1. 白夫人の妖恋
《ネタバレ》 李香蘭より八千草薫の方が好きだな。 ウエストが細くて、顔も晩年のような卵型ではなくシュッとしていて可愛い。 ラストは少し間延びしていてクドく感じた。 白蛇と人間との愛を描いた内容で、最後はめでたく結ばれてハッピーエンド。 愛には蛇も人間もない。 ひたすら相手を思う気持ちが大事。 なんだけど、後半はひたすら円谷劇場でスペクタクル過ぎるんだよなぁ。 上田吉二郎のアクの強い変態ジジイ演技と、顔がシュッとした可愛い八千草薫に加点で、4点で。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-04-21 20:21:39) |
2. グリーン・デスティニー
《ネタバレ》 ストーリー的にはよく理解できず。 アクションシーンに目が行きがちだが、これってロケーションが素晴らしく良い。 自然の雄大さがよく画面に現れている。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-01-30 21:25:09) |
3. 誰かがあなたを愛してる
《ネタバレ》 香港映画ならやはり舞台は香港が良いかな。 すれ違いまくりの恋、ラストの再会の後はどうなったのか気になるところ。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-18 23:41:17) |
4. 恐怖分子
《ネタバレ》 一昔前の退屈な台湾映画の典型。 最後も夢オチでしっくりこない。 群像劇にありがちな分かりにくさも混在。 [DVD(字幕)] 4点(2022-12-03 13:10:09) |
5. 最愛の子
《ネタバレ》 子供の誘拐が中国で社会問題化してるかは知らないが、自分には実感の湧かない内容だった。 それと、いくら育ての親で夫が誘拐してきたのを知らなかったとしても、後から誘拐してきた子だと知ったなら、素直に諦めるべきだ。 という訳でいまいち感情移入できず、長く感じてしまった。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-11-20 21:16:43) |
6. 少年の君
《ネタバレ》 見ていて辛いシーンの連続だが、いじめの悲惨さを世に訴えるためには必要だったと思う。 いじめ撲滅という観点では良い映画になっている。 一方で、楽しめたかと言えばそうではない。 心が晴れる映画ではない。 今までのチョウ・ドンユイはかわいさで魅力を発揮していたが、本作では演技派としても女優の地位を確立した。 監督のデレク・ツァンもこれからの活躍がますます期待される。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-10-24 00:36:50) |
7. ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
《ネタバレ》 めっちゃ派手、めっちゃ人死ぬ、面白さはまあまあ。 主要人物が都合よく死なな過ぎ! とにかく銃撃線にお腹いっぱい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-09 17:30:03) |
8. 三人の夫
《ネタバレ》 フルーツ・チャン監督の「娼婦三部作」の最終章との事。 他の2作品は良かったが、これはきつかった。 最初から最後まで喘ぎ声だらけ。 こんだけ見せられるとお腹いっぱいどころか、疲労感しか残らない。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-09-29 20:54:33) |
9. スリ(2008)
《ネタバレ》 ガチャガチャうるさいドンパチものの香港ノワールではなく、静かに大人の雰囲気で魅せる香港ノワール。 しかし内容的にはどうなんだろな、イマイチというか雰囲気でごまかされた感がある。 最後の盛り上がりのシーン、雨の中スリをし合うところは特に良いとも思えなかった(暗くて良く見えなかった)。 ちなみに、香港の街をモノクロで撮った写真とともに流れるエンドロールは秀逸、ヒロインの魅力は微妙。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-23 17:02:29) |
10. ソウルメイト/七月と安生
《ネタバレ》 学生時代からの友情って、お互いが歳を重ねていくと、意外と脆くも崩れ去る。 お互いがお互いの人生を歩み出し、それぞれが異なった経験を重ねていくにつれ、学生時代の透き通った友人関係に少しずつ亀裂が入る。 やがてその亀裂は、決定的な決別へと繋がっていく。 そこに異性に対する恋愛が絡めば、更に関係が危うくなることは想像に難くない。 現実には亡くなったが、小説の中では生き続ける。 虚実が織り混ざっており、見てる途中で少し混乱したが、この結び方は実にいい。 話とは関係ないが、安生を演じた中国の国民的女優であるチョウ・ドンユイ、本作でその魅力を存分に発揮している。 [インターネット(字幕)] 8点(2022-09-19 17:38:05)(良:1票) |
11. SPL/狼よ静かに死ね
《ネタバレ》 単純な勧善懲悪ものでないのが面白く、ストーリーに深みを与えている。 主役の刑事たちは、マフィアのボスを逮捕しようと犯罪をでっち上げたりもする。 逆にマフィアのボスには最愛の妻と赤ちゃんが居たりもする。 見所は現代風のカンフーアクション。 あのサモ・ハン・キンポーが暴れまくる。 ラストも切ない余韻を残し、男たちによる男のための映画といった趣き。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-14 10:35:49) |
12. わすれな草
《ネタバレ》 一生、思い出の中に残ってる女性って案外、話したこともなければ名前も知らなかったりするよなぁ。 そして、その忘れられない女性にもう一度会いたいって気持ちは分かるし、話の最後では会えてしまう訳だから、こりゃまさしく男の夢ですな。 まさに、男の夢を実現した話なのだが、再会したところでキスするわけでもなし、ただ見つめ合うだけで、一抹の虚しさも同時に感じる。 男の理想の女性に対する夢物語は、美しくもあるけど、同時に虚しくもあるわけで、見終えた後に何とも言えない切ない気持ちになった。 一方、超イケメンのスモーキーが憧れている女性ってのが、ケリー・チャンってのが納得! 彼女なら確かに、イケメンのスモーキーですら憧れるのが分かる。 「笑顔、初めて見た」っていう最後のスモーキーのセリフ、これもまた素敵! ろくに話したこともない女性にもう一度会いたい!っていう、愚かで虚しい男の夢物語を、まさに具現化した作品で、とっても素敵で良い映画でした。 見られて良かった作品です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2021-08-09 07:51:29) |
13. 玻璃(ガラス)の城
《ネタバレ》 W不倫の行く末としての制裁、それは自動車事故。 だけど、二人の愛はそれぞれの子供へと引き継がれる… ベタな恋愛映画は好きだけど、これはヘタなんだよな。 そこが深い感動を呼ばない要因かな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2021-08-09 07:42:46) |
14. ウィンター・ソング
《ネタバレ》 氷上で抱き合う男女の画が美しい!! こんなに美しい画を観たのは久しぶりだ! 、、の感動はそのシーンだけで、終りに近づく程その感動は薄れていった。 なぜって、二転三転させるために技巧にはしった脚本と、観ている者を飽きさせまいとする演出がハナにつくからだ。 でも、考えてみると、そもそも“愛”というものをテーマに掲げていながら、題材自体に無理がある。 というのは、女が男を捨てて名声を得ようとした時点で、この男女間の“愛”というものは取り返しのつかないエンディングを既に迎えていただろうからだ。 しかも、後で空港で思い直したとは言え、男は女に復讐をしたからだ。 おまけに、監督と女との関係も、“寂しいから”“女優になるため”というのが付き合い始めた動機であるし・・・ つまり、登場人物全てに“愛”を語る資格のない者ばかりが出てくるのだ。 これはひとえに、ストーリーを二転三転させて脚本をひねろうとしたこと、そして、ミュージカルとの融合をはかるためにスタイリッシュさを重視したこと、これらが原因であると思われる。 ただし、美しすぎる氷上での抱擁シーンは、不覚にも心を打たれたので、それなりの評価はしたい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-07 23:04:49) |
15. 恋戦。OKINAWA Rendez-vous
まず、平均点が低すぎます。 これはとても素晴らしいラブコメです。 確かにストーリーはハチャメチャだし、リアリティのかけらもありません。 しかししかし、これほどまでにレスリー・チャンを身近に感じられた作品はありません。 それだけで、ムチャクチャ貴重な作品だと思いますね。 そしてフェイ・ウォン。 彼女がこんなにも美しかったとは! これほど魅力的なフェイ・ウォンは他の作品ではお目にかかったことがありません。 とにかく目が素敵! スレンダーな体のラインも素晴らしいの一言です。 加藤雅也もかっこよかった。 あの赤シャツと、首にさがったネックレス。 これがニクイほど良く似合う。 キャスティング自体も見事ですが、キャスティングを活かしきった演出も見事です。 俳優や女優の演技、そして綺麗な映像を楽しむことができる。 それだけで賞賛に値する仕上がりになっています。 沖縄が舞台ですが、沖縄ならではの爽やかさも良く出ていたと思いますね。 確かに、ヤクザであの車はあり得ませんが・・・ 気になったのが、マルシア似のおねーさん。 これが、かなーりセクシー。 かっこいい男とセクシーな女に溢れた、魅力溢れる作品でした。 ところで、DVDにオマケとして収録されているレスリー・チャンのインタビュー映像とプライベート映像。 これは貴重極まりないですねぇ。 爽やかな笑顔が印象的です。 この数年後にまさか自殺するとは・・・ そういう目線で観ていたので、なんだか切なくもなりました。 貴重な俳優を失ったんだなぁ、と。 とにかくもっと評価されるべき作品だと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2021-07-30 23:44:37) |
16. LOVERS
《ネタバレ》 恋愛模様をCGとワイヤーアクションで表現しようとした試みは良いと思うが、映画そのものは全く良いとは思えなかった。 ストーリー展開も無理矢理感強く、しかも冗長。 それにしても、アンディ・ラウが気の毒過ぎるだろ! チャン・ツィイーは薄情過ぎるだろ! 金城武は、いいとこ取り過ぎるだろ! [CS・衛星(字幕)] 2点(2021-07-24 13:18:06) |
17. エレクション 死の報復
《ネタバレ》 人間をミンチにするシーンはもちろん、棺桶の中に2人向かい合わせで閉じ込められるシーンがキツかった。 あとは見飽きた感あり、普通。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-17 16:40:46) |
18. ブエノスアイレス
トニー・レオンとレスリー・チャンのラブ・シーンは、なんかヤケクソ感が漂っていて面白かった。 決して気色は良くはないが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2021-07-06 00:06:49) |
19. アンナ・マデリーナ
大好きなケリー・チャンと金城武の二人が共演する、香港を舞台にしたラブストーリー。 二人が共演している作品は、本作を含めて3作品のみ。 そのうち、『世界の涯てに』と『ラベンダー』は既に鑑賞済だったので、まだ観ぬ二人の共演作は、本作で最後となってしまった。 『世界の涯てに』『ラベンダー』共々、どちからと言えば主演二人の魅力を引き出すことをメインに作られていた感があり、作品としてみるといまひとつの感が否めなかった。 だけど、二人のファンである私にとっては、それで十分楽しむことができた。 ケリー・チャンはいつの時代の作品を観ても、そんなに極端には変わらない(全然歳を取らない!現在も尚美しい!)が、金城武は歳を重ねるに従い、雰囲気がかなり変わってきたように思う。 本作では、まだかなりの若々しさが残っており、まだヒゲもそんなに青くはない。 本作での二人は、『世界の涯てに』や『ラベンダー』と比べると、それほど綺麗に、又はかっこよくは撮られていないように感じた。 その代わり、作品自体の出来は、『世界の涯てに』や『ラベンダー』より良かった。 何より、普通に楽しめたのが良かった。 ただ、細かい面を言えば、少し作りが雑かなぁ、と思えるシーンも多く、洗練度という点ではイマイチかもしれない。 後半で、金城武演ずる主人公の書いた“小説”の再現シーンが流れるのだが、これが作品全体のバランスとリズムを崩すくらい冗長だった。 でも、そういった荒削りな面はあるにせよ、最後は最後でなかなか感動させてくれるし、観た後の気分もなかなか良い。 これで『世界の涯てに』や『ラベンダー』の様に、二人の魅力がうまく撮られていれば完璧だったのだが・・・ 2000年以降、ケリー・チャンと金城武の共演作は一つも撮られていない。 ケリー・チャンはまだまだ大丈夫そうだが、金城武が“おじさん”っぽくならないうちに、もう一作品くらい共演作を観てみたい。 二人のファンである私は、それを強く望んでいる。 ちなみに同じく大好きな俳優であるレスリー・チャン(故人)も本作ではチョイ役ながら出演している。 そういう意味でも、本作はかなりのお気に入り作品となった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2021-05-31 22:45:51) |
20. エグザイル/絆
《ネタバレ》 暗い画面で撃ち合ってるばかりで、ちっとも面白くない。 ジョニー・トー監督に対して苦手意識が生まれた。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-05-30 20:53:24) |