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アホをどりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 106
性別
自己紹介 寂しい。悲しい。情けない。惨め。バカ丸出し。ウンコ臭い。キモい。
#####
採点基準に付いて少し。
第一印象で面白いと思った映画は5点以上を付けることにしている。
5点は最低一回は面白く鑑賞できたということ。
つまり5点が基準で、何回くらい飽きずに見ることができるかで点数をプラスしている。
4点以下はよほどのことが無い限り二度と見ないだろうと思った映画。
理屈より実感を優先した採点基準のつもり。

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1.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 
赤い思想は嫌いだがこの映画はいい。 兄の行動は生き延びるという観点からは 先を見ていないおろかな行動である。 ましてや、幼い妹も自分の身勝手の巻き添えにしてしまうとは 言語道断である。 妹はともかくこんなやつに同情はできない。 映画館でそう思いながら見ていた。 ましてやトトロを見た後にこれである。 その併映のバランスの悪さにも腹が立っていた。 しかし、涙が止まらない。 この涙は何なのだとしばらく考えた。 実は今も考えている。 自由と尊厳を求めたのか 妹と二人で理想郷を作ろうと思ったのか…。 今も昔もそんなものを求めると野垂れ死には必定。 しかも戦時という過酷な状況でそんなことをしてしまったこの 馬鹿な兄にどうしようもなく共感してしまう自分がいる。 そして、同情でも絶望でもない涙を流してしまう。 しかし、トトロとの併映はヒド過ぎたと今でも思う。
[映画館(邦画)] 10点(2006-09-01 15:07:23)
2.  デビルマン
マガジンの連載最終回に学校が揺れたのだ。比喩はなく。 昔はねマンガを教室で回し読みしていたのだ。 あしたのジョーとデビルマンの最終回は 学校がどよめいた。 それほどみな熱くなったマンガなんだ。 その熱気を知っている世代はこの映画に腹が立って仕方がないだろうと思う。 実写でやるのは無理だと思う。 アニメにすればよかったのにと思う。 それでも最近のアニメを見ていると怪しいもんだが…。 しかし、東映映画の集大成的な要素もあってそんなに酷い映画ではない。 ヤクザ映画になったり 時代劇になったり 東映映画の要素がテンコもり。 キャシャーンよりはずっとまし。 少なくとも映画のプロが作った映画だ。 思うに、悪魔対デビルマンの前半と 人間対デビルマンの後半に分けて6時間ぐらいの映画にして 国家予算並みの予算で最高のスタッフを集めて 10年くらいかけて作れば そこそこのものになると思う。
[DVD(邦画)] 4点(2006-06-19 17:14:44)(良:3票)
3.  南極物語(1983)
動物が好きな私としてはテレビでやるとつい見てしまう。 けなげな犬たちはいい。でも人間がいただけない。 いちいちやることが杜撰でいかにも典型的なお役所仕事といった感じ。 本当にそれしか選択肢がなかったという感じがもっと描かれていれば人間にも感情移入できるのに。 貴重な犬を借りておきながら、結構あっさりと犬を置き去りにしてしまう。女の子に犬を連れて謝りにいく健さんに愕然とする。健さんにこんな芝居をさせるな。健さん後ろ!。こんなセンスのやつらは切っちゃえ。それから犬たちの銅像の除幕式で人間を間抜けに映していたのはせめてもの皮肉であったことを願う。 その後、樺太犬は絶滅してしまった。英雄とたたえながら、命がけで協力してくれた犬たちの繁殖の労は惜しんだといういことを記憶しておきたい。映画としては4点だがかわいい犬たちに1点プラス。
[地上波(邦画)] 5点(2006-03-19 08:53:35)
4.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
小説や漫画などの原作が映画化されたときの複雑な心境はこの映画に限らず、原作のファンはみな経験していることだと思う。現状を見ると、監督にとっては原作は企画を通すための口実としか思っていないのではないかと疑ってしまう。つまり、その原作は当て馬でやりたいことはほかにあるということだ。こうして原作が浪費されていくことは悲しい。たとえ監督が原作にほれ込んでいる場合でも彼の頭の中の原作と自分の頭の中の原作とは違うものなのは当たり前のことでもうこれはどうしようもない。 なら黙っていればいいものをと思うがやっぱり一言。 人形つかい(「人形つかい」はハインラインの侵略SFで映画化もされているが映画は見ない方がいい)のエピソードを中心にしているのはいいのだが、草薙がなんかフガフガいってて情けない。原作の登場人物たちは健康的な考えの持ち主である意味プラグマティストだ。混沌としているのは背景でその中で現実的に生きるタフな奴ら、これが自分にとっては原作の魅力の重要な部分を占めている。 それからキャラクターの造形が原作と違いすぎる。原作のファンとしてはやはり絵柄ももう少し似せて欲しかった。原作の草薙は結構童顔で、マッチョであるが格闘家のようにしなやかである。映画のはビルダーのマッチョである。 とはいうものの独立した映画としてはいいと思う。面白いのである。しかし原作を思うとき悲しくなることも事実で…、どうしたものか…。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-03-16 09:26:25)
5.  となりのトトロ
光や水の表現が綺麗で、子供のころの田舎の風景を思い出し、しみじみしてしまいます。 農薬の空中散布が行われるようになるまではどこにでも魚が泳いでいて、ちょっと山に入ればカブトやクワガタを見つけることができました。あるときからカブトムシを捕まえることもできなくなり、水路に遊ぶ魚も見かけなくなりました。映画を見ながらなんかそんなことを考えてしまいます。 失われた世界を再現したと言う意味において意味のある作品だと思います。 本家で電話を借りる場面をさりげなく挿入することで、いいことばかりではない村の生活の一端を垣間見せるところもニクイ演出です。 ただ、私にとってはこの作品が宮崎作品がつまらなくなっていく始まりでもありました。まず、「わたしたち風になってる」と言うサツキの台詞に違和感を持ちました。宮崎監督の絵でわからせる演出は並ぶものがなく、どうしてそこでわざわざ台詞で説明するのか?。この後、無駄な説明台詞が多くなったと感じています。 そして、この作品あたりから失速して行くように私には見えます。しかし、興行的にはこの後くらいから飛躍的に好成績になっていったようですので、そう感じるのは私が老いたせいでしょう。
[映画館(邦画)] 7点(2006-03-07 08:53:30)(良:1票)
6.  風の谷のナウシカ
学校をサボって見に行った映画です。劇場から出てきたとたんに自衛隊に勧誘されて困った記憶があります。アニヲタがお役には立たないと思いますと言ったら、「そういう人材が必要なんや。」と言われました。日本の防衛は大丈夫なのでしょうか。 クシャナやクロトワもペジテの民も風の谷の人々もみんな一生懸命生きているだけで、誰も悪くはありません。しかし、それぞれの立場によってそれぞれの葛藤があり、互いに争い傷つけ合うことになってしまう。当時若かった私はそういった部分に感動しました。何かすごいものを見たような気がしました。王蟲や腐海の蟲たちの造形や古めかしい中にも未来を感じさせるメカの造形も熱が出るほどよかったです。これは最高のファンタジーです。今の年齢で見るとまた別の考えもあるのですが第一印象を重視して世間知らずの若いころに戻ったつもりでレビューさせていただきました。
[映画館(邦画)] 10点(2006-03-06 14:23:10)
7.  ルパン三世 カリオストロの城
このころの宮崎作品は車の動きがいい。大塚康生さんが抜けられてからの宮崎作品の車の動きはあまりいいとは言えません。クラリスが運転して逃げるピンクのシトロエン2CVがクラッシュする場面のすばらしさ。またフィアットのあのコミカルでいて理にかなったリアルな動き。こういうのは今のアニメにはありません。それどころか世界的に見ても車をこれほど生き生きとリアルに動かせる技術はないと思います。今のアニメーターの皆さんにはもう少し車のことを知ってほしい。いくらリアルな絵になっても引っ張るだけではつまらないと思います。また、山田康雄さんの声がすばらしかった。クリント・イーストウッドの日本での人気もこの方の功績なしでは考えられないでしょう。無限にきざになれる声とでも申しましょうか、どんなキザな台詞も山田康雄さんにかかれば自然にすんなりと耳に心地よく入ってきます。ルパンの名台詞も山田康雄さんでなければただのキザな台詞で片付けられていたかもしれません。私に書けるのは今はこれが精一杯です。 あ、それから日本警察の車がいすゞフローリアンと言うところがまた泣かせるチョイスです。
[映画館(邦画)] 10点(2006-03-06 13:54:17)(良:2票)
8.  CASSHERN 《ネタバレ》 
昔、思想にかぶれた学生がよくやっていた青臭い新劇、あるいは、教師の指導のもと学園祭で上演された戦争反対の演劇を見せられているようでした。 それに、お前はただの人間だったといわれても納得できません。 ならなぜ新造人間はそんなに強いのでしょうか。 このように、 ラストはもう何がなんだかシッチャカメッチャカでわけわかりませんです。 テーマを台詞で説明されると概して幼稚になります。意識的にそれなりの工夫の元に行われればそれもひとつの手法足りうるしょう。しかし、残念ながら思い込みの強さは伝わってきますが、それがだだ漏れではどうにもならないでしょう。 やはり作品としての一つのまとまりを持たせるためには、何を捨てるかが重要な気がします。意図したイメージの氾濫やあえて理解を拒絶するような不自然な構成や複雑な物語といったものとはこれは違うように思います。すべてのアイデアを取捨選択できずにとりあえず全部ぶち込んでみたという印象を受けました。
[地上波(字幕)] 3点(2006-02-13 08:50:49)
9.  幻魔大戦
石森章太郎のマンガが最初の幻魔大戦で、その後、漫画のノベライズとしてではなく独立した小説として、平井和正による小説が出たのだと思う。石森版は秋田書店発行の単行本で呼んだ。その本には原作平井和正とあったと記憶している。 『続マンガ家入門』(だったと思うけれど今はもう手元にないので確認できない)の中で原作者をつけることに否定的なことを少しだけ書いておられた。おそらくマンガ『幻魔大戦』が連載打ち切りになったことによるものだと思う。当時の人気漫画家だった石森章太郎にとってショックは大きかっただろう。 たおやかな美少女だったプリンセス・ルーナが大友キャラでは自分にはイメージが違いすぎて困惑した。そして、劣等感の塊で姉にべったりの東丈。そしてその弟を溺愛する姉が彼を庇って死んでゆくまでの濃密さが表現されていない。 もちろん、この映画は石森章太郎の漫画ではなく小説の映画化なのだろう。 だから、こういうことを言うのは筋違いなのは承知している。 しかし、『デビルマン』に匹敵する名作漫画・幻魔大戦がありながら 漫画のイメージをばっさり切り捨ててしまったのは残念でならない。 アメリカの暴動に乗じて幻魔がやってくる場面などは小説も漫画も 暴動の熱気が伝わってきて読んでいるこちらまでじっとりとしたまとわりつくような汗をかいているような錯覚におちいるすばらしさ。人種差別も貧富の差も人々の日々の不満も…あらゆる物を飲み込んで人類の命運をかけた宇宙規模の戦いが始まる。 そこを何とか、もうちょっと……。  #あれっ?。ここを見ると原作石森章太郎になっている。ということならなおのこと…。権利関係はどうなっているのだろう?。
[映画館(字幕)] 5点(2006-01-02 09:55:40)
10.  イノセンス
前作『Ghost in the shell』よりも面白く見ることができました。 前作もこんな感じでやってくれていたら良かったのに…。 こういう映画は理解する必要はないと思っています。 ただただ、引用の洪水に身をゆだねて映画の世界を漂えば、 意識が薄れて解脱できるかも知れません。 ただ、戦闘シーンは迫力も説得力もなく残念でした。 戦闘シーンを士郎正宗が監督してくれたら2点UPです。 ヘブライ文字。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-04 19:43:20)
11.  怪獣大戦争
X星人のユニフォームがカッコイイ。水野久美のクローンがいっぱいいるなら自分もX星人になりたいです。 地球側とX星人の首脳会談や、X星人の言うことがいちいち裏腹なところが 『マーズアタック』に似ていると思いました。こちらのほうが先なので向こうが似ているというべきですが。 パリの凱旋門が出てくる怪獣映画は珍しいと思います。 それからあの発明品は今では少年少女の必需品ですね。 やはり一番恐ろしいのは人間だというオチでした。
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-02 10:51:19)
12.  ガメラ対大悪獣ギロン 《ネタバレ》 
ギロンの造形は最高です。カッコイイなぁ、ギロン。 しかも手裏剣を使うところなんかはニンジャリアン。 子供のころに映画館で見たのが初見でしたが 宇宙ギャオスの大根切りに感動して、ギロンが怪獣を切り刻む絵ばかり描いてました。 親が心配して担任に相談しにいって呼び出されたのもいい思い出です。 ガメラシリーズは結構、切ったり刺したり、痛そうな攻撃が多いんですよね。 一度やられてリベンジというガメラの王道パターンもしっかり踏襲されていていいです。 時代を考えると、宇宙人のお姉さんのYゾーンが結構鋭角で驚いてしまいました。 公開当時はそんなことは気にしてないので記憶になかったのですが。 大人になるということはこういうことなのか、多分違う。  
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-02 01:27:27)
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