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aksweetさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1284
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年齢 52歳
自己紹介 おうちにテレビがないので、アニメはリアルタイムでなくDVDで観る派

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101.  ハリヨの夏
十代の焦燥と苛立ち。そして夏。  使い古されているテーマだと見くびっていたが、凄くドラマティックに仕立て上げられていて驚いた。何しか丁寧。雑味がほとんどない。誠実な作品だなぁと、鑑賞後に溜息。  舞台が京都というのも巧く、於保佐代子を始めとするキャスティングセンスも見事。とりわけ素晴らしいのはPE’Zの音楽。チリチリと切なく、そして深いメロディと映像のマッチングが何とも言えない素晴らしさ。  今後の中村作品は、注目しておきたい。
[DVD(邦画)] 8点(2008-06-05 22:51:12)
102.  転々
大学八年生のオダギリ、廃業した借金取り三浦、等々、キャスティングのセンスがイイ。今回は小コント的な笑いとストーリー展開のテンポがイイ具合にマッチしていた。「狙っている」のか「狙っていない」のか、よくわからない中途半端な抜け具合が、面白かった。爽やかなラストが見事で、鑑賞後にじんわりとしてしまいました。 三木作品の中では傑作といってもイイのでは?
[DVD(邦画)] 8点(2008-05-04 00:15:35)
103.  人間の壁
時代背景といえる日教組問題や当時のアカ・共産党に対する予備知識がないと、面白くないかも。やもすれば単なるプロバガンダ作品と、取れなくもない。が、しかし、教師は労働者か?聖職者か?と煩悶する主人公・ふみ子のジレンマ、いわゆる「戦後」の教育問題に翻弄される中年教師・沢田の懊悩、政治にとって都合よく利用されて磨り減るだけでは駄目だと団結する教師たちのアツさが、見事に表現されている。山川薩夫作品の雄弁さには、今回も驚かされた。   そして、香川京子・宇野重吉の演技の素晴らしさもサルコトながら、子役達の演技の絶妙さに、何より驚かされた。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-04-10 00:01:01)
104.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 
キューティーハニーで大根っぽさを存分に醸し出していたサトエリに対する不安は、完全に杞憂でした。ハマリ役過ぎて、笑えない。見事。原作ファンとしても楽しめました。超ドロ沼姉妹喧嘩を、こうも見事に映像化出来るとは。正直驚いた。蛇足ながらラストシーンで気になったのは、佐津川愛美が左利きなのか、もしくは呪みちるが左利きなのか、でした。
[DVD(邦画)] 8点(2008-03-25 00:37:11)
105.  AFRO SAMURAI アフロサムライ
「硬派さ・サムライ」と「ファンキーさ・アフロヘア」の匙加減が、絶妙。チャンバラとヒップホップの相性も面白く、やり過ぎると下卑るサイバーっぽさも、抑えたソコソコの味付けで好感。あり得ないほどの気合に溢れたチャンバラシーンの作画も、じつに印象的。何でもアリでデタラメ(いい意味で)ではあるが、キチンとしたスジが通った作品。   ケチをつけるなら、カタコト日本語の描写が気になった。演出のつもりかもしれないが、なんだかなぁ、と、感じてしまった。う~ん。カタジケナイ(カタコト)。
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-13 00:23:45)
106.  アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎ファンとしては、できれば映像化してもらいたくないんだけどナー…というのが本音なんですが、いやぁ、杞憂だったみたいです。想像以上にキッチリ丁寧に作られていて、好印象。及第以上の面白さでした。原作のクオリティも損なっていないし、ダメ邦画に見られがちな「珍妙な媚び」「稚拙な抵抗」「タイアップのアンバランスさ」が希薄、というのもイイ。
[DVD(邦画)] 8点(2008-01-27 23:53:32)
107.  上意討ち 拝領妻始末
システムに生きる人間、システムから逸脱する人間。その悲喜交々の人間模様が素晴らしく、システムに翻弄されることの怖さ、揺るぎなく堅牢なる自己を持つことの難しさ、家族愛の素晴らしさをキッチリと隙なく伝えている。そういう時代を超える事のできる、名作。個人的には怖さラストの苦味が利きすぎて、ちょっと切ない感じでしたが。
[DVD(邦画)] 8点(2008-01-22 01:02:25)
108.  キサラギ
むさ苦しいキャストに、どうでもイイじゃねぇか的な「グラビアアイドル」の起こした事件、こなれたミステリファンなら中途あたりで何となく解ける程度のユルめの真相、等々。名作っぽくも無く、ヒット要素すら希薄な作品ではあるが、面白かった。ラストあたりの回想シーンや「ラブリーラブリー!」と熱く吼える男共の阿呆としか思えない男汁溢れるファンコールに、ちょびっと感動すらしている自分に驚いた。森見登見彦の小説に通じる阿呆の系譜とでも、言うか、こういうのが、これから流行るのか。不モテ男ブームの到来か。ありえんが、不安。しかし、名作。笑。
[DVD(邦画)] 8点(2008-01-14 05:16:13)
109.  幽閉者 テロリスト 《ネタバレ》 
獄中のテロリストである主人公「M」が深々と脳内で自己批判・評価する様と、「実話じゃないよね?」とは思うのだが、監督が監督なだけに妙に生々しい「ソフト」で「粘着質」な精神的拷問シーンが、面白い。面白い…面白…くは、無いです。ハイ。スイマセン。結構、ツラかったです。  しかし、ツラくはあるが、「M」の変貌には目が離せなかったし、「M」の言葉は聞き逃せなかったし、「M」の末期にも固唾を呑むしかなかった。  エンタテイメント性は皆無で、共感も快感も感動も達成感も無いが、作中に吐露されている、生々しく血肉の通ったメッセージは、希少といえる。ある意味伝説ともいえる希少作品であり、主演・田口トモロヲの怪演技も、また希少でした。
[DVD(邦画)] 8点(2007-11-05 00:35:03)
110.  樹の海
自殺を取り巻く、状況・環境・事情・年齢・体調・天候・季節・等々を、考えれば考えるほど、自殺とは奥深い。個々のアイデンティティも無視して、とりあえず「自殺はアカン!」と、闇雲に言ってイイものか、と考える。そもそも、そんなメッセージがいよいよ届かなくなった所で自殺が成されるんだし、無駄なんじゃないかな?とさえ、正直思う。今年(2007)から自殺の報道規制も緩和されたりしたが、それによって自殺者が増えたんだか減ったんだかは、よくわからない。相変わらず「死ぬぐらいだったら」的な他人事の極みのようなコメントを、コメンテーターは恥ずかしげもなく嘯く。自殺を取り巻く包囲網は、どこか柔らかく、脆く、雑だ。そういう環境なんだと、私自身、どこか、諦めてる感じだ。  ………でも、やっぱり、自殺はしないでほしいんだと、言いたいのだ。私は。そして、恐らく、この作品も、そうなんだと、思う。  
[DVD(邦画)] 8点(2007-09-30 00:49:38)
111.  ZOO(2004) 《ネタバレ》 
「カザリとヨーコ」は出演者の演技が素晴らしい。イビツな残酷さを払拭してそうで出来て無さそうなラストが、変に心地よかった。ヨーコのちょっとズレた語り口調が好 感。  「SEVEN ROOM」はソリッドシチュエィションムービーの佳作。悪趣味で残酷ではあるが、面白かった。関係ないが、パンイチの子供(頑張ってたなぁ)が溝に入れなくなるまで成長する物語を想像してしまった。ちょっとセットが安っぽいのは残念だが、こっそり出ていた東山麻美は、個人的に嬉しかった。  「陽だまりの詩」はフルCGのアニメという事で不安だったが、意外なまでに面白かった。あまり好きではない古屋兎丸のセンスとモーションキャプチャーという手間の割りに素っ気無い手法が奇跡的にマッチしていた。人間は出てこずアンドロイド二人(?)の物語だが、何とも切なく素晴らしい。  「そ・ふぁー」は高度なミステリであり、優しくも残酷なホラーであり、といった所か。映像化に一癖も二癖もあるだろうこの物語を、上手にまとめている。  最後の「ZOO」だけが全体的に浮いていた感じ。殺された女と殺してしまった男の事情がわかり難い。わからなくてもいい、という勢いも雰囲気も、ちょっと弱いかな。しかし村上淳の演技とシマウマ(笑)は、流石といった感じ。   総評してみると全体的に足並みも揃っていて楽しめた。よく出来た残酷な寓話集。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-30 19:51:11)
112.  阿修羅のごとく
期待してなかった、というレベルでなく、森田作品という事で「隙あらばケナシまくる!」という体制で臨んだのが効を成したのか知らんが、私的に「家族ゲーム」以来の高評価。ドロドロしたホームドラマを滑稽かつ軽やかに楽しませてくれた。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-29 01:20:51)
113.  東京原発
恐らく低予算だったんだろうと予想できる作品なんですが、いやぁ、まいった。稚拙と感じる点も多々あったが、データや発想の面白さに誤魔化されたカンジでした。低予算な社会派エンタテイメントとしては、すっごい頑張ってる。エンドクレジットの「協力」に電力会社の名前が見当たらないのも、笑える所ではないでしょうか。「役所」広司が都知事なのも、加えて笑えた。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-08 00:44:42)
114.  鉄コン筋クリート
演出・美術・音楽・脚本・キャスト諸々のすべてが完成度高く、松本大洋の世界観も大事にしてるし、それにおいての一切の粗忽さがない。ビックリした。なら満点評価なんじゃないのか?と思ったが…突出した感じがもう少し欲しかったような。ここまでのハイクオリティ作品に文句はないが、何と言うか…贅沢な事を言うようだけど、もっと無茶も出来たんじゃないか?とも、思う。一応言っておきますが、及第点は何の支障も無くクリアしているし、稀有な傑作では、あります。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-03 23:11:01)
115.  三匹の侍
キャラクターやテンポのバランスが恐ろしいほどキッチリとしていて、エンタティメント性も損なっていない。佳作中の佳作。どこから切っても真っ当な時代劇。年寄り向けのノンカロリーな時代劇ばっかり作ってないで、こういう滋味や滋養のある作品を製作してくれりゃあなぁ!と、切にボヤく私だ。実に腹八分目といった感想と評価。
[DVD(邦画)] 8点(2007-06-14 01:57:36)
116.  天国と地獄 《ネタバレ》 
凡百で野暮ったいサスペンスになってしまいそうな物語だと思うんですが、これは黒澤明の手腕ですよね。キャスティングの豪華さも、ケ程の嫌味すら持たせない。男臭く、人間臭く、硬派であるにもかかわらず、切れ味も緊張感も流石の黒澤節。文句無しの傑作誘拐サスペンス。シャッターの降りるラストシーンは、流石です。
[DVD(邦画)] 8点(2007-06-02 23:06:07)
117.  日本の黒い夏 冤罪
当時よりも確実に肥大しつつある「情報化社会」に生きる私には、何とも耳の痛い作品。まだまだ世の中(不肖、情報の受けてである私も含む)、結構デタラメなんで、怖いですね。続編ともいえる(いえるか?)「それでも僕はやってない」も、観たくなってきた。「冤罪」が我々を襲う確率は、当時より右肩上がりなんだなぁ。
[DVD(邦画)] 8点(2007-04-11 00:07:23)
118.  拝啓天皇陛下様
昭和天皇陛下様はこの作品を御覧になりましたか?私は少し泣けもしましたし大いに笑いもしました。
[映画館(邦画)] 8点(2007-04-06 23:14:27)
119.  かもめ食堂
のんびりとして、さして退屈もさせず、美しいわけでもなく、感動するわけでもないのに、確かな面白さが存在する。邦画界の夜明けというか、午睡とでもいうか。否、白夜かも?笑。「アリー my Love」「セックス・アンド・ザ・シティ」「ブリジット・ジョーンズの日記」に負けずとも劣らない負け犬(BY酒井順子)のための叙情詩とも、いえる訳だが、そこまで不躾でないというか。面白かったです。予断だが・トンカツの添えにレタスという、王道に対しての明確なアンチテーゼは、大事だ。←勝手な解釈。かもめ食堂め!
[DVD(邦画)] 8点(2007-04-02 22:56:21)
120.  イン・ザ・プール
小コント集的になってしまいがちな脚本ですけど、退屈せずに楽しめました。松尾スズキの適当で毒のある雰囲気や、オダギリジョーの股間の●や、市川実和子(ラブ!)のヒョロヒョロ具合だとかが、グー。細かいところを挙げれば看護士のかなりな妙さと校門の前で糸こんにゃくを踏みつける女王様が秀逸。ラストシーンの無駄な爽やかさが本当に馬鹿馬鹿しくて、イイ。あ、「髑髏」が書けるようになったので、+1点だなぁ。
[DVD(邦画)] 8点(2007-03-13 01:05:53)
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