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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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121.  黄金の七人 《ネタバレ》 
最新式の大金庫だろうと教授にはお茶の子さいさい。見事な科学的頭脳作戦?でまんまと金塊ゲットと思いきや、裏切りの欺し合い、そして最後は・・・という展開がおもしろい。 米国ギャングなら欺されたら殺し合いになるところが、最後は水に流して再度挑戦!で終わるところがまさにイタリア的。おかげで続編へ続くことになるのだが・・・。 前半のチームワーク大作戦とロッサナ・ポデスタのお色気が何ともすてき。 ところで手下の6人、国籍は違っても名前の頭文字が全員Aなのは何だったっけ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-11-23 21:54:50)
122.  ボヴァリー夫人(1991)
以前のボヴァリー夫人に比べ、原作に忠実でそのまま映画化したようにさえ思える。(ジャン・ルノワールは見てないが、ヴィンセント・ミネリは見た)  表現がより細やかで、小説を読まなくても読んだ気になるくらいだ。しかしどうも配役がなじめない。主役のエマは美しいが、表情が硬く見えるし、ロドルフも好色の美男子にはちょっと・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-26 08:40:04)
123.  かもめの城
DVDが制作され、念願の「カモメの城」を鑑賞。「シベールの日曜日」から3年、成長したパトリシア・ゴッジを見ることができた。 かもめや人形と会話をする毎日、突如訪れた青年との淡く純粋な恋、子どもと成熟した大人のちょうど中頃の微妙な年齢の少女を演じたゴッジの演技が光った。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-10 07:50:20)
124.  白い家の少女
すごい緊迫感だ。これを演じた13歳のジョディ・フォスターは見事というほかない。。ラストのショパンのピアノ協奏曲は、とても印象的だ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-10-08 13:50:55)
125.  マンデラの名もなき看守
恰幅の良い堂々としたマンデラだ。私としてはモーガン・フリーマンの方がイメージに近いと思うのだが・・・。だから大柄なマンデラに対して、看守のグレゴリーがいかにも小男に見え、囚人と看守の立場が逆転しているかのようだ。 グレゴリーの細君のダイアン・クルーガーは、もったいないほどの美しさ、しかしアパルトヘイトに関してはごく普通の世間と同じ考え。グレゴリーがマンデラの影響を受け少しずつ変わっていったのに対して、終盤の変わり様は唐突にも思える。 さて邦題の「名もなき看守」だが、何か卑屈すぎはしないだろうか。マンデラはグレゴリーを母国語(コーサ語)を話す友人として扱っていたはずだ。それゆえ「グッバイ、バファナ」という題になっていた。 アパルトヘイトについては、予備知識があったのですんなり見れたが、描き方は不十分ではなかろうか。しかしながら良い映画である。もっとレビューがあってほしい。 
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-05 17:07:24)
126.  雨のしのび逢い 《ネタバレ》 
この映画の原題は「MODERATO CANTABILE」、息子が練習しているディアペリの有名なソナチネ第1楽章につけられた演奏記号である。モデラートとは速度記号の真ん中「普通の速さで」であり、カンタービレは「歌うように」である。 邦題は「普通の速さで歌うように」では味がないと思ったのか、大幅な修正でロマンティックな題にしたのであろう。もちろん風が吹いても雨が降ることはないが・・・。 息子はソナチネを練習しているが、音階練習でわかるように基礎がきちんとできているわけではない。また練習にも嫌気がさしており、ソナチネの演奏にも先生の指導を守っていない。枠に縛られることを拒否しているわけだが、これが母親アンヌの心情の伏線になっている。 アンヌは結婚8年目で子どもにも恵まれ、夫は工場長、何一つ不自由なことがない優雅な生活だ。しかし、それが息子のピアノ練習中に聞いた悲鳴と殺された女性をいとおしむ男(犯人)の姿によって大きな衝撃を受け、「モデラート・カンタービレ」の世界からどんどん外れていくことになる。そして7日目のお客を招いた夜にはその頂点に達する。 この映画のアンヌと恋人は、冒頭の事件の男女とも重なる。事件の男女は殺人で幕が下りるが、アンヌはショーヴァンに言葉で殺されても夫に迎えられて幕となる。そしておそらく再び「モデラート・カンタービレ」の世界に戻っていくことだろう。 この映画はまた背景に流れる音楽が実によい。単純なメロディーだが、すごく印象的だ。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-04 17:15:29)
127.  大人は判ってくれない
子どもはいたずら好きだ。しかしそれはちょっとしたもので悪意はほとんどない。いたずらが大人の包容力で受けとめられないとだんだん悪意を帯びたものになっていく。 愛情のない叱責や放任がどうなるかは、この映画が示してくれている。しかしこの映画の主人公はひねくれてしまうのではなく、最後は自分で自分の道を切り開いていこうとしているように思える。 ところでジャンヌ・モローはあれだけでお仕舞いというのは、ちょっともったいないような気がする。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-03 05:17:28)
128.  ボッカチオ'70 《ネタバレ》 
ボッカチオが書いた「デカメロン」 デカというのは10であり、デカメロンは10日という意味だそうだ。日本では十日物語として訳されている。(アラビアンナイトには及ばないが) この映画はさまざまな「愛」をモラルと対比させ、4話のオムニバスとして作られている。4話はフェデリコ・フェリーニら4人の監督が担当したが、計200分を要する映画は上映時間の長さのためか名前の薄いモニチェリの第1話は省かれてしまった。 私がスクリーンで見た時も、3話しかなくしかも順番も違っていた。それがようやく10年ほど前に第1話も含めて完全版となり、DVDにも収められた。それで今回見たのはそのDVDである。 4話はそれぞれに監督の特徴が出てどれも素晴らしいと思われるが、私が好きなのは第1話と第2話。いったん省かれた第1話「レンツォとルチアーナ」は、他の作品と比べ変わっている。ヌーヴェルヴァーグというものらしい。結婚式を仕事の合間に行ったり、夫婦が昼と夜後退で寝るというような、切実な生活の中の愛を描いている。実に斬新であり、訴える力がある。 それと第2話「アントニオ博士の誘惑」フェデリコ・フェリーニの脚本監督であるが、巨大広告の中の女が飛び出してきて、博士を誘惑する。この博士と巨大女の対決がまた何とも言えない。 第3話と第4話は前の2話に比べるとやや平凡。
[映画館(字幕)] 7点(2011-08-02 06:15:16)
129.  オープン・ユア・アイズ
今回で3回目か4回目目の鑑賞だが、いまだにどこまでが現実でどこが夢かあるいは謀略かわからない映画である。少しずつ謎が解けていっているようで、またそれを覆すような謎のできごとが起こりすっきりしない。しかしその何かわからないところにたまらない魅力を感じるし、スピルバークらに絶賛されたという話にも頷ける気がする。ところでペネロペ・クルスの美しさは秀逸である。彼女の映画はこれが初めてだったが、一瞬お人形さんかと思ったくらい、それで映画の点数も大甘である。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-18 22:18:53)
130.  美女と野獣(1946)
ワンコインDVDで見たのだが、はるか大昔子どもの頃に見たことを思い出した。手の燭台が動く、人間の顔の置物の眼が動く、終盤の硝子の天井から落ちる・・・、それぞれの断片シーンを覚えている。それが見事に繫がり、「美女と野獣」だった。 この映画はむずかしい、子ども向けのおとぎ話なのか、大人の絵本なのか、不思議なファンタジーだ。伝えたいのは「どんなに姿形が美しくても、心が美しくなくては・・・」ということだろうが、それにしては非常に安易な結末、よくわからない。(ここまで昔見たときの感想) 2014年版「美女と野獣」を見たあともう一度DVDで見直す。モノクロの幻想的な雰囲気、わかりやすいストーリーで評価アップ ラストは相変わらず不満だけど。  
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-02 00:11:11)
131.  ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 《ネタバレ》 
妻に私の一番お気に入り映画を見せようとDVDを借りたところ、この映画だった。私が見た映画より遙かに長い、しかも途中見たこともないシーンがたくさん・・・。劇場版と完全版でこのような大変な違いがあるとは夢にも思わなかった。 私は非常に戸惑ったが、妻は大変お気に入りだった。複雑な心境である。 成人したトトが恋人エレナとすれ違いになった様が赤裸々になるとともに、ストレートな描写、私は興ざめしたが、妻のように逆の人もいよう。要は好みかもしれないが・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-17 11:21:58)
132.  ロシュフォールの恋人たち 《ネタバレ》 
何十年も昔、サウンド・オブ・ミュージックからメリー・ポピンズ、シェルブールの雨傘と立て続けにミュージカル映画を見続けていた時代に、つまづいた映画がこの映画だった。どうしても好きになれなかったのである。今回DVDが発売になって改めて鑑賞し、どうにか点数アップしたが・・・。 この映画はどちらかと言うとウエストサイド物語に似ている。ストーリーより歌と踊りという感じだ。それが私に合わなかったのかもしれない。しかしそれも何十年ぶりかに見て、許せるようになったのかもしれない。 それぞれの恋人たちがめぐり逢いハッピーになるのに、ドヌーブとペランだけはと思っていたら、最後にヒッチハイクで乗り込んできた・・・。昔見たときはこの結末を見ていなかった。 それともうひとつ、チャキリスはウエストサイドで知っていたが、変なおじさんがジーン・ケリーだったとは今の今までわからなかった。不覚 
[映画館(字幕)] 7点(2011-04-16 08:22:01)
133.  太陽はひとりぼっち
「太陽がいっぱい」が大ヒットした後、日本ではやたら「太陽は・・・」という名の映画が次々と公開されていった。この映画もその一つ アラン・ドロン主演は同じだが、女優はモニカ・ヴィッティ、いや彼女こそが主役である。美しい、本当に美しい。けだるそうな表情の美しさは、何人をも魅了するだろう。映画少年の私にはまぶしいほどの輝きであった。 映画はきわめて難解、この映画にモニカ・ヴィッティが出ていなければ最後まで見ることはできなかっただろう思う。 それとまた、ミーナが歌う主題歌とツィストのリズム、音楽もまた極めて強烈である。映画を見た後レコードを買い、すり切れるほど聴いたあの頃がなつかしい。 何十年も経ってDVDを買い、再度鑑賞する。昔見た時は、証券取引所のシーンやアフリカの話など突如として飛躍したストーリーだったが、何とかつながったような気もします。 原題のL'Eclisseは「食」という意味らしい。食は食べることではなく、日食の食だと知り、株の大暴落に結びつくものなのかとも思ったりして・・・。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-03-17 08:24:00)
134.  サンドラの週末
ボーナスか解雇かという非情な選択も小規模な会社が経営難に陥ればあり得ないことでもないと思う。だがその選択を従業員の投票で決めるのはとんでもない話だし、解雇の当事者が他の従業員の家を説得に回るということは到底考えられない。たとえ職場復帰できたとしても人間関係がぎくしゃくしてうまくいかないだろう。そんなありえない設定にも関わらず、人物描写もいろいろで堂々と映画にしているのには恐れいる。これで何も得るものがなかったらつまらない映画になっていたかもしれないが、再投票の結果サンドラは何かをつかんだと思う。少なくとも鬱病は克服できたのでは・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2017-07-25 16:35:38)
135.  ドン・キホーテ(1933)
「ラ・マンチャの男」の原点を探るべく、「ドン・キホーテ」を鑑賞。前者がミュージカルだったので、後者は純粋の小説映画化かと思ったら主役は何とシャリアピン、私が子どもの頃蓄音機のレコードで聴いた名歌手だ。映画の中でも本格的な歌を聴かせてくれたのには大変驚いた。映画としては少し物足りないような気もするが、「ラ・マンチャの男」にはない原作の一部分を見られたのが良かった。
[DVD(字幕)] 6点(2015-09-01 19:38:24)
136.  マルタのことづけ
監督が女性ならば主役も女性、それどころか主役を取り巻く人たちもほとんど女性。男っていえば4人姉弟の末っ子だけという映画。死を覚悟した母親(シングルマザー)とその家族、そして監督自身がモデルの病院で知り合った女性との交流を描いたものだけど、死に臨んで何をどう伝えていくかを深刻なものとせず日常生活のままで表現する。こういう映画もあるのだろう。
[映画館(字幕)] 6点(2015-03-24 16:52:38)
137.  ニューヨークの巴里夫(パリジャン)
主人公の性格や物語の展開に着いていけず、スパニッシュ・アパートメント同様に自分にはやっぱり合わないのかなあと思っていたら、舞台がニューヨークに飛んだあたりから俄然おもしろくなった。グザヴィエをとりまく女性たちがそれぞれ個性があっておもしろいし、終盤移民局の調査官を初め女性たちがアパートで鉢合わせするシーンには興奮を覚えた。「ロシアン・ドールズ」は未見だし、「スパニッシュ・アパートメント」ももう一度見直してみようと思う。シリーズを通しての発見が見つかるかもしれない。
[映画館(字幕)] 6点(2015-01-20 09:12:50)
138.  鉄格子の彼方
ようやく港に入ることができ船も見つけたというのに、船には乗らず女性の元へ戻っていく、それが恋なのか。ルネ・クレマン、ジャン・ギャバンだけど舞台は敗戦の傷跡が残るイタリア、貧しさが漂う暮らしの中に弱い者同士助け合う一面を感じた。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-30 19:42:47)
139.  ダメージ
最初英国高官に女性が近寄っていったとき、これは何か魂胆があるな、スパイものか陰謀かと思ったがまったく違っていた。というわけで、息子の婚約者とおかしな関係になるのがとても唐突に思えていた。だが不倫ものの官能ラブロマンスに馴染んでいくと、今度は結末が見えるだけに見続けるのが怖くなってきた。そして結末は・・・。何かよくありそうな題材なのにアンナの告白などあって凄く見応えがあって引き込まれた映画だった。チェロの響きが不安な心や空虚さを奏で音楽がとても効果的に感じられた。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-21 06:05:07)
140.  ドリーマーズ
米国のベトナム戦争により世界的に広がった反戦運動は、米国では「いちご白書」で有名なコロンビア大学闘争、フランスでは1968年五月革命へと発展した。日本でも大学紛争が続き私自身もその一端に巻き込まれた方ではあるが・・・。この映画にも五月革命が背景となっており、民主化や既成概念の打破、フリーセックス等の新風も覗かせている。さて問題の映画だが、前半は題名は何かのクイズもあり映画ファンにとってはかなりおもしろい。だがその罰ゲームが始まったあたりから雰囲気がおかしくなりあらぬ方向へと発展する。このあたりがベルトルッチ監督について行けるかどうかで評価は大きく変わってしまうだろう。私もこういうのは苦手なほうで、見て見ぬふりの小切手を置いて立ち去る両親などもってのほかである。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-03 07:04:53)
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