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1.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
公開時は誰も彼も話題にして絶賛していた映画、そのぶん気が重くなりいつか観なければと思いつつやっと観ました。ああすげぇ。そりゃみんな絶賛するわ。  のっけからとんでもない世界でありながら全編通じて「リアリティ」に貫かれている。一応近未来ではあるが未知の科学は(そんなに)出てこないので実はSFでもないんだね。そんな架空の現代劇としてのリアリティ。攻撃が成功したり失敗したりするのにはロジックがあってそう都合良くはいかない。どんなに強くても女が筋肉男を一人で素手ではぶっ飛ばせない。怪我をすれば血を流して顔は腫れ、風呂に入れない人々はホコリまみれ。ワイヴズがきれいなのは水で洗ってるからという描写もちゃんとある。女のほうが射撃は上手いというのも一応現実には即している。  リアリティという点なら、心が壊れたマックスがなかなか物分り良くならない、どころか全能力を生存に全振りしてしまっているので最初は言葉も満足に話せないという描写も面白い。元々素直なウォー・ボーイズであるニュークスの方が早く適応する。  全編とんでもないバイオレンスが展開し続けるが、その表現としてヒューマニズムが根底にある。エグいシーンは状況として写すがグロまでは行かない。この映画は酷い世界を描いているがどこか優しい。ジョージ・ミラーは人間というものを信じていて、だからこんなとことんまで酷い世界を描きながら希望を抱かせる。その優しさは劇中で葬り去られる人々にも向けられている。  人間は愛か希望がないと生きていけない。マックスはそのどちらも得られる機会を捨てて贖罪の旅に出る。それがマックスにとっての愛と希望なのだろう。この映画は優しいが決して甘くない。
[インターネット(字幕)] 9点(2023-06-03 22:02:23)
2.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 
ものすごい特撮と撮影技術、見事なCG、全編通して画像が美しい。デタラメだが格好良いハッカー描写、ハッカーのくせにオタク度ゼロでやはり格好良いヒュー・ジャックマン、エロくて美しいハル・ベリー、妖しいトラボルタは言わずもがな、他の役者も皆すごくいい味出してる。ストーリーは滅茶苦茶だがこいういう娯楽作品があってもいい。  で、問題のラストシーン、DVDには他のバージョン2つが収録されているがどちらもひどい。そして本編のラストが一番ひどい。どうも監督自身がガブリエルという悪役に心酔してしまったようで、あの狂気や独善を冷めた目で見る視点がない。単純なハッピーエンドにしたくなかったのは分かるとしても、結果映画全体を考えれば善良な犠牲者は死に損、ドン・チードルは転がり損、ハル・ベリーはおっぱい出し損、主人公はと言うと丸得で、大金貰って邪魔な元妻とその夫は殺してもらってめでたしめでたし。おい何もかも最悪だぞ。  実際DVDでの鑑賞は何度も休憩を入れてしまった。いくらシーンが格好良くても無意味だと疲れるんだよ。え?これ99分しかなかったの?メイキング画像のインタビューでハル・ベリーとドン・チードルがその辺の徒労感をちょっと匂わせていたのが救い。
[DVD(字幕)] 3点(2017-10-12 00:56:33)
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