Menu
 > レビュワー
 > ドラえもん さんの口コミ一覧
ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 903
性別
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  カオス(2005) 《ネタバレ》 
「トランスポーター」でお馴染みのJ・ステイサムを主役に据えているからには、ド直球のアクション映画を連想しがちであり、少なくともトリッキーなキャラクターではない(?)分だけ、余計な先入観を持たれないという事が、本作の本当の狙いであって、最後の最後で、ものの見事に思い知らされるという、実に巧妙に作られた作品である。 映画の設定としては、まず頭脳明晰な敏腕の刑事と新米刑事とのコンビを軸にしていること。そのベテラン刑事は誤射という不祥事を起こし停職中であること。同僚の女刑事との関係はワケありで、また一方、新米刑事は殉職した父親の意思を受け継いで刑事となったこと。白昼に起こった銀行強盗の首謀者は、停職中の刑事を名指しで交渉役にあたらせ、挑発し続ける。やがて、警察内部に内通者がいる事が浮かび上がってくる等々 ・・・。つまりは、どこにでも転がっていそうな刑事モノであるが、それら定番の要素を物語に生かしつつ、映画は観客を“ある方向”へ巧みに誘導していく。ここには犯罪者集団と刑事たちとの白熱の頭脳戦と追撃戦、それに伴う若き刑事の成長物語といったパターン化された面白さが流れとしてあり、決して謎解きとしてではなく、さも純粋な刑事モノであるかの様な体裁を保持しながら、途中で主役が死亡(?)するというハプニングを経て、ラストの大ドンデンへと繋いでいく。劇中、この巧妙なシナリオを仕掛けた男の「カオス理論」を示唆する事による暗示は、映画の中のセリフひとつひとつが伏線やヒントとなって提示されている事を意味し、散りばめられた事象がひとつに収束していく事により、驚愕の結末へと辿り着くのである。昨今のアクション映画としては小品で、腑に落ちない点もあるが、話題になるだけの事はある。監督は、「Uボート 最後の決断」を撮ったT・ギグリオで、脚本家としてもなかなかの才人で、この人も将来が楽しみな一人だ。
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-24 18:02:01)
2.  がんばれ、リアム
幼いリアムは、やんちゃで元気なおませさん。リアムはあがり症で、極度に緊張すると最初の言葉がなかなか出てこない。リアムは両親とお兄ちゃんとお姉ちゃんと仲良く幸せに暮らしている。しかし、この一家の長である父親が突然失業してからというもの、生活が一変してしまい、家庭内がぎすぎすとしてくる。いかにも英国人らしくプライドの高さを棄て切れない父親は、それゆえ仕事に有り付けないでいる。なにかとヒステリックな母親は、仲が良かった筈のご近所との諍いが絶えない。(このあたりの描写はいかにもお国柄を上手く反映している。)そんな中でもリアムは彼なりに家族を想い懸命になる。とくに大好きなお姉ちゃんの髪を梳いてやる仕草など、健気で意地らしくなってくる。子供が主役の映画は、如何にそれらしい子供を発見(又は発掘)するかが最大のポイントで、そういう意味でもこの作品は大いなる成果をあげたようだ。
7点(2002-07-08 00:24:10)
3.  華氏451
一切の文字が禁止され、TVと絵だけの新聞が情報伝達手段として認められている近未来社会。書物を所持することすら違法で、発見されれば極刑に処せられ、火防隊の出動により書物を焼き払われる。なんとも暗鬱な未来で、実際こんな事が起こりうるのだろうかと考えさせられるが、しかし映画は「本は焼失しても記憶は消えない」とした反社会分子たちによる子孫から子孫へと伝えるために、書物の暗記を始めるという感動的なシーンで終わる。
8点(2001-03-11 23:41:43)
4.  カサンドラ・クロス
この年のお正月映画で、本命「キング・コング」の対抗馬として興行的には善戦したものの、評価は惨憺たるモノでした。でも僕は好きですよ!この作品。無国籍風のごちゃまぜのキャスティングが妙に魅力的だったり、クライマックスに至るまでのハラハラ・ドキドキ度など、演出のツボを心得たコスマトス監督、なかなか見せてくれます。(因みに彼はスピルバーグの「激突!」がお気に入りだそうです。)テーマ曲とあわせて、決して忘れてはいけない作品だと思います。
8点(2001-01-04 01:01:51)
5.  カプリコン・1
決してSF映画などではなくて、“こんなことって実際あるんじゃないか”と思わせるような、ポリティカル・サスペンスの秀作。NASAが火星に人間を送ると言いながら、本当は地球上に火星そっくりのセットを創り、その様子をTV中継するという事で国民に体裁をつくろうとする。映画はそのダシにされ脱出を試みる宇宙飛行士と、秘密を隠すため彼らを抹殺するべく執拗に追い詰めるNASAとの、ハラハラ・ドキドキの追跡劇が展開される。これぞアメリカ映画でしか成立しないような設定とそのスケール感。ピーター・ハイアムス監督の最高傑作で、未見の方には超オススメ!
9点(2000-09-25 00:37:04)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS