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プロフィール
コメント数 698
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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1.  エイリアン 《ネタバレ》 
もうね。 何にも言うことはないんだけども。 SF映画としても、ホラー映画としても、手を抜かずこだわり抜いて撮った映画。 2021年の現在から考えたら、さすがにコンピュータなんかは隔世の感があるけれど、そんなことを一切凌駕して、最初から最後までドキドキハラハラできる映画。 映画史上最高のデザインと言っても過言ではないエイリアンを造形したH.R.ギーガーと、そのキャラクターを作り上げたリドリー・スコットに敬意と感謝を表したい。 そして若きヒロイン、リプリー。 40年前に初めて映画館で観た洋画の主役であり、ラストシーンの下着姿で小学生の私を虜にした彼女にも感謝。 何度観てもその輝きを失わない素晴らしい映画だけど、できれば40年前に戻って、顔に張り付いたり胸から飛び出してみたり、血液が強酸性だったり口の中からさらに口が飛び出すなんて予備知識がないまっさらの状態でもう一度観てみたい。
[DVD(字幕)] 10点(2021-05-08 23:14:05)
2.  ヒューゴの不思議な発明
出だしから、エイサ・バターフィールド君のヒューゴに魅了されてしまった私。 彼の瞳と、その声。 それだけで胸に響く。 映画の黎明期を紐解くこのストーリー。 メリエスも公安官も、哀しい過去を背負って少し意地悪になっているものの、基本的に嫌な人物が登場しない。 メリエスを「修理」することに自らの存在意義を見出し、父とのつながりを再確認しようとする少年。 ハッピーエンドでいいじゃないか。 映画への愛に溢れたこの映画、私は大好きだ。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-01-02 22:00:48)
3.  インターステラー 《ネタバレ》 
クリストファー・ノーラン監督の作品とはあまり肌が合わない私なのだが、この映画は素晴らしかった。 科学的な裏付けは、私のような素人ではケチがつけられないレベルで納得できるし、その星の重力の下では1時間が7年にもなる、なんて容赦のない設定も心地よい。加えてロボットの造形が秀逸で、海上でブランド博士を救出するシーンでの動きには唸ってしまった。おまけにラストでは、たった一人遠い惑星に取り残されたブランドの元へ旅立つクーパーの良き相棒に収まるなど、ルークとR2-D2的な絆にちょっとホロっと来る。 他にもマン博士の裏切りなど、上映時間の長さを全く感じさせない作り。 「彼ら」が誰かは結局明かされないが、映画のテーマはそこにはないので気にならないし、人類の救済が父と娘の絆に焦点化されていたことも、自分の人生を振り返って見るのにはちょうどいい設定。 人類滅亡への緊迫感に若干乏しいのが難点だが、SFとしては、頭も鍛えられてドラマも堪能できるという素晴らしい映画。 それにしても、クーパーとブランドのその後、気になるなあ。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-09-07 01:39:30)
4.  28週後... 《ネタバレ》 
ゾンビ系の映画としては、稀に見るクオリティ。 とにかく息つく暇がなく、全編通して息を飲む展開。 そして感染者も食料がなければ餓死するという、今まで誰も触れてこなかったタブーを逆手に取って新たな地平を開いた稀有な作品。 食べるのか殴るのかはっきりしないのが唯一の難点かも。 ジェレミー・レナーとローズ・バーンが使命感に燃えて(ジェレミーは本当に燃えちゃったけど)子供たちを救ったことが、結局エッフェル塔の下にまでゾンビを呼び込む皮肉な結末。 続編見たいけど、これ以上のクオリティはちょっと期待できそうにないから、なしでいいかも。 相変わらず美しく、迷彩服がセクシーなローズ・バーンにも加点。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-07-04 18:28:57)
5.  人生はシネマティック! 《ネタバレ》 
映画を愛する人たちの誇りに満ちた映画。 人生の一時間半を捧げるに値する映画を作りたい、とは劇中の脚本家のセリフ。 そうだよなあ。 人生の一時間半を捧げて、私たちは映画を観ているんだ。 いい映画に出会って、いい時間を過ごしたい。 改めてそんなことを考えさせられた。 本作は、もちろん一時間半を捧げるに充分値する映画。 いや、いい映画。
[DVD(字幕)] 9点(2019-07-20 01:57:52)
6.  K-19 《ネタバレ》 
キャスリーン・ビグローの作品は、ハートロッカーにしても、ゼロ・ダーク・サーティにしても、骨太で現実をこれでもかとばかりに観るものに突きつけてくる。それでも、原子炉に入って修理する悲壮さは、きっと映画の比ではなかっただろう。 国家の尊厳のために兵士を駒としてしか見ない上層部と、仲間や祖国のために命を賭けた兵士を英雄だと訴える現場の指揮官と、その差はどの世界でも埋まりようがないのかもしれない。 「父上と同じく収容所送りになりますよ」 「それが我が家の伝統かもしれん」 その一言で全員離艦を決める艦長の決断。 その決断を聞いた乗組員たちの表情が素晴らしく、艦長に対する信頼があふれていた。 いや、いい映画。
[インターネット(字幕)] 9点(2019-05-13 17:15:26)
7.  ザ・インタープリター 《ネタバレ》 
筋立ては少し複雑なのだが、観ているうちにどんどん引き込まれてしまった。 バスが爆破されるあたりの緊張感はかなりのものだったのだが、逆にラストの大統領に復讐を果たすのか否かのシーンに迫力が足りなかったのは残念。英語だからよくわからないのだが、主演二人の演技力に少し問題がある気がした。二人とも名優だと思ってるんだけどね。 それにしても、ニコール・キッドマンのこの世のものとは思えない美しさにただただ圧倒される映画だった。正直この映画の一番の見どころは彼女だと思う。加えてキャスリーン・キーナーの要所を押さえる演技も素晴らしかった。 最後に物申したいのは、ラストシーン。ショーン・ペンがガードレールらしきものに終始腰かけているのだが、二人の身長差を隠す効果しか与えていない。それならベンチでもよかったのでは?と思ってしまう。そこが残念。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-15 07:42:41)
8.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 
衝撃のラストと言ってもいいのではないか。 タイムボカンシリーズで正義の味方が悪に敗れた時くらいの驚きがあった。 世界を救うためのミッションを完遂し、仮にボンドに島を脱出する時間が残っていたとして、彼は果たして脱出しただろうか。 愛する妻と娘を抱きしめることができない人生に何の意味がある? ダニエルボンドにしびれ続けてきたけれど、今回は最高にしびれた。 彼一人に世界の運命を背負わせるのはちと酷な気もするが、ボンドの死の代償はそれぐらいでかくないと割に合わない。世界を救ってもらった代わりに、我々はジェームズ・ボンドを失うのだ。 かっこよかったぜ、ダニエル・クレイグ。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-21 08:01:57)
9.  007/スペクター 《ネタバレ》 
ど派手アクションと火薬の量はそんじょそこらのアクション映画の比ではない。まさにやりたい放題。そもそも007て娯楽作品なんだから、こういう魅せるシーンも盛り込まないとね。そして新たなボンドガールかと思ったモニカ・ベルッチ様はこれまた派手に色気を振りまいてレア・セドゥに交代。「ミッドナイト・イン・パリ」のあたりから彼女のファンである私には嬉しい展開。彼女の陰影に富んだ演技は、感傷的なダニエル・クレイグのボンドシリーズによくはまっていると思う。 難点は、このシリーズの特徴であるストーリーの難解さ。誰が味方で誰が敵かとか、この人誰だっけとか、これどういうこと?みたいな疑問符がとりあえずたくさんつくのだが、まあダニエル・クレイグかっこいいしいっか。みたいな感じ。 このシリーズのオープニング、ちょっとくどいよねと思ってるのは私だけではないはず。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-04 13:08:09)
10.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
正直ダニエル・クレイグのボンドにはあまり興味がなかったのだが、3本目でついに白旗を上げることになった。 いや、面白い。 否、興味深いと言うべきか。 これまでジェームズ・ボンドの過去なんて考えたこともなかったし、それが007シリーズのセオリーでもあったと思うのだが、ボンドの生家がラストの舞台になり、彼の幼少期が明かされる展開になるとは思ってもみなかった。感傷的なボンドの真骨頂というところか。 まあアクションのド派手でスタイリッシュなことは、他のアクション映画の追随を許さない面白さ。嫌な奴だった上司が実はけっこういい人で次のMになる、なんて演出も月並みだけど嫌いじゃない。 そしてダニエル・クレイグの着こなしにも要注目。 やっぱ面白いわ、007。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-04 08:40:36)
11.  ラストナイト・イン・ソーホー 《ネタバレ》 
これは映画館で観るべきだった。もったいないことをしたと後悔。 とにかく主人公のエロイーズが魅力的で、もうそれだけで映画として成立してしまいそうな勢いがある。筋立てもスリリングで、しかも想定外の幕切れ。 サンディのために犯人を捕まえようとするエロイーズを阻止しようとする亡霊たち……かと思ったら、全くの見当違い。いや、やられた。あの亡霊たちは、サンディの罪を暴こうと躍起になってたのね。 さすがエドガー・ライト。今回はコメディに寄せず、正統派のホラーで攻めてきた。 いや、いい映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-09-23 14:47:37)
12.  ソフィーの選択 《ネタバレ》 
人生において、あんな選択を迫られる人はいない。 しかし、あんな残酷な選択を迫る人はいたんだろう。 そんな人生を経験したら、その後まともに生きられるはずなんてないじゃないか。 ネイサンが精神に異常をきたしていることは、ソフィーにはわかっていたんじゃないかな。 いつも誰かを演じて、本当の自分と向き合うことを求めないネイサンは、ソフィーには必要な人物だった。 スティンゴはだめだ。 結婚して子どもが欲しいなんて、自分と向き合わないとできやしない。そんなの無理だよ。 生き延びても、地獄は終わらない。胸を抉る映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-30 19:59:49)
13.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 
壮大なスケールで描かれた、人類の存亡を賭けた一大叙事詩。 地球規模の危機な割に、対処するのがほぼ5人くらいのスタッフという頼りない布陣も、この時代ならでは。 スペースバンパイアから精気を吸い取られるシーンは圧巻で、次の犠牲者から精気を吸い取ることで再び元の状態に戻るという設定も斬新。 設定も斬新なら、その映像も当時としては驚きだったし、今観ても素晴らしい。 SFホラー映画の古典として、永久に語り継がれていく映画。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-12-04 21:32:53)
14.  アフガン・レポート
かつてソ連のアフガニスタン侵攻の時代に埋められた地雷原に、タリバンと戦うアメリカの同盟国であるイギリスの兵士が迷い込む。 いったい誰のための戦争なのか、虚しさが残る作品ながら、そこには一切触れず、淡々と事実だけを描く映画。 しかしその絶望感たるや、なかなか例を見ない程の圧倒的なもの。 戦争後も被害と恐怖を与え続ける地雷の恐ろしさをまざまざと感じさせる佳作。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-08-11 16:48:18)
15.  ホテル・ムンバイ 《ネタバレ》 
たとえ相手が虫だって、あんなに簡単に迷いなく殺すことはできない。 若いテロリスト達は、いったいどんな言葉で洗脳されていったのだろうか。 「無知」であることの恐ろしさを改めて感じさせる映画。 逃げようと思えば逃げられたものを、客のために命を張った従業員たちの行動が胸を打つ。 他の方も書いておられたが、初めから終わりまで、自分もホテルムンバイに囚われているかのような緊張感が延々と続く。 外の情報をほぼ入れることなく、ホテル内に居る人の視点で描く手法が功を奏している。 救いのない、ひたすら悲惨な出来事を正面から扱った佳作。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-07-02 20:03:49)(良:1票)
16.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 
ビートルズが存在しない世界っていう発想が秀逸。 ただ、彼らの名曲の数々を自分の曲として発表していくことにほぼ葛藤がないのはいただけない。 エリーが自分の元から去って行かなければ、ジャックはそのことに罪悪感を感じることなくビートルズの曲を発表し続けたのだろうか。 恋愛を絡めてしまったことで、映画として娯楽性が高くなったことは間違いないが、自分の人生に対するジャック自身の葛藤をもう少し観たかった。 その点で、終盤に登場するまさかのジョン・レノンの言葉がなんだか一つひとつ宝石のようで、うまく帳尻を合わせた印象。ちょっとズルい(笑) どうしたってビートルズの盗作だから、売れていくことに胸は高鳴らない代わりに、ちょいちょい挟まれる存在しないコークやタバコでクスッと笑える良作。 そしてリリー・ジェイムズ。現代劇には不向きな気がしていたが、やはり向いてない。 でも彼女の笑顔はやっぱりキュートで、そこに加点。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-29 21:30:18)
17.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
この先どうなるのか目が離せない筋立てだった。 署長、警官、母親のキャラクターがしっかりしていて、彼らと一緒になって悲しんだり、怒ったり、諦めたりができる上手い演出と配役。 署長が残したメッセージで、いけすかない警官が劇的に変化するのは少しやり過ぎな感はあるものの、暴走する若い警官のいい所を褒めて伸ばしてやろうとする署長の心意気に少し胸が熱くなった。 酒場の男が殺人犯であれば、カタルシスはあってもサスペンスとしては三流。でも、DNA鑑定の結果はシロ。 根底にあるのは、登場人物たちが、かけ違えたボタンを少しずつ直していくこと。 だから、たとえ真犯人が見つからなかったとしても、そのあとで寄り添える関係が大事。 屋根から投げられた兄ちゃんも、終始人から見下され、小男と呼ばれる男も、思いやりに溢れている。 殺伐としているけど、妙にあたたかい不思議な映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-03-21 10:40:22)
18.  蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 
スウェーデン版の続きなのか、ハリウッド版の続きなのか、よくわからないまま鑑賞したのだが、どちらにしても配役が全く変わってるからそこら辺はあんまり気にならなかった。 作品としては、非常に面白い映画。アクションあり、サスペンスありの娯楽大作。 だがしかし、悪を裁く女ハッカーには少し荷が重すぎる依頼。 世界中の核を意のままに操れるソフトを盗めなんて、それはジェームス・ボンドとか、イーサン・ハントとか、ジェイソン・ボーンがやる任務だよ。敵があまりに大き過ぎて、リアリティの面でちょっと萎えちゃう展開。 リスベットの魅力は、強いんだけど脆さもあるっていう所だと思うのだが、今回は双子の妹がを見捨てた過去に囚われる話。 この部分は、強気に出切れないリスベットの弱さが垣間見られてとても好印象。 ただ、前作のような映画全体に漂う薄気味悪さが無くなってしまったのは、非常に残念。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-28 18:27:04)
19.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 
バイオハザードのゲームをしていなければ、四つ足の怪物とか、無敵のフランケンシュタインが一体何なのかほぼわからない。 映画を楽しむためには、やはりそこはきちんと説明するべき。 ただ、ゲーム経験者にはたまらない配役。 シエンナ・ギロリーのジル・バレンタインは、ゲームの映画化史上最高のクオリティではないかと。 そこに加点。 とにかく加点。 って、ここまで書いてきて見返して見たら、完全にアクション映画のレビューになってるな。 まあこのシリーズに対する私の認識はまさにそうなんだけど。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-01-10 09:58:19)
20.  ガーンジー島の読書会の秘密 《ネタバレ》 
一冊の本がつなぐ出会い。 ジュリエットがガーンジー島に降り立った時から、二人の恋の行方が気になってワクワクが止まらない。 だが、ドーシーには娘がいて、読書会の名付け親のエリザベスが島にいない? おまけに島に来る前に婚約までしちゃったじゃんか。 というようなことを浄化するのは、エリザベスを巡るエピソードと、郵便局長やアメリア、アイソラといった島の人たち。 特に郵便局長と孫のイーライが素晴らしい。 あんなアメリカ人と結婚させるなとジュリエットの所へ行かせる局長。 そして、母親が亡くなっていることを娘のキットに告げようとするドーシーに、エリザベスからもらった勇気の出る勲章を手渡すイーライ。 とてもいいシーンだった。 それにしても、リリー・ジェイムズは現代劇より、中世とか20世紀中盤までの衣装が素晴らしく映える。 彼女のキュートな笑顔にも加点。
[DVD(字幕)] 8点(2020-12-30 16:38:47)(良:2票)
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