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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  マーターズ(2007) 《ネタバレ》 
新年早々に不快な気分になりました! まさにホラー映画のアルテマウェポン! この「マーターズ」は「屋敷女」「ファニーゲーム」などと並びトラウマ映画の中でトップの座を争う作品だ。 最初からただならぬ雰囲気でビビる。 この映画は「見てはならない光景」だらけだ。 内容はまさに狂気の沙汰といえる。 そもそもキチガイなヒロインの視点で描かれる物語が前半を占めるのでツッコミどころは満載かもしれない。 しかし他の映画ではとても味わえない不条理な展開が楽しめる。 その先の読めない文脈の欠如性がこの物語の恐怖や不穏さを助長してる気がする。 この映画は見ていて圧迫感とか閉塞感を強く感じる。 それは人の心の暗いところをえぐるからかもしれない。 そして血生臭くてドス黒く、とても痛々しい。 人を殴る感覚が観客にまで伝わる。 幻覚とか自傷といったトラウマ的なものがリアル過ぎる。 ババァは「目を見て、生きてるでしょ」って何を言ってるのか分かりかねるが、 不可解にもかかわらず深みを感じるラストは衝撃という言葉に値するかもしれない。 一家惨殺、トーチャー、サイコ、ゴースト、ダークネス、オカルト、それらが全部成功してるってどんだけ怖いん!っていう感じです。 古いフィルムの途中では二人の少女が可憐に戯れていてかなり癒される。 この監督にはいつか「ミツバチのささやき」のような少女の視点をベースにした映画を作ってほしい。 ヒロインがその場を離れなかったのは身寄りがなかったことと親友を失った喪失感からだったのでは? 警察を呼ばなかったのも前述のことと地下で遭遇したことのショックで気が動転してたためだと思う。 ヒロイン役の一人は骨折し、もう一人は殴られ過ぎて翌日立てなくなったとか。 DVDを所有しての2度目の鑑賞ですが、最近はグロ画像ばかり見てるので変な耐性が付いちゃったのか、 1回目の観賞の時みたいに目を背けたりとか気分が死ぬことはなかったけど、 それでもこの映画はホラー史上超アルテマ級の最恐映画。
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-06 00:47:21)
2.  マドモアゼル 《ネタバレ》 
ちょっとトラウマな感じの残るカルト映画だった。 女教師マドモアゼルの腐りかけた美貌が放つ熟れた色気と、 彼女の不条理かつ理不尽なまでの悪徳がこの作品の魅力だ。 閉鎖的な村ではその悪徳は独自の展開をたどる。 ってか動物が可愛そう。 彼女の悪徳と追尾するかのように少年の内にある性のざわめきが描かれてるみたいで面白い。 それからチェーンソーを持ったイタリア男(少年の父)が肉体美をもってセクシーに描かれる。 このイタリア男の笑い方には何か暗い余韻が感じられる。 イタリア男と女教師の辿る末路の差は、まるで男と女の違いが示されてるみたいだ。 差別、暴力、嫉妬、エロス、人間の醜い部分が森の影でむき出しになるが、 それとは逆にモノクロ映像は時に詩的なまでに美しく幻想的で、それがこの作品を芸術の域にまで高めている。 悪女や女教師に強い関心のある人ならおススメかも。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-28 18:07:07)
3.  マリー・アントワネット(2006) 《ネタバレ》 
 あまりにも優美な美術。 当時のフランス王家の暮らしぶりを見事なまでに再現してるんだと思う。 まるで自分もその王族の一員であるかのような疑似体験をするほどの 密度の濃い完璧な宮廷美術にたびたび圧倒された。 その雰囲気を助長する優雅な宮廷音楽。 甘い甘い宮廷生活はまるでケーキやお菓子のようだ。 パンクロックが使われるとまるで土屋アンナみたいな世界になってくる。 女性の生き方を描いているかのような、どちらかというと女性向な感じの映画だった。 マリーアントワネットの生きざまは女性として美しい。 民衆の暴動はほとんどが音とシルエットのみで不安に描かれています。 以前に何かのドュメンタリーで観た首飾り事件だの、処刑だのといったところは出てこなかった。 甘い宮廷生活の崩壊した風景はまるでマリーアントワネットたちが食い散らかしたケーキのようだった。   
[DVD(吹替)] 7点(2012-06-25 23:48:49)
4.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
全く分からん!実はまったく分かんないんです! 意味分からんのに作品として自立しているのがやっぱスゲーな。 バラバラだったものが、どんどん繋がっていくのが凄い。(とは言っても自分ではその繋がって行くものが何であるかは分かりませんが、、、) この作品の世界では、同じことが繰り返されていると思います。 いろいろな人物が入り乱れて、もはや誰が誰だか分からない! 誰が誰でもある?誰が誰でもない? 人々が入り乱れ過ぎ!しかし登場人物みんながその場所や物を共有しているように思います。 それぞれのキャラクターも超個性豊かで、とても良い味を出している。 ホントみんなキャラ強すぎ! バラバラだったものがどんどん束になっていく感じ。 しかし僕は何も分からないので間違った見方をしていたらすみません。。。 でも、観れば観るほどその世界に引き込まれる作品! そしてその世界はとても魅力的な世界。 わかんなくても強く印象に残るじゃん(セリフや表情でも)。 女性の寂しくも力強い歌声に感泣評価は満点! 「アイバンダぁー」(?)印象的な言葉。 僕個人としては「サイレンスぃーオー」(「シレンシオ」って言ってるんですね)というところで全てが一つになるような気がするんです。「カーボーイ」がヤバい!アレ人間じゃねーよ!コエぇよ!アブねーよ。 あの照明の当たり方、登場のし方、あの無表情は危険。ブッ飛び過ぎです。 「じいちゃんばあちゃん」もコエ~よ!なんだアレ! リンチ作品は、電灯が光を強く放ち、バッと消えるときに非現実世界にトリップする(逆かな?)ような気がします。何か現象が起こるきっかけなのかもしれません。 音楽も美しくかっこいい。 リンチは暗闇を深く描く天才です。 そしてリンチは食べ物を美味しそうに撮る天才です。 いや、一言で言いましょう!この作品は「変」です!
[DVD(字幕)] 9点(2007-12-31 00:28:36)(笑:1票)
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