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コメント数 2394
性別 男性
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161.  或る剣豪の生涯
フランスの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を日本の戦国時代に置き換えた異色恋愛時代劇。「シラノ~」は「愛しのロクサーヌ」しか知らない上、その記憶もかすれ気味なので、私には何処をどう変えたのか詳しいことは判りませんが、基本ストーリーはほぼ同じようです。で、前半はラヴ・コメディ時代劇といった風情でとっても新鮮。文武に長けた大鼻侍の三船敏郎はお馴染みの豪胆な演技で、「文」の方に長けてる様に見えないのはご愛嬌か。負けん気だけは人一倍の美剣士を演じた宝田明はホントにハンサム。二人が思いを寄せる司葉子も「銀幕スター」の名に恥じぬ可憐さ。もう少し司葉子と宝田明の内面に演出を寄っていれば、終盤の悲劇性も増して名作になってたと思うので、私的には惜しい仕上がりでした、6点献上。
6点(2005-02-26 00:06:39)
162.  THE JUON/呪怨
(ちと長文…) 位置づけとしては「呪怨3」って感じもしますが、中身は「ザ・リング」以上のまんまリメイク。しかし、撮影それ自体がだいぶ贅沢になった様なので、作品の質としては一段も二段も上がってます。時間軸を前後させる構成も、より巧くなってた様な気もするし(何回も同じ物を作れば上達もするか…)、個人的にはオリジナルより楽しめました(唯、伽椰子が殺される理由には多少難有り)。興収1億ドルも突破したし、多分こっちにも「2」があるんじゃないですかね。ところで、本作にはそんなことより画期的な意義があります。日本人が作ってる訳だから当たり前っちゃぁ当たり前なんですけど、それは過去のどんなアメリカ映画にも無かったリアルな日本の描写(若しくは日本で生活する外国人の描写と言ってもいい)。一昨年は「ロスト・イン・トランスレーション」等という勘違い映画が持てはやされましたけど、私に言わせれば本作の方が遥かに上質ですよ。ということで、この製作スタイルを決断したサム・ライミに6点献上。
6点(2005-01-28 00:07:11)(良:1票)
163.  ホテル・ハイビスカス
雰囲気だけで誤魔化されてしまった感のある「ナビィの恋」よりは、原作がある為か登場人物全員のキャラが立った、ずっと劇映画らしい仕上がりになってました。沖縄の「ちびまるこちゃん」か、沖縄の現実を踏まえた「サザエさん」といった印象。特に、いつもながらの芸達者・余貴美子の存在感は、後半出番が無いにも関わらず圧倒的。しかしキャラ映画としては、主人公の美恵子には「まるこ」や「ロッタちゃん」程のインパクトはなく、感想としても「沖縄ってほのぼのとしてていいですね」程度に収まってしまうのが残念。中江裕司監督の次の課題は沖縄を語ることではなく、沖縄に生きる人々を語ることだと思う。鑑賞後、私はファンタジックな沖縄ばかりでなく、リアルな沖縄も是非見てみたいと思いました。そういう訳で、6点献上。
6点(2005-01-19 00:17:18)
164.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
「ゴジラ×メカゴジラ」の完全なる続編(本作の鑑賞には「ゴジラ(54)」「モスラ(61)」及び前作の鑑賞が大前提となります)。丸っきり「G消滅作戦」の焼き直し及び「エヴァ」のパクリだった前作には、個人的にかなり白けてしまったんですけど、今回は意外なほど面白く観れました。ま、オープニングの演出は「ガメラ」のパクリだし、機龍の最期も「ジャイアントロボ」等のパクリっぽいし、モスラの扱いも「モスラ」の焼き直しに変わりはないんですけど、今作ではそれらがちゃんと脚本の中で消化されていたと思います(ガキの扱いが小さかったのも大きいと思う)。オリジナルに近い小美人の歌が流れ、生まれた幼虫がちゃんと双子だった辺りには少し感動してしまった。それにしても、またゴジラ細胞持ち出すつもりなんですか、6点献上。
6点(2004-12-18 02:46:33)
165.  あずみ
(本作同様、レヴューも無駄に長くなってしまった…) 「ジョン・ウーの猿真似をした出来損ないのサム・ライミ」という印象に変わりありませんが、大幅に増えた予算の甲斐もあって、これ以前の北村作品と比べれば随分マシになってると思う。本サイトで気になったのは、どうしてこうも同時期同ジャンルの「座頭市」と評価に差があるのかということ。皆さん「演技が演技が…」と仰いますけど、上戸彩とビートたけし、そして共演者達同士の演技力に、大して開きがある様には見えません。寒いギャグにしたって、リアリティにしたって同程度(こっちが茶髪ならあっちは金髪だし…)。私にとってこの二作の違いは二点。まず「傑作」と「駄作」の評判の違いで、鑑賞前の心構えが少し違ってたかもしれない。従って、あちらの印象は「何だ、この程度か」って感じで、こっちは「そんなでも無いじゃん」って感じでしょうか。もう一点は主演俳優。似た様な内容の似た様な出来の映画なら、60近いオヤジを眺めるより、10代の可愛いアイドルに萌えた方が楽しいに決まってる(ま、男性限定の楽しみ方ではありますが…)。以上の心証から、私はこちらに軍配を上げたい(釈ちゃんの「修羅雪姫」程じゃないですけどね)。そんなことで、上戸彩のあらわな太腿と岡本綾のはだける胸元に+1点、大負けに負けて6点献上っ、持ってけ泥棒!
6点(2004-12-07 00:07:30)(笑:1票) (良:1票)
166.  DRIVE
(↓)比較的評判悪いですけど、私はそんなに悪くはないと思いました。仲間達が偶然に進むべき道を発見し、最後に残されるのは自分一人。そうなれば当然、自らと向き合うしかなくなる。これまでのSABU監督は、物理的アクションで主人公の葛藤を表現してたんだと思いますけど、本作の主人公(毎度お馴染み堤真一)は内なる葛藤に苦しみ、そして文字通り自分に打ち勝つ。これは青春映画の普遍的テーマだと思うし、これまでの作品と比べて遜色あるとも思いません。ただ、確かに柴崎コウのセカンド・ロールは酷いと思う。これじゃカメオ扱いでも文句は言えないぞ、6点献上。
6点(2004-12-07 00:06:45)
167.  ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 
ま、ヒロインが最初っから不治の病だった訳ですから、二人が結ばれるには死ぬ以外にないし、従って、ある意味これはハッピー・エンドと言えなくもない。でも、やっぱり私的には後味が悪すぎるし、それまでの馬鹿っぽい展開とは余りにもそぐわないと思う。もちろん回転し疾走し続けるストーリーは充分面白かったですけど、レーダー使って迎撃自転車を発射させる等の有り得ねー展開から、直ぐシリアスになってしまったので、私はちょっと着いていけませんでした。もっと徐々にシリアスな展開に盛り上げていけば良かったと思います。そういうことで、6点献上。
6点(2004-12-07 00:06:23)
168.  弾丸ランナー
全編、登場人物が追いつ追われつ疾走するだけの映画というのは、20年以上前の大友克洋原作・石井聰亙監督の中篇作品「シャッフル」と同じですけど(きっとその他にも沢山あると思う)、こちらは追っかけっこの合間に三人三様のドラマと妄想を挿入し、82分を馬鹿馬鹿しく見せきる。三人の中では、最も不条理なシャブ中のコンビニ店員・ダイアモンド☆ユカイの完全にイッちゃってる目つきが秀逸。逃げること・追うことから走ること自体に目的が移行し、脳内麻薬出しまくった彼らは、その先に一体何を見たのか? その辺が描けてれば傑作になっていたかもしれません、6点献上。
6点(2004-12-07 00:05:59)
169.  D坂の殺人事件(1998)
1992年の「屋根裏の散歩者」の続編。本作で特筆すべきは二点。まず、舞台となる昭和初期の団子坂の町並みをペーパークラフトで再現した所(その製作過程がタイトルバックとなっている)。しかし、これは余り効果を発揮したとは思えない。どうせならシュノーケル・カメラ等で撮影し、もっともっと本編と絡めて表現すれば面白かったと思います。二点目は、初っ端から繰り広げられる緊縛プレイの数々…ではなく、何と言っても三輪ひとみ演ずる小林少年。前作のラストで犯人の狂気を代弁した宮崎ますみに代わって、本作では三輪ひとみが、犯人が内包する究極のナルシシズムを代弁する。これは中々衝撃的な幕切れでした。そして、真田広之がもの凄い美男子だったということにも改めて気づかされました。という訳で、6点献上。
6点(2004-12-07 00:05:35)
170.  押繪と旅する男
お気に入りの二次元キャラは、フィギュアやCGで三次元化して楽しむのが現在の主流ですけど、押絵細工の八百屋お七に恋してしまった主人公の兄は、自分が二次元化して押絵の中に入ってしまう。しかし、それは少年の見た悪夢なのか、老人の抱いた妄想なのか、または魚津市沖に出現した蜃気楼なのかは判らない…。それなりに映像も作り込んであり、小品ながら安っぽさも無く、この手の映画の中では面白く観れました(まだ初々しい鷲尾いさ子が「北斗の拳」の前年に出演してます)。それにしても、マンガ・アニメ文化も成熟した今でこそ比較的ポピュラーな二次元コンプレックスですけど、江戸川乱歩が原作を発表したのは昭和4年。人のフェティシズムは太古の昔から余り変わってないのかもしれません、6点献上。
6点(2004-12-07 00:04:48)
171.  APPLESEED アップルシード
ハリウッド的CGアニメでも日本的セル・アニメでもない、ジャパニメーションの辿るべき一つの方向性を示した、2004年度のダークホース的フルCGアニメ。クォリティの面では大横綱「イノセンス」に及ばないものの、スタッフの本気度は充分伝わってくる、チャレンジしただけのことはある仕上がりだと思います。唯、キャラクター・デザインをかなりセル・アニメ寄りにしてしまった為、モーション・キャプチャーとの違和感、背景との違和感が際立ってしまったので、もう少し3Dに寄っても良かったかもしれません。また、題材に士郎正宗を選んだのも賢い選択とは言い難いです。私としてはこの技術を使って、ぜひ寺沢武一の「コブラ」に挑戦して欲しいと思いました(もちろん「クリスタルボーイ編」。技術と題材が良く馴染む筈)、6点献上。
6点(2004-12-02 00:36:59)
172.  東京原発 《ネタバレ》 
日本の原子力政策の矛盾を告発する、現在の日本では非常に珍しいポリティカル・エンターテインメント映画。確かに「そこそこ」は面白いし、製作者の気骨も感じましたが、同時に脚本の安易さも感じてしまいました。劇中では反原発の大学教授が唐突に出てきて、原子力政策の矛盾点を登場人物達に説明するというだけで、物語でそれが説明されたり、矛盾点がパロディになっていたりする訳じゃなかった。ラストを臨界で終わらせてくれたのは良かったですけど、私はもっと毒のある笑いを期待してました。でも、こういう試みは是非応援させて戴きます、6点献上。
6点(2004-12-02 00:34:48)
173.  人斬り銀次
タイトルと出演者から連想される様なヤクザ映画ではなく、敗戦後、半世紀以上を経た現在まで、ずっと戦争を引きずって生きてきた男達が、自分達の戦後を総括する物語。主要人物は今と昔のダブル・キャスト。夏八木勲が死に切れなかった男の哀愁を表現し、竹内力がそんな男の中にたぎる昔のままの熱い血を表現する(主人公は夏八木勲ですけど、「人斬り銀次」は明らかに竹内力です)。これは結構ありがちな演出だし、脚本の練り込みや中途半端なワイヤー・アクションに不満もありましたけど、私好みの漢の物語だったので、熱くなりながら楽しむことが出来ました。そしてもう一つ、残念なことに本作は、昨年亡くなられた古尾谷雅人の遺作となってしまいました。心よりご冥福をお祈りいたします。という訳で、6点献上。
6点(2004-12-02 00:34:16)
174.  昭和歌謡大全集
「昭和歌謡大全集」(原作未読)という題名でも、描かれてる内容は、昭和からは遠く離れた平成の今現在。しかし今の時代を作り上げたのが昭和だとすれば、かなり相応しいタイトルなのかもしれない。無意味に生を消費するイマドキの若者と、薄っぺらな人生を謳歌する今時のおばさんは、互いが時代を代表する記号でしかなく、その争いは文字通り空虚。その先にあるものは、確かに滅亡しかないでしょう。話自体が面白いのでそこそこ面白くは観れましたけど、それにしたってこの中身で、何で篠原哲雄なのかが全く解らない(それに、おばさん達も綺麗過ぎるよ)。三池崇史か石井聰亙、若しくは黒沢清が監督してれば、ひょっとして大傑作になったかもと思うと残念でなりません(この人選じゃ少しカルト寄り過ぎる?)、6点献上。
6点(2004-11-12 00:55:07)
175.  パルコフィクション
流行の発信地から赤字続きのテナント・ビルへと凋落した渋谷パルコをモチーフとする、パルコのパルコによるパルコ起死回生の為の、パルコらしいオムニバス不条理コメディ。鑑賞中は充分楽しいし、1時間ちょいの中品なので観易いことは観易い。しかし、どうにも納得いかないのが、既に「ウォーターボーイズ」でメジャー・デヴューを果たした矢口史靖監督が、何でまたキャリアを一歩後退させる様な映画を撮らなければならないのかということ。これは「エイリアン2」でメジャー進出したジェームズ・キャメロンが次に「T2」を撮らないで、「殺人魚フライングキラー2」(原題で言えば「ピラニア3」か)を撮る様なもの。自主映画並のお遊び感覚では原点回帰とは呼べません。それに、得意の人形アクションにも飽きてきました、6点献上。
6点(2004-11-12 00:54:17)
176.  シベリア超特急2
≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 2≫ 何と、普通に面白かった。いや、きっと普通に観せられた場合は、憤慨しないにしても退屈だったとは思いますが、「シベ超」だと思って観ればとても楽しい作品だと思う。冒頭、新幹線のカットから入る予想を裏切る展開にまずビックリ。前作からはとても考えられないオールスター・キャストにビックリ(SKD時代を思わせる草笛光子の役と脚線美にもビックリ。寺島しのぶに至っては、これが銀幕デヴュー作)。あの「シベリア超特急」の続編だというのに、よくこれだけ製作規模が拡大したと思う。これは快挙です。そしてこのオールスターの中に於いても、「やめたぁ~」のたった一言で、全てをさらってしまうマイク水野は半端じゃなく凄い。映画への愛も充分感じられました、6点献上。
6点(2004-11-12 00:51:55)(笑:1票) (良:1票)
177.  妖怪大戦争(1968)
大映妖怪シリーズ第二弾は前作と趣をガラッと変え、妖怪達を主役に据えた派手な特撮映画となってます。特にオープニングのダイモン復活シーンが凄い。古代バビロニア遺跡の遠景、見る見る広がる暗雲、大規模な崖崩れ、そしてダイモンの登場と、恐怖感満点。わざわざ遠い日本まで来て、しかも田舎大名に取り憑く理由が不明ですけど悪役に相応しい迫力です。対する日本の妖怪達は揃いも揃って愛嬌満点。伊豆の妖怪なのに、何故か全員の方言がバラバラなのには笑った(皆さん出身が違うんでしょうか?)。【あまみ】さんの仰る様にクライマックスの、豆絞りの捻り鉢巻もいいです。最近では「さくや妖怪伝」などというしょーもない映画もありましたけど、これは是非現在の技術でリメイクして欲しいと思います、6点献上。
6点(2004-11-09 00:10:08)(良:1票)
178.  妖怪百物語
「大魔神」の流れを汲む大映特撮時代劇の新シリーズ第一弾。基本は、悪徳商人と悪代官に苦しむ貧しい町人達に、悪事の内偵を進める隠密の活躍を絡めるという、「水戸黄門」の様に解り易いオーソドックスな時代劇となってます。従って妖怪達の活躍も後半まで待たされますが、「大魔神」に同じく妖怪登場まで、充分本格時代劇として楽しめます。勧善懲悪も徹底して、鑑賞後に親が子供に向かって「悪いことをするとお化けが来るよ」と諭せる仕掛けにもなっている優良映画でもあります。しかも大人も納得のクォリティを保持。これこそ親子での鑑賞をお薦めします、6点献上。
6点(2004-11-09 00:09:47)(良:1票)
179.  カリスマ 《ネタバレ》 
何かモダンな寺山修司って感じ…。私も訳が解らないけど、不思議と駄作だという印象は受けなかったし、つまらなくもなかった。基本的にはAを採るか、Bを採るか、両方採るかという3択問題。それぞれに正論があり、それぞれに権利がある。この森の中にはマジョリティのA派とマイノリティのB派がいて、役所広司が両方採る派。しかし、両方採ることには両方失うというリスクも付いて回る。玉石混交、全滅なら全滅でもいいじゃないか、全員が同じリスクを背負う方がフェアじゃないかというのは理想ですけど、人の生死が関わってくればそうも言っていられない。難しい問題です。ところでこのラスト・シーンですけど、これは両方採った役所広司が勝ったことで、終末が訪れたってことなんでしょうか? 6点献上。
6点(2004-11-03 12:34:35)
180.  福耳
伝説の2時間ドラマ版「リング」を演出した瀧川治水の劇場用デヴュー作にして、俳優・宮藤官九郎の初主演映画は、老人マンションでバイトを始めたフリーター青年に、死んだ老人の霊が取り憑いてしまうというファンタジック・コメディ。老人達の色恋沙汰に巻き込まれながら、青年が自らの進む道を発見していく王道のストーリー展開。王道故に新しさはありませんが、ベテラン俳優達の楽しげな演技と、クドカンの情けないルックスを十二分に活かした設定で、老若男女、誰でも楽しめる佳作に仕上がってます。邦画で「誰でも楽しめる」というのも、最近では中々貴重ですヨ、6点献上。
6点(2004-10-29 00:37:14)
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