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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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141.  カタクリ家の幸福
公開当時から気になってましたが、遂に私の財布の紐を緩めるまでには至らず、有難くテレビで観賞させて貰いました。これなら金払っといても良かったかな(深夜に放送するのも勿体ない)。今の日本でこのレベルの馬鹿映画を撮れるのは、【鉄腕麗人】さんの仰る様に三池崇史を措いて他にいないでしょう。少なくとも、同じ三池監督の不条理ホラー・コメディ「極道恐怖大劇場/牛頭」よりは楽しめると思います。私が一番ウケたのはデュエットのシーンで、松坂慶子のバックで復員軍人姿のジュリーが、振り付きで「勝手にしやがれ」のコーラスをする所。唯、物語上にも全く関係ない冒頭のクレイ・アニメ(人形アニメ?)はいらない。本編で初めて登場させてれば、そのシーンの馬鹿馬鹿しさと衝撃が更に増した筈です、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-08-11 00:07:35)
142.  黒い家(1999)
いつもは作品を破壊する方に向かう森田芳光の馬鹿演出が、ここまで作品を盛り上げたのは珍しいんじゃないでしょうか。この話、普通に演出してたら地味な2時間ドラマのままで終わってますよ。不気味な人しか出てこないなんて最高じゃないですか(私的に唯一普通の人っぽかったのは、唯のおばさん・友里千賀子だけ)。これは狂気に覆われた世界の中での狂気を描いてるんだと思います。つまり現実の映し絵(無理矢理な好意的解釈)。それに「乳しゃぶれーっ! ヘタクソーッ!」には余りにも意表を突かれて大爆笑! これだけ楽しませて貰えれば充分です、ハイ、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-11 00:06:20)
143.  逆境ナイン
「少林サッカー」「火山高」の後塵を拝しつつ、世界のマンガ・アニメ文化の中心地、我が日本がようやく放つ劇画チック本格馬鹿映画。全編それなりに楽しく観れたし、堀北真希ちゃんは可愛いし、前述の作品が無ければそれなりの評価も出来ますが、取り組むのが遅きに失した。こっちの方が本家本元の筈なのに、こりゃどー見たってパクリであり、二番煎じにしか見えません(この期に及んで「ツァラトゥストラはかく語りき」を使ってくるなんて、センスを疑うぞ)。今となっては演出の過激さも物足りないし、少し湿っぽい方向に行ってしまったのもマイナス。島本和彦のマンガは「炎の転校生」位しか思い浮かびませんが、彼の作品は昔の熱血マンガのパロディとして始まっていたと思う。もし原作のエッセンスを再現するなら、それこそ徹底的に昔の青春映画や熱血ドラマをパロディにするべきでした。そんな訳で、私もこの映画に先人達の言葉を授けたい。「後の祭」、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2005-07-01 00:09:49)
144.  ぼくんち
私もそこそこ楽しめました。とにかくこの島が良く判らん。どういう地理的条件になってるんだろ? 中華料理屋が一軒しかないほど寂れてるのに、繁華街やピンサロは完備。その上、ヤクザもいればシンナー販売も成り立ってるらしい。学校は無く、子供が「誰も知らない」状態でも生活に支障は無さそう。こりゃ独立国ですヨ。完全にこの不条理感にやられました。例によって原作を知らなかったことと、単に阪本順治と相性が良いだけかもしれませんが…。それにしても、観月ありさが徐々にブルック・シールズになってってる様に見えるのは気の所為でしょうか…、6点献上。※注【ブルック・シールズになる】:超美少女としてデヴューしつつ、成長と共にがっしりとした体格を獲得、一定の年齢を越すと横方向に成長を開始すること。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-01 00:09:00)
145.  ギプス
女二人による支配と服従の葛藤を描いた心理サスペンス。包帯グルグル巻きの綾波レイに萌える輩も多数いる位、包帯フェチ(ケガ人フェチか?)もポピュラーらしく、流石に塩田明彦は題材の選択眼が鋭い。もうとにかく、この二人の女は包帯なんか巻かなくたって充分痛い。例え態度がどんなにクールだったとしても、ケガ人や病人を装うのは究極のぶりっ子。主人公が環に惹かれるのも、環が弱い自分より更に弱い存在に見えたからに他なりません。しかしやがて、彼女にもギプスが「力」であるということが解ってくる。すると今度は、自分がギプスを求める様になるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-01 00:08:32)(良:1票)
146.  どこまでもいこう 《ネタバレ》 
本作では舞台を団地の生活圏に限定したのではなく、小学生の彼らにとっては、ここが全宇宙なんだと思う。大人には精々団地の一角にしか見えない場所でも、彼らにとっては「史上最大の作戦のマーチ」が似合う冒険の舞台。毎日が新鮮なことの連続なのです。特に私には、プラモ名人の子のエピソードが衝撃的だった。初めて入る友達の家の緊張感、自分が持っていないものを持ってることへの羨ましさや敬意、そして新たな友人を知る新鮮な感覚。だから「あの子はあの母親に殺されてしまったんだ」ということがリアルに胸に迫ってきて悲しかった。普通は劇中で人が死んでも屁とも思わないんですけど、私も主人公達と一緒にあの子の部屋の中で目を見張り、はしゃいでいたからかもしれません、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-01 00:06:58)(良:2票)
147.  Love Letter(1995)
韓国人に人気が高いということが非常に納得できる、ノスタルジーと純愛のファンタジック・ラヴ・ストーリー。後年の「花とアリス」同様リアリティの欠片も無い、なかなか小っ恥ずかしい内容ですけど、こういうオーソドックスな恋愛話を日本を舞台にして、このレベルの作品に仕上げられるのも一つの才能だと思います(クレジットやキャプションに英語を使うのはカッコつけと言うより、私には「照れ」に感じられる)。岩井俊二にしては無駄な部分も少ないし、彼の作品の中では、確かに最も完成された長編映画じゃないですかね。今、暑さにやられて私は元気じゃないですけど、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-01 00:06:26)
148.  COWBOY BEBOP カウボーイビバップ 天国の扉
私もTVシリーズの存在すら知らず、本作が初体験。しかし一本の映画として、部外者の私が観てもそれなりに楽しめる話になってたと思います。彼らが何者なのか深い所は判りませんが、とにかく一癖ある賞金稼ぎということが判れば充分。後は、火星に築かれたニューヨーク・シティ(?)を舞台にしたハードボイルドなストーリー展開に身を任せました。本作で特筆すべきは格闘シーン。殺陣も作画も非常にレベルの高い仕上がり。メカや世界観なんてのは所詮副次的な物であり、アニメの命は動きです。そこに満足できれば、他の部分の不満も解消するというものです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-27 00:37:58)
149.  秘密(1999)
つまらなくはなかったですけど、私も中途半端な印象を受けました。原作では、この話の重点は何処に置かれてたんでしょう? 夫の心情なのか、妻の心情なのか。一種の幽霊譚なのか、夫婦愛の物語なのか。「フォーチュン・クッキー」の様なコメディなのか、危ない雰囲気の禁断の愛なのか…。どっちにしろ人間は中身ではなく、それを覆う外見の制約に則って生きていかねばならないという切なさは伝わってきました。それにしても広末涼子は良い! 「口でしてあげようか?」等の台詞にドキドキしちゃったことは秘密にしておきます…、って、ここに書いてどーする? 6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-05 00:07:35)
150.  極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)<OV>
「史上初のヤクザ・ホラー」という触れ込みや、「牛頭・牛頭・牛頭~」というエンディング・テーマ曲ほどには、映画自体のインパクトは無かったなぁ。この映画はもちろんホラーではなく、最初からカルトを狙った不条理コメディ、つーか、馬鹿映画。製作サイドは観客が着いて来ることなど端っから期待してない。私も所々でプッと噴き出す位で、どう受け止めていいのやら判りません。まぁ、三池崇史にとっては「妖怪大戦争」の前哨戦的意味合いがあったのかもしれない(「妖怪~」の出来も想像つくゾ、こりゃ)。本作の欠点は時間が長すぎること。どうせ訳の解んない映画なんだから、もっと勢い良く観せて貰いたかったです。それにしても、よくこれをカンヌに持ってったよなぁ。せめて夕張ファンタ位にしとけば良いのに…、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-05-17 00:37:04)
151.  アカシアの道
痴呆の話ということで、福祉系のくだらない映画かと高を括ってたら、良い意味で期待を裏切られました。本作のテーマは痴呆や介護ではなく、親子関係と過去からの解放。教師という職業柄、そして母子家庭という負い目から、母親は人一倍厳格に娘を育ててきた。一旦は息の詰まりそうな家から避難した娘は、母親の病気で家に戻らざるを得なくなる。逃げ場の無い暮らしの中で、一々過去を思い出させる痴呆の進む母親の言動。やがて娘は、再び窒息寸前まで追い込まれていく。最後に娘を救うのは、親子愛だの周囲の協力だのといった訳の判らないものではなく、「赦す」という行為。母親を赦すことで自らが過去の呪縛から解放され、初めて娘は、これからの母親との関係に向き合える様になったのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-17 00:33:47)
152.  隣人13号
凶悪な別人格を宿した青年の、小学校時代に受けたいじめの復讐を描くサイコ・スリラー。いじめっ子→族の総長→粗暴な建築作業員という、非常に解り易い生い立ちのターゲットはとにかく極悪なので、「さっさと殺してしまえ!」という気になる。しかしこの主人公(の別人格)、関係ない人ばかり殺していく。ここで本来なら、主人公と別人格の葛藤がメイン・テーマとなる筈なのに、主人公の描写が決定的に弱いのでテーマがぼやけてしまう。復讐は本人が企てたのか、別人格の方なのか? 話自体もどこまでが事実で、どこまでが妄想なのか? その辺がはっきりしないので、私はラストの展開も良く理解できませんでした。でも、導入部の迫力や緊迫感のある演出、そして丁寧な作り込みは水準以上だと思います、6点献上。
6点(2005-03-24 00:09:29)
153.  半落ち
寺尾聡はいつもの寺尾聡だし、吉岡秀隆がいつまで経っても上達しないのも同じでしたけど、その周りを固めたキャストは中々見せる演技をしてたと思います。しつこいようですがTVドラマを観ない私は、特に柴田恭平が渋くなってたので驚きました。また、一々描かれる登場人物達のドラマは、短いなりに巧くまとまってたとは思いましたが、どこかは割愛しても良かったかもしれませんね。この辺に皆さんの仰る中途半端感の原因があると思います。正に「半泣き」とは言い得て妙です(少しは泣けるけど、大感動には至れない)。それにしても、クオリティとしてはやっぱり2時間ドラマレベルなので、映画ならではの「何か」は欲しかったです。最優秀作品賞をあげちゃう日本アカデミー賞のレベルも知れるというものです、6点献上。
6点(2005-03-24 00:08:25)
154.  毎日が夏休み
原作の雰囲気を下手に変えることなく、素直に少女マンガらしく演出したのが成功してると思う。それが佐野史郎の無感情演技、風吹ジュンのオーバー・アクト、そしてデヴュー作となる佐伯日菜子のワザとらしい(下手とも言う)ナレーション等にマッチし、えも言われぬファンタジー空間を形成してる。「現状を克服する・問題を解決する」といった陳腐な展開ではなく、「現状を受け入れつつ前向きに成長していく」というテーマも良かった。無論ファンタジー映画なので甘い話ではありますが、【ぶくぶく】さんご指摘の様に、不思議な「開放感」が爽やかな気持ちにしてくれますヨ、6点献上。
6点(2005-03-24 00:06:29)
155.  東京ゴミ女 《ネタバレ》 
密かに憧れている同じアパートに住む男のゴミを夜な夜な部屋に持ち帰り、そこから男の生活習慣を知り、ひたすらその男を理解することに喜びを見出すストーカー女を描いた異色ロマンス。中村麻美(どうも私は、この人と三輪明日美の区別がついてなかったみたい)が嬉々としてゴミを分別し、時々入ってるお宝(例えば古着等)に目を輝かせる様が可愛らしくも不気味。しかし最後に女は、その男ではなく、男も含めた誰にも知られず、自分が男を最も理解しているという満足感だけを追求していたことを自覚する。これは完全にマニアの境地です。ビデオ撮りにしては綺麗な映像だったのも奏功し、個人的には面白く観ることが出来ました。そして脇役ながら、最高のハマり役を演じた柴崎コウも必見です、6点献上。
6点(2005-03-12 00:08:42)
156.  メッセンジャー(1999)
既にバブルが弾けていたことにまだ気づいていなかった1991年の、「波の数だけ抱きしめて」以来のホイチョイ映画。バブリーな飯島直子が身ぐるみ剥がされる冒頭の展開に、日本経済への、はたまた自分達への皮肉が込められていたのでしょうか。しかしバブルは弾けても「オシャレ感」は健在で、いくらお気楽ムービーだとしても、例によってリアルな生活感は全く見当たらない。多くのシーンで飯島直子が全く自転車を漕いでいないのがミエミエだったのも白ける。もっともっと平成不況に喘ぐ観客を応援し、且つ楽しませる映画であって良かったと思います。また、東京ロケは比較的頑張ってたとは思いますが(特にオープニングの草彅剛が車の間を疾走するシーン)、これももっと演出に工夫のしようがあった筈です、6点献上。
6点(2005-03-12 00:08:15)
157.  全身小説家
私は井上光晴という作家を全く知らないし、もちろん著作も読んだことがなく、世評すら聞いたことがありません。この映画で描かれる井上氏は、常に取り巻きに囲まれ、知人には呆れられ、そして自らの経歴を嘘で固めてる器の小さな男。「全身小説家」というタイトルも、全身全霊をかけて小説を執筆するという意味もあるんでしょうが、それ以上に、自らをフィクションで粉飾していることからきている。普通なら癌を宣告された作家の闘病記的な作品になりそうなものを、本作はまるで彼の嘘を暴いていくミステリー映画の様。ドキュメンタリーなのに唐突に挿入される作られた再現映像は、井上氏の嘘をフィクションで表現した原一男の意趣返し。「死者に鞭打つ作品」という評もありますが、だからこそこの映画は面白い、6点献上。
6点(2005-03-12 00:07:26)
158.  バンパイアハンターD 《ネタバレ》 
たぶん壮大な世界観を持ちながらそこはサラッと流し、特異な技を持つキャラクター同士の一騎打ちという「ドラゴンボール」的なお馴染みの展開で話を進めつつ、吸血鬼と人間の許されざる純愛、そして二人の心中の道行きを描いたハードボイルド・アニメーション映画。個人的にはもっとDを主役扱いするか、逆に狂言回しに徹底した方が面白い話にはなったとは思いますが、高度な作画レベルもあって、最後まで充分観せては貰えました。また、所謂「アニメ絵」のキャラクターよりも、個人的にはこういう絵柄の方がよっぽど観易いと思います。ということで、6点献上。
6点(2005-03-04 00:07:36)
159.  忠臣蔵外伝 四谷怪談
無理矢理にでも格調高くしようとしてるくせに、やってることのベクトルが全方向に向いてしまって破裂した、とゆー所でしょうか。そーゆー意味では深作欣二らしいパワフルさなんですが、こりゃどー考えたって馬鹿映画以外の何物でもありません。とにかく高岡早紀の爆乳よりも、壮麗な「カルミナ・ブラーナ」よりも、情けない特殊メイクやVFXよりも、荻野目慶子のインパクトが有り過ぎ。この演技と演出は狂女ではなく、見世物小屋の狐憑きです。もう彼女が大写しになる度に爆笑! これが当時の映画賞を受賞しまくったってのも凄い。これもお岩さんの祟りでしょうか…、6点献上。
6点(2005-02-26 00:08:25)
160.  侍(1965)
武士の身分を求めながら計らずも倒幕に加担してしまう皮肉に、実の親と知らずに首を獲ってしまう運命の悪戯…。桜田門外の変に加わった一人の浪人の姿から、人の愚かさと無力さを描き出した岡本喜八初の本格時代劇(らしい)。所々に長めの回想シーンが挿入される脚本構成が物語の流れを止めていたことと、【たいほう】さんご指摘の様に三船敏郎に年季が入り過ぎてたのが個人的には不満でしたが、クライマックスのダイナミックな大立回りと、全然古びた感じのしないモダンなカット割は流石に岡本監督でした。ということで、心よりご冥福をお祈り申し上げつつ、6点献上。
6点(2005-02-26 00:07:00)
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