381. 太陽はひとりぼっち
90分で収まるところが2時間超えになったような各シーンのダラダラ感が苦痛で苦痛で。お顔とスタイルの美しさに目を瞠るモニカ・ヴィッティを音を消して眺めているぶんには楽しめる映像美ではありましたが。 何にも価値を見いだそうとしない、感謝することもない、不毛だ不毛だと喚いているばかりの作品にヘトヘトになりました。 アラン・ドロン人気にあやかってひねり出したかのような邦題に苦心の跡が窺えます。 [DVD(字幕)] 3点(2022-02-22 14:00:01) |
382. 女の一生(2016)
ステファヌ・ブリゼ監督作と言うことでの鑑賞でしたが大ハズレ。女の一生という事ですが、「大地」(1937)でのルイーゼ・ライナー演じた女性と比べて月とすっぽん、何とも薄っぺらで超絶しょうもない話でした。 [DVD(字幕)] 3点(2021-11-02 03:25:24) |
383. あの胸にもういちど
お目当てアラン・ドロンは「顔だけ」の存在でガックリ。冒頭から30分間程ずっとバイク疾走シーンで What is this movie ? 何となくストーリーらしきものが見えてきても相変わらずレベッカが疾走しています。多分そうなるのだろうという予感通りでのお開きにやはり What is this movie ? feel disappointed 宮崎あおい似のマリアンヌ・フェイスフル全裸レザーライダースーツが峰不~二子ちゃんのモデルだったという「へぇ」に1点。 劇中ドロンの what is love ? 学生相手の講釈に1点。このシーン以降 Haddaway の what is love が駆け巡ったところに1点。 [DVD(字幕)] 3点(2021-05-09 23:55:17) |
384. テルアビブ・オン・ファイア
劇中劇のテルアビブオンファイアが超絶つまらない。こんなのを面白がって見ているユダヤ&パレスチナの人々も意味不明。 作品作りに多くの人々の思惑が絡んでいる事を思わされたところ 意外と素敵であった音楽 クスリとも笑えなかった本作がコメディ作品だったという事に心底仰天したところ それぞれ1点ずつ。 [DVD(字幕)] 3点(2021-04-29 02:11:16) |
385. ハーレム
現時点で「この世にこんな美しい人がいてるのか!」ランキング4位のナスターシャ・キンスキーは絵的に掃き溜めに鶴状態で点数の全て。悲しいかな脚本と演出も掃き溜めで演技のしようが無いのでしょう。かなりなコケ具合。残念無念(泣)超絶駄作であり、ベン・キングズレー共々出演理由を知りたいところです。 [DVD(字幕)] 3点(2021-02-08 02:21:54) |
386. グッバイ・ゴダール!
若くして人間の出来たアンヌのお陰(+1点)で完走出来た作品。全ての他人がバカだと思っているゴダールの言動に、ウ・ン・ザ・リ です。 [DVD(字幕)] 3点(2020-09-08 00:54:22) |
387. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》 監督十八番の映像表現によるダンケルクの戦いを描いた本作。立っているだけのケネス・プラナーを始めとして33万人救出の感動が何一つとして湧き上がらなかった。凝った絵柄(+1点)のニュース映像であって映画としての面白味が皆無の作品。 [DVD(字幕)] 3点(2019-05-16 16:15:26) |
388. キングス&クイーン
《ネタバレ》 ノラの余りの身勝手さに開いた口が塞がらなく胸糞悪いことこの上なし。「私が愛した4人の男」の中に3番目の夫が含まれていないのにとどめを刺される。切れ味に欠けるダラダラした語り口の監督との相性悪さが極まれた本作。マチュー・アマルリック出演なればこそ我慢を重ねた鑑賞が報われた異端児の矜持が胸に沁みる「・・・・間違えるのはとてもいいことだ。 必ず答えがあるわけじゃない。思う以上に刺激的で意外なのが人生なんだから」 [DVD(字幕)] 3点(2019-02-03 22:42:50) |
389. あの頃エッフェル塔の下で
《ネタバレ》 空港での足止めの件及びパスポート売り渡しの件は物語の肉付けに過ぎず、本筋は少年少女の恋愛話。ダラダラ繰り広げられる双方の好き勝手な振舞は幼い事を差し引いてもウンザリさせられる。後年再会したコヴァルキに恨みつらみを吐き散らかす、無様さ極まれるザマをお目当てマチュー・アマルリックが流石の芸達者ぶりで見せてくれるこのシーン以外観るべきものが無い期待大外れの作品。残念。 [DVD(字幕)] 3点(2019-01-20 16:17:24) |
390. 気狂いピエロ
初見。スタイリッシュな映像に映えるジャン・ポール・ベルモンドが目の保養になっただけの作品。但し喋り出したらもうダメで哲学的なようであって単なる世迷言をダラダラと吐き散らかすのに閉口する。アンナ・カリーナに至っては顔もスタイルも映画俳優としての華も無く、粋がってもオツムの空っぽさが滲み出ている痛々しさ。監督の私情を思うとバカらしくなる。私にとってハッピーエンドな結末に上がった血圧が下がっていった。 [DVD(字幕)] 3点(2018-11-21 13:14:44) |
391. パッション・ダモーレ
《ネタバレ》 特殊メイクでもって作り上げられた醜女フォスカ。容貌以上に醜いのは性格で観るに堪えない聞くに堪えない姿にゲンナリ。窮め付けは列車に乗り込んできた死神のような姿で殺意が湧き上がる。ベルナール・ジロドーとジャン・ルイ・トランティニャン(お目当て)が霞んでしまったヴァレリア・ドビチの熱演が特筆もの。後味悪過ぎる結末に「ヘンなもの観てしまった」感でグッタリ。 [DVD(字幕)] 3点(2018-09-15 12:41:08) |
392. オックスフォード連続殺人
《ネタバレ》 高邁な数学・哲学理論で彩られていながら事件の真相は数学に何の関係も無い下々の人間臭い動機であるのに白けてしまい、お粗末な結末に「何じゃこりゃ」 天才数学者役のジョン・ハートは見せ場は無く客寄せパンダのようでガックリ。暇つぶしにもならない駄作。 [DVD(字幕)] 3点(2018-03-11 21:40:43) |
393. 太陽が知っている
4人の思わせぶりなだけの姿をダラダラ垂れ流すだけのつまらなさでイライラし通し。ポカーンとするのみの結末に詐欺に遭ったような脱力感で一杯。企画・配役・脚本・演出・邦題(まで)全てが安易な愚作。 [DVD(字幕)] 3点(2018-02-04 00:55:50) |
394. ライヤーゲーム
話がイマイチ把握出来ず結末も理解し難く、再見して確認しようという気にもなれず。小洒落た感じが何となくしただけの作品。 [DVD(字幕)] 3点(2017-04-17 16:10:44) |
395. マラヴィータ
《ネタバレ》 マーティン・スコセッシ、リュック・ベッソン、デニーロの組み合わせでのお決まりの暴力シーンが満載なのはまだしも、嫁・娘・息子までもが暴れて鬱憤晴らしをしているのに嫌気がさす。ラストのドンパチではトミー・リー・ジョーンズの見せ場が無いわ、敵方がアッサリとやられてしまうわ、ご近所さんを始め多くの人が巻き添えになるわで後味の悪さこの上ない。去り行く車を「お前等だけ幸せに暮らせると思うなよ」と思いながら眺めてた。こんな犬畜生にも劣る一家を保護するFBIジョーンズさんの心中お察し致します。 [DVD(字幕)] 3点(2017-04-16 15:01:35) |
396. 幾つもの頭を持つ男
初見。リアルタイムで観られた方はさぞや驚いた事でしょう。他愛の無い映像に不快さはないものの面白味もありません。『っていうか映画っていいたくない作品』に抵触しますが、先人のチャレンジ精神に加点致します。 [インターネット(字幕)] 3点(2012-04-14 13:19:09) |
397. 欲望のあいまいな対象
《ネタバレ》 金持ちでお上品ぶってはいるものの、婦人やその幼い娘の前でも平気で告白してる爺さん。美貌は眩しくともその言動からオツムの悪さが滲み出ている小娘。互いの肉欲と金銭欲が執拗にぶつかり合う、阿呆と馬鹿の絡み合いのこれ以上ない馬鹿馬鹿しさが実に見応えがありました。意味不明のテロシーンが最後に活きています。吹き飛ぶのが二人だけなのならハッピーエンドに思えます。 [DVD(字幕)] 3点(2011-11-01 19:18:18) |
398. 薔薇の名前
謎解きの部分は「ゼルダの伝説」がフッと頭をよぎったりと興味をそそられ、犯行動機と考えられる笑いと権威について考えさせられる部分がありました。しかし、時代背景の知識を持っていない為なのか、荒涼とした舞台でのグロテスクな描写に対する激しい嫌悪感がそれらを上回った作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2009-10-09 01:19:07) |
399. カジノ
ニッキーとジンジャーのこれ以上内無い程の浅はかさでもって巻き起こすしょうもない騒動に味わいは皆無で、監督特有の暴力描写も薄汚さしか感じられず辟易。デ・ニーロは二人に翻弄されるばかりで何時もの凄みはなくガッカリ。観れば分かるのに、いちいちナレーションをつけてくれる「ご配慮」は失笑モノ。俳優が熱演するほどに薄ら寒さが募り、冗長さにもウンザリ。監督のお粗末さを痛感した作品です。 [DVD(字幕)] 3点(2009-08-30 14:44:28) |
400. ジャンヌ・ダルク(1999)
名前しか知らず、歴史的背景を抜きにした鑑賞です。私怨を神の名の下にという大儀にすり替えている、無学で浅はかで幼いジャンヌ。姉を殺された彼女を諭す神父さんの言葉への応えがこれかと思うと虫唾が走りました。やたらと惨い戦闘シーンは辟易するばかり。どうして皆は彼女に付き従ったのか不思議でなりません。人殺しを行うのに神の名を引っ張り出す事は間違っているのです。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-18 19:34:37)(良:1票) |