Menu
 > レビュワー
 > ESPERANZA さんの口コミ一覧。10ページ目
ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123456789101112131415
投稿日付順123456789101112131415
変更日付順123456789101112131415
>> カレンダー表示
>> 通常表示
181.  裸のマハ
「裸のマハ」を描いたゴヤとアルバ公爵夫人カイエターナ、それに宰相ゴドイ、そのまた愛人のペピータ、カルロス4世と王妃マリア・ルイーサ、皇太子フェルナンド、この時代のスペイン王室を巡る人物関係は非常に複雑であり、興味がないとなかなかわかりにくい。この映画はまさにその中で起こった事件、カイエターナは自殺か毒殺か、毒殺ならば誰が殺したのか、それは未だに謎であり、仮説として描かれたものだ。 したがってミステリーとして見ても、歴史物として見てもわかりにくいのは仕方ないだろう。それをまたペピータ(現在はマハのモデルとして最有力)にペネロペを起用し、エロティックな要素を取り入れているため、ますますどこを中心に見ればよいのか、わかりにくくなっている。それがまた点数が低い原因かも。しかし、私は結構好きな映画である。ただ欠点はゴヤは画家に見えないし、ゴドイも宰相らしくない。それどころかペネロペはマハのモデルにはまったく見えない。(美しすぎる)
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-21 22:25:12)
182.  サラの鍵 《ネタバレ》 
昨年「黄色い星の子供たち」を見て「サラの鍵」を知ったとき、絶対見逃すまいと心に決めた映画で、念願かなって今日見ることができた。共通点は「ヴェル・ディヴ事件」で、1942年7月16日にフランス警察がユダヤ人13000人を一斉検挙した事件である。子どものいない5000人は収容所へ、家族のいる8000人は冬季競輪場(ヴェル・ディヴ)を送りまれたのだ。 映画は期待が大きすぎたせいか、やや物足りなくも感じた。冬季競輪場の過酷なシーンも先の映画「黄色い星の子供たち」ほどはなかった。(前回の映画の印象があまりにも強かったのと今回の映画はあらかたのストーリーを知っていたからだろう) しかし、この映画は少女サラとその弟の運命、またその真実を追い求める米国の夫人ジャーナリストを描くのが主題であり、原作にない成長したサラを登場させたことで、より映画の良さが出たのではと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2012-03-19 19:11:54)
183.  マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙 《ネタバレ》 
強い国家をめざす保守主義の人たちからは、故チャーチルに並ぶという形容をされるが、マーガレット・サッチャーは決して偉大な政治家というわけではない。 「リトル・ダンサー」や「ブラス!」でもわかるように、不況打開のためには炭坑閉山や組合運動つぶしに積極的だった人であり、フォークランド諸島をめぐるアルゼンチンとの紛争にも、話し合うことなく勝利あるのみと戦争をしかけた張本人である。だから支持される面も強いが、反発も相当ひどかった。 この映画でも、そういう一歩引かぬ強い態度を十分に表現している。また政権末期における国民の批難や退陣を迫る側近らの声すら一切聞かぬ態度は、信念というか頑固というか実にすさまじい。その反動もあろうが、退陣した後のサッチャーは認知症を患って非常に痛々しい。そういうマイナスの面も映画はよく捉えていて見応えがある。 ところで永田町で試写会があったみたいだが、政治家の先生方が、国民の声を聞かないところだけを見習うのではと心配になった。 
[映画館(字幕)] 7点(2012-03-17 15:24:31)(笑:1票) (良:2票)
184.  ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ
ストーリーは子ども向きだけどファンタジックで楽しさ満点、結構おもしろい。ラストにはちょっぴり感激。映像も良いが、音楽はもっと良かった。エンドクレジットなんか、本格的で文句のつけようがない。
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-07 17:20:53)
185.  ナニー・マクフィーの魔法のステッキ 《ネタバレ》 
ストーリーは単純かもしれないけど、ファンタジックで結構好き。ナニーの顔に最初すごく抵抗あったけど、子どもたちがひとつ学ぶたびに顔が変わっていくというのがおもしろい。原作を思い切り変えて、脚本を書き、主演したエマ・トンプソンに拍手を送りたい。もう少し洗練されていればなお良いが・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-06 23:20:31)
186.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
子どもの頃赤と青の色がついた眼鏡で見る立体映画というものもあったが、3Dと呼ばれるものは生まれて初めてで、画面に気をとられてストーリーがよくつかめなかった。 終盤、リュミエール兄弟の映画「ラ・シオタ駅への列車の到着」やメリエスの「月世界旅行」などが出てきて興味深かったが・・・。
[映画館(字幕)] 6点(2012-03-01 19:05:37)
187.  グリーン・カード 《ネタバレ》 
男はグリーン・カード(外国人永住許可証)を得るため、女は大きな温室つきのアパートを借りるために偽装結婚をする。それでバイバイとなるはずが、移民局の入念な調査には参った。何でここまで調べるの?と思うくらい。それくらい移民問題は深刻なのだろうが、そこは映画、コメディ風に軽いタッチで進む。 でもやっぱり、奥さんの化粧品となると知るかっ、知らないのが普通だろう。知らないですませろよと応援。ラストの抱き合う姿にも温情なし(たぶん) ところであのピアノ演奏、前衛的なものかもしれないが、でたらめに弾いているようにしか思えないが・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2012-02-27 22:17:29)(笑:1票)
188.  真夜中のピアニスト
音楽映画だと思って、間違って見てしまった。ピアノを弾く人は手や指をとても大切にする。この主人公はピアニストとして最初から失格。
[DVD(字幕)] 3点(2012-02-18 13:11:48)
189.  ピアニスト 《ネタバレ》 
好き嫌いは別として、凄い映画だということはまちがいないし、点数の付け方にも迷う。 (他の人はと見るとやっぱり10点から0点まで幅広く広がっている) ピアニストが主人公だが、クラシック音楽の扱い方も半端ではない。バッハの何か知らない曲が出てきたかと思うと、シューベルトのピアノソナタイ長調(しかもいきなり第3楽章)、歌曲は冬の旅の中の「Im Dorfe」(村にて)、そしてきわめつけはシェーンベルクというようにかなり専門的。その他シューベルトのピアノトリオ第2番の第2楽章やブラームスの6重奏曲の有名な旋律も出てくるが・・・。もっと格調高く聴きたかったが、いきなりポルノ画像になるのにはぶったまげた。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-16 23:10:02)
190.  幸せパズル 《ネタバレ》 
過去2回の外国語映画賞(「オフィシャル・ストーリー」と「瞳の奥の秘密」)を受賞したアルゼンチン映画ということとタイトルに惹かれ鑑賞。パズルは何かのたとえかと思いきや本物のジグソーパズル、競技会まで登場する。通常の縁から作成することから外れ、いくつかのパーツを作って組み合わせる彼女独特の手法で短時間に仕上げる。 夫と子どもには嘘をついてまで、年上のパズル狂の男性(パートナー)と練習に励むのだが、恋に落ちるというわけでもなく、淡々と進むのがまた何とも言えない。
[映画館(字幕)] 5点(2012-02-15 15:48:42)
191.  ベルエポック(1992)
王政から共和制へと動乱が続くスペイン国内情勢をよそに、おとぎ話的なほのぼの(?)とした世界が広がる。映画の展開もコメディックだ。末娘に姉さんたちとの愛とは違うんだと言うけれど、本当かなと首をかしげたくなる。 ウナムーノという哲学者や、サルスエラ(スペインのオペラの一種)についてもよく知らないし、ついて行けないところも多々あるがこれがスペイン文化か。スペインについてもっと知っていれば、楽しめただろうと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2012-02-08 17:48:56)
192.  冒険者たち(1967)
夢とロマンを追ってたどり着いたのが海に浮かぶ要塞、宝があっさり見つかってしまうがええーっという感じだが、流れる音楽が印象的で実に良い。終盤の銃撃戦は嫌だけど・・・。昔見た映画だったけど、DVDで再鑑賞して新たな発見。前半の日本料理屋が出てくるあたりで「戦場にながれる歌」のポスターを発見。
[映画館(字幕)] 7点(2012-02-06 20:17:40)
193.  すべて彼女のために
題名だけで選んだのがまちがいだった。それに主演のヴァンサン・ランドンは近年の「君を想って海をゆく」が非常に良かっただけに残念だ。 どんなことをしてもというのは、気持ちではわかるが絶対にやっていけないことだし・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2012-02-01 17:52:36)
194.  マーガレットと素敵な何か
ロマンティックで、メルヘンの世界を思わせる予告編につられ鑑賞。映画自体は悪くなかったが、60過ぎの爺にはちょっとばかり苦手だった。乞う、青年および女性。7歳ののマルグリットは大変かわいかった。
[映画館(字幕)] 5点(2012-02-01 15:46:50)
195.  あの胸にもういちど
ただひたすら走るオートバイかと思いきや、回想シーンや幻想、モノローグと飽かせない構成になっている。穏健で節度のある夫と自由で常識にとらわれない情熱的な恋人の対比がよい。オートバイもまた快感と危険の隣り合わせだし、・・・ カメラワークが大変すばらしいのは、元々が撮影監督だということか。歌手マリアンヌ・フェイスフルが主演女優を演じ一躍有名になった。
[映画館(字幕)] 6点(2012-01-26 21:17:36)
196.  オリバー・ツイスト(2005) 《ネタバレ》 
映像はきれいだし、作りも丁寧。ミュージカルや少年少女向けにもならず、ディケンズの原作に近い雰囲気を与えてくれる。特にラストに絞首刑の恐ろしさを持ってくるとは生々しい。しかし果たしてこういうエンディングはどうなのか。 ベン・キングズレーのフェイギンはずいぶん年寄りで悪者でありながら寂しささえも感じさせる。
[DVD(字幕)] 6点(2012-01-17 22:10:02)
197.  ノー・マンズ・ランド(2001) 《ネタバレ》 
最初見たときは国連軍の無能ぶりを皮肉る映画かなと思っていたが、どうもそれだけではなさそうだ。そもそも地雷というのが非人道的な武器である上に、信管を外すことが不可能なジャンプ型地雷というものであればどうしようもない。これじゃいくら国連軍であろうと、地雷除去専門家でもどうしようもないだろう。そういうどうしようもない武器を作り出す側、使用する側の非人道さが伝わってくる。 そしてまたボスニアとセルビアといっても人種は違っていても、紛争が起こる前は一つの国、その一つの国が人種の違いや宗教の違いその他でいがみ合い対立する愚かさ。そういった諸々の戦争の愚かさが凝縮されていて考えされる映画だ。  
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-12 23:02:31)
198.  レオン(1994)
人間抹殺の掃除屋の異常な愛の物語、殺しのテクニックを教える方も習う方も常軌を逸している。 人の命の大切さが身にしみてよくわかる映画。
[DVD(字幕)] 2点(2012-01-05 23:35:14)(笑:1票) (良:1票)
199.  カビリアの夜 《ネタバレ》 
じーんと胸に響く映画だ。「道」のジェルソミーナの感動が再び蘇り、純真無垢なカビリア(私もよくカリビアと間違えた)と重なる。男が女がとか、マリア様とか、奇術師とか関係なく、それを超越したジュリエッタ・マシーナを見た。 なるほどフェデリコ・フェリーニの双璧と言われる所以か。ラストの涙の中の笑顔は忘れられない。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-05 22:03:47)
200.  パピヨン(1973)
若い頃見たときはあまりの壮絶さに声も出なかった想いがある。その後脱獄囚自身の自叙伝に基づく映画ということを知り、そのリアルさがただならないことを思い知った。 この映画は男同士の真の友情を描いたものであり、不撓不屈の男のドラマでもある。しかしよくよく考えてみれば、刑務所というものがいかにむごたらしいものであったか、何故に人権が全く存在しえなかったのかという社会派ドラマでもある。DVDで改めて見て、マックィーンとダスティン・ホフマンの演技力に脱帽。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-29 22:29:05)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS