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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2597
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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21.  天使と悪魔
「教皇選挙(コンクラーベ)」の表裏で渦巻く思惑と陰謀。暗躍する秘密結社“イルミナティ”の存在。宗教と信仰で重ねられた歴史の中で埋もれてきた「謎」を解き明かすプロセスは、とても興味深く、未知の領域に引きずり込まれる感覚はエキサイティングだった。  映画作品としての前作「ダ・ヴィンチ・コード」は、キリスト教そのもののタブーをピンポイントでえぐり出しいた分、特に信者でない者にとっては、逆に今ひとつ衝撃性に欠ける部分があったというか、ピンとこなかった。 しかし、今作は宗教と信仰のもっと根本的な部分、即ち人間そのものの不完全さを物語の核心として描き出しているので、随分と移入しやすかったのではないかと思う。  宗教の歴史的な謎解きに留まらず、そこに「殺人」、更には「陰謀」という要素を絡め、一つの壮大なサスペンスへと昇華していく。 そしてその中で、信仰と科学の「対立」による軋轢と、そこから導き出される「融和」を巧みに描き出す。  原作を未読なので、例によってこの“映画化”が成功しているのかどうかということは、実際のところ判別できない。 ただし、“映画”単体としては、物凄く良い映画だと思ったし、純粋に楽しめた。  この映画を、文芸作品とか歴史作品などとして捉えることは間違いで、そんな見方をしては決して楽しめない。 この映画は、娯楽であり、崇高なエンターテイメント映画だと思う。  重厚でサスペンスフルな展開に身を委ね、バチカンの教会や彫刻の多さに感嘆し、ユアン・マクレガーのマルチぶりに賞賛を送りつつ、「結局、宗教って何なのだろう」と漠然と問う。そうやって楽しむ映画だ、と思う。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-07 22:51:55)
22.  コーヒー&シガレッツ
自分が、コーヒーと煙草を好んでいないことが悔しくなる映画だ。苦々しい口当たりを表すような各シチュエーションの会話と、だからこそこみ上げてくる奥深い味わいがモノトーンの映像世界に溢れる。 シニカルなうわべだけのどうでもいいような会話が、なぜにこうも深みをもってくるか。たぶん、それがコーヒーと煙草の魅力なのだろう。 ケイト・ブランシェットの自演&一人二役をはじめ、ビル・マーレーのヌけた演技と出演者たちの存在感が、独特な世界観に拍車をかける。 コーヒー&煙草同様、まさに空いた時間に、何気なく、リラックスしてみるための作品だ。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-28 12:54:41)
23.  スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
これはSFではなく、“空想科学活劇”だ!と冒頭から叫びたくなった。映画とは元来、映像を創り出すことであり、極論すればそこにリアリティなんてものは端から無いのかもしれない。この映画世界は、そういうリアリティという言葉に縛られない、「世界を創る」という映画作りそもそもの“楽しさ”に溢れている。問答無用に大挙する巨大ロボット集団、それを一斉に指さす群集、ヒーローパイロットに美しいヒロイン、美人女将校、怪獣、ロケット、etc……そういうものを詰め込めば、面白い娯楽映画が出来るに決まっている!という強引な創作哲学に感動すら覚える。だが実際、純然たる娯楽が生まれているわけだから、“形に出来る者”にとってそれは普遍的な真理なのだ。
8点(2004-12-01 23:41:09)
24.  太陽がいっぱい
周知の評価の通り、ラストが素晴らしい。主人公リプレーが一瞬の満足感の末得たものは何だったのか?思惑と異なりすべてが転覆してしまったことを知らないラストの笑顔が何とも愚かしく切ない。しかし、彼は決して何も失ってはいない。なぜなら彼には元々何も無かったからだ。そう思うと、「太陽がいっぱいだ」とつぶやいたあの一瞬こそ彼があらゆる罪を犯してでも得たかったものであり、その瞬間で彼の本望は遂げられたのかもしれない。 何と言ってもアラン・ドロンの美貌とその裏に垣間見せる屈折した感情を抱えた存在感がスゴイ。こういう俳優のことをスターと呼ぶのだとしみじみ思った。今の常識からするとサスペンスとしてのストーリーは安易であるが、偽り、交錯する人間の感情が実にサスペンスフルだ。名作の名にふさわしい傑作。
9点(2004-10-03 13:05:09)(良:1票)
25.  フレディVSジェイソン
ホラー映画は苦手で、「エルム街の悪夢」&「13日の金曜日」両シリーズともまともに観たことがない僕だが、「フレディVSジェイソン」というホラー映画史を代表する二大スターの対決には映画好きの好奇心を掻き立てられないわけにはいかなかった。両シリーズを全く観ていないで今作を評するのもおこがましいが、夢と現実、二人のモンスターによる獲物の獲り合いを軸に展開していくストーリーは両作品のファンを裏切らないクオリティを備えたものだったと思う。それぞれのキャラクターの見せ場もバランスよく繰り広げられホラー性というよりは、エンターテイメント性が高かったのではないかと思う。ホラーが苦手な者にとっては「大いにひねくれたヒーローもの」とも言えるテンションが非常に楽しめる塩梅となった。ホラー映画のお約束とも言えるラストシーンには爽快感すら残る。
7点(2004-05-10 02:13:00)(良:1票)
26.  アザー・ファイナル
2002韓日ワールドカップ決勝戦の同日、ブータンで行われた世界最弱国決定戦の模様を綴ったドキュメンタリー。世界最高のゲームが行われているその日に、世界で一番サッカーが弱い国を決めるというこの企画は一面ブラックなユーモアに見える。しかし、そこで行われたことは紛れもない好ゲームだった。レベルはもちろん横浜で行われたゲームとは雲泥の差であるが、そこにひしめき合うスポーツマンスピリットは、ロナウドやカーンのそれと何の変わりもなく、感動的である。
7点(2004-02-03 19:45:01)
27.  ギャング・オブ・ニューヨーク
巨匠マーチン・スコセッシの多大な力の入れようはひしひしと感じたが、それが映画の完全な盛り上がりへとつながったかは微妙なところである。俳優陣の演技も熱演そのものの秀逸さだったと思うが、いまひとつ登場人物の心情に入れ込めない。映画世界の豪華さに圧倒される部分はあるが、冷静に観ると肝心のドラマ性に力がなかったように感じる。主要キャラ3人の人間像がいささか軽薄だったことが致命的だった。
5点(2004-01-21 23:35:27)
28.  ライフ・イズ・ビューティフル
あまりに苦しい状態でありながらも、愛する息子のためにひたすらに陽気にふるまい嘘をつき続ける父親の姿がたまらなく悲しい。演技、演出ともにロベルト・ベニーニの力量は素晴らしかったと思うが、個人的にはどうしても好きになれない映画だった。あまりに悲しいラストの顛末はまともに見ることができなかった。まあ、つまりは素晴らしい反戦映画だとは思う。
6点(2004-01-08 19:16:41)
29.  気狂いピエロ
「勝手にしやがれ」で猛烈にゴダールにハマりそうになった私だったが、続いて観た今作で一気に冷めてしまった。スチール的なビジュアルにハイセンスさは感じるが、映画自体が面白くないのではどうしようもない。もちろんある意味キワドイ映画であるので、相当に好きな人もいるのだろうけど、私にとってはどうしようもない駄作だった。
1点(2003-12-21 17:48:05)
30.  食人族
スプラッター映画など絶対に観ることはない私であるが、こればかりは高校時代に付き合っていた人と観た記憶がある。まったくノリとはいえ、見たくないものは見るものではない。うぷ…。
1点(2003-12-01 15:32:05)
31.  海の上のピアニスト
同監督作品の「ニューシネマパラダイス」と比べると、感動作という気概が全面に強い気はするが、結果的に感動的なのだから問題はない。ぎりぎりのところで結局船を降りなれなかった主人公の姿に人間心理の奥深さを感じる。あまりに奇想天外な物語でドラマとしてリアリティがあるわけではないが、良い意味で映画らしい物語が秀逸だった。主演を勤めたティム・ロスの素晴らしい演技にも注目したい。
8点(2003-11-29 02:09:28)
32.  ニュー・シネマ・パラダイス
何というか、映画ってやっぱりこんなに素晴らしいものなんだ、ということを再認識させてくれる映画だった。世界中のすべての人達の娯楽であり、希望であった映画という産物をいつまでも大切にしていかなければならないし、それぞれの想いをもって観続けていかなければならないと思う。叙情感を誘う展開から紡ぎ出されたラストシーンは、もう言葉にならなかった。映画はもちろん感動的であったが、同時に、映画を好きで良かったという感動がとても大きくて涙が止まらなかった。
10点(2003-10-31 12:22:37)
33.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
美しい映像というのは作品を語る上でよく出る言葉であるが、この映画の場合、素晴らしいものは、その美しい青である。海というものはその存在のみで美しく、素晴らしいものだが、その魅力を100%映像として引き出すのはとても難しいことだと思う。この映画の偉大なところは、海の青を、その魅力を全力をもって映しつけ、主人公の海に対する狂おしいほどの純粋な思いを描き出したことである。
8点(2003-10-16 01:36:26)
34.  ニキータ
アンヌ・パリローの凶暴的かつ切ない演技が強烈なインパクトとして残った。荒々しいが映画の核となる純真さは「レオン」に繋がるものを大いに感じる。ジャン・ユーグ・アングラード、チェッキー・カリョ、ジャン・レノとフランスを代表するキャスト陣の演技が盛り立てる。やはりリュック・ペッソンの映画にはヨーロッパが似合う。
8点(2003-10-14 14:03:36)
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