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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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261.  白いカラス
現代風の悲惨なエピソードを色々詰め込んで人生の悲哀を描こうとしたものの(しかし、人種転換以外は珍しくもないエピソードばかり)、それらが相乗効果を生み出さずに中和し合って、全く印象に残らない散漫な映画になってしまったという感じ。これは脚本の未整理が決定的な敗因です。どれかのエピソードをばっさりと切り落とし、視点をゲイリー・シニーズ演じる作家に固定し、運命の皮肉に翻弄されるアンソニー・ホプキンスのアイデンティティを巡る物語に特化すべきだった。悪戯に豪華キャストを配置してしまった為、後からエピソードやキャラクターをいじれなかったことも、自らの首を絞める一因となってしまったのでしょう。そういうことで、「白いカラス」と聞けば、ついハカイダーの愛車を連想してしまう私ですが、3点献上。
3点(2004-10-05 00:18:33)(良:1票)
262.  デュラス/愛の最終章
これはマルグリット・デュラスを知らない人には薦められません。例え著作を読んだことがなくとも、彼女がいつ頃どの作品を著し、晩年どの様に暮らしていたのかを知らないと、映画が何を描いているのかさっぱり解らないでしょう。本作は観客がそれらを既に知っていることを前提とし、デュラスと愛人ヤン・アンドレアとの愛憎のディティールだけを描写することに腐心しています。創作のダイナミズムや人間デュラスに迫ることもなく、時の流れは著作のタイトルだけで表現し、短いシーンがひたすら積み重ねられていきます。デュラスを演じるのは「愛人/ラマン」同様、デュラスの盟友ジャンヌ・モロー。15歳で中国人の愛人になった少女は、66歳で38歳年下の愛人を囲う老女になる。これも因果応報か(ちょっと違うか…)、3点献上。
3点(2004-10-05 00:17:47)
263.  葡萄酒色の人生/ロートレック
私は伝記映画は余り駄作にはならないと思ってますけど、極たまに「みすゞ」とか本作みたいな大変つまらない映画になることがあります。その一番の原因は製作者がテーマを絞っていない(絞れない)こと。偉人の生涯を描くこと自体にも意味があるとは思いますが、もっと大事なのは、人間としての偉人本人を掘り下げ、そこから普遍的テーマを表層に抽出することです。本作のロートレックは身障者として貴族(金持ち)の家に生まれた故、大変甘やかされた自堕落でつまらない小男というだけです。要するに唯の馬鹿。これはセットや映像以前の課題が疎かになってます、3点献上。
3点(2004-10-05 00:16:35)
264.  溺れゆく女 《ネタバレ》 
私生児として貧しい母に育てられ、10歳で裕福な父方に引き取られる。10年後、家業の先行きを案じて長兄が自殺。その直後、父親を階段から転落死させてしまい、そのまま失踪。鶏小屋に潜んでいたところを発見された後、パリに住む兄と同居。街角でスカウトされてモデルへ転進。モデルとして成功しつつ年増女のストーカーとなる。その女と付き合い始めるが、妊娠が発覚した途端昏睡に陥り、回復後は海辺に隠遁。遂には女から逃れる様に精神病院に入院。退院後、警察に父親殺しを自首して裁判を待つ…。何かマンガみたいな波乱万丈青年の話なのに、映画はどうしてこんなにもつまらないんだろう? 物語の主題がどこにあるのかも私には良く判らない。これは脚本の構成に問題ありだな、3点献上。
3点(2004-08-24 18:11:06)
265.  スズメバチ
警官・泥棒・警備員が一丸となって、迫りくる敵を迎撃する篭城物の一本。ま、唯ドンパチやりたかっただけのB級映画ですけど、そーゆー映画に不可欠な爽快感みたいなものが欠けてる所為か、私はちっとも楽しめなかったなぁ(これがおフランスの限界なんでしょうか?)。アクションのパターンも最初から最後まで一本調子だし、黒幕も見たことのあるキャラクター。ラストだって起死回生の一発逆転があるわけじゃない。それにしては製作規模が大き目で、それが逆に映画に悪影響を与えている気もする。どうにもハリウッド的フランス映画は私に会わないものばっかりです、3点献上。
3点(2004-07-09 16:16:28)
266.  ルーヴルの怪人 《ネタバレ》 
これ、ミイラの霊体(これが信じられない位カビ臭いイメージ)を開始早々登場させなければ、ちょっとしたサイコ・ホラーかオカルト映画として、また、ルーヴル美術館をちょっと変わった視点から堪能できる作品として、そこそこは見られるモノになってたと思う。しかし、今時この映画の作りは何だ? 「怪人」はミイラの霊体だと最初から判っちゃって、どこに怖さや面白さを見出せばいいの? しかもこの怪人、人もあんまり殺さないし、やってることがセコイぞ。憑依する理由も自分が昇天したいだけで、そこには怨念も呪いも無し。そんなの一体誰が怖がる? 3点献上。
3点(2004-05-25 23:09:48)
267.  ウェイクアップ!ネッド
何か笑えなかったなぁ。全体的にもの凄~く中途半端。もっとドタバタしてもいい筈だし、もっとハラハラさせて貰ってもいい筈。じーさん達のキャラにももっとメリハリが欲しいし、あのばーさんを使ってもっと笑わせて貰いたかった。それに老人、過疎、死、欲等についても、もっともっと毒気があっていい筈。すべての要素が面白くなる二歩手前辺りで終わってしまっているように思う。ラスト・シーンも今一すっきりしないし、こんなんでいいんでしょうか? そんな訳で3点献上。
3点(2003-09-28 06:45:16)
268.  ヴァイラス(1999)
とにかく最初から最後まで想像通りに展開する馬鹿でも思いつく話。全く想像を裏切らないので、途中を見逃してもストーリーが分からなくなることはない。ホント、テレビで何気なく観るのが丁度良い。同じ様な作品でも「ザ・グリード」くらい弾けてれば、それなりに面白くも観れますが、こんなくだらない映画をこうも真面目に作られちゃ目も当てられない(これが監督のセンスの差というものなんでしょうねぇ)。ま、ジェイミー・リー・カーティスの古典芸能が見れたから良しとしますか、3点献上。
3点(2003-01-12 18:44:18)
269.  テス
大っ嫌い、生理的に受け付けない。こんな前々時代的な原作を、わざわざ映画にして残さないで欲しい。映画の方も退屈な絵画的「美」と、ナスターシャ・キンスキーの絶頂期の「美」を、ただ冗長に映してるだけ。「美人は3日で飽きる」って諺を知らんのか? 演出も甘いし解りにくい。袋叩きを覚悟で断言、これは駄作です。衣装担当者とロケハン担当者とナスターシャの「美の記録としての価値」に1点ずつ、3点献上。
3点(2002-09-01 00:32:16)(良:1票)
270.  ロマンス X
カトリーヌ・ブレイヤという人は名前からも判る通り女性です。そして、一貫してフランス映画らしい「愛と憎と性」を描いている方だそうです。しかし、この内容はフェミニストの人が観たら激怒するぞ。ポルノが大好きな男の一人である私が観ても、どうかと思うぞ。確かにこの主人公のような女性はいないとは言わない。だが間違わないで欲しい、こんな女は多くないぞ。この女流監督は、自分が女性であることが嫌でしょうがないのではないか。主人公の悩みは自己嫌悪ではなく、どう見ても「自性嫌悪」。そして流行の自虐趣味。…ん? あっ、なんと世界的ポルノ・スター、ロッコが自慢の一物を持って行きずりの男役で登場してるじゃん。なぁんだ、唯のポルノ映画だったんだ。では、3点献上。
3点(2002-07-25 19:18:49)
271.  ナインスゲート
謎が謎を呼ぶどころか、何が謎かさえ謎のまま終わってしまったような…。一応オカルトものに分類されるであろうけど、雰囲気だけでテーマを探り取らなければならない大変に難しい映画(若しくは駄作か? 少なくとも私には理解不能)。ま、確かにデップの好きそうな題材ではあります。私的に一番怖かったシーンは、タダ乗りされた「蜘蛛女」の人がキレたところでした。んなわけで3点献上。
3点(2001-11-28 21:12:57)
272.  フィフス・エレメント
結構この映画、評価高いんですよね。映画としてはすご~く中途半端なのに…。SFっぽくない、アクションっぽくない、ラヴ・ストーリーっぽくない、コメディっぽくない…。別にどれかのジャンルにはまればいいって言ってる訳じゃないんだけど、スタイリッシュな映像と支離滅裂なストーリーだけじゃイメージ・ビデオと同じだよ、映画じゃない。従ってベッソンの感性にのみ3点献上。
3点(2001-07-26 10:37:55)
273.  クリムト
クリムトを知らない人間がこの映画を観たとしても、依然として知らないままでしょう。基本的には「死期の近づいた実在の画家・クリムトが垣間見る自らの人生の回想」という内容ながら、これは多分ほとんどがラウル・ルイスの創作。しかも晩年が主体になってる上に、断片的に提示される妄想風エピソードにも辻褄は無く、非常に漫然とした仕上がりです。しかも室内シーンばかりなので、宣伝にある「クリムトと旅する19世紀末ウィーン文化」も大して味わえません(ヴィスコンティくらい美術にこだわってれば、室内シーンばかりでも退屈はしませんが…)。とにかくクリムトを題材にした必然性が全く解らず、おまけに、もう少しで睡魔に屈しそうになりました。こんなことなら「デスノート後編」を観に行けば良かった…(悔)、2点献上。
[映画館(字幕)] 2点(2006-11-30 00:07:35)
274.  ミシェル・ヴァイヨン
何でこうも立て続けに新作を発表できるんだ、リュック・ベッソン? 配給会社もベッソンの名前を見たら買わない位の気概を見せて欲しい。とにかく、恐ろしい程つまらない。コミックが原作だからって、ありえねー展開をありえねーまま持ってこられても困る。ありえねーことをあり得る様に見せることこそ、脚本と演出の腕の見せ所じゃないの。悪役チームはレースそっちのけで主人公チームの邪魔ばかりしてるけど、こんなんで優勝に絡めてしまうのが解らん。まるでル・マンには2チームしか出場してないみたい。いくら映画をやかましくしたって、誤魔化しはききませんよ、2点献上。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2006-01-02 00:03:38)
275.  家宝
映画には興味があっても「芸術」には縁遠かったもので、ポルトガルの巨匠・マノエル・デ・オリヴェイラの作品に触れる機会はこれまでありませんでしたが、今回観てみて、何かテオ・アンゲロプロスに近いものを感じた。監督が故意に観客を眠らせようとしてるかの様。高尚な芸術に触れるとパンピーは眠くなるものなのか? いや、そんなことはない。ルノアールの絵画を長時間眺めても、モーツァルトの音楽を長時間聴いても、ましてや映画芸術の一つの到達点とされる「市民ケーン」を観ても眠くはならんゾ。冒頭、長々と交わされる意図の解らない会話から、いきなり睡眠中枢を刺激してくる。登場人物の関係性も解り難いし、一体この女の望みは何だったのか? 私にとって本作は芸術ではなく、単なる眠い映画です、2点献上。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-08-26 00:07:40)
276.  YAMAKASI ヤマカシ
一時期話題になった、傍迷惑なフランスのエクストリーム・スポーツ集団を主役に据えたアクション映画。何でまた、こんなものを「劇映画」にする必要があったのか? もしヤマカシに興味があったんなら、普通ドキュメンタリーにしないか? 彼らの能力を見せること以前に、このストーリー展開では、彼らは「常識に囚われない新しい都市スポーツの実践者にして心優しい若者達」ではなく、単なる馬鹿集団です。自分達の落ち度を社会制度の責任に転嫁するのは、不況に喘ぐフランスの若者に媚びる為か? これでは、その辺のストリート・ギャングと全く変わりませんよ、2点献上。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-05-01 00:06:58)
277.  宮廷料理人ヴァテール
これほど見事に私の嗜好と合わなかった映画も珍しい。これはストーリーや出演者、テーマ性等の前に、純粋に私とこの映画が合わなかったんだと思う。エピソードと言えば、厨房の喧騒とアクシデント、そして馬鹿貴族共の理不尽な振る舞いばかり。それに、何の説明も無く3日間(前日と1・2日目)のドタバタを描くだけなので、歴史に不案内な私は時代やヴァテールという人物の背景等が掴み辛く、だから、とにかく退屈で退屈で仕方なかった。英語劇だったのも白けた一因。この饗宴は史実に基づいてるそうですが、細かなエピソードはどこまでが事実なんでしょうか…、2点献上。
[DVD(字幕)] 2点(2005-05-01 00:06:27)
278.  野性の夜に
ストーリーが凄いと言うよりも、こういう人達が実在し、且つ、そこから反省や建設的思想を導くのではなく、言い訳めいた自己憐憫だらけの映画を作ってしまうということが凄い。要するに気づいてないんですね。天然です。正に、何とかは死ぬまで直らない。たぶん私は、どっちかと言えばインモラルな人間で、エキセントリックな人にも魅力を感じますが、弱い人間はダメ。人は誰しも弱いもんですけど、こいつ弱すぎ。最弱です。しかもそれを克服しようとするどころか、天然故に気づいてさえいない様子。これじゃ玩具屋の前でもんどり打って駄々を捏ねてるガキと同じです、2点献上。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-05-01 00:05:43)
279.  ガーゴイル(2001)
大絶賛のアニエスb.を始め、そうそうたるブランド・ネームがクレジットされてるとこを見ると、本作は一種のファッション・ムービーというカテゴリーでいいんでしょうかね。キャスティングからしていかにも渋谷系(死語?)っぽく、この辺に騙されて日本も製作に一枚噛まされたんでしょうか。一見アートを気取ってそうで、意味の無いクローズ・アップばかりのヴィジュアルはちっとも美しくない。ストーリーは訳判らない。ダラダラした展開はとてつもなく退屈。これは、ブランド・ショップのディスプレイ映像向けに30分程でまとめられるべき素材を、無理矢理引き伸ばした様な感じです、2点献上。
2点(2004-11-18 00:06:37)
280.  アデュー、ぼくたちの入江
「アデュー、ぼくたちの入江」よりも、「渚のロリータ」って方が本作には正しいタイトルの様に思えた。だって、鮮烈な性の匂いを振り撒く低脳少女しか印象に残らないんだもん。てか、タイトル以前に、わけ解んないんですけど、この映画。時、場所、登場人物の境遇、テーマ等、全く解らない。またF1、殺人、不法侵入した屋敷、「天使の入江」(これが原題)等に何の意味があったんでしょう? 淡々とした映画には訳の解らないのも良くありますけど、これだけ作為的な映画でこの中身じゃどーしょーもない。官能作として騙して売るしか方法が無かったのも頷ける仕上がりです、2点献上。
2点(2004-09-12 00:05:19)
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