1. アバター(2009)
大きい画面で見たら映像酔いしてしまいそうな気がして、ずっと見ていませんでした。 評判通りにCG映像は厚みのあって重厚。森の中の精霊が漂うシーンなど、ナウシカはどこにいるのって思ってしまったくらい良かったです。 ストーリーは白人はなんでインディアンを虐殺したのか、ブッシュは核兵器を隠しているとこじ付けてイラクを責めてフセインを殺したのか、あげくはイランコントラまで思い出して、史実にファンタジーを加味しましたという感じ。 見終わって思ったのはストーリーがありきたりなので、どんなに映像が良くても感動はしないなあということ。 ミッシェル・ロドリゲス良かったです。いい役柄に恵まれました。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-07-21 08:28:01) |
2. 赤い風車
ロートレックが身障者だったというのを知らなかったので驚きました。彼の画と当時の雰囲気を味わうにはとても良い映画だと思います。描かれたロートレック像に太宰治がかぶりました。自己憐憫の強いキャラは苦手です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-01 12:12:48) |
3. あるスキャンダルの覚え書き
《ネタバレ》 フィリップ・グラスが音楽を担当すると、どんな映画でも不安と恐れが漂ってきます。身近に、この映画のジュディ・デンチのように自分は人を幸せにしてあげるという思いこみから、目をつけた人をどんどん孤立させ、自分だけしか仲間はいないというように追い込む人がいました。その人のせいで職場や友人を失った私でさえも、彼女のような人がかわいそうだと思えるくらい良い演技だと思いました。一報のケイト・ブランシェットも、一応は幸せな結婚生活を送っているのに、どこか空虚感を憶えて、一途に愛情表現を仕掛けてくる平凡な少年に惹かれていくのも理解できてしまうような名演技でした。どちらの女性も年をとっていくことの淋しさがにじみ出ていました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-11 04:21:41) |
4. 明日へのチケット
《ネタバレ》 大好きな監督3人のオムニバスで、1作目7点、2作目6点、3作目7点。1作目の余韻が3作目にはほとんど残っていないのが、人生なんてそんなものみたいで気に入りました。1作目のヴァレリア・ブルーニ・テデスキはフランソワ・オゾンの映画の時とは違って、おさえた雰囲気がとても良かったです。3作目のスコットランド人の描写は本当にリアルで、さすがケン・ローチという感じ。スコットランドに行ったときに似たようなサッカーファンの人たちに知らないうちに巻き込まれて、言葉も通じないのに、あちこち引っ張り回されたことを思い出しました。この3人組そのものでした。マーティン・コムストンは、「SWEET SIXTEEN」同様に楽しませてくれました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-11-05 16:28:17) |
5. アバウト・ア・ボーイ
どうもヒュー・グラントが苦手で「ラブ・アクチュアリー」があまりにつまらなかったので、今回も期待せずに見たのですが、予想に反して面白かったです。主役の少年と母親とのからみ、人生についてつぶやくシーン、ヒュー・グラントもなかなか良い俳優じゃないかと認識を新たにしました。 7点(2004-07-24 12:40:15) |
6. アポロ13
映画を見ながら事件当時のことを思い出していましたが、今映画として「アポロ13」を思い出そうとすると印象が薄いです。トム・ハンクス宇宙服だとアゴがないのがわからないなあとか、ケビン・ベーコン前から見ると鼻の穴がみえたなあとか、しょうもないことばかり思い出します。 6点(2003-09-22 10:41:54) |
7. アナザー・カントリー
当時ホモ好きな女の子たちがこぞってみていました。ホモ葉きれいなものだと思うような映画ですね。コピーがはずかしかったです。 4点(2003-08-06 01:31:09) |
8. 愛と哀しみの果て
大作映画です。テーマ音楽とアフリカの大きさを感じる映像が大好きです。 5点(2003-08-04 03:22:32) |
9. 愛人/ラマン
街や家、部屋の匂い立つようなアジアンテイストが良い雰囲気を出していて好きです。女性向きのライトなポルノのような前宣伝で見るのをためらっていましたが、さらりとしていて、でも熱のあるような感じの映画でした。 6点(2003-08-04 03:20:49) |
10. アラビアのロレンス
ずっと観ていないままの映画でした。砂漠に行った時に知り合った人たちが、この映画を観てから砂漠に行ってみたくなったと言っていたのと、名作の誉れ高いので、ちょっと期待していたのですが、いまいちでした。砂漠は好きですが。 5点(2003-07-29 02:40:21) |
11. アフリカの女王
オスカー競演。2度も見たのに印象がすごく薄いです。 5点(2003-07-24 00:12:58) |
12. 愛のイエントル
バーブラが頑張りすぎて肩こってしまいます。彼女の意気込みが伝わってくる分、冷めてしまいました。 4点(2003-07-15 03:08:37) |
13. 穴(2001)
汚くて気持ち悪くて後味の悪い映画です。編熱的な話ならうまく作れば岡崎京子の漫画くらいにはなれるのに。この手の自分勝手な恋愛ものは苦手です。 2点(2003-07-04 23:41:10) |
14. 赤い靴(1948)
痛々しい映画です。新聞紙と踊るシーンは何度見ても魅了されてしまいます。内容ももちろんですが、このシーンを見るだけでも価値があると思います。 7点(2003-06-20 06:53:34) |
15. 逢びき
デビッド・リーンはすごいなあと思ってしまいました。ラストの一言にジーンとしたあとで、不倫が成就したときは、ラストの一言はどう変わってしまうのだろうと考えてしまいました。 6点(2003-06-20 06:48:26) |