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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2597
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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1.  ダンケルク(2017)
耳をつんざく爆撃音、ぶつかり合う鉄の質感、あらゆるものが燃え焦げついた臭いが漂ってくるような生々しい空気感。 映画が始まったその瞬間から、「戦場」に放り込まれる。 凄い。と、冒頭から思わず感嘆をもらさずにはいられなかった。 これほどまでに、最初から最後まで“IMAX”で観ることの価値を感じ続けた映画は記憶にない。 この「体感」は極めて意義深い。  第二次世界大戦初期、ドイツ軍に包囲された連合軍は、フランスはダンケルクの海岸に追い詰められる。  この映画は撤退を余儀なくされた連合軍兵たちの「敗走」の様をこれでもかと描きつける。 登場する人物の前後のドラマを一切描かず、無慈悲な戦場での過酷な「敗走」のみをひたすらに映し出すことで、「戦争」を表したこの映画の豪胆さに何より感服する。  映画史には世界中のありとあらゆる戦争を描いた数多の「戦争映画」が存在する。 その数の分、一口で「戦争映画」と言っても、映画表現の“手法”と“目的”は様々だ。 「プライベート・ライアン」のようにリアルな戦闘シーンを究めた作品もあれば、「地獄の黙示録」のように戦場で苛まれた人間の心の闇を果てしなく掘り下げた作品もある。またはチャップリンの「独裁者」のように風刺と情感を込めて、強く反戦を訴えた作品もあろう。  「ダンケルク」は、戦場の「体感」を究めた戦争映画である。 ただ、だからと言ってこの映画が、戦争の「リアル」を描き抜いた映画かというと、それは少し違う。  “本物主義者”のクリストファー・ノーラン監督により、今作も例に違わず極限までCGによる映像処理は避けられている。 本物の空、本物の海、本物の飛行機、本物の船、本物の人間によってすべての映画世界は映し出されている。 それにより、観客はまさに極限まで「本物」に近い“感覚”を味わうことができる。  ただしそれは「リアル」ではない。言い表し方が難しく語弊があるかもしれないが、クリストファー・ノーランは、リアリティを追求するために「本物」を求めているわけではないと思う。 それは、映画という表現方法で「何か」を伝える上で、必ずしもリアリティの追求が「正解」ではないことを、この偏屈な映画監督は知っているからだ。  「現実」に起こったことをありのままに表すよりも、より効果的に伝えるべきテーマを観客に表現する方法は確実にあり、それを導き出すために、本物の素材を使い、スクリーン上で目に映るモノのリアリティを高めるという試み。 その一連のプロセスこそが「映画」をつくることだと、クリストファー・ノーランは信じて疑わない。  そのつくり手の「信念」がこの「戦争映画」には溢れ出ている。 だからこそ、ただただ「敗走」を繰り返すという、あまりに無骨でストーリー性に乏しい映画であるにも関わらず、圧倒的に「面白い」。
[映画館(字幕)] 9点(2017-09-22 23:57:42)
2.  太陽がいっぱい
周知の評価の通り、ラストが素晴らしい。主人公リプレーが一瞬の満足感の末得たものは何だったのか?思惑と異なりすべてが転覆してしまったことを知らないラストの笑顔が何とも愚かしく切ない。しかし、彼は決して何も失ってはいない。なぜなら彼には元々何も無かったからだ。そう思うと、「太陽がいっぱいだ」とつぶやいたあの一瞬こそ彼があらゆる罪を犯してでも得たかったものであり、その瞬間で彼の本望は遂げられたのかもしれない。 何と言ってもアラン・ドロンの美貌とその裏に垣間見せる屈折した感情を抱えた存在感がスゴイ。こういう俳優のことをスターと呼ぶのだとしみじみ思った。今の常識からするとサスペンスとしてのストーリーは安易であるが、偽り、交錯する人間の感情が実にサスペンスフルだ。名作の名にふさわしい傑作。
9点(2004-10-03 13:05:09)(良:1票)
3.  ダンサー
耳が不自由なダンサーという主人公のキャラクター性のわりにはストーリーに濃密さがないのは残念だが、主演したミア・フライアの演技とダンスには確かな力強さがあり見応えがあった。リュック・ベッソンが監督として本気で取り組んでいれば、けっこうな秀作になったかもしれない。
[映画館(字幕)] 5点(2003-12-05 16:59:49)
4.  TAXi2
今作の場合、続編ならではの新しさは必要なく、前作のようなノリの良ささえ携えていればそれなりに楽しい映画になっていたはずなのに、それさえ消えうせ只々くだらない駄作に終始してしまった。モロに狙ったギャクも一切笑えず、出るのは失笑ばかり。
2点(2003-12-05 16:20:10)
5.  ターミネーター2/特別編
基本的なストーリー展開にはほとんど差異はないが、細かなCG描写などが加わり若干ではあるが面白味は増している。T-1000が格子を通り抜けるが、持っていた銃が引っかかるとかそういう小ネタ的な追加シーンが楽しい。
10点(2003-11-16 11:58:05)
6.  TAXi
作品の狙い通り、スピード感に溢れた展開は見応えがありシンプルな面白さがあった。どこか間の抜けたフランス的な娯楽性も効果的に映画に反映していたと思う。バリバリに改造されたタクシーは一見の価値アリ。
[映画館(字幕)] 6点(2003-11-12 12:12:45)
7.  ターミネーター2
怒涛のアクションシーンや秀逸なVFXもさることながら、この映画に漂う金属的で無機質な世界観はとても見事だと思う。このような統一された世界観を作り出すことができるのが優秀な監督の手腕だと思う。名セリフ、心に残るラストシーン、この映画が残したものは映画史に残る偉大なエンターテイメント性だった。
10点(2003-09-29 01:45:58)
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