1. ピーターラビット
《ネタバレ》 CMを見た段階で「原作ってこんななの?」「主人公の造形が…」と不安が。 さらにウサギ達が人間にアナフィラキシーショック攻撃を仕掛ける、と聞いてヤベェな感。 実際、某アレルギー関係の団体に訴えられて謝罪には笑った。 そういったハチャメチャドタバタバトルを軸に間に立つ人間の男女が恋愛劇を繰り広げる普通のラブコメ。 ピーターラビットである必要があったのか、ちょっとその辺弱いかも? 時に展開を省略する演出があり、「色々ピンチはあるけどこのお話はそういうのじゃないから(ご都合主義です)」 というようなメタメタしいナレーションは好き嫌いがあるかも。説明しなくてもギャグで片付かないかこれ?みたいな。 個人的に、小憎らしいピーターが3Dの見た目と相まって受け入れられず。監督の狙い通りではある。 ベンジャミンのぽっちゃりモフモフ感は良かった。 [映画館(吹替)] 5点(2018-06-07 17:22:36) |
2. アンダーワールド(2003)
マトリックスし過ぎましたという感じ。 ビクター様の伯爵具合に惚れ惚れ。他は特筆すべきところが無い。 何故、吸血鬼や狼男という超人パワーを得て銃撃戦をやらなければいけないのか。 ブレイドでも思ったけど、色々とおかしいわけで。 まだビクターを倒す時に用いた剣の方がカッコいい。 銃を使うのはアクションシーンの撮影が楽だからか? [DVD(字幕)] 5点(2007-07-25 18:12:03) |
3. the EYE 【アイ】
なんで前半ホラー、後半ちょっと切ないストーリーなのだろうか。 そもそもホラーとして弱かったような、ハッピーエンド(?)だし。 唐突に大音量の効果音と幽霊らしきものが出ればビクッとはするが 背筋が凍るようなゾクッとする感覚が本作には感じられない。 そういうホラー的な狙いがそもそも無かったと思われる。 そして、ラストの蛇足とも思えるCGが多用された爆発シーン。 ホラー作品として構えて見ると肩透かしを食らうかも・・? [DVD(字幕)] 6点(2007-07-23 14:32:07) |
4. モンティ・パイソン/人生狂騒曲
《ネタバレ》 ゲロ吐きのシーンがダメだった、キモチワルイ。 生体臓器移植の話も、話自体はいいが映像として見るとクドいと感じた。 それ以外のエピソードはソコソコに、ウィットに富んでて良かった。 一番面白かったのは冒頭の短編かな。 とにかくテンポが良くオムニバスなので飽きずに見られた。 吹き替えが良い、これで幾分か面白さがアップしてると思う。 初モンティとしては上々かと思う。 個人的に今作は合わなかったが、もっと観たい気持ちにはなった。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2007-04-20 12:23:55) |
5. フォーリング・ダウン
《ネタバレ》 仕事をクビにされ、妻とは離婚し、娘と引き離された主人公。 うだるような暑さ、ついに彼は爆発した。 娘の誕生日を祝うため、妻と娘が住む家路へ。 行く手を阻む者に社会的な不満をぶつけ、彼は堕ちてゆく。 一体D-フェンスは母親が作る弁当を手に、毎日何処で何をしていたのか。 狂気という名の張り詰めた空気、現代社会に向けた皮肉。 彼の怒りに哀れみさえ覚える。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-18 16:05:49) |
6. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 ウンパルンパ、せんだみつおになってるような。 基本的に、オリジナルからそう変化しなかったのが物足りなかったかな。 異様なシュールさは抑えられ、丸投げにしてた部分にオチを用意した。 なんというか、小奇麗になって帰ってきたという感じ。 ブラックな部分がどうも軽くなってます、そこら辺が残念無念。 個人的には「夢のチョコレート工場」のインパクトが勝った。 本作品に落ち度はないがバートン×デップというだけで手放しに褒めたくない。 個人的に出演を喜んだがクリストファー・リーが父親はちょっと・・って感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-01 16:38:47)(良:1票) |
7. ミニミニ大作戦(2003)
《ネタバレ》 うーん、ノートンの存在感薄し。 裏切るのがすぐわかってしまったのは致命的かも知れない。 C・セロンもあまり好みでなく、主人公の男もイマイチ。 屋敷を駆け巡るミニクーパーを見たかった、かなり損してる。 後の金塊奪還作戦が冒頭の展開とかぶる。ネタが無い? セロンによる金庫の開錠も、亡き父がしてみせたものとダブり退屈。 邦題にもセンスを感じない、かと言ってバリバリのミニによるカースタントも無い。 ラストの締めも歯切れが悪く、このドロボウ仲間たちの背景の掘り下げが欲しかった。 彼らのキャラ設定そのものが薄い、それぞれに見せ場があるようで無い。 それなりに見れる出来になってしまっているのが一番の問題かも。 [地上波(吹替)] 6点(2007-02-25 10:26:28) |
8. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 このシリーズで一番面白かったかもしれない。 マイノリティー?ハハハ。地味にハードな雰囲気でサックリ見れた。 ヴォルデモートが復活したってだけの話なのにね。 ただ、このシリーズの魔法の在り方がイマイチつかめない上に ポッター自体の強さ、それに対する卿の強さもワカラナイ。 「直前呪文じゃ」とか言われてもわかるわけがない。 ドラゴンとの対決も箒で飛び回るだけでクディッチと見応えは変わらず。 一番ガッカリなのはゲイリーの出番の無さ、ピンチに助けに来てよと。 キャストの成長も気になるし、かなり危ういタイトルになってきた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-16 16:41:04) |
9. スティル・クレイジー
《ネタバレ》 ラスト、死んだと思われていたブライアンが合流し「炎は消えず」を歌うシーンに感動。 いい年したおじさんたちの復活コメディーとして見ていたが意表を突かれた。 ブライアンがカッコ良過ぎる、脇をしっかりと固めるメンバーにも注目。 音楽にはよくある天才ゆえの苦悩、マスコミ嫌い等盛り込まれていて楽しめた。 ロックフェスのリアリティー、盛り上がり、彼らの曲・・総じてクオリティーが高い。 それらが映画ではなくライブに来た一観客の気分を自分に味わわせてくれた。 [DVD(字幕)] 10点(2006-12-04 00:21:05)(良:1票) |
10. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
ケヴィン・スペイシーの存在感が強い。 自己犠牲により死刑廃止を訴える計画。 そして、インタビューするための契約金50万ドルの行方。 3人(4人か?)の綿密に練られた計画、 結果は見ての通り。各々の望みは成就されたわけだ。 しかし、どうにも釈然としない。 ケイトウィンスレットの泣き顔が美しくないのもある。 テーマは重く鑑賞後の余韻も深い。 しかし、どうにもやり口が過激でそれで良かったのか・・?と思わざるをえない。 作品自体の完成度は高く見応えがあるけれど。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-28 13:46:03) |
11. アルフィー(2004)
コミカルでいてシニカル。 そして、鑑賞後にドッと押し寄せる寂しさ。 マーロンとロネットを尋ねる件なんて重々しくも苦々しい。 洒落た演出が多いけれどなんだかよろしくない空気が漂う。 シエナミラー、お肌がちょっち汚いです。この娘が良かとですか? 個人的にはジェーン・クラコウスキーの方が好みです。 アルフィーもこのお尻がA-の彼女とよろしくやってればよかったのに・・・。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-28 13:21:04) |
12. ダニー・ザ・ドッグ
《ネタバレ》 ピアノが大きく絡むかと思いきや、触り程度でした。 もう少し聞かせてくれても良いのに、と思った。 記憶がゴッソリ抜け落ちてるのはトラウマってことで納得する。 だが、あの理不尽なまでの強さに説得力を感じられない。 ジェットリーの挙動不審ぶりに可愛さよりもキモさを感じてしまった。 Mフリーマン、ジェットリーと豪華な布陣。 ヴィクトリア役の娘も可愛いし、しかし全体的に上手くマッチングしなかった感じ。 あと植木鉢で殴られたバートだけど生きてると思うね! [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-19 23:04:37) |
13. ハリー・ポッターと秘密の部屋
ゴタゴタ感が否めず。 ハリー君がかなり成長してて以降のシリーズの撮影に支障が出ないか心配だ ・・・アゴ割れてるし。 [映画館(字幕)] 5点(2006-11-08 10:12:38) |
14. ハリー・ポッターと賢者の石
前作よりはいくらか整理されてて見易かった。 ただ、やはり子供向けの感は否めず。 もう少し歯切れの良い展開というか何と言うかムニャムニャ。 良いところを探すより、どうしてそうなるんだよ!という突込みばかり浮かぶ。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-08 10:11:53) |
15. 日蔭のふたり
《ネタバレ》 ひたすらに重く、暗い作品。 通して見ると、幸せを感じさせるシーンもまた物悲しい。 土地を離れ転々とし時には寄り添い、そして離れまた。 このふらつきが、二人の人生そのままでなんだかな~といった感じ。 従妹同士だからダメ、なのか正式にお互い離婚してないから一緒になれないのか。 そこら辺がスーの言葉からも作中からも読み取れなかった、どちらもかな。 どうしようもならなかった、できなかった二人。 頭がいいのに、上手く生きていけるはずなのに・・・難しい話です。 石の街の男どもを石頭と言ってたけど、スーもかなりの石頭でした。 あの時代で男を批判するとか、考えてみれば凄い先進的な女性だったのかも。 叔母さんの言葉、子供たちの死・・・心にズンと来ます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-28 04:09:39) |
16. イン・ザ・カット
出ている人が気持ち悪い、視線や演技等。 それは眼を瞑るにしても・・会話のほとんどが下品だったのは如何なものか。 何か意味があるのか、と問いただしたいほどに無駄を感じる。 エロやるならやるで見せ方があるでしょうに。 誰もが「ファック!ファック!」言ってればいいもんじゃないですよホント。 そのせいで出てくるシーン・・どれも全てに嫌悪感を生じさせる結果に。 こんなメグは見たくなかったし、ケビン・ベーコンも勿体ない。 サスペンスを盛り込むにしても掘り下げてくれないとラストの展開にパンチが無い。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-14 16:21:27) |
17. えびボクサー
凄いエキサイティングなのを期待してたんですが・・・。 感動を誘うようなドラマ仕立て、エビが全然ボクシングをしない。 これは方向性を間違えたんじゃなかろうか。はっちゃけて欲しかったです。 面白おかしいものではなかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-14 16:18:45) |
18. 2001年宇宙の旅
正直つらかった。 いまいち盛り上がりが無く感情移入できずハマることが最後までできなかった。 だがキューブリックの芸術的センスは個人的には高評価。 あの赤い椅子なんて凄い欲しいと感じた。 人類の進化、誕生、再生という大きなテーマを上手くまとめていたとは思う。 ってそういう映画じゃない? [DVD(字幕)] 5点(2006-10-11 16:52:45) |
19. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
正直笑える部分で笑えなかったりした。 ブラックジョークをよく理解していなかった・・・。 もう少し大人になったらこの作品を楽しめるのかな。 とはいえ米ソの関係、加えて水爆について深く考えさせられた。 観終わってからセラーズが博士を含む3人を全て一人で演じていたことに驚いた。 [DVD(字幕)] 5点(2006-10-11 16:51:40) |
20. アイズ ワイド シャット
仮面だとか乱交パーティーだとか妖艶な雰囲気と世界が好感触。 だったのだが如何せんその先を期待していたので正直ガッカリ。 何を伝えたかったのかが、ちと不明でした。 グダグダ言うな、まずは”fuck”ってこと? [DVD(字幕)] 5点(2006-10-11 16:47:37) |