1. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
《ネタバレ》 確かに皆様方が絶賛するような、今までに観た事もないような、戦場の臨場感に溢れた 映画でした。人が人を殺すという虚しさをも感じさせ、かつ自分が今この状況で何を すべきかと言う事を常に感じつつ生きなければならないと言う事を教わった気がしました。まあ、あまり気に食わない数巻もありましたが、それらを超えた感動を一杯貰いました。米軍は何故、帝軍(日本帝国軍)に見られた様な、イライラ感がなったのかは未だに分かりません。でもビン・ラディン暗殺に成功した後に湧き上がった恐怖感は、この映画を観て少し感じました。一番の好みは「衛生兵」でした。 [DVD(字幕)] 10点(2011-05-04 01:55:47) |
2. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 先行上映で観てきました。今までのⅢまでの暗さが無くなり、非常にスタイリッシュに感じました。3Dの魅力を満喫したのは、まさか縫いぐるみを着けた人間が演じているとは信じがたい怪物処刑人・マジニとの戦闘場面で、水滴の量感、飛んでくる戦斗斧の凄まじさなどでした。さらに飛行機がビルから落ちそうになる場面などなど、次から次と出てきて満喫しました。ゾンビとの鬼気迫る戦斗はやや少ないのが残念でしたが、アンブレラ社の黒尽くめの兵隊は、やや弱いものの新鮮でした。▼後半は、白に満ち満ちた、近代的室内(設定は巨大タンカー内)での戦斗で、犬のアジュンの顔が割れたのには、Ⅰみたいな恐怖はまったくなくむしろお笑いでした。女優さん達もミラをはじめとして魅力的な美人が多く(初感染者が中島美嘉とは気づかなかったので評価はなし?)、満足しました。▼映像的にうれしくなってしまったのは、東京の地下にあったアンブレラ社・本社の自爆場面でした。プラズマ爆弾(?)のような閃光を見たとたん、思わず「ううう・・」と唸ったくらい素敵でした(StarcraftⅠのシネマみたいにカッコよかったです)。 [映画館(吹替)] 7点(2010-09-04 14:19:28)(良:2票) |
3. ハイランダー/悪魔の戦士
《ネタバレ》 初めて観たときには、悪役クルガンの圧倒的な強さ、不気味さ、コスチュームのおどろおどろしさにビックリしましたが、何回観直してもその印象は薄れません。私のなかではクルガンの方が主人公(?)でした。時空を超えてライバルが戦い続ける、という設定は大好きです。ハイランダーの妻ヘザーも儚げでかつ純粋で美しかったですが、ドイツ女性のレイチエルも耐え抜くタイプの女性で惹かれました。それにしても日本刀の「正宗」がかなりの比重を占めた小道具として出てきて、日本文化を知らしめるのに少し役立ったかも? [DVD(字幕)] 7点(2008-05-07 22:58:14) |
4. バイオハザードIII
《ネタバレ》 「あたいとあたいのクローン軍団で全てを退治してやる!」と舞台は東京でⅣを作るつもりではないでしょうね?研究施設で使用しているパソコンはソニーのVAIOで最後が、芝浦・品川の東京、といういかにも・・・、から勘ぐりました。個人的にはⅡの都市部でのアクションの方が好みです。しかし、「Kマート」役をやっていたスペンサー・ロックという女優さんの目が魅力的だったのと、ミラが頑張ってアクションをしてたので4点となりました。音で脅かすやり方は耳に悪く、嫌いです。アンデッドがあまり怖くないのは如何なものかとおもいます。アイザックス博士のゾンビ級がぞろぞろ出てこなくてはならないと思いました。 [映画館(字幕)] 4点(2007-11-05 12:55:11) |
5. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 「羊たちの沈黙」を知らずしてこの「ハンニバル」をTVでみて、脳髄をハンマーで叩かれたような衝撃を受けて以来レクター博士の大ファンになってしまった1人です。今回「ハンニバル・ライジング」を観た後、十数回目の「ハンニバル」を観てみました。種々の新しい事象がみつかり、またまた嬉しくなってしまいました。バッハの「ゴルトベルグ変奏曲」は、「羊・・」ではカセットで、「ライジング」ではレコードで、そして「ハンニバル」では博士自身がハープシコードで自演、とそれぞれ異なっていたことにも何か意味があるのでは?と疑っています。また、これまでは、掏り男を殺し、殺し屋の弟を殺したあの鋭利な刃物は、始めは「整形外科で使用する骨切断メス」だと思っていたのですが、今回、ある筋からの情報で、 あれは米国スパイダルコ社のフォールディングナイフィだという事が分かりました。でもあの刃物の持ち方は、明らかに外科系医師のちょっと特殊なメスの持ち方でした。何故、博士が外科系医師から精神科医師へ変わったのかは、未だに不明です。それにしても「ハンニバル」は、本当に最高級の知識と教養をもった悪魔を描いた映画であると再認識しました。「ライジング」と「レッド・ドラゴン」の間には、まだまだ幾つかの物語がありそうな気がしてきました。 [DVD(字幕)] 10点(2007-08-27 17:34:46)(良:1票) |
6. ハンニバル・ライジング
《ネタバレ》 少し感想をみなおし,変更しました。「ハンニバル」で、レクター博士の悪魔らしさに強く惹かれていました。本作品では、発展途上と言う事もあってか、あまり悪魔らしいスタイリッシュな所や、人間の奥底まで見通す怖さまでは感じられませんでしたが、それなりにグイグイと画面に引き込まれました。気がついた事を整理しました。▼せっかく日本女性が大きな役割を果たすという美味しい配役なのに、日本女優が採用されないことに不満を持っていました。しかし、コン・リーをみているうちに、この女優さんに勝る人を探すのはほぼ不可能であったろうと思えるほど、控え目でいながら強い意思を持った唯一のレクターの味方を演じきっていたと感じました。▼日本的な些細な事;ハンニバルの母親の大切にしていたものの一つに真珠のネックレスがありました。お馴染みの拘束用マスクとダブらせた、兜の面靤も日本的でした。▼医学的な事;敵の名前を思い出させず、イソペンタールを使用した深在意識を呼び起こす(ラボナールインタビュー)で自己静注したのには、少々びっくりしました(「ナバロンの要砦」でドイツ軍が使用したスコパラミンとの差は不明ですが)。▼猪あるいは豚を巡る事;レクター城の壁に猪の紋章が彫られていたのには気がつきませんでした。猪の紋章と言えば「リチャードⅢ世」の紋章も猪でした。他に今回は多分2箇所に出来たと思います。「ハンニバル」では、フイレンツェで豚の噴水が出てきて、バージャーを食い千切ってしまうのも豚でした。このレクター博士シリーズの象徴みたいに感じまた。▼音楽;ゴルドベルグ変奏曲はSPレコードで下宿で流れていました。音楽の一部担当であった「梅林茂」さんは、「TV 雲霧仁左衛門・山崎努」のあの印象深い音楽を作曲した方と分かり、国際的活躍をさらに期待するものです。▼いずれにせよ、久々に最後まで引き込まれた映画でした。この続きは多分、「レッド・ドラゴン」の前の日本での出来事のような気がしています・・・? [DVD(字幕)] 9点(2007-08-25 19:47:45)(良:1票) |