1. シン・ゴジラ
もうゴジラの次回作は観たくない。 なぜなら・・・ これ以上のゴジラはもう作りようがないから。 誰が監督をしても、俳優がどんな素晴らしい演技をしようが、脚本がどんなに素晴らしかろうが これ以上の「ゴジラ」は誰も作れない。 ここで終わる事に意味がある。 ゴジラよ永遠に・・・ [映画館(邦画)] 10点(2016-10-21 22:19:28)(良:2票) |
2. Love Letter(1995)
この映画を初めて観たのが今から10数年前の事でした。 映画を観終わった後、1シーン1シーン、台詞、音楽、そして映画の世界観が自分の心の中に入りこんでしまい、映画の事が頭から離れず、日常生活にも影響を与えてしまいました。今までの人生でそういう経験はこの映画が初めてです。この映画は全てが美しい。誰の心の中にでもある、甘酸っぱく切ない中学時代の恋愛感情。酒井美紀と柏原崇の演技に引き込まれ心の奥底の切なさとノスタルジーが混ざり合い、言葉では表せないほどの感情が込み上げてくる。今日、10数年ぶりにこの映画を観ました。自然と涙がこぼれました。ここ数年間涙を流した記憶はありまん。自分の中にまだこういった純粋な感情があったんだとこの映画は再確認させてくれました。この映画は、自分の人生の中で一番の映画です。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2011-03-08 09:57:41)(良:1票) |
3. ドラえもん のび太の海底鬼岩城
25年前に母に連れられ映画館で観た遠い過去の記憶が残る、思い入れのある作品です。やはり夏の海というのは、神秘的だし凄くわくわくさせられます。そこにちりばめられた謎、それに対するドキドキ感がこの映画の一番の魅力。自分の子供が大きくなったらもう一度一緒に鑑賞したい、ドラえもん映画の中で一番大好きな作品です。 [映画館(邦画)] 10点(2009-10-02 17:09:41) |
4. それでもボクはやってない
ラストまで集中して観る事ができた。 現実的にあり得る話だから、どうしても自分に置き換えて 観てしまい、恐怖を感じた。 もし主人公が家庭を持った社会人で、家族や世間や社会から 受けるであろう色々な苦悩を見せてくれたら、リアリティが増し さらに面白く、怖かったであろう。 この映画を観て色々勉強もさせてもらったし、裁判や冤罪に対する興味もわいた。 最後に、こういう冤罪が実際に起こっていて、自分にも起こる可能性がるのであれば、 いっその事、電車は全て男性専用、女性専用車両に分けてしまばいいと 単純に、強く思った。 [DVD(邦画)] 10点(2008-08-29 00:27:15) |
5. ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
様々な媒体で酷評されていた例のオチを知った上での鑑賞。 そのせいか、特にラストのショックも無く純粋に楽しめました。 婚約者を選ぶシーンは本当に良かった。 そして、映画館で観たかった・・・。 [DVD(邦画)] 9点(2020-03-07 11:23:00) |
6. 君に届け
いやー得した気分です。たまたまTVをつけていたらこの映画をやっていて、30代後半のオヤジがみる映画ではないかな…と思いながらボーっとみていたら、気が付いたらもうラストでした。最近映画を観ていて、集中する事があまりなかったんです。中だるみというか…でもこの映画は違いました。終わらないでくれ、ずっと見ていたいと思いました。多分、純粋というものにリアルであまり触れていないんですね。嫌なしがらみ、人間関係ばっかり。だから主人公の純粋さ、まっすぐさに感動する。ただの恋愛ものではなく、女子同士の友情にも感動できる。わきを固める役者も良かったです。以前ドラマ同窓生で初めて知った三人。ARATAさん、白雪姫殺人事件の蓮佛美沙子さん、そして朝ドラの夏菜さん。本当皆さんいい味出しています。本当、久々いい映画をみせてもらいました。ちょっと心が洗われました。 [ビデオ(邦画)] 9点(2015-03-28 00:03:20)(良:1票) |
7. 八日目の蝉
《ネタバレ》 タイトルも内容も全く知らず「面白そうな映画があった」と妻が借りてきた映画を、隣でボーっと眺めていたら、冒頭の緊張感のある裁判のシーンからグッと映画の世界に引きずり込まれ、それから2時間半、飽きっぽい自分としては珍しくラストまでその緊張感と興味を保ちながら観賞する事ができた。これぞ「THE・日本映画」だと思った。細やかな心情変化、表情、セリフ、独特の間。登場人物の辛い生き様と対比させ、さらに未来を映し出す美しい景色。全てに統一感があり、映画独特の世界観を創り上げている。観る者の想像に任せるラストも素晴らしい。観終わって約半日が過ぎたが、希和子と薫が過ごしたささやかで楽しい日々や、別れのシーンしか思い出せない。子供の存在というのは、同じ時を過ごせるだけで幸せであり、自分が生きる意味である。そして母が子を想う純粋な気持ちというのは生き物全てにおいて普遍的で当たり前だけど、複雑で儚く、そして美しいものだと強く感じた。 [DVD(邦画)] 9点(2012-02-07 10:52:16) |
8. となりのトトロ
小学生の頃初めて観た時は「つまらない」映画だなと思ったのですが、あれから20年たち、家庭を持ち、子を持ち改めて観賞すると評価が一転「素晴らしい」映画に変わりました。この映画には子が親を想う気持ち、親が子を想う気持ちが詰まっています。また映画のほのぼの感が、日頃の仕事でのストレスを少しだけ癒してくれます。時間が短いというのも観ていて疲れなくていいです。都市伝説は初めて知りましたが、聞いた瞬間ゾッとしました。それと同時に少し悲しく切ない気持にもなりました。 [DVD(邦画)] 9点(2012-01-19 09:59:53) |
9. ALWAYS 三丁目の夕日
タイトルだけは知っていて、全く興味はなかったのですが、たまたまTVやっていて観賞。観れてラッキーでした。ベタな展開でもいいんです。演技もストーリーも素晴らしく久々に感動して心が洗われたたような気がしました。続編もやるみたいなので、ぜひ観てみたいです。 [地上波(邦画)] 9点(2012-01-19 09:19:36) |
10. サマーウォーズ
夏になったし、夏の雰囲気を味わいたくタイトルに「サマー」とついたこの作品を借りて観賞しました。まさに「サマー」でした。夏の青空、雲の白さ、山の緑、朝顔、田舎、親戚、広い家。まさにノスタルジー全開で、子供の頃の田舎での記憶がそのまま蘇りました。この映画は設定の矛盾点や声優陣など多くのマイナス要因をあげられがちですが、そういう事を考えながら観るのがもったいない位の映画だと思いました。ただ楽しめばいい、ただ感動すればいい、ただ映像の美しさに見とれればいい、そういう映画だと思いました。 [DVD(邦画)] 9点(2011-07-19 12:05:07) |
11. はだしのゲン(1983)
《ネタバレ》 幼稚園の頃、母親に無理矢理連れていかれ、嫌々ながらみせられた。とにかく恐かったが、戦争とはこういうものだと脳裏に焼きついた。20年以上経って、改めてこの作品を観た。改めて戦争の恐ろしさ、愚かさを知ったが、この作品のいい所はそれを伝えると同時に、ゲンの明るさ、母親に対する優しさの描写にあるだろう。病気の母を助ける為にコイを盗むシーン、それに対し両親が抱きしめる姿など感動的なシーンが多い。是非、戦争を知らない今の子供達にも見てほしい作品。 [映画館(邦画)] 9点(2008-10-04 15:29:46) |
12. 天空の城ラピュタ
純粋に面白い [地上波(邦画)] 9点(2008-08-30 18:09:13)(良:1票) |
13. [Focus]/フォーカス(1996)
《ネタバレ》 当時、注目していた浅野忠信が出ているということで、予備知識もなく 映画館に観に行きました。 イメージしていた役柄と違い、そのギャップに驚いたのと なおかつあまりのおたくっぷりに、途中、浅野忠信ではなく素人が演じていると 思えるくらい、まるでドキュメンタリーを見ているような錯覚を覚えました。 内容的にも最初のスローな展開から、中盤・後半にかけてどんどんスピード感・ 緊迫感が増してきて、衝撃的なラストで完全にこの映画に引き込まれました。 [映画館(邦画)] 9点(2008-08-08 23:41:29) |
14. さよなら渓谷
真木よう子の演技と、間が全て。その雰囲気を味わえた。 [DVD(邦画)] 8点(2015-02-04 16:50:10) |
15. 風の谷のナウシカ
とにかく世界観が素晴らしい。自分はあえてメッセージ性とか、作者が何を伝えたいとかあまり考えず、この世界観を純粋に楽しみたい。何か、昔のドラクエとかFFを楽しむ感覚に少し似ているが、独特の世界観が作品の一番の魅力になっていると思う。 [地上波(邦画)] 8点(2010-05-25 18:14:09) |
16. 犯人に告ぐ
この地味さ、真面目さがいい。全体に漂う雰囲気・緊張感も程よく、最後まで集中して楽しく観ることができました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-25 00:11:52) |
17. 千と千尋の神隠し
当時映画館で観た時は、意味やメッセージを探そうとして、それが見つからず観ていて理解もできず疲れてしまい評価がかなり低かったが、約10年ぶりに改めて観ると評価が一転、この映画はなかなか面白いのではないかと思えた。多分、あまり難しい事を考えず頭を空っぽにして観たのが良かったのかと思う。世界観や、映像の美しさ、キャラをただ観て、スーッと心にささやかな感動が入り込んできた。トトロも同じような評価だが、ジブリ作品は自分が年齢を重ね、家族ができて、改めて観ると全然違ってみえるのが不思議です。 [地上波(邦画)] 8点(2008-09-25 00:30:25) |
18. Mr.Children in FILM【es】
《ネタバレ》 世間一般で言えば人気絶頂の頃のミスターチルドレンのライヴ+ドキュメント。邦楽界でアーティストが映画になること自体が珍しく、それだけ当時のミスチルの人気は高かったと思われる。それを裏づける当時多数いたと思われるミーハー層のファンの映像も収められている(駅で女性ファンに囲まれ騒がれるシーン)。ライヴ映像は、薄暗いオープニングの中から現れる桜井氏の姿が印象的な「蜃気楼」 世のサラリーマンの気持ちを代弁するかのごとくスーツ姿+メガネで熱唱する「雨のち晴れ」 サビから歌いだし、最後は観客の大合唱で締め、感動的なフィナーレを迎える「イノセントワールド」など見所も多い。ドキュメントシーンやインタビューシーンではメンバーの素の姿もみる事ができ、なかなか貴重であるがもう少し突っ込んだシーンも見たかった。「Asia」のMCはちょっと言わされた感があるが、そのワンシーンからも当時の小林武史のミスチルに対するプロデュースワークを垣間見ることができる。映画は全体的にまとまっていてファンにはもちろん、ファン以外にもそこそこ楽しめる内容になっていると思う。今年ミスチルもデビュー15周年を迎えたが、もう一度こういったライヴ+ドキュメントの長編物を見てみたい。HOMEツアーのDVDで期待したが無理だったので、是非20周年に。 [ビデオ(邦画)] 8点(2008-09-01 00:43:34) |
19. 破線のマリス
《ネタバレ》 黒木瞳は普段あまり演技を見ることがなかったのですが、 思ったよりも演技がうまく、引きこまれました。 陣内孝則もストーカー的な役がはまっていたと思います ストーリーも不法侵入やら、黒木宅への盗撮カメラの設置、 犯人があやふやになる等、納得いかない部分もありましたが、 後半で映像を撮る側の人間が、逆に取られる側へ立場が逆転したり、 予測していなかったラストのシーンで驚きと感動など、 すごく面白かったです。 [DVD(邦画)] 8点(2008-08-18 19:49:11) |
20. インシテミル 7日間のデス・ゲーム
《ネタバレ》 全くの予備知識無しで真夜中に観賞。こういうシチュエーションが好きで、推理物として観なかったせいか、なかなか楽しめた。ただ、藤原竜也ってよく映画でみるけどそんなに人気や実力があるのか?といつも疑問に思う。監督は彼に何を期待して起用するのか。彼が主演することで映画そのものの質を下げているようでならない。綾瀬はるかは今まで一度もいいと思わなかったが今回はなぜかかわいかった。 [DVD(邦画)] 7点(2012-03-12 11:46:17) |