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61.  スーパーマン(1978)
映画はカーテンの画面から始まり、やがて白黒スタンダードでコミック・ブックをめくる少年の手に。その中に描かれている建物の広告塔(デイリー・プラネット新聞社)の地球儀の周りを回り始め大宇宙に飛び出して行き、例の青く光る帯をひいてタイトル文字が現れては消える。やがてクリプトン星のクリスタル都市へ・・・という見事なオープニング・タイトル・シークエンスは、J・ウイリアムスのテーマ曲と共に見事であります。  緑の平原の中にポツリと家があって、とてつもなく広い青空の彼方には地平線が見えているという、アメリカのノスタルジックな風景が素晴らしく印象深い。今は不幸にも障害者となってしまったクリストファー・リーブだが、本作で華々しくデビューした彼の勇姿がなんとも眩しい。
8点(2001-02-17 00:05:07)(良:1票)
62.  007は二度死ぬ
日本が舞台ということもあって、そのロケ中に、お城の壁を手裏剣で傷をつけた事が新聞記事にもなった程、特に我が国ではなにかと話題に事欠かない作品であった。追っ手の車をヘリで工業用磁石を使って吊り上げ、そのまま海へ捨て去るといったシーンや、“リトル・ネリー”なる、組立て式小型ヘリと敵側のヘリとの空中戦といった楽しさもあるが、メカや仕掛がだんだんマンガチックになってきたのもこの頃で、あまりにも奇想天外でまったくリアリティを感じない。劇中登場する幻の名車“トヨタ2000GT”が、今では懐かしい。
8点(2001-02-04 15:36:41)
63.  007/ドクター・ノオ
この時、S・コネリーは確か弱冠29歳だった筈。(この頃から老けてました!)しかしすでに貫禄は十分で、その後の彼の活躍ぶりを暗示しているかの如く、不敵な役柄を実に憎々しげに、そして颯爽と演じきり、今日のJ・ボンドというキャラクターを見事に創り上げたという点でも、まさに記念すべき作品である。さすがに風俗的な意味においては古さを感じないわけではないが、その独特のオリエンタルでミステリアスな雰囲気や新機軸のサスペンスの面白さは、些かも衰えていない。
8点(2001-02-04 15:17:06)(良:1票)
64.  キリング・フィールド
映画の後半、ガイドのプランが体験する“殺戮の原野”の地獄廻り。その中でも殺された人間たちの白骨が泥沼の中に捨てられている景色を見るとき、我々観客としては言葉の無力感とともに国家のイデオロギー論議というものに、虚しさを感じずにはいられない。ようやく脱出に成功し、赤十字のテントを遠くから眺めるプランの固く静かな表情には、忘れがたい印象を残す。R・ジョフィ監督は、画面構成とエキストラの使い方が巧みで、戦場ならではのダイナミックな臨場感を見せてくれる。
8点(2001-01-22 13:34:19)
65.  カサンドラ・クロス
この年のお正月映画で、本命「キング・コング」の対抗馬として興行的には善戦したものの、評価は惨憺たるモノでした。でも僕は好きですよ!この作品。無国籍風のごちゃまぜのキャスティングが妙に魅力的だったり、クライマックスに至るまでのハラハラ・ドキドキ度など、演出のツボを心得たコスマトス監督、なかなか見せてくれます。(因みに彼はスピルバーグの「激突!」がお気に入りだそうです。)テーマ曲とあわせて、決して忘れてはいけない作品だと思います。
8点(2001-01-04 01:01:51)
66.  フレンジー
どこまでもツキに見放され挙句の果て殺人犯に仕立てられる男と、実に要領よく世間を渡り歩き殺人を繰り返す男と、そして事件の真相を探る警部とがそれぞれの運命の糸に引き寄せられるように、一同に会する皮肉なラスト。実に巧みな話術とストーリーの構成力には思わず唸らせられる。警部と奥さんの手料理のシーンは一服の清涼剤として笑わせられる。
8点(2000-11-26 23:25:02)(良:1票)
67.  未来世紀ブラジル
人間の情報が管理化され無気力に働く人々という灰色の未来。その中で管理社会に圧殺されていく一人の男の悲劇を、風刺を交えた圧倒的なイマジネーションで描いた異色の近未来SF。主人公が翼をつけた鎧を身にまとい空を飛び、美しい娘の為に悪玉をやっつける。それを阻もうと地面から突如出現するビルディング。主人公のアパートの壁に這うように機能している無数の管のイメージ等々、T・ギリアムの“すべてが夢の中の出来事あるかのような”創造物に対する異能ぶりが如何なく発揮された秀作。スタンダード・ナンバーのサンバのリズムがなぜか哀しく聞こえる。
8点(2000-11-26 17:33:34)
68.  フォロー・ミー
原作は一幕物の舞台喜劇で、仲良し夫婦の勘違いを「堕ちた偶像」、「第三の男」のキャロル・リードが軽々とした演出で描いた小粋なコメディ。可憐なミア・ファローと珍優トポルのリズミカルで溌剌とした演技が、この作品に生命を与えている。やがて誤解がとけて、テムズ河の遊覧船上で女房の前に、夫が探偵愛用のコートを着て登場するラストも粋です。“♪フォロー・ミー”のテーマ曲は今もマイ・ベスト!
8点(2000-11-18 23:13:25)
69.  わらの犬(1971)
若い魅力的な人妻に目をつけ、やがて精薄の青年を追っかけてきた村のならず者たちを、自宅への侵入を防ぐため自らの知力と体力の限りを尽くし皆殺しにする数学者。都会から逃れて新天地の田園での平穏な生活を求めてやってきた主人公夫婦だったが、しかしこの世の中、何処へ行こうとも暴力の危機からは逃れられない。S・ペキンパー監督は、主人公が大惨劇のあと精薄者を車に乗せて霧の中を彷徨うラストに、当時のベトナム戦争末期のアメリカの姿をダブらしているかのように描いてみせる。
8点(2000-10-15 14:59:48)(良:1票)
70.  シャイニング(1980)
独特の映像哲学であらゆるジャンルに挑戦し続けるS・キューブリックの今回のテーマはオカルト・スリラー。この作品、観る人によって意見が分かれるでしょうね~。ただ原作をあえて無視してまでも自分独自の世界を構築するといった、彼の一貫した姿勢だけは評価しておきたい。相変わらずの洗練されてはいるが無機質な左右対称の構図や、本来誰もいないはずの広間に大勢の話し声が聞こえてくるシーン、クライマックスの積雪でできた迷路でのスティディカムの撮影効果などなど、これぞキューブリックの世界だと強烈に印象づけられるシーンばかり。ただ少女の亡霊などのさまざまな魑魅魍魎の登場シーンや、あるいはエレベーターから血が噴出すシーンなどは、意外なほどパンチが効いていない。J・ニコルソンの怪演がモノをいったような一作でもありました。
8点(2000-10-12 14:59:56)(良:1票)
71.  ワンダー・ボーイズ
さまざまなエピソードが小さな事件(出来事)を絡めて、静かにそして淡々と語られていく。それだけにかえって深く胸の中に残る。K・ハンソン監督だからこその老成した大人の映画です。うらぶれた冴えない中年の小説家M・ダグラス、なにかにとり憑かれたような不思議なキャラのT・マグワイヤ、そしてほとんど“地”でやっているような翔んでるR・ダウニーJr等、キャスティングも見事!
8点(2000-10-08 16:45:22)
72.  フルメタル・ジャケット
S・キューブリックが描いたベトナム戦争映画。しかし一連のベトナムものとはやはり肌ざわりが違う。前半、軍隊の非常さを否応無しに描かれる。教官は訓練というなのもとに人間の尊厳を徹底的に踏みにじるかのように罵声を浴びせつづけ、訓練兵は狂人と化して自殺にまで及んでしまう。後半の戦闘シーンになぜかジャングルが出てこないことや、女性スナイパーの“シュート・ミー”のセリフのシーンが妙に艶っぽかったり等、キューブリク独特の作品世界が展開される。ベトナムというのはたまたまであって、いつの時代にも通じる普遍的な戦争の狂気を、彼なりに表現した秀作です。
8点(2000-09-29 15:25:59)
73.  バリー・リンドン
S・キューブリックが18世紀の世界とその時代の人々の営みを、まるで美術絵画を見るかの如く再現した映像叙事詩。その素晴らしさは光や風や空気までもが、いかにもその時代のものと感じとれるほど。ただ主人公をはじめとする登場人物には最後まで感情移入できないままでした。
8点(2000-09-29 14:55:35)
74.  グラディエーター
たしかに筋立ては目新しくもないが、数々のバトルシーンには現時点で考えうる技術を駆使して、さまざまな工夫がみられ観客を圧倒し続ける!でも、やっぱりと言うべきかラッセル・クロウの存在がこの作品のすべてだと思う。「L.A.コンフィデンシャル」「インサイダー」そしてこの作品と、それぞれの異なったキャラクターがすべてハマリ役となるほどの演技とその存在感!凄い俳優がまた一人大きな成長を見せつつある。
8点(2000-07-02 23:48:05)
75.  007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
このシリーズの売りで、大好きなスキーとボートチェイスの出来がよく、◎。
8点(2000-03-01 00:14:01)
76.  ダニー・ザ・ドッグ
ピアニストの母を持つお坊ちゃま少年ダニーが、自分の生い立ちを何故覚えていないのか、そしてどのようにして、これ程までに強靭な肉体を有するファイターに成長できたのか。さらに飼い犬の如く借金取立ての強力な用心棒として彼を育て上げた親方の思惑や真意など、基本的な部分に何かと説明不足な作品だ。「所詮アクション映画なんだから、クドクドと説明するまでも無いだろう!」とベッソンは言うかも知れないが、物語の根幹に関わる事だけに、もっとじっくり脚本を練って欲しかった。ディテールをきっちり抑えていればこそ、ドラマにも説得力が生じるというものだろう。しかし、本作はそういった脚本の欠陥をL・レテリエのテンポのいい演出で補っているのが救いだ。アクションにおけるスピード感溢れる歯切れの良さは「トランスポーター」で立証済みだが、主役を引き立てながら見せ場を作る上手さでは無類の才人だと思う。彼には是非とも「007」の監督をやらせてみたい。ただ、あの世へ行っている筈のB・ホスキンスがゾンビのように生きているのはどう考えたって不自然で、その部分だけはアクションの過激さが裏目に出たようだ。さらに周囲の観客に囃し立てられて、已むを得ず闘鶏場のようなリングで死闘を繰り広げるといった、使い古されたパターンや、J・リーの女性にはウブでストイックという設定には、もぅそろそろ卒業したい。
[映画館(字幕)] 7点(2005-07-13 16:48:18)
77.  サハラに舞う羽根
全体的には、恋愛模様も戦闘シーンの見せ場も過不足なく、まずは手堅く纏め上げられているという印象をもったが、やや説明不足の感がある事も否定できない。で、捨て身で戦う男の真の勇気と友情というのが、本作のひとつのテーマとして挙げられるのだが、要はぼんぼん育ちの主人公ハリーが、士官以外に生きる道はないと悟るまでの心の葛藤や、勇気というには余りにも無謀で場当たり的な行動といったものに、説得力がないのである。だから再三に渡って窮地に追い込まれてしまうのだが、事あるごとに砂漠の黒人の傭兵に助けられるという情けなさ。この辺り、ほとんど通俗アクション映画のようなご都合主義で貫かれていて、この謎の傭兵こそが物語の真の主人公ではないかと思えるほど、ハリーの影は薄い。結末も予想通り甘ったるいものになっているが、それでも大スケールの迫力ある戦闘シーンは見応え十分で、砂漠で敵に四方から囲まれ攻め起てられるシーンを俯瞰で捉えた構図などは実に解かりやすく、そういう意味では、撮影の素晴らしさがこの作品を支えていると言ってもいい。
7点(2003-11-06 00:19:29)(良:1票)
78.  サラマンダー
終末感漂う近未来の物語ではあるが、舞台は中世ヨーロッパと見紛うほど。その渋くて暗いトーンは、いかにもドラゴンが暴れまわるに相応しい。ただ、核戦争や彗星の衝突の脅威といった作品群が主流を占めているのに対して、世界を滅ぼしたのが何故ドラゴンでなければいけないのか・・・と言った基本的な問題には、やはり引っ掛かざるを得ない。しかも如何にして世界が破壊されていったか・・・といったプロセスが完全に素っ飛ばされている為に、物語としてはまったく説得力を持たないものになってしまっている。さらに、安易な決着の仕方にも盛り上がりが欠ける・・・等々不満を言えばキリが無いが、希少価値といった意味でも、こういった作品世界は決して嫌いではありません。
7点(2003-08-29 23:29:18)
79.  ミニミニ大作戦(2003)
オリジナルのどこか気品があって大らかな作風に対し、新作はいかにもハリウッド製ハードアクション然とした、がさつさが売りのようだ。かなり大胆で大がかりな仕掛け(アイデア賞もの!)は、まさに強奪という言葉がピッタリだが、やはりアクションも今風の味付けが施してあり、かなり荒っぽいものの、水準以上の出来だと思う。C・セロンが久々に適役を得て光彩を放っているだけに、男優陣が少々影が薄いように感じたのは私だけでしょうか。さらにミニクーパーの機動力やその魅力にあまり力点が置かれていない事と、締めくくり方に盛り上がりがなく少々中途半端・・・といったところに不満は残る。
7点(2003-08-29 00:27:02)
80.  魚が出てきた日
真夏の太陽ギラギラとした地中海を舞台にした核兵器紛失モノ。ギリシャのある島に水爆を搭載した飛行機が墜落したことから、生き残った二人のパイロットと米軍特殊部隊とが、偽装工作で秘密裡に回収処理に向かう。しかし運悪く古代遺跡が発掘されたばっかりに、島は一大観光地となってしまうハメに。映画はその喧騒の中で、必至に奪還しようとする軍部の姿と、なにも知らないまま踊り狂う観光客とが対比されながら、ひたすらコミカルに描かれていく。やがて迎える戦慄の結末には極めて効果的な作劇ではあるが、コミカルな部分が強調され過ぎた感があり、恐怖感もそれほどなく散漫な印象しか残っていない。
7点(2003-05-21 15:40:59)
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