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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2684
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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141.  ゆすり(1929) 《ネタバレ》 
冒頭からサイレント映画の様相だったのが、8分過ぎからいきなり喋りだしたのにはビックリ。鑑賞後に分かった事情に歴史的価値ある作品である事を知りました。アリスが殺人を犯す迄は退屈でしたが以降の展開は手に汗握るもの。腕の描写を始めとした監督ならではの映像演出にアシストされてのアリスの心情を表すアニー・オンドラの演技が素晴らしい。なので、尻切れトンボの結末の歯痒さに身悶えしました。これは製作者の意向で変更させられたそうで、巨匠も当時は悔しさで身悶えしたのではと想像します。私でも直ぐに分かった結構な長さのカメオ出演シーンはクスッとさせられた出来栄えです。
[DVD(字幕)] 7点(2019-06-09 00:26:13)
142.  スターリンの葬送狂騒曲
演奏会のエピソードでの開いた口が塞がらない無茶苦茶さも当事者にとってはまさに命懸けであるところにスターリンの人柄が表れている。死後の権力闘争が描かれていて、語られる一言一言のきっつい皮肉に苦笑させられるも、コメディ要素は感じられなかった。踏み潰される害虫の如く奪われる人の命、自国の黒歴史をロシアは直視できなかったのか上映禁止と相成ったようで。フルシチョフ役は似ていると思ったブシェミその人で健在ぶりがちょっぴり嬉しかった。存在感があったオルガ・キュリレンコも印象的。
[DVD(字幕)] 7点(2019-03-31 20:35:50)
143.  さすらいの航海 《ネタバレ》 
お目当てジェームズ・メイソンは出番が2回のみ(泣)今回も背中で語ってくれてたので良しとしましょう(慰) MIPはマルコム・マクダウェルであり純朴な青年にホロリとさせられるとは思いませんでした。 諸々のエピソードの中でハウザー親子3人の再会シーンの娼婦の娘を思いやる父親に泣かされ、エピローグで再び泣かされる羽目に。 ユダヤ人に義理の無いドイツ人船長の決死の作戦に胸熱になり、後日600名が命を落としたという事実にキューバはともかくとしてアメリカが見捨てた事にやるせなさが募ります。 長過ぎてくたびれたものの観た甲斐がある力作。
[DVD(字幕)] 7点(2018-12-24 00:27:41)
144.  われらが背きし者
原作未読。緊張感が途切れる事のない物語は解り易かったものの、要所要所で次の展開が思い浮かんだその通りに進んでいったのが物足りない。ペリー、ディマの行動原理も然り。只一人なかなか胸中が掴めなかったヘクターに本作の主役は彼なのだと思わされる。原作はどうなのだろうか。国家のご都合主義の正義ここに極まれりの考えが示されたシーンでの「興奮しないで」に唯一感情を表したヘクター。罵詈雑言で興奮しまくった私はその単細胞ぶりを思い知る。三者を過不足なく表現した男優三人の好演が印象深いジョン・ル・カレ作品ファンの方にはお薦めの秀作。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-12-05 14:29:23)
145.  ビーン
ビーンには「ホイッスラーの母」の顔を崩壊させてゆく爆笑シーン以外に笑えなかった。代わって彼に振り回されるピーター・マクニコルに大笑いさせられ、ホロリとさせられ、ほのぼのとさせられた。勝ちに不思議の勝ちありのあちこち丸く収まる展開に一家との友情を絡めたハートウォーミングなテイストは求めたものとは違うものの案外と心地良かった。ジョン・ミルズ、ハリス・ユーリン、先頃(9月6日)に亡くなられた(合掌)バート・レイノルズが作品に華を添えているのも嬉しい。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-12-02 01:50:57)
146.  ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲
シリアスなストーリー及びキレのあるアクションと笑いの塩梅が絶妙な2作目>爆笑に次ぐ爆笑の1作目>深みの足りないストーリーとクスクス笑い止まりの本作。かなり豪華な俳優陣だっただけにちょっぴり残念。それを差し引いても、63歳ローワン・アトキンソンはハイテク機器に翻弄されて市井の人々に狼藉の限りを尽くす本領発揮のシーンを始めとして衰えを感じさせず、寄席の様に笑い声で包まれる楽しい鑑賞が心地良かった。
[映画館(字幕)] 7点(2018-11-11 01:00:24)
147.  真珠の耳飾りの少女
「真珠の耳飾りの少女」製作に纏わる物語。美術・衣装・音楽・撮影の方々の舞台作成への真摯な思いを感じさせられる仕事ぶりに喝采。スカーレット・ヨハンソンは額縁から抜け出して来たかのような特筆ものの存在感。コリン・ファースは子沢山で家長失格の天才画家を絶妙に表現している。憎まれ役で嫁とパトロンはともかく娘は余計だったかと。大胆な仮説も違和感が無かった秋の夜長に相応しい良作。
[DVD(字幕)] 7点(2018-09-25 01:10:23)
148.  クリスマス・キャロル(1984)
初見、原作未読。この歳で感じた物語の言わんとするところは、さもありなんといったところ。ジョージ・C・スコットはドンピシャのキャスティング。他作未見だけれど、彼以上に演じきれる者はいないのではないかと思われる絶品ぶりでした。
[DVD(字幕)] 7点(2018-09-08 22:47:08)
149.  マッキントッシュの男 《ネタバレ》 
ジェームズ・メイソン冒頭に於ける国会でのスピーチに私の期待は急上昇。「貴男が正義感溢れる熱血議員であるわけ、無い、ですよね」 マッキントッシュに向けた後ろ姿が売国奴そのもので、「やっぱりね」 積み上げてきたキャリアが滲み出て惚れ惚れします。 対するポール・ニューマンは何時もながらのクールな魅力を放っており、乾いた風景と音楽が雰囲気を盛り立てて、展開に釘付けに。 裏切者に相応しい最期でありながら、それをポール・ニューマンが傍観していた演出が作品を台無しに。心底ガッカリ。思い返す度に腹が立ちます。 余談ながらクラリッサ・ケイ・メイソンが登場して満面の笑みでツーショットに納まっているのは大スターの威光といったところでしょう、か。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-09-08 13:11:40)
150.  死にゆく者への祈り
墓場での暗殺行為に「場所もわきまえずに、この、腐れ外道が・・・(以下、罵詈雑言)」腸が煮えくり返る。ミッキー・ロークにしてもアラン・ベイツにしても人情は持ち合わせているのに遣る瀬無い思いが。神父とは対極のイメージのボブ・ホスキンスが一番興味深かったけれど今一つ中途半端なキャラクターであるのが歯痒い。リーアム・ニーソンが活かしきれていないのが更に歯痒い。
[DVD(字幕)] 7点(2018-08-07 03:23:34)
151.  ナザレのイエス
DVD2枚組6時間超の完全版鑑賞。何日かかることやらと思っていたのが丹念に描かれたイエスの生涯に長さを感じる事無く2日間で完走。絢爛豪華さでは鑑賞歴中ナンバーワン(オスカー受賞者7名、ノミネート6名、他名優)の脇役陣を従えた感のあるイエス演じたロバート・パウエルが絶品。次いで印象に残ったのがヨハネ演じたマイケル・ヨーク。次いでモーリス・ジャールの重厚な音楽。お目当てジェームズ・メイソンは全体通じても10分程の出番で語る点がないのは致し方なし。「世の終わりまであなた方と共にいる」と遺言を残したイエスは、その後何千年に亘って神の名の下に繰り広げられた諍いに何を思うのだろうか。
[DVD(字幕)] 7点(2018-07-22 20:18:58)(良:1票)
152.  妖婆の家 《ネタバレ》 
スージーを手にかけたのは乳母かジョーイかが分からない展開に目が離せない。真相と結末は哀しみを誘うもので、手の皺に加齢を痛感したベティ・デイヴィスが豹変して悪逆非道な妖怪の本性を現すのを今か今かと待ち望んでいた身にとってはちょっぴり残念。陰鬱な物語の一服の清涼剤だった階上の少女を演ずるパメラ・フランクリンが印象に残る。
[DVD(字幕)] 7点(2018-07-11 14:31:00)
153.  銃撃犯
発見された多数の射殺体の中で唯一の生存者であるアランが、身代金目的の誘拐事件被害者ウィリアムスの行方を追う警察の聴取に答える形で進む物語。 8年ぶりに会いに来た腹部に銃弾を受けている息子ダニーからの、自分が死んで妹の心臓移植のドナーになる。代わりに誤って殺してしまったウィリアムスの替え玉になってくれ。金を受け取ったらボスは人質は殺すだろうからその時は死んでくれとの申し出を、愛する娘の為に、そして過去のダニーへの非道な仕打ちの罪滅ぼしにと受け入れる。 ダニーのコロコロ変わる作り話に何が真実なのか分からずにたどり着いた結末に、どんな親でも親に違いなく、どんな子供でも子供に違いない血の繋がりを思わされる。 こういう父親像を何度か演じてはまり役であるジョン・ハートは今作でも今になってそんなに苦しむという事を当時は分からんかったんやねというアランを好演して存在感を示している。 キャリー=アン・モス演じるリーが中途半端な悪役で盛り上がらなかったのが駄目な邦題と共に残念なところ。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-15 00:33:09)
154.  三十九夜
事件に巻き込まれた男が追われながらも追う展開がテンポ良く進み片時も目が離せない。男ハネイに今一つ深みがないのが物足りないものの、瑞々しいロバート・ドーナットの熱演が光る。「そういうことか!」と驚くと共に「それ、ペラペラ口にするか?」という真相が印象深い。秀作に対する邦題のセンスの無さに呆れる。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-11 03:32:31)
155.  ピグマリオン
「決然とした眼差し」というとジョン・ギールグッドに次いで思い浮かぶのがウェンディ・ヒラー。26歳時の本作でもその片鱗が見て取れ、加えて瑞々しい美しさに見惚れる。ヒギンス教授の他人は全て愚かであるとする言動に嫌気がさし、二人の仄かなロマンスにも感じ入るものがなかったのが残念。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-08 16:42:42)
156.  ウォーターシップダウンのうさぎたち
原作未読。野ウサギ達のサバイバル物語。水彩画のような風景とアート・ガーファンクルの澄んだ歌声が幻想的。一方で、ジョン・ハートを始めとする名優達の誇張の無い語り口で描かれる世界観は、弱肉強食、環境破壊、果ては全体主義までシビアであり小学生にはとてもじゃないが見せられない強烈さ。生き抜く事を考えさせられた余韻の残る秀作。
[DVD(字幕)] 7点(2018-05-09 13:46:25)
157.  ジョージー・ガール 《ネタバレ》 
「自分の気に入らない役は絶対に引き受けない」と公言していたというジェームズ・メイソンが本作に出演したのが不思議。自分のお屋敷の使用人の娘ジョージーに恋をして愛人契約を迫りキスをし、奥さんがあっさりと亡くなって、挙句の果てに結婚までしちゃう。「ロリータ」の仇を本作で討ったかのようだけど大きく違うのはジョージーがおとぼけキャラですごいブサイクであること。唇を奪う前・最中・後の欲望が滲み出た生々しい目をこの娘に向けるのはアカンわ。何処にどう惹かれたのかさっぱり分からん。アラン・ベイツとシャーロット・ランプリングのどうしようもなく鬱陶しいアホバカカップルとは絡みなくコメディ劇の中で浮いた存在だった。笑うところも殆どなく主題歌もなんだかなぁ。「意外と面白くない」4点だけど、惚れ惚れする美貌で他人を切り捨てる姿を見せてくれたシャーロット・ランプリング20歳のデビュー作に「他人様に薦められなくもない」7点に。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-05-08 00:59:44)
158.  ラビング 愛という名前のふたり 《ネタバレ》 
1958年のバージニア州に於いては白人と有色人種の結婚を禁止する法律が存在した。曰く自然の摂理に反する、混血児が生まれてはならないだなどというヒトラー総統のような発想で自由の国アメリカが聞いて呆れるもの。ミルドレッドがロバート・F・ケネディ司法長官に手紙を書いたのが発端となり1967年6月12日合衆国最高裁判所が異人種間結婚禁止法は違憲であるという判決を勝ち取るまでのラビング夫妻10年の歳月を描いた物語。ほんの一瞬だけあった裁判シーンで弁護士の「二人の結婚がバージニア州にとって何の脅威を与えるのでしょうか・・・」陳述とラビング一家の真っ当で慎ましく仲睦まじくキチンとした食卓風景が重なる光景に、心底「その通り!」と心打たれました。あまりにも地味で淡々としているのが難と言えなくもないですが、罵り合いが一度たりともない夫婦の姿に「コレリ大尉のマンドリン」での「燃え上がった情熱が恋で、その燃えカスが愛」の至言がまざまざと浮かぶ秀作です。
[DVD(字幕)] 7点(2018-05-01 21:54:57)
159.  潜入者 《ネタバレ》 
メイザーとアルケイノの友情が何だか切ない。同じ状況で「お前だから許す」と名台詞を残した作品がありましたが、今作で信頼を重んじるアルケイノ一家は裏切りを一生許さないと思いました。演出上の事なのでしょうが、新郎新婦を逮捕せず潜入者とばらしてしまってはこの先命が無いんじゃないでしょうか。以降も潜入捜査官を続けたというのに何だかなぁと釈然としません。
[DVD(字幕)] 7点(2018-04-16 00:31:57)
160.  わたしは、ダニエル・ブレイク
フードバンクでのケイティの自分を恥じて泣く姿に号泣。 そうなるんじゃないかと薄々感じていた通りの結末がやるせない。 血の通わない行政システムを改善しようとする気はないのか、公僕という言葉は死語なのか。 危機管理が要る年齢なのに日々の暮らしに追われているだけの自分に警鐘を鳴らしてくれる作品。
[DVD(字幕)] 7点(2018-04-15 20:01:24)
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