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roadster316さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 700
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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41.  Fukushima 50 《ネタバレ》 
東日本が誰も住めない死の街になったかもしれない。それを避けるために命をかけて闘った人たちの記録。 下手をすれば死に至る放射線レベルの場所に身を投じる責任感と勇気。 部下に危険な任務を命じる苦渋の選択。 吉田所長をはじめ、福島第一原発で、日本の未来のために責任を全うした現場の人々には頭が下がる。 あれからもう10年だけど、廃炉への道のりは果てしなく遠い。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-03-22 21:08:44)(良:1票)
42.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
映像が美しく、世界観が抜群に魅力的。 そして登場するクリーチャーも独創的で、気味が悪いことこの上ない。 少女の出生の秘密を探る謎解きの部分がもう少しきちんとしてたら、もっと映画に入り込めたと思うのだが、なんだかわかったようなわからないような曖昧さで、そこが残念。 キャスティングについては好きな俳優が揃っていて、個人的には大満足。 デボラ・カーラ・アンガーは、こういう怪しげで物悲しい役をやらせたら天下無双だし、ラダ・ミッチェルは戦う女性の代表格。面構えがかっこいいんだよね。 続編のリベレーションを観る前の復習として観たんだけど、十数年経てもなかなかいい映画だった。 切ないラストも嫌いじゃない。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-22 21:27:59)
43.  丑三つの村 《ネタバレ》 
村一番の秀才が徴兵検査に落第し、しかもその理由が肺病。 当時の時勢を考えると、村人の反応も仕方のないところかもしれない。 しかし、その復讐として計画的に三十人を手に掛けるという思考がどう考えても尋常ではない。 だからこそ、閉塞的で陰湿な村八分も描きつつ、主人公が心中の鬼と向き合う姿をもっと見てみたかった。 古尾谷雅人はその点でエキセントリックな芝居もできそうだし、脇を固める役者も粘着質で野太い演技ができそうな人ばかり。 彼の復讐への引き金を引いた分水嶺が描かれていれば、ラストの大量虐殺はある種のカタルシスになったかもしれないが、軽い仕返しのノリに終わってしまった。 そこが残念。 単なる村人への復讐を超えたものがある気がするんだけど。 女優陣は豪華で、五月みどりなんてもう反則の色っぽさ。あんな誘われ方したら、そりゃ行っちゃうよね。 惜しむらくは、大場久美子様が中途半端な役で終わったこと。もっとちゃんと扱ってよ。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-11-30 19:58:02)
44.  風の中の牝雞 《ネタバレ》 
畳に座って縫い物をしてみたり、小さなアイロンのコードが上からぶら下がっていたり、買い物カゴからリンゴを愛おしそうに出してみたり、生活の細部を切り取る演出は相変わらず素晴らしい。 こういう生活の中での何気ない所作が、日本人の立ち居振る舞いの美しさとつましい生活を再認識させてくれる。 そして小津監督には珍しい、ドラマのある筋立て。 金に困った女はどうやって生きていけばいいのかと、正面切って問いかけてくるのは、映画製作当時はかなりのインパクトがあったんじゃないかな。 田中絹代の演技はこの映画でも見事で、階段を転げ落ちた後に、苦痛と苦悩で動けなくなるカットには息を飲んだ。 それに比べれば、男なんて適当なこと言いやがって全く気楽な生き物だなと、同性ながら恥じ入るラスト。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-11-03 22:17:32)
45.  彼岸花 《ネタバレ》 
なんだろうね、この満足感。 小津監督の映画、まだ四本しか観てないけど、東京物語より好きかなあ。 娘の結婚を認めてやるべきだと外堀を埋められていく平山。 他人の娘なら許せても、自分の娘にはなかなかうんと言ってやれない哀しき父親。 うまい演出だなあ。 家族の時間が濃密で、それでいてくどくない。 これはひとえに、田中絹代の存在感ではないかと。 ピンポイントの久我美子さんの圧倒的な美しさにも惹かれるけど、この映画の田中絹代は本当に素晴らしい。 夫を立てながらも、言うべきことはきっちり言う。夫をたしなめる迫力は凄まじいばかりだった。 脇を固める京都の母娘も、いつもの同窓会のメンバーも、ゆったりしてて落ち着いて映画を楽しめた。 テレビがない時代の昭和を描いた映画、いいもんだなあ。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-10-25 23:10:18)
46.  馬鹿が戦車(タンク)でやって来る 《ネタバレ》 
世間知らずのお嬢様は、悪気もなくひどいことをし、世間知らずの荒くれ者は、それを真に受けてひどい目に遭う。 観ていて切なかったのは、サブが必死に生きていること。 耳の悪い母を支え、知的障害のある弟の面倒を見る。 そんなサブが、お嬢さんから快気祝いに来てねと言われて、少しぐらい舞い上がったっていいじゃないか。 でも、そんな無神経な善意を社会は許してはくれない。 それでも、タンクで暴れ回りながら最後まで砲撃しなかったのは、弾が無かったからではなく、サブの優しさだと信じたい。 そして岩下志麻。 この映画の志麻様は、あまり良くない役回りだけど、彼女が兵六の気持ちを代弁してくれたことで、彼の死もサブの生き方も見事なまでの抒情詩に昇華している。 こんなちっぽけな畑や村に縛られないで、あの鳥のように大きな空に飛び立ちたい。 サブにも兵六にも、そんな思いがあったんじゃないだろうか。 そして映画を観ながら、国木田独歩の「春の鳥」を思い出した。 原作者か山田監督は、きっとこの小説を読んで心を動かされたに違いない。 悲しくて美しい、いい映画だった。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-10-12 19:27:37)
47.  いいかげん馬鹿 《ネタバレ》 
いやー笑った。 リアルタイムで映画館で観た人たちも、きっと声出してみんなで笑ったんだろうなあ。 出稼ぎや集団就職で上京してきた若者は、岩下志麻が口ずさむ犀星の歌で、急に切なくなったりしたんだろうか。 観終わって、そんなことが頭に浮かんだ。 映画って、庶民の大事な娯楽だもんね。大いに笑って、ちょっと涙して。 実る恋じゃないけど、弓子からもらった絹のハンカチを、ずーっと首に巻いてるやっさんがいじらしい。 岩下志麻はマドンナとしては最高にキュートだし、宿の主人や巡査など、脇を固めるドタバタな人たちも、人間味があって素晴らしい。 シリーズ化して三部作あるってことだから、他のも必見かな。 この時代の映画って、こんなに面白いんだって新たな発見。 いや、佳作。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-10-06 00:20:18)
48.  おくりびと 《ネタバレ》 
どんな仕事でも、その道を極めた人の所作というものは美しい。 まして、人生の最期に携わる気の抜けない仕事。 納棺師という仕事があることをこの映画が公開された時に初めて知ったが、今回が初見。 大吾の動き一つひとつが死者と遺族への敬意に溢れていて、美しく気高い。 ただ、身近な人物の納棺を見ないと、この仕事への理解はなかなか難しいのかもしれない。 妻の嫌悪感は理解できるものの、少し言葉が過ぎた。 死人で食ってるくせにと遅刻を怒った男が、死化粧をした妻を見て、今までで一番綺麗だったと頭を下げるエピソードで充分伝わったのになあとその点が残念。 脇を固める山崎努と余貴美子のキャスティングが素晴らしく、物語に重厚さとユーモアを添えるのは流石。 亡くなった父親の所へ行ってやってくれと頭を下げる一連のシーンは、この映画最大の山場で、心を落ち着けた大吾が父親をおくるシーンは、愛と敬意と悔恨と信頼といろんなものが詰め込まれながらも、静謐。本当に美しいシーンだった。 人の人生に対する慈愛と敬意に満ちた佳作。
[インターネット(邦画)] 9点(2020-10-04 09:07:51)
49.  お早よう 《ネタバレ》 
それにしても、よく「おはよう」なんてタイトルつけたもんだ。 でも、これが効いている。 子供たちのだんまり作戦の後の、プラットホームでの空を見上げての天気の話題。 互いに思いを寄せている者同士の、距離を測るようなもどかしいやり取りが、とても微笑ましい。 洗濯機やテレビがまだ普及していない時代の、近所付き合いや噂話を見ていると、現代の我々はなんだか殺伐としているなあと考えさせられる。 何気ない日常を切り取って見せてくれるのが、小津監督の流儀なんだろうな。 そして、この時代の女優の存在感。 久我美子が登場するだけで、画面が華やかになる。 女性らしい言葉遣いも、品があって美しくて、そして嫌味がない。 のんびりした時間を楽しめて、そしてクスッと笑える、懐かしくて温かい時間を過ごせる映画。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-10-03 01:17:00)
50.  秋刀魚の味(1962)
娘を嫁に出した後の笠智衆さんの演技、良かったなあ。 この人うまいんだか下手なんだかよくわからないんだけど、いいんだよね。 嘘がなくて、誠実で、温かい。 自分も月を見ながら涙する時が来るのかもなあ。 そんな人生の現実を見せてくれる映画。 岩下志麻様が目当てで観たんだけど、小津監督と笠智衆さんの凄みに改めて気づかされる映画だった。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-27 20:12:48)
51.  影の車 《ネタバレ》 
映画にはいろんな楽しみ方があると思うが、美しい人を観るのも楽しみの一つ。 この映画はまさにそういう一本。 岩下志麻は年を重ねてもその美しさは微塵も揺るがないが、若い頃も気が遠くなるくらい美しい。 エプロンをさっと付けて料理する姿も可憐だし、湯船につかってこれからの情事を思う表情なんて、もう言葉が出ないくらい美しい。 筋立ても松本清張だけあって、サスペンスとしても充分楽しめるのだが、正直そんなことはそっちのけで志麻様の神々しいまでの美しさを堪能する90分。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-26 23:20:17)(良:1票)
52.  あゝひめゆりの塔 《ネタバレ》 
沖縄の少女たちの受難を、見事に切り取っていると思う。 戦後23年で未だ本土復帰も果たしていなかった沖縄ゆかりの人は、この映画をどう観たのだろう。 吉永小百合演じる主人公の母親が乗る輸送船。 対馬丸でなければいいのにと願ったが、やはり対馬丸だった。 あの船に我が子を乗せた両親が沖縄戦を生き残っていれば、あのシーンをどう観ただろう。 本来なら人生の門出であるはずの卒業式は、米軍の爆撃が周囲に炸裂する中で行われる。 お国のためと命を投げ出す少女たちと比して、大本営の幹部たちの何と卑劣なことか。 少女たちの魂の何と無垢ではかないことか。 死と隣り合わせの日々を送ったことのない私には、まさに想像を絶する瞬間を生きて、そして散っていった少年少女たち。 救いのないラストも、戦争の虚しさ、悲惨さを私たちに突きつけている。 次代に残すべき映画。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-07-26 23:38:38)(良:1票)
53.  ワイルド・スピード/スーパーコンボ 《ネタバレ》 
ワイルドスピードは3作目までしか観ておらず、あんまりワイルドスピードっぽくない感じがあったので鑑賞。 主役二人と悪役の関係性は関連作品を観てないとわからず、モヤモヤ感は残るものの、アクション映画としては素直に面白かった。 なんせジェイソン・ステイサムとドゥエイン・ジョンソンが歯が立たない奴が相手なんだから、それだけでワクワクが止まらない。 ハッティ役のヴァネッサ・カービーも強くてクールで、ヘレン・ミレンの銀髪と真っ赤な口紅も最高に美しく、楽しみどころ満載の贅沢な映画。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-23 00:24:57)
54.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 
32年前の作品とは思えない斬新さ。 そして時代設定が2019年。 年代だけは時代が映画に追いついた、と言えるのかな。 東京オリンピックも開催予定という、今年改めて観るのには最適なタイミング。 そして、面白い。 反政府の地下組織、なんて今の日本人にはそんなパワーや情熱は望めそうにない自己嫌悪を感じつつ鑑賞。 仲間のケリは自分がつける、という青二才には十年早いセリフに恥ずかしくなりながら鑑賞。 有無を言わせぬ圧倒的な展開は、2020年となった今も少しも色褪せていない。 まさにクールジャパン、な名作。
[映画館(邦画)] 8点(2020-07-05 22:14:38)
55.  ゼイラム 《ネタバレ》 
やっぱりこの世界観は魅力的。 女バウンティハンターって、カッコいいよなあ。 初っ端のスーツ着て弾を弾くシーンなんて、何度も巻き戻して見ちゃうぜ。 ゾーンなんて設定も斬新。 神谷さんもテッペイもちょうどいいキャスティング。 ターミネーターもエイリアンもプレデターも物体Xも全部詰め込んだ邦画の心意気。 特撮が突如アラジンばりのコマ撮りになるのも愛おしい。 後世に残したいSF邦画の金字塔だと私は確信している。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-06-14 16:13:35)
56.  今夜、ロマンス劇場で 《ネタバレ》 
下を向くな、青年。下ばかり向いてたら、今しか見えないぞ。 なるほど。勉強になります、北村さん。 人は人生にロマンスを求めている。 うん。至言。 主人公の青年と同じくロマンスを求めた映画館のおっちゃん。 脇を固める役者がいいよなあ。 自分にとって何が一番大切かを考えさせてくれる映画、かな。 しかし、触れられないのもつらいが、自分一人だけ年老いていくのはもっとつらいんじゃないかな。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-05-29 01:25:24)
57.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》 
ずっと観たい観たいと思っていて、やっと観ることができた。 博子からの手紙をきっかけに、樹はかつての同級生との恋を思い出し、その死を知る。 「失われた時を求めて」に込められた思いに気づいた高校生たちが訪ねて来るシーンは、本当に美しい。 貸し出しカードを裏返す前から、不覚にも涙がこぼれてしまった。 彼の思いが伝わるべきタイミングは、中学生の時ではなく、今だったんだろうな。 あの時気づいていても、北海道と神戸では忘れていくしかない。 でも、大人になった今、なんだかパッとしない彼女の人生に、彼のラブレターは大きな力を与えてくれるんじゃないかな。 伝わって良かったな、少年。 君、なかなかやるじゃないか。 そして中山美穂の横顔に加点。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-04-13 00:32:06)
58.  陽だまりの彼女
原作があることも知らずの鑑賞。 ま、上野樹里が観たくて観たんだけど。 この映画を観る人の層を考えると、多分松本君か上野樹里目当てではないかと。 そう考えると、松本君はわかんないけど、上野樹里は最高にキュートだった。 子役?の葵さんも予想外のキュートさ。 なら、いっか。 しかし上野樹里は、こういうふんわりした役やらせたら天下無双だな。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-04-13 00:31:35)
59.  翔んで埼玉
映画にできるってことは、埼玉県の人がこの映画を笑って楽しめるくらい、自分の県に自信を持てるようになってるってことなのかな。 私は広島県人だけど、お好み焼きやカープのことを揶揄される映画を作られても、やったー!って喜んじゃうもんな。 いやー楽しい映画だった。 本気で嘘みたいな設定の映画撮るのって楽しいだろうな。 輩出した有名人対決、他県人とやりたくなった。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-03-27 21:35:46)(良:1票)
60.  リング(1998) 《ネタバレ》 
ここらでひとつ、古い映画の恐怖感を再度味わってみようと思いつつ鑑賞したのがいけなかった。 最初に観た当時は、例のテレビから出てくるシーンとかけっこう怖かった記憶があるのだが、今回はメーターはさっぱり振れず。 本来感覚的に怖がらせる筋書きのはずなんだけど、多分に視覚描写に頼ってしまった分、時を経て観ると悲しい結果になってしまう。 貞子とその悲しい運命をもっと深く掘り下げてたら、じわじわ来たんだろうなあ。90分にまとめろって言われて、監督も困ったんだろうなあ。 役者陣も、真田先生が孤軍奮闘って感じで、松嶋さんとかまだ駆け出し感が凄まじい。 竹内結子の友達役って誰だ?って思ってエンドロールで確認したら、佐藤仁美さんでした。そして彼女の眉毛が気になってそこばっかり注視してしまった冒頭シーンであった。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-03-16 01:20:01)
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