21. 旅情(1955)
もちろん、渋谷の名画座で見ましたケイト(キャサリンヘップバーンの愛称)の映画でもっとも好きな映画です。ベネチアでバケーションを楽しむアメリカから来たオールドミスが現地の男性と恋に落ちる。言ってしまえばそれだけですが、まだ海外旅行もままならない頃の人にとってこのまばゆいばかりの映像はイタリアへの好奇心をかきたてたことでしょう。夕暮れのベネチアの海岸で恋する二人は風景の中に溶け込んでいるようでした。恋などもう私には無いだろう。人を真剣に愛することなどもう出切る訳が無いと思っていたジエーン。しかしそれが現実になって今起ころうとしている。それでも別れは見えているこの恋に飛び込もうかやめようかと迷う女心をケイトが熱演しています。ロッサノブラッツィーもイタリア男のいい意味いやらしさを良く演じていると思います。あの、忘れられないラストシーン誰しもがきっと心に涙と共に焼き付けると思います。デビットリーン監督の不朽の名作としてみんなに薦めたいと思います。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-09-30 08:24:04)(良:3票) |
22. ラブ・アクチュアリー
出てる人の顔ぶれで見たけど、やはりそれなりでした。多くのエピソードがぜんぜん違う立場、違う感性で進行していると思っていたら、なんらかのかかわり合いが有って最後にヒースロー空港で「全員集合!」となるあたり憎いですね。ストリーはありきたりのものですが、つなぎ合せに面白さが有ります。そんなことあるかよ!と言いたいとこ有りますが、流れで見る映画です。ヒュー、エマ、アラン、同窓会みたいですね。こんな軟派なとろい首相なんて、と思ったら大統領に一発かませるなんて!!人種を越へ、国を越へ、年齢を越へ、階層を越へ世界を回る愛!!全てはALL NEED IS LOVE! [映画館(字幕)] 8点(2008-09-30 08:20:56) |
23. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 88年から始まり,90年、95年とシリーズ3作で止まっていたダイハードシリーズが帰ってきましたよ!!いやー! まったく変わらないマクレーン。変わったのは怪我無いぐらいかな。おっと、髪の毛が無いの間違えでした。アメリカも9.11以来テロが題材の映画は神経過敏になっていたので12年も間が空いたのでしょう。ストーリーは外国からのテロリズムではなく国内の人間、それも内部の人間による犯行がみそです。それも何でもありのサイバーテロ!題材はタイムリーだし、今もっとも恐れられているテロの手口です。この便利になった現代社会をラップトップPC1台で手玉にとる。全てのシステムがコンピューターと電力に頼っている限りありえる話だと思います。 今回の見所はシリーズ4作目でありながら2.3の続編ではなく改めて1を作り直したような新鮮さがありました。シリーズ1マクレーンが抱えてたくまちゃんをもらったルーシーもボーイフレンドのできる年になって、親父よりキツイ娘になりましたよ。それとマイちゃん悪党とはいえ、そのクールビューティーなかっこよさ...溜まりません!!マギー.Q.ロングでしたかね。MI3にもでてましたね。 途中でマットがマクレーンに聞きます「何でこんな仕事つずけてるの?」マクレーンが言います。「他にやる奴がいないんだよ!」そのとうり!!この作品は他に誰もやれないブルースの為の最高のアクションムービーですね。「そんなわけねーだろう!!」「なんで弾当たらないんだよ!!」言いたいことはみんな一杯あるだろうけど、そんなのどうでもいいよと言いたい!最後にはスカッと解決これでいいよね!「マクレーン!お帰りなさい!」 [映画館(字幕)] 9点(2007-07-02 23:22:24)(良:2票) |
24. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 いいじゃないですか。こんなボンドもありでしょう。ポカ!ポカ!(殴られている音) シリーズの1作であることは間違いないのだから、こんな仕打ちもしょうがないでしょうね。でも振り返ってみてください。「ロシアから愛を込めて」「ドクターノー」大掛かりなセットもなく(アシューラアンドレスはいたけどね...)だけど、全作品のなかで今でも高い人気を誇っています。物足りないけどこのボンドは自分の体を張って、我々に迫力と、スピードと秘密機関の人間の怖さを教えてくれています。コネリーのボンドも最初はそうでしたよ。そこに戻った感じが私はしましたね。ただボンドになって、皆が言うようにこの後が怖い。00を持ったクレイグがどのようにこの役をこなしていくか、それが楽しみです。 2時間24分 長いように感じないで見れたのはその証だと思います。冒頭の追いかけっこは十分楽しめたし、なによりもハラハラドキドキ感がたまりませんでした。悪者のアストンDB5はまきあげるし、途中で死んで生き返るし、電機ケーブルで一人殺すし、いままでの作品のエッセンスも入ってましたね。感じ方は人それぞれでしょうが良い悪いは決めないで下さい。これも有りなのだと思います。どうですか? [映画館(字幕)] 7点(2006-12-04 19:38:53) |
25. エイリアンVSヴァネッサ・パラディ
《ネタバレ》 見ちゃった!!? 見終えた後の虚脱感!ナンダロネ!不可解?デップ様(付けないとかみさんに怒られる。)のかあちゃんのプロモDVDかな? エイリアンとこの物語との関連は?ジェイソンフレミングはリーグオブレジェンドでジキル博士やってたけどこういうの得意なのかな。ダビンチコードの体を痛めつける館長さんもでてるし、解んない! なんかわかった人 教えてください。 [DVD(字幕)] 5点(2006-07-12 07:57:27) |
26. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 なかなかでしたね。原作を思い切り端折って全体の繋がりで見せる。やっぱりこんな風になるとは思っていましたが、かえって原作を未読の人たちにはすんなり受けいられるのではないでしょうか。始まりのハリーの夢の中に出てくるブォルデモートの感じなんか、原作にぴったりでした。でもなんていってもみんなの話題は3人の成長のことになるでしょうね。ロン、ハーマイオニー、ハリーみんな立派になって、おいちゃんは嬉しいよ!!ほんとうに彼らの成長日記のようなところが、この映画にはありますからね。特にハーマイオニーはいい娘さんになりましたね。それと、今回のVFXは質が上がったような感じがします。クイデッチ、ワールドカップの競技場のシーン3校対抗の魔法コンテストのシーン、素晴らしくてうっとり眺めてしまいました。まー全体によくまとまっていました。ほんとうの英語(キングスイングリッシュ)って、なんか大げさに聞こえませんか?わたしだけかな?ゲイリーオールドマンとレイフファインズは、ばば引いてますね。オールドマンは暖炉の火の中、ファインズは鼻が欠けているし、笑ったらいけないと思いつつ笑っていましたヨ。途中だれることなく3時間弱を見切れました。テンポの良さだと思います面白かったですよ!!! [映画館(字幕)] 9点(2005-11-21 12:36:09) |
27. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 期待して?行ったかな。まずまず面白かったです。ティムバートンの信仰者にとっては、最高の組み合わせになったと思います。ストーリーにはもっとひねりがあるかと思っていましたが、すんなりでした。しかし、冒頭からディズニー批判?かな。燃える人形のグロテスクな顔には、ドッキリさせられますね。さー、始まったぞと思ったら単なるイッツ.ア.スモールワールド嫌いだそうです。見ていくうちにチャーリー以外の少年、少女がごく普通でチャーリーは嘘っぽく見えてきたのは私も相当ひねくれものでしょうか。子供はこどもらしいもんですよね。チャーリーは人間できすぎ。分かってはいるけどなんか変。全体にミュージカル仕立てにしたり、配色を凝ってみたり、ビジュアル的にはここかしこに独自性が良く出ていて楽しみました。うちの奥さん(そうとうなディップフアン)いわく、ディップのメイクが気持ち悪いと、言ってましたが私は、なんか気に入りました。親に認めてもらえなかった過去を引きずる悲しみと孤独感が良く出てました。最後に!拾ったお金は警察に届けましょう!!(大笑い(^○^)) [映画館(字幕)] 8点(2005-09-12 12:37:18) |