す話にどんな価値があるのかよくわからないけど、こんなことしちゃ駄目ですよって警鐘のつもりなら、もっと真面目に作るべきなのかも知れない。 今の中高生がこれを見てリアリティを感じるような時代なんだとしたら世も末だけど、どの世代が見てもアホなコントにしか見えないはずと信じたいもんです。 
[DVD(邦画)] 3点(2014-05-30 17:37:26)
399.  アカルイミライ 《ネタバレ》 
なんだかよくわからないけど、ちょっと面白かった。 前半は社長のキャラが興味深かった。 ボーナスくれたり、正社員にしてくれたり、行為は明らかに善人なんだけど、どうも好きになれない。 嫁がエロいから僻んでしまったんだろうか??? 後半は父親が面白い。 こちらも同じく善人なんだろうけど、息子たちからはあまり慕われていないようで、ちょっと可哀想だったけど、クラゲのお陰で何かから開放されたようで良かった。 ラストは意味不明だったけど、あれは増殖したクラゲなのかな。 猛毒を持ってて人に迷惑を掛けるので駆除されちゃうんだな。 だから、さっさと東京から逃げろというメッセージかと。 でも、何れまた東京に戻って来るんだろうな。
[DVD(邦画)] 6点(2014-05-29 18:11:51)
400.  死にゆく妻との旅路 《ネタバレ》 
美化された安っぽい感動物語にはなっておらず、現実的な描写と理不尽なラストのオチに考えさせられるものがありました。 本人の意思と法律のどっちを優先するか難しいところだけど、僕も同じようなことしそうなので、心が痛いです。 まあ、でも、本人が望むなら仕方ない。 それが罪だと言うなら、甘んじて罰を受け入れるしかないですね。 実話ということでそんなにドラマチックな展開もなく、作品としてやや冗長な印象は残ったけど、石田ゆり子がいい女過ぎて、そんなに悪い旅路でもなかったかなというのが素直な感想です。 後から罪ですって言われて驚くより、事前に知った上で覚悟しておきたいような気もするので、この作品を見た意義はあったように思います。 同じ境遇に陥ったときの参考にさせていただきます。
[DVD(邦画)] 7点(2014-05-29 16:09:55)
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