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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3267
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1.  あの頃、君を追いかけた(2011) 《ネタバレ》 
序盤の下ネタの嵐には、正直、この映画に不安をおぼえたが、その後は実にすばらしい内容で一安心。 メインに描かれている内容は、実に真っ当な青春映画なのだが、随所に下ネタが出てくる。 メインの部分が素晴らしいだけに、おふざけ下ネタの出し過ぎは逆にもったいない気がする。 コメディタッチの青春映画という位置づけにしたかったのだろうが、この素晴らしい内容なら、シンプルにただの青春映画で十分なのに・・・  だけど、そのどっちつかずなコメディ部分を考慮しても、これはアジアン青春映画の傑作だ。 もう戻らない、「あの頃、君を追いかけた」思い出。 そして彼女の存在。 あの時、あの場所、あのシーンに戻れたら・・・と、思いを馳せてしまう、そんな青春時代のホロ苦い思い出。 それが実に切なく素晴らしく、甘美に描かれていて、むしろこの主人公に嫉妬してしまうほどだ。  あんなに可愛い女子と青春時代に触れ合っていたら、きっと気がふれてしまう。 それこそ勉強どころじゃない。  だけど、その恋は成就しなかった。 成就しなかったから不幸だと短絡的にならず、「かけがえのない思い出」として、胸の中にしまい続けながら大人として生きていく。 切ないし、耐えられないけど、実現しなかったからこその輝ける青春。 実現していたらきっと、失望してしまう何かを目の当たりにしてしまっただろう。 いくら可愛い女子でも、欠点はあるし、オナラもする。 実現しなかったからこそ、そういった幻滅するような部分を知らずに済んだ。 知らずに済んだからこそ、かけがえのない思い出として、永遠に胸の中に残り続けるのだ。  そんな彼女の結婚を、心から祝福する主人公。 私はこんな立派な心境にはなれないだろうと思うけど、実際、そこまで素敵な思い出をくれた彼女の幸せなら、祝福できるのかな? 残念ながら私には、ここまで素敵な青春時代の思い出がないので、知る由もない。 だけど、この映画を観て、そんな青春時代を体験したかのような気分になれた。 それだけで胸いっぱい。  ヒロインの女の子のかわいさ、やっぱり制服を着ていた頃が一番良い。 大人になってからの彼女は、平凡にさえ見えた。 学校、制服、限られた時間。 そんな制約こそが、輝ける青春の条件か。
[DVD(字幕)] 8点(2016-03-10 23:42:20)(良:2票)
2.  嵐を呼ぶドラゴン
少年の頃に、TV放映を観てあれだけカンフー映画に夢中になったはずなのに、大人になると、こんなにも楽しめないとは・・・ 歳をとって、沢山の映画を観てマイナスになることもあるんだなぁ・・・という感慨におそわれた。  だけど、オープニングのショウ・ブラザースのタイトルのかっこよさ。 あのかっこよさは、少年には分からないであろう、大人だからこそ感じることのできる興奮である。  少年と大人の分岐点。 それはどこにあるんだろう・・・
[DVD(字幕)] 3点(2009-09-15 23:48:44)
3.  藍色夏恋
まるで日本の連ドラをそのまま映画っぽくして、台湾映画風味を加えた様な作品。 映像・ストーリー・役者の魅力、全てにおいて突出したものは感じられませんでした。  ただ一つのプラスポイントとしては、台湾の緑が色鮮やかに映し出されていたことでしょうか。 台湾に行ったことがある人にとっては、その映像だけでも、(多少)は楽しむことができるかもしれません。  それにしても、ヒロインの女のコより、その友人の女のコの方が可愛かったけどなぁ・・・ 脚も綺麗だし。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-15 23:42:09)
4.  愛情萬歳 《ネタバレ》 
台湾のニューウェーブといわれるツァイ・ミンリャン監督の作品を初めて鑑賞。 いやぁ、これが思った以上に良かった。 台湾映画的な、距離を置いた視点を保ちつつ、現代社会に生きる人々の孤独や憂鬱を至極客観的に描く。 そこでは物質的な豊かさに充ちているが、人々はそれに反して心にポッカリと穴が開いているのだ。  そういった内容を、一人の女と二人の男という登場人物を使って、自然に巧く描いている。 この監督の作品をもっと観てみたい。 そう思わせるだけの傑作だった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-03-06 21:14:06)
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