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男ザンパノさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 440
性別 男性

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21.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
まず、3Dシステムには期待したいので、注文。視覚の錯覚?の利用なのかわからないのだけど、少なくとも、わたしはこの方式のハードとソフトに”身体的な不快感”を少なからず感じる。大掛かりな、改良がまだまだ必要である。(普通の映画、2D?では受けない不快感) 作品はスゲー!やはり生き物みな、壮大巨大空間、驚愕風景景色が観たい!のだなあ。あとやはり、CGって無機質なものや自然の風景描写のすばらしいのだが、それにくらべると有機物(生き物全体総称)の表現は、すこし落ちるなあ、という印象。しかしながら、変形ヘリや武器全般、空中戦全般のものものしさ(ちょっと、ヘリの密度多すぎでしたが)視覚、聴覚、体感覚にはもう、全身トリハダもん!それから感動したのが、劣勢な原住民ナヴィたちが、どうやって奇跡的に反撃できるかってところ!やっぱ動物とは仲良くね!ゼンゼンちがうがサブプライム問題で、アメリカちっと大丈夫かよ?!なんて、思ってしまった私ですが、こんなの見せられた日にゃあ、なんか、オレが間違ってました。ってな感じ。しかーーし!そうだ!忘れていた!一番印象に残っていて、一番ドーでも良いのが”空間を浮遊する字幕”です。これにはマイッタ! 字幕、掴んじゃったりして。
[映画館(字幕)] 6点(2009-12-29 18:49:43)
22.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
うーん!すばらしいアクション、メカ。ちょっとグレーがかった、きれいでかっこいい映像。しかし、シュワといえばやはりギャラが気になるし(股間も!)スカイネットといえば”アジア航空だし”ほかに、宇宙戦争や大脱走が目の前をとおり過ぎるし、いろんな面で非常にたのしめました。また、筋がいろんなところで突っ込みどころ満載!楽しめます。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-07 14:33:46)
23.  スラムドッグ$ミリオネア
良かったところ。スラムやインドのキッタナイ(それが猥雑でとても美しくみえる)町並み、外国情緒。美しく見えるように撮っているんだろうね。終わってからの踊りと出演者紹介(かっちょいいぜ!!)うーん。しかし、この何の変哲もないハナシにはまいった。なんか、もったいないなあ。これじゃ、オシンじゃないか。なにしろ、兄弟関係のところが、自分のなかで訳解らず、入り込めなかった。そして中だるみした。同じく、海外スラムものでは”シティオブゴッド”が数億倍上質。(ぜんぜん違う映画じゃんよ!いっしょにするな!と言われそう)子供がかわいかった。ハッピーエンドでよかった。
[映画館(字幕)] 5点(2009-05-06 00:11:07)
24.  007/慰めの報酬
ウーン。アクションは、どうしてこういう映し方になってしまうのか!全く、見えねえよ!アンタ単に動体視力悪リィんじゃない?え!俺が悪いの?いやそんなことない!見えないものは、みえねえんだよ!!アホか!センスなし。すこしも面白くない!ジャッキーをみならえ!アクションをこういうどうでもいい撮り方してるから、”作品の価値”が薄れるのだ。まったく印象に残らない。すぐに消え去る!しかーーし!!うって変わって、しかしながら、内容はとってもいいねえ!今風にいうならば、すげえクール!!大好きです。それから、これはどうみても”マックイーン”への”ゲッタウエイ”へのオマージュですねえ。もっとも、クレイグはマックイーンには遠くおよばないが。マックイーン人気は今、世界的である。それから、Mはあんまり出て来ないで欲しい。(きんどうさんみたい)
[映画館(字幕)] 7点(2009-01-26 21:37:52)(笑:1票)
25.  転々
亀は、で、三木監督を知りました。いやー!泣いてしまった!こころが弱いなあ俺は。まあ、単に孤独なのかもしれない。名作!全日本人必見!
[DVD(邦画)] 7点(2008-08-08 00:19:41)
26.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 
最高です!まず、ひさびさミッシェルファイファーの歌声。エエなあ。悪役だがぜんぜん憎めないなあ。そして、トラボルタ!!”パルプフィクション”以来で、いつかやるぞやるぞやるぞやってくれるぞ、やってくれー!!と、わくわくして待っていたが、今回は最後まで脇役でした。残念!やっぱそれは、太った女性のおかあさん役だもんね。そういう意味ではやっぱ、うまいよ、トタボルタ!しかし、あとあと考えると、彼が女装して演じたこのお母さん役、非常にカッコよい。クールです。中心で輝いてました。また、その他、大勢の共演者の個性的で、そのカッコイイこと!また、ストーリーの核心で、”人種”の件がありましたが、わたしは、わたしがコレ観始めた、最初っから感じていたようように、”やっぱりね!!”人種とか、姿形とか、男女とかカンケーねーんだと!みんなで皆で一緒に全員で”ワーッツ!!!”と踊りまくる!楽しい!カッコええ!クール!!気持ちイイ!!からみんなで踊りまくる!!ただそれだけでみんな最高に気持ちいいんだよ。と、そういうことさ!!CGには絶対表現できない、すばらしく、超カッコエエ人間たちの”ダンス”画”そして”音楽”なのでした!名作!!
[映画館(字幕)] 7点(2007-10-23 00:47:01)
27.  ジャッカルの日
ひゃーひゃー!すげー、面白い。かっこえー。 なんつーか、追う方も追われる方も超プロフェッショナルで、 その過程を存分に見せ付けられた日にゃーもう、たまりませんでした。 特に刑事!仕事に徹する、あの淡々とした態度!しょっぱなっから、みるからにふつうそうな、ただのオッサンなのだが、これがまた 異常にカチョエエーのなんの。最後に自分が殺した奴の埋葬に一人立会い、それで、ジエンド!カーーーーーッツ!憎いねえ!フレッドジンネマン!  それから、あのころのヨーロッパの風景、家、町並み、道具、ファッション、クルマ、ヒト、すべてが現代よりも好し! 
[DVD(字幕)] 9点(2007-04-05 22:33:56)
28.  ユナイテッド93
しょうもない作品だと思います。色物以外のなにものでもない。本当におめでたい。ヒトは自分に(それと、自分の身内に)拳銃や刃物を向けられなければ、のほほーんとしているもんだ。危機感ゼロ!なーーーんにもなし!(エリカさんこれなら、何もなしでいいんですよ)。身内総動員のたのしい、たのしい、まぬけな再現フィルム!!そう!再現フィルム創りたいヒトは、勝手に何本でもつくってればよろしい! 
[映画館(字幕)] 1点(2007-02-20 00:39:01)
29.  プラトーン
うーん。今また見ると(べつにみないけど)この映画の存在自体が、ギャグか、”メディアそのもの”に思えてしまう。監督や出演者のせいでは、もちろんありません。”わたしとタイミング”のせいです。(今現在強くそう思う。)わたしにとっては名作ではないなあ。どうでもいいが、それゆえ、昨年観た(わざわざ映画館で)”ホテルルワンダ”なんて観ると、なななななな、なに映画でやってんの?と本気で思う。こういう映画は正直言って、つまらない。まるで小学生向けの教育テレビのようだ。教科書、歴史書、を熟読したほうがよほど面白いし、ためになります。なんかアメリカの映画文化イコール日本のまんが文化というかんじがする。映画館に行くならば”ランボ-”のほうが数億倍も優れている。
[映画館(字幕)] 5点(2007-02-20 00:27:37)
30.  ノッティングヒルの恋人
うーん!また観ちゃったよ。 もう、いいいいなああああ!としか言いようがない。すべてが大好きです。 なにがいいって、主人公の生活ね!仕事もいいね!友達もいいね!アンという”ハリウッド女優”というはホントにたまたま、あのイギリスのちいさな町に来て、スッとはまり込んでしまったというかんじ。違和感がない。女優がくる以前から、主人公の彼周辺の生活は、普通に、平凡でしあわせなのでした。
[地上波(字幕)] 10点(2007-01-17 01:42:23)
31.  アポロ13
映画館でみた後は記憶の渦に埋もれたが、テレビで何度も見て、 おもろい。とくに、ゲイリーシニーズとケヴィンベーコンをみていると、 突然、悪役に転じ、すべてをぶちこわすのではないかと、何回みてもハラハラドキドキ!あいつ、いつかやるぞ、やるぞ、やるぞ、でたーー!そんな感じ。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-03 11:22:04)
32.  戦争のはらわた 《ネタバレ》 
マーチンスコルセーセ(?)のタクシードライバーがあるが、この作品はペキンパーのタクシードライバーみたいだ。どういうことかと言うと、これは、ゲッタウエイやガルシアの首やワイルドバンチと明らかに違う。なにが??それは、タクシーもこれも、ちょっと変なのだ!一番最初に観たときから思ったのだが、タクシードライバーもこれも、ちょっと、明らかに、変なのである。わざとだろうが、浮遊しているというか、離脱しているというか、異型と、スピードとタイミングとイレギュラリティと、、、、、基本!非常に熱血でありながら、非常に覚めた目でみていて、そして、ノスタルジーで憂鬱で、、、、、、しかし悲しくはなく。。。。。そしてなんと言っても強い!死なない!うーーーん!芸術である。男である。もし女がコレ作ったら(だから作ってないって!)その女最高!全編、おそろしい芸術作品!!
[映画館(字幕)] 10点(2006-12-29 21:37:36)
33.  007/私を愛したスパイ
忘れもしません。これを頂点で、もうやること全部やっちゃった感のある、007作品。次のムーンで、大失速。とにかく、おもろいし、もうハナシ巨大、インターナショナルの極地。 特にこれを代表とする、007作品をみると、世界一周最短時間記録に挑戦したくなるのです。さてと、ちょっくら出かけるかあ!
[映画館(字幕)] 7点(2006-08-31 00:44:55)
34.  2001年宇宙の旅
内容は、すごおーく、人間の知的好奇心を満たすものですね。人間に生まれてよかった。(もっとも、動物や虫はすべてを知っているのかも?)空間、物質の極少(アトム?)と極大(宇宙外?)。時の過去(誕生)と未来(無)。人類の英知を持っても誰も知らない世界。そして映像。ジョーズのはりぼてのサメ。パーフェクトストーム、ツイスターを代表するCGの自然現象。タイタニックの実物の船。タワーリングの巨大な、スターウオーズの精密なミニチュア。ベンハーの実際の戦車シーン。ジャッキーチェンのアクション。そして、この映画の最高のセット、美術。どれもこれも、全てが完璧で最高の表現手段だ。取って代われるものでない。とわたしは思う。音楽は?これひとつもオリジナルはないんだよね。そういう意味で映画と全く関係ないが”クラッシク音楽作品”というジャンルは、現代にも引き継がれた、最高度に練られた、人智を尽くした、贅を尽くした、まあ2度と創られることのない、高貴な芸術品であることはいうまでもない。クラッシクにまったく興味のないヒトでも、例えば”ツアラストラ”のせめて冒頭だけでよいから、大ホールに行って、金を払い、実際の演奏を聴くことをおすすめする。それは或る意味、映画”2001年宇宙の旅”を観るよりもすばらしい世界を体験できるかもしれませんよ。(R・シュトラウスなんてたいした事ないが) 今から200年、100年ぐらい前、昔の時代の人類の英知には、もうとんでもない、驚くべきものがある。(おもうに、バッハ、モーツアルト、ベートーベン、ショパンの時代にはもちろん、映画なんかなかったんだよなあ!そう考えると、すべての映画製作者たちが、色褪せてしまうなあ)追加!これには”ヒト”が出てくるが、間違っても”ヒトという生物”は関係ないとおもう。だって、ヒトは”地球の生命の一部に過ぎない”から。犬猫など”動物”からの視点。”昆虫”など各生物のこの世の”視点、感覚ももちろん”存在”すると思う。”心”という機能が我々にあるように。人間が”宇宙”を造ったのでは”当然”ないのだから。地球に住む”ヒト”を含む、全生物が理解するとかしないとかの次元ではないと思う 
[映画館(字幕)] 9点(2006-08-16 21:49:00)
35.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
この映画も非常に切ない。そして、最高にロマンティックです。冒頭の音楽”なんとかリトルテンダネス”そしてラスト!さまざまな大爆発を背景に”またいつか会いましょう”なんて本当にせつないよ。このように、人類の終わる前に、早く恋人を探したい。といつも思う。(またかよ)わびしさよ。わたしの。 自販機を撃つシーンとカッチョイイ、ヘイドンと作戦会議室が好きだ。
[映画館(字幕)] 7点(2006-08-10 18:50:06)
36.  戦う翼 《ネタバレ》 
最初に、一番星桃太郎さん。失礼いたします。、、、、、突撃隊に並ぶ、マックイーンの自爆映画。おまけに性格悪いわ、女から嫌われるわ、マックイーンの真骨頂!しかし、なんと言っても涎デルほどのマクイーンの飛行服すがたと、ジープの運転、そして唯一、パイロットのマックイーン!機のチェックからローテーションまでもうカッチョエーのなんの!しかし、この映画の、まったく演技ではないこのいやな人間性の、不良の、まったく楽しくない、孤独な男。これが人間マックイーンの本質であることはいうまでもない。なんでそんないやな奴になったのか?それにはふれていない。同僚に、女に、そして自分自身にむけるその冷酷な眼。そしてマックイーンは自分の演技を、自分を魅せる才能にかけて天才性を発揮している。厳然と確固たる存在で君臨している。スクリーン上のマックイーンを観ることが楽しくてしょうがない。最後、墜落寸前の自機を操り、着陸を試みるのだが寸前でドーヴァーの白い崖に突っ込む!何度観ても、助かってくれと思う。突っ込めマックイーン!  最後に、この作品と”突撃隊”の2本が、俳優”マックィーン”の”人間”の根幹を貫いている ことは今更言うまでもない。マックィーンそのものである、と俺はおもう。 ”大脱走”でまったく別の俳優になってしまう!!
[DVD(字幕)] 10点(2006-07-03 23:26:53)
37.  戦場のピアニスト
私はピアノ調律師で、オーディオおたくだけあって”ピアノ映画”はいろいろ観ている。そんなわけで”戦場”ってどこ?”オオーツ!ひさびさポランスキーね、どーれ!ってな調子で何も知らんで観始めたわけですよ。そしたらなんと!なにこれ?ホロコースト!ひょっとして超大作?おおすげえ。ジョンフランケンハイマーじゃない? ってな具合で、引き込まれっぱなし。圧倒されっぱなし。きわめてリアル。重厚で、うーん、考えさせられるなあ。主人公がバラード弾くグランドピアノ調律狂ってねーなあとか。しかし暗いまんまで、ごくごく平凡に終わると思ったら、なんとびっくり。私にとって映画史上1,2を争う素晴らしいラストが待っていました。それは”音楽”です。ラストクレジットに入り、(っていうのか知らんがエンドロールっていうのか)”映画史上初”のきちんとした、きわめて良質で高度な”音”音声”音質"演奏”ピアニストの手の演奏の映像”が、”映画”という媒体の中できちんと最後まで表現されました。これは感動的でした。断言しますが、いまだかつてクラッシック音楽の演奏中の状態の音を、画像を、風景を、これほどまでにきちんと”映画”という媒体のなかで表現した作品はありません。(あってあたりまえだとずーっと思ってきたが、なぜかいま現在までまったくなかった)今後は、すこしずつでてくるでしょうが。そして、これによりこの作品は”芸術”として開花しました。言い換えると”コンサート”を観にいったのに値するぐらい。もっともわたしは、よほどすばらしい作品、気に入った作品以外はラストクレジットは全く興味がありませんが。この作品は、エンドロールが完全に”作品の一部”になっていた。人類の暗部である、”戦争という行為”を、人類の脈々と続く、大いなる遺産である、ショパンの芸術作品を現代の演奏家達が”演奏表現”して、フッ飛ばし!ている。すばらしい!!   
[映画館(字幕)] 8点(2006-07-03 02:35:20)
38.  シャイニング(1980)
わたしにとって、この映画はせつない、なつかしい、豪華で非常に遠い夢(悪夢でも) の世界なんです。なつかしいロマンティックな音楽にのって、冷たい誰もいない高い天井の絢爛豪華ボールルームに入っていくと壁に、高貴な古き良き時代のパーティの写真が映される。最高のラスト。それはあたかも、現代人を絶対によせつけない、高貴な階級の大人だけにゆるされた、古き良き時代の冬山の奥地にとざされた甘く切ない夢なのです。音楽、映像、クレジット、タイトル、美術、ホテル、なんでこんなにも高貴なんだろう!すばらしい!第一級の芸術品です。ああー怖い。 それから、冬のシーズンオフが近づき、すこしずつ、ひとりひとり、ホテルから従業員がはなれてゆく様を観てゆくところは、何度観てもイヤだ! 名作。
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-07 22:24:43)(良:1票)
39.  未来世紀ブラジル
この映画を作るにあたっての監督の最初のイメージ”工業地帯の近くの汚れた黒い砂浜は、とてもきれいな黄昏に満ちて、どこかのラジオから懐かしいメロディーが聴こえて来る”というのを映画を観ただいぶ後に読んで超感激した。やはり!!それは、私がこの作品をみて抱いたこの映画のイメージどうり!人生のなつかしさ、さびしさ、せつなさを全てあらわしていたから。 自分の理想の女性と結ばれ、しあわせに長く添い遂げる。空を自由に飛び回り、抑圧された未来社会から解放される。しかし、大抵のひとの人生は思いかなわず、凡庸でまたは非情で、夢は幻で一生を終える。70年代、小6のころ、日本からはるかかなたの真裏はブラジルあたり、というのを知った私はすぐにブラジリアの未来都市のことを知り、その写真、超モダンな建築郡、リオのカーニバル、霧の中山頂のキリスト像、おもいを遂げられないテレビの中の綺麗な年上の女性(梅田智子だ!)への思いにたそがれ、あこがれ、いつのひにか、と切望し、今現在も常にさすらっています。ハリウッドと喧嘩して、私にとって最高のラストを用意してくれたギリアム監督ありがとう。(ここで涙) ””時はながれ、ぼくは新しいことに手をつける。でも、ぼくはまたいつか帰る。 あのなつかしいブラジルへ、、、””わーん悲しいよーせつないよ!でも人生は最高です。映画は、すばらしいイメージだ。追加!子供のころ”ウルトラセブン”の”なんとか惑星”の回の未来都市の風景と、その寂しいお話をタイムリーに大好きで、同時に当時(5、6歳のガキが!)感じた非常なせつなさは、無力感は、心地よさは、この作品を大人になってみた時のせつなさに非常に相通じるものがある。こういうようなものを、感覚を、眠っている時に我々が見る”夢”の変わり、代用にわたしは”映画”を捜し求めている。人は見たい夢をみることができないから。ラスト近く。整形ばかの母親  の葬式に入ってゆくところの音楽はすばらしいし、その後、ラストまでの怒涛の展開はまさに、”悪夢!!!”そう、”わたくしのイメージする悪夢”そのもの。でも、観た当時に思ったことだが、”ブラジル”とは、ブラジリアを指すか?はたまたリオか? また、この作品には、”ブラジル”のメインテーマ音楽ではなく、、、、、、アントニオカルロスジョビンの”フェリシダージ!”が最適である!
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 14:57:38)
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