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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2005
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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21.  博士と狂人 《ネタバレ》 
実話を映画化するに当たっては、脚色の塩梅がすごく大事だと思うんですよね。出来事の羅列だとつまんないし、フィクションすれすれに盛られても鼻白んでしまうし。 本作はやや後者寄りの演出に感じられてしまった。マイナー氏と被害者女性のロマンス話はわたしにはちょっと煩く、ほんまかいなとの疑問が先立ちます。またショーン・ペンが一切手抜きなしの重ったい演技で惨状感を増すし。 こんなに浪花節的に話をこしらえなくても、OEDの編纂という大事業なのですから他にもっと「へえー」となる裏話エピソードがありそうなものですが。完成まで20年も要しているのですし。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-04 00:13:34)
22.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
無骨が売りのクレイグ・ボンドも3作目ともなると観てる側もキャラになじんで、シリーズとして暖まってきた感があります。 今作も筋肉無双の活躍ぶり。育った過去にも踏み込んで(客が望んでいるかどうかは別として)人間性の掘り下げにも挑んでいる脚本であります。 何するか分かんない狂ったおっかなさを表出するに二人といない逸材のハビエル・バルデムがこれ以上ない敵役を演じれば、年季の入った貫録で一歩も引かないジュディ・ディンチのM。待ちに待ったQの登場。手掛ける秘密道具だけでなく、彼自身が味わい深いというのが新しくて楽しい。硬かったクレイグ・ボンドがQとの絡みで茶目っ気を引き出される副効果も生まれています。ボンド作品に必須の役者が顔を揃えた3作目にして、新しい時代の純正007にブラッシュアップしたように感じますね。あっ、でも‶若い”ボンドガールとボンドがべたべた絡まない珍しい作品でもあります。そのへん物足りない人もいるかも。
[DVD(字幕)] 7点(2022-06-23 23:35:08)
23.  007/慰めの報酬
ご都合主義をぐっと減らして路線転換したクレイグボンド第2作。D・クレイグは歴代ボンドの誰よりも乱暴度が高くて、身体を張ったアクションも見栄えがしますが軟派じゃなくなったジェームズ・ボンドって妙に硬い。 愛想の無いクレイグボンドその人同様に話もなんか真面目で、Qの小道具やすっとぼけなボンド味がちょっと恋しい気もします。 お話はやや一本調子にも感じ、意外性に驚くということがないので前作よりはパワーダウンかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-31 23:25:14)
24.  バトル・オブ・ザ・セクシーズ 《ネタバレ》 
エマ・ストーンとS・カレルがもう凄くって。あの時代に起きた出来事をなぞっているけれど、二人が‶今進行形で生きている人”としてキャラを立ち上げてくれているので物語が生き生きと動いています。 ウディ・アレンの映画では眩しいくらいに可愛かったエマがキラキラ要素を捨て去って闘う女子選手になっていて、この振れ幅の大きさは女優としての力量を感じさせるものでした。スティーブ・カレルの熱演はもう大変です。熱量、高い高い。もうボビー・リッグスはカレルの仕事でしか思い出せないだろうなあ。 それにしても「女にも敬意を払え」と訴えるために男VS女の試合なんぞという見世物興行にも甘んじなければならなかったとは。当時の先達らの労苦をつくづく思わされる映画でありました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-21 22:45:16)
25.  LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 《ネタバレ》 
テレビの情報番組で15分もあれば紹介できる(実際見たことあるような)内容を2時間近くにふくらますのは脚本家も苦労したことでしょう。ドラマチックなのは近年急速に発達したIT技術で何万キロも離れた故郷を見つけ出すことに成功した、というくだりだけですもん。先進国ではたいていの人の日常は淡々と過ぎていくものです。ちょっと面倒な義弟がいたとしてもドラマにするほどのことではない。 どちらかというと前半のインドの混沌の方が圧倒的で、スラムドッグミリオネア再びといった描写には言葉も失います。孤児が道端で寝ていても大人は無関心で通り過ぎていく。あまつさえ犯罪者集団まで現れる。サルーが行政の保護下に入るまで何度もギリギリ犯罪者の手から逃れる場面があって、そんなインド社会の刹那なことにショックが強かったためオーストラリアで成人してからの後半は物語として完全にピークダウンした感がありました。構成としてあまり上手くいってないんじゃないかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-18 23:35:20)
26.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 
「ビートルズが消えた世界」かあ。まあこうなるよね、という展開とオチ。でも全編にわたってビートルズ愛とリスペクトに溢れてて、もちろん楽曲が最高なので楽しかったです。 この世界にビートルズの記憶がある人が主人公ジャックのほかに二人存在していて、ついにジャックの前に現れるシーンがヤマ場の一つとなっています。ここ、意外な展開を見せました。てっきり泥棒呼ばわりされるかと覚悟したら、曲を甦らせたことに感謝された。や、これもし自分がビートルズの記憶アリ側の人間だったら、彼らと同じくジャックに感謝したくなるかもです。ある日持っていたCDもテープも消え、ビートルズの曲が聴けなくなる。狼狽するだろうし、そしてそれらを復刻できる技量の無いことにがっかりする。そんな時、‶新曲”としてだけど高い再現力でLet it Beがメディアから流れてきたら。ああ、演奏できる誰かがこの世に生き返らせてくれたと嬉しいでしょうねえ。 ジョン・レノンが凶弾に倒れることなく齢を重ねていたというアイデアも優しくて素敵でした。役者さん、そっくり。 ビートルズを前にして自らサリエリ役に甘んじて脇を務めたエド・シーランのユーモアセンスには脱帽です。 そうだそしてあの世界にはさらに‶ハリー・ポッター”を復活させる凄い人が出てくると良いですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-17 23:49:11)(良:2票)
27.  フロッグ
うわー凄い。鮮やかなミスリード、真実を知った時のカタルシス。構成力は超一級品です。 この作品を一枚の大きなからくり絵とします。端から時間の経過とともに目で追っていくと途中で紐が引かれて、それまで見てきた絵のパーツがひっくり返って違う絵が現れる。それが終幕までに何度か繰り返され、最後の紐が引かれた時現れた絵は最初と全く違っている、そんな感じです。 観ている側にあえて情報を伏せる場面もありますが、繋がりに不自然さが無いので違和感を抱かせません。騙され好きな方におすすめです。 なんだか不安な気にさせる音楽と映像も良いです。清潔感があって美しくでも冷ややかな画ヅラがとても印象的で、モデルルームのように生活感の乏しい豪邸のショットが頻繁に挟まります。大きな屋敷ってしん、としているだけで何故緊張するのでしょうね。 自動シャッターの巻き上げの部分とか冷蔵庫の電球がぽっと灯る瞬間とか、丁寧すぎるほどの描写にも注目。この映画全シーンが伏線みたいなものなので二度目に観たときはそんな何気ない場面のひとつひとつにも過剰に深読みしがちになりました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-05-13 22:56:01)
28.  セブン・サイコパス 《ネタバレ》 
7人(6人)分のサイコパスの方々が入り乱れてのお話なんですけど、どうも一点に収束する力が弱くてまとまりに欠けた結果とっちらかって終わった印象なのですよね。物語上の架空のサイコパス氏もカウントに含めるものだから現実にリンクさせるのが難しく、脚本でも苦労したことでしょう。ベトナム人の件はとても無理矢理です。 ストーリー展開はだからちょっと肩すかしで面白いとはあまり思えないのですが、でも私けっこう観てる間は好感触だったです。 主要人物らが役にハマっていて生き生きしちゃってるんですよ。特にS・ロックウェルとファレルとウォーケンのバランスが良いです。何考えてるのか底知れないお調子者なロックウェルと茫洋と振り回されるC・ファレルと人生経験の差で達観した落ち着きを見せるウォーケン。そこに愛犬家の殺し屋ハレルソンがキレ気味に絡んでくる。この構成がドラマとして配置抜群で役者の演技力も申し分なし。乗せられてちょっと楽しかったです。ほんと、もう少し話に力があったらなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-10 17:22:06)
29.  007/消されたライセンス 《ネタバレ》 
T・ダルトンボンドの作品は脚本がすっきりしていて観易いのだけど、その分今回はちょっとヒネリが無さ過ぎかも。でもまあ敵役はおっかないし火薬の量はすんごく多いし、普通に楽しめました。 Qが現場に出てきた!とか久々仕事のできるボンドガールの存在が大きいとか(ボンド、彼女がいなければ3回くらい死んでますよね)、見どころも多々あります。 若きデル・トロが見られるとは思わなかった。とてもキレてる殺し屋を好演でした。さすがです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-03 14:40:17)
30.  カセットテープ・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
タイトル(オリジナル)からしてスプリングスティーンのデビューシングル。もはや映画がスプリングスティーンの楽曲で構成されているといっても過言ではないですね。歌詞も一々表示されるのだけどコレが主人公の置かれた境遇にどんぴしゃで、実話ベースと聞かされてなかったらレコード会社のプロモーションかと思っちゃいますね。 父親への反発、社会からの差別、追いかけたい夢。それに加えて恋と友情、とジャベドの10代は絵に描いたような青春グラフィティの記号であふれています。ありきたりといえばそうだけど、ロックミュージシャンに心を支えられて無茶ができるのはティーンエイジャーの特権で、誰でもちょっと身に覚えのあるあの頃を瑞々しく蘇らせてくれる作品でした。 上の世代のお父さんの苦悩もちゃんと説明してあるのも共感の幅を広げられていると思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-26 19:11:47)(良:1票)
31.  007/リビング・デイライツ
歴代ボンド作の中でもすっきりと観やすい一本でした。 ティモシー・ダルトンの身体能力が高くて、てきぱき動けるのも画がもたつかなくて良い一因なのかも。007ぽい能天気で派手な見せ場もスタンダードなカメラ演出で疲れずに観られます。 ボンドガールがこれまでにないレベルのお馬鹿さんで、ボンドの足を引っ張ってるのみにしか見えないのですが、ぱっと見ナスターシャ・キンスキーかと見間違えそうなほどの美形なのが幸い。スクリーンの彩り役割としては満点でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-19 22:40:38)
32.  魂のゆくえ 《ネタバレ》 
わたしにキリスト教的な思想の下敷きが無いからなのか、観ている時の体調とメンタルのコンディションが合わなかったからなのか、ちょっと理解に苦しむ作品でした。 ‶打倒巨悪”の考えに取りつかれて暴走しかけるプロットは、「タクシードライバー」そっくり。でもデ・ニーロ演じる主人公が社会の底辺で鬱屈して偏執性向を募らせるのには大いに共感を呼ぶ力があった気がするけど、イーサン・ホークの観光牧師がこじらせていく気持ちはちょっとピンと来なかった。神への信仰心に依って人生を生きる人間て他者の考えにあんなすぐ感化されるもんかなあ。 や、思うにね、牧師さん体調が悪いからだよ。具合の良くない時って思考には向かないよ。吹き込まれた問題が今回は環境汚染だったけど、コレがいじめ問題だったり、年金カットだったりあるいは宇宙ゴミのことだったりしてもきっと同じように(無駄に)思い悩んじゃうのではないかな。 あと、驚愕のラストの解釈の難しいことったら。なんだかお手上げです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-14 23:11:36)
33.  007/美しき獲物たち 《ネタバレ》 
デュラン・デュランの主題歌も懐かしい、いかにも80年代の作品。セットや空撮にお金がとてもかかっていそうです。 クリストファー・ウォーケンの皆殺しキャラっていうのが、このあたりから戯画的になってて娯楽作を観る側の抵抗も少なくなっていったような気がします。 ロジャー・ムーアの最後の007作ですがボンドガールはぱっとしないし、ムーアの活躍よりもウォーケンやグレイス・ジョーンズといった敵役のキャラ強さが際立ってしまってますね。 天上天下唯我独尊のウォーケンを唯一真顔でビックリさせた終盤のグレイス・ジョーンズが一番の敢闘賞でしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-01 00:02:31)
34.  僕たちのラストステージ 《ネタバレ》 
キャリアの頂点を過ぎるというのは残酷な扱いを受けるものです。「あの人は今」なんて言われ方をされますし。 一世を風靡したローレル&ハーディでさえ、娯楽の座が映画館からテレビへと映る時代の変化に取り残されてしまい、今でいうなら「大物」なのにドサ回りのような巡業に甘んじることに。自ら何度も映画プロデューサーに電話をするスタンの姿は切なくはあるのだけど、喜劇役者としての矜持でいつもピン、としていてその尊さが胸を打ちました。もう泣けました。 なんといってもこの映画、ローレル&ハーディに対して敬意があふれています。お二方を完コピしたジョン・C・ライリー(なんて凄い特殊メイクだろう)とスティーヴ・クーガンの仕事が素晴らしい。この、泣けてしょうがない胸のざわめきが‶スタンとオリー”になのか‶ジョンとスティーヴ”に対してなのか、自分でもわからなくなっちゃった。 それに戦前のお笑いってやっぱり素朴で良いなと思いました。毒気が少なくて絶妙にとぼけていて、あの時代に生きていたらお腹を抱えて爆笑できたのになあ。今ではくすくす笑いでの鑑賞ですけど、十分幸せな気持ちになりました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-03-26 09:47:54)
35.  007/ダイヤモンドは永遠に 《ネタバレ》 
007にS・コネリーが戻ってきた!という看板だけで商売しやがってますね。あんまり面白くないですもん。 序盤まではテンポよくまだ観られましたが、葬儀屋で強運すぎる生還をしてからは一気に脚本力が低下していきます。 ネタ切れとか水増しとか皆さんの感想どおり原因はいろいろあるんでしょうが、ボンドが何故ここに来て何を目的に動いているんだろうと度々話を見失うのには我ながら疲れました。飽きながら観てたからでしょうな。 そうだ、ゲイの暗殺者ペアのみシリーズに新風を吹き込んでおりました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-03-14 23:49:30)
36.  15年後のラブソング 《ネタバレ》 
中年同士の恋愛もの、とくくるには「惚れた腫れた」感があっさりしていてべたつかず、そこがとても心地よかったです。 アラフォーともなると男でも女でも背負ってきた人生の事情がてんこ盛りで、その分互いに新しい出会いには臆病になるもんですわな。今作では病室でのタッカーの親族大集合の場面がソレで、なんかもう笑っちゃうやら気の毒やら。 主演二人が良いんですよ。イーサン・ホークもローズ・バーンも若々しくて、大人だけど迷走しているところなど共感のツボがたくさん。E・ホークは本作で初めて凄く良い役者に感じました。ハマリ役っていうんですねきっと。 あと、脇を務める熱狂的なタッカーファンのダンカン。この人の、熱に浮かされ気味の空回りっぷりがお話のアクセントになってて巧い作りです。どこの国でも熱心すぎるファンって、対象のアイドルからは(近い気分でいて)遠いモンなんですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-03-13 23:18:38)
37.  007/ユア・アイズ・オンリー
いろんな国に舞台を移して、その都度アクションシーンに時間を割いていて、でもストーリーとしては大して面白くないので長く感じました。 積雪地方でウィンタースポーツ総大会を見せられたかと思うと、ギリシャの陽光のもとダイビングで潜り、その次は高山で崖登りもしているムーア・ボンド。体力必要イベントが総花的に繰り広げられるのを観てるうち、ボンドが何を任務としているのか忘れそうになります。 スキーやボブスレーの現場にバイクを持ち込んでの撮影はそれは大変だったことでしょう。スタントさんの苦労は偲ばれますが、今戦っている相手は誰だっけ、と思うこと数回で集中が途切れます。ロジャー・ムーアも10代の女の子が憧れるにしてはオジサンすぎませんか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-17 23:56:33)
38.  女王陛下の007 《ネタバレ》 
ボンド俳優にジョージ・レーゼンビーという名前があるのを初めて知りました。他の5名は耳にしていましたが。 本作のみのボンド役、レーゼンビーはまずまず及第点とは思います。スタイルは良いしアクションも動けてるし。しかしいかんせんアクの強いコネリーの後任ではハードルが高過ぎました。獅子奮迅の働きをしてもレーゼンビーではせいぜい総務課長が頑張っている、という印象になってしまうのです。冒頭海から女を助け上げて「やあジェームズ・ボンドだよ」と自己紹介したとき、おそらく世界中が激しく違和感を抱いただろうと推測します。 お話の方は、終盤のコネリー版の能天気な馬鹿っぽさが払拭されてきりっと引き締まりました。吊るされた同僚の姿とか、ラストの非情さは007シリーズの中でも異彩を放つエッジの切れっぷりだと思います。 スキーでの追走劇は素晴らしい撮影技術で、画のブレも無くスピード感も堪能できますし、おそらく007の名を冠していなければレーゼンビーのアクション代表作として彼ももっと評価されたのではないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-13 17:14:28)
39.  ナイト・オン・ザ・プラネット
人間てのは日々他愛のない時を過ごしているもので、誰にでも覚えのある‶さして意味のない”でも”確かに生きてた”瞬間を刻むのがジャームッシュ。ツボるかツボらないかはほんと人によりけり。そんな彼の映画がこんなに高得点とはちょっと驚きです。 わたしが好きなのはロスとニューヨークかな。ドライバーさんたちの中では一番ウィノナがキュートでよかったな。
[DVD(字幕)] 6点(2022-02-02 16:58:05)
40.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 
うわー、これは一体。ショーン・コネリーのキャリアに燦然と傷跡を残すすっとこどっこいな怪作ですね。あーあ日本が絡んでるなんて(泣) 冒頭からアヤシイもんな。エド・ウッドに毛が生えたレベルの宇宙船があろうことか敵艦(?)をぱくっと食べちゃう。自分でも何を言ってるんだか。 あとはもう、ボンドを女とイチャつかせるために話が展開していくみたい。太ったコネリーは数少ないアクションシーンもキレが無く老け込んだ感が強くて魅力的じゃありませんでした。誰ですかボンドの首に手ぬぐい巻くよう指示したのは。 日本の描写についてはもう何をかいわんや。「日本の女は胸毛が好きだ」って丹波さん何言ってるんすか。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-01-31 22:48:37)
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