121. さよならドビュッシー
《ネタバレ》 バレバレのミステリーに2時間以上も付き合わされて時間を無駄にした気分。 手の骨格までもが小さくなるということはあり得ない。 じゃあ、顔の骨格はどうなんだよ!ってツッコミたくなる。 手の骨格は明らかに違うのに顔の骨格はぴったり一致してたんだろうか? それでも、頑張ってピアノの練習をする姿は感動的ではあった。 ミステリー要素を全部取り除いて、志半ばで亡くなった従姉妹の為に頑張る感動物語にした方が良かったかも知れない。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-12-02 11:23:38) |
122. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
TVシリーズに登場した鬼たちにはそれぞれ事情があって、鬼になった理由が描かれているので、単純な鬼退治ではない切なさがある。 禰豆子や珠世さんのように鬼でありながら人を襲わない鬼も存在するので、鬼との共存の可能性すら感じさせてくれる。 本作に登場する鬼たちはその辺りのバックボーンの描写が弱いので、物語として薄っぺらくなっているのかも知れない。 一方で、鬼殺隊側では煉獄さんの人となりが幼少期から描かれているので、魅力的に感じられる。 柱合会議では斬首を主張してたけど、ほんとは良い人という印象になっている。 後半は禰豆子がほとんど登場しなくなって残念だったけど、前半の活躍は相変わらず可愛くて癒されました。 [地上波(邦画)] 6点(2021-12-01 15:50:07) |
123. かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発
登場人物の生い立ちや境遇は気の毒だと思うけど、物語としては薄っぺらい。 とりあえず印象に残ってるのは有村架純のエロい生足。 桜庭ななみの不倫女教師もエロ過ぎ。 最近の世の中の風潮だと絶対に許されないはずだけど、不倫した女教師が肯定的に描かれてるのは斬新。 面白くはないけど、害もないので、2時間無駄に過ごすのに最適な作品だと思います。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-12-01 00:39:28) |
124. さよなら渓谷
《ネタバレ》 レイプから始まる愛もあるということ? この作品が伝えようとしているメッセージがさっぱりわからない。 殺人事件のあった家の隣に偽名の住人が居たら容疑者としてリストアップされるでしょ。 嘘の通報までしてるし、警察が取り調べようともしないのは理解に苦しむ。 それを記者が調べたのはいいとしても、そんな辛い過去を本人がペラペラ喋るかなぁ。 最初から最後まで共感できる部分がほとんど無かった。 唯一納得できたのは新井浩文の嵌り具合で、ほんとにやってそうな顔してる。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-11-25 23:29:42) |
125. 勝手にふるえてろ
《ネタバレ》 たぶん妄想なんだろうなぁって思いながら見てたけど、どこまでが妄想なのかは気になった。 意外と現実的なラインまでだったので良かったけど、全部が妄想だったら悲し過ぎて泣いてたかも。 心配してくれる友達が居て、好きになってくれる人が居るんだから、どう考えても孤独ではないね。 最終的には丸く収まったようで安心しました。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-11-25 15:36:03) |
126. 恋愛寫眞 Collage of our Life
映像的に斬新なことをやろうとしているけど、違和感があるだけで成功はしていない。 前半と後半で別の作品みたいな構成になってるけど、どっちにしてもつまんないということだけは一貫してた。 作中に登場する写真はとても素敵なのになんで映像になると魅力が無くなるのか不思議。 アホな演出は全部カットして、お洒落なアート作品にした方が良かったと思うよ。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-11-22 16:25:01) |
127. 日本で一番悪い奴ら
ピエール瀧がクスリじゃなくて淫行で逮捕されたので、実話じゃないような気がした。 中盤まではコメディタッチで面白かったけど、終盤は気が滅入る展開で切なくなりました。 登場する人たちは良い人ではないけど、一番悪いというほどでもなかった。 少なくとも人殺しはしてなかったので、二番目くらいの悪さでしょうか。 あと、どうでもいいことだけど、一番エロい女は婦人警官だった。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-11-20 00:29:44) |
128. カラスの親指
《ネタバレ》 詐欺の手口が強引過ぎて現実味がない。 そんな都合よく事が進むとは思えない。 どこか一ヶ所でも失敗したら全部水の泡のピタゴラスイッチ。 それでも、家族もどきの共同生活はちょっと楽しかった。 あと、猫が生きてたのは嬉しかったよ。 それから、指の話はなかなか興味深くて、実際にやってしまうね。 でも、お母さん指があっさりと赤ちゃん指にくっ付いてしまって、母子家庭が成立してしまいました。 [DVD(邦画)] 6点(2021-11-19 20:35:59)(笑:1票) |
129. 恋愛戯曲 -私と恋におちてください-
《ネタバレ》 映像は安っぽいし、内容はコントだけど、深キョンがカワイイので見てられる。 次から次に豪華なキャストが出てくるけど、どんどんつまんなくなってくのが皮肉。 あと、劇中に登場する人妻の設定の脚本はもっとつまんないけど、なんだか妙にエロい。 設定が人妻だからエロいのか、深キョンの演技力なのかはよくわからない。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-11-04 16:45:26) |
130. 50回目のファーストキス(2018)
《ネタバレ》 長澤まさみが天真爛漫でカワイイ。 序盤の繰り返しはとても幸せそうに見えたけど、話が進むと深刻過ぎて笑えなくなった。 夢に見るようになって、少し感動したけど、病状は回復しなかったようで心が痛む。 ラストはハッピーなのかどうかモヤモヤした。 女の幸せは子供を産むことというメッセージなのだとしたら残念。 せめて子供のことだけは覚えてるみたいな救いのあるラストだったら良かったのに。 我が子のことすら忘れてしまうんだなって思ったら、改めて病気の深刻さが心に刺さった。 コメディ作品なんだから、そんな深刻に受け止めなくていいのかも知れないけど。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-11-04 16:24:51) |
131. 映画 賭ケグルイ
《ネタバレ》 過剰な演技だらけの作風の中で、歩火のキャラが突き抜けていたのが印象的でした。 わざと負けようとしてるというどんでん返しは面白かったけど、負ける方法に説得力が無かったのは残念。 小さい数字を出せば負けられるというルールでもないし、味方とバッティングさせるのも運次第。 どんなロジックで負けようとしてたのかが明確だったら面白味が増したのかも知れない。 逆に勝とうとしてたはずの村雨の行動も意味不明。 相手の出すカードがわかってそうな演出になってたけど、バッティングしたり、無駄にジョーカーを使ったりした理由がよくわからなかった。 ジョーカーを出して1を宣言するという蛇喰の負け方だけは理論的で良かったと思う。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-11-04 02:12:12) |
132. ビブリア古書堂の事件手帖
《ネタバレ》 ビブリオマニアが見たら気絶しちゃうんじゃないかと心配になるくらい本が雑に扱われる。 いちばん怪しいやつが真犯人という推理の裏をかくシナリオには感服しました。 まさかこんな怪しいやつが真犯人のはずはないと思って見てたので、完全に騙されました。 散々本が雑に扱われてたので、クライマックスのシーンでは投げると思ってたけど、本に興味のなかったはずの主人公が飛び込んだのは、ちょっと感動的でした。 総評としてはつまんない作品でしたけど、雰囲気だけは良かったので甘めの点数にしておきたいと思います。 あと、どうでもいいことだけど、東出昌大の繁殖力が凄い。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-10-21 15:29:29) |
133. Pa-Pa-Pa ザ☆ムービー パーマン タコDEポン!アシHAポン!
前作で尺の無駄遣いしたことを反省したのか、本作は開始早々に星野スミレが拉致されるという超速の展開。 パーマンとパー子のラブコメがメインストーリーになっていて、ちょっと感動的でした。 ブービーとパーやんにもそれぞれ活躍の場があって、短編作品の割には内容の充実した作品に仕上がってると思います。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-10-10 09:33:28) |
134. Pa-Pa-Pa ザ☆ムービー パーマン
《ネタバレ》 ドラえもんの劇場作品なら、ドラえもんの設定は知ってる前提で物語が始まるけど、本作はミツ夫がバードマンと出会ってパーマンになるところから始まるので、ただでさえ短い尺が無駄に消費されて、内容が薄っぺらくなってる。 任務のボイコットとか、コピーに働かせるとか、パーマン辞めるとか言い出すのは定番のネタという感じで懐かしかった。 もうちょっと尺が長ければ、感動的な作品に仕上がったかも知れない。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-10-10 08:45:28) |
135. シンデレラゲーム
トップアイドルの座を争って殺し合いをするという設定は良いけど、肝心のゲームがつまんない。 戦略とかがあるわけでもない運ゲーだし、ルール説明せず後出しで勝敗が決まるのは酷い。 それならカードじゃなくて武器を探させて殺し合いした方が面白かったんじゃないかと思う。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-10-07 07:51:19) |
136. 愛の渦
そこに愛はあるんか?と問いたくなるタイトルだけど、そこそこ面白かった。 最初は気まずい雰囲気でどうなることかと思ったけど、1回やったら打ち解けたようで良かった。 でも、もう1回やったら険悪になっちゃって心が痛かった。 個人的にはどんなに臭くても三津谷葉子一択だけど、その辺りは好みの問題なのかな。 最終的には仲直りして丸く収まったようで安心しました。 あと、いちばんいい声で喘いだのが常連だったのが面白かった。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-10-05 19:01:02) |
137. 泣き虫しょったんの奇跡
松田龍平は名優だと思うけど、対局の所作に関してはプロ棋士の先生方に一日の長があった。 棋士ってカッコイイなぁって改めて思いました。 物語としては、前半は鬱になりそうな暗い展開だったけど、後半は前向きで清々しい雰囲気で良かった。 古い体質の将棋界が新たな一歩を踏み出した歴史的な出来事なので、こうやって映像化されたことは意義のあることだと思う。 最後は勝つことはわかってたけど、やっぱりちょっと感動的で泣きそうになりました。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-09-28 17:17:51) |
138. 湯を沸かすほどの熱い愛
タイトルからやかんで沸かすイメージで見始めたけど、実際にはボイラーだったので、その熱量は凄い。 いろいろと詰め込み過ぎで、1つ1つのエピソードは薄っぺらい。 最初はいじめをテーマにした作品かと思ったけど、序盤であっさり解決。 次から次へと不幸が訪れるので、不幸の湯に変更した方がいいと思う。 それでも、いい役者を使ってるので、要所要所で泣かされる。 葬式を銭湯でするのも斬新。 2人乗りとか、器物損壊とか、児童労働とか、犯罪だらけの話だけど、ラストのオチも犯罪で纏まっていて良かった。 銭湯の煙突から煙が昇っているのを見る度に感慨深い気持ちになりそうです。 [地上波(邦画)] 6点(2021-08-27 14:13:37) |
139. ウインダリア
《ネタバレ》 シェイクスピアの戯曲をアニメ化したと言われたら信じてしまいそうになる古典的な雰囲気の作品。 どちらのカップルもラブラブで幸せそうなので、逆に怖くなる。 そのまま何事もなくハッピーエンドになるわけないよね。 両軍の指揮官がイチャイチャしてる間に戦争が終わってたのは斬新だった。 そこまでが第一幕といった感じだろうか。 第二幕では戦争後の堕落が描かれるわけだけど、帰郷して再会するまでの流れは感動的だった。 水門のセキュリティはユルユルだし、暗殺もヘタクソだったけど、古典ってそういうものだよね。 あと、ウインダリアの木が物語にどう絡んでくるのか期待してたけど、ただでかいだけの木でした。 ラストで空に飛んでくのかと思ってたけど、そういう名作アニメではなかった。 僕が何か悪いことをしたわけではないけど、自分の愚かさを反省したくなる道徳的な作品ですね。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-07-02 15:20:41) |
140. Fukushima 50
当時、ニュースで見てた通りの展開だったので、驚きはなかった。 リアルタイムで知らない世代に伝える為の記録映画としては価値があるのかも知れない。 建屋内で何が起きてたのかを映像化したことで、事の重大さは伝わってきた。 あれだけ頑張ってもどうしようもなかったのなら、あそこに作ったのが間違いだったとしか言い様がない。 どこに作れば安全なのかもよくわからないけど。 [地上波(邦画)] 6点(2021-06-25 17:35:59) |