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プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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121.  ハングリー・ラビット 《ネタバレ》 
『恨んでいる人間(犯罪者)を殺す代わりに組織の仕事を手伝わせる』と言うマルチ商法的手段で構成員を増やす組織と、それに巻き込まれ逃亡する主人公の話。 設定自体はそこまで悪くないが、正直活かし切れていない。 主人公が組織の手伝いを拒んだ際あの手この手で脅しをかけ、その方法も組織の全知全能的な凄さを演出しておきながら、いざ主人公がちょっとでも予定に無い行動を取り逃げだすとあっさり見失ってしまいご都合主義的に弱体化しすぎ。 上記のマルチ商法で集められた末端構成員もヨボヨボのおじいちゃんまで混じっており(しかもそいつ一人に主人公追跡をさせるからあっさり返り討ちにあった)穴あり過ぎ肥大し過ぎ(劇中で主人公も『私は人殺しが出来る様な肝っ玉は無い』と言っているように人選にも問題あり)。 上記に関しては、幹部は少数精鋭のためそこが暴走すると誰も止められなくなると言ってはいるが、そもそもそんな人間を幹部にする時点でおかしい。 終盤の逃走まではそれなりに順序立てつつ無理なく話が進むようになっているが、最後の幹部との直接対決があまりにノープラン過ぎ(切り抜けられたのは『友情』と監督のさじ加減で決まる微妙なもの)で締めがイマイチ。 光るモノこそあれど同じ位ダメな部分もあり結局中間の作品になってしまった。実におしい。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-12-29 22:09:02)(良:1票)
122.  ザ・タウン 《ネタバレ》 
 正直5点位の作品だろうと思ってみたのでそこまで損した気分にはならなかった。  主人公が銀行強盗をした時人質にした女を監視してるうちに恋に・・・と言うベタベタな展開。  案の定足を洗おうとした後半彼女にバレて強盗して撃ち合いして仲間は死に(捕まり)自分だけ生き残りと、アクション映画にドラマ性や恋愛要素を入れたかったのだろうが、正直『凡才なアメリカ人が考えられる限界』を出しきれない展開で目新しさは無くほとんど記憶に残らなかった。主人公の葛藤や板挟み展開も終始ウジウジ優柔不断なだけで男仲間と会話してる時の様なメリハリがなく終始イライラした。  むしろ恩がある義理の兄との確執なんかをもう少し掘り下げた男臭い作品に方が面白かった気がする。この作品に女は邪魔。  とまぁ凡作ながら酷いと思う様な所は無かったので5点でも良かったのだが、ラスト別れた恋人が務める孤児院(みたいな所)に寄付をするが、百歩譲って物を送るならまだしも『汚れた金』を寄付しようとする主人公の気がしれない。とまぁここも平均的アメリカ人が考えうる演出。序盤で孤児院がアイススケート場で『お金が無くて氷が張れないけど・・・』的な台詞があったのに、本当こう言う伏線活かすの下手。  ベンアフレックのファンか、ダラダラ時間をつぶしたい人以外にはお勧めしません。  あと映画が好きじゃない人に広報をやらせない方が良いですよ。『映画史に残る大迫力の銃撃戦がなんたらかんたら・・・・』ってアクション映画的推し方してるが、この作品はアクション部分よりも主人公の葛藤のといったドラマ性がメインになってるってなんで分かんないのかな?ちなみに銃撃戦も言う程のモノではありません。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2011-08-08 23:01:15)(良:1票)
123.  インサイド・ヘッド 《ネタバレ》 
『頭の中が色々なキャラクターや建物が存在する町になっている』と言う古典的な設定を見事に使いこなしている。 そもそもガチガチの専門家ですらよく解明されていない頭の中を良く再現しており、小さいころは『楽しい思い出』『悲しい思い出』等単純なものから『悲しかったけど良い思い出』『いい想い出だからこそ思い出すと悲しくなる』と言う心の多様化(成長)が劇中全体を通してとても丁寧に画かれている。 細かいところでは思い出の保管庫(ボーリング玉をしまっておく棚みたいなの)が脳のシワを表していたり。 ただ何といっても素晴らしいと感じたのが、主人公である少女の体験と頭の中のキャラクターの成長がシンクロしているところ。 この手の内容の場合、例えばギャグ作品とかだと頭の中がグチャグチャになった結果、登場人物がハチャメチャな行動をとってしまうというのが良くある(決してそれが悪いとは言わない)が、本作の場合『ヨロコビ(キャラクター)と、少女の人格を形成している『大切な思い出』が行方不明になっていしまう』と言う事件の結果、少女に起こってしまう心境の変化を『引越しで不安になり何もかも上手くいかない』と言う実生活でもありうつイベントで無理なく表現しており、『頭の中の事件で主人がおかしくなる』と言うよりは『生活している上で起こる心の不安定と言った『化学反応のようなもの』を、『頭の中の事件(擬人化?)』として表現する』と言う逆説のような演出が非常に素晴らしい。まぁこういった演出も無くはないが、なんと表現していいのか分からないが、片方の演出が強すぎてもう片方が引っ張られること無く、非常に滑らかにお互いが干渉し合っているのが凄い。 所々のギャグもピクサー作品の中では好きな部類で、私の父親も人の話を利かなかったり、意味も無く『ポリンキーのCM曲』が無限ループしてしまう、と言った部分の理由がものすごく共感して笑ってしまった。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2016-01-02 20:00:12)(良:1票)
124.  パトリオット・ゲーム 《ネタバレ》 
『偶然居合わせた元CIA職員がテロを未然に防ぐが、脱走した生き残りから復讐され復讐しのシーソーゲーム』と言う大筋は悪くない、しかし話のテンポが悪かったり進展のし方があまりに雑。  無駄だったり長すぎるシーンが多く(そのくせ説明が必要な人物やシーンの説明を省いていたり組みたてが下手)、犯人の手掛かりに気付くのもちょっとした言動や他人の仕草だったり探偵の推理もの(しかも低級の)みたいだった。CIA職員なんだから、そこは得ている情報をパズルのピースみたく組み合わせて手掛かりを掴むとかにして欲しかった。  アクションも微妙過ぎ。同じハリソンでしかも本作より後に出たエアフォースワンの方が動きに切れがあった。現役を退いた局員としては間違っていないのかもしれないが、だったら他の所や演出で迫力を持たせるべき。  総評  アクションの少なさは基が小説と言う事を考えると正しい選択だが、それを映画で丸々再現していては『何のために映像化したの?』と言いたくなる。  ただそれを差し引いてもご都合的ストーリー展開の多さが気になった。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2012-12-31 17:38:03)(良:1票)
125.  ゴジラVSスペースゴジラ 《ネタバレ》 
 いい加減な設定?ちゃちなセット?OK認めよう。でも好きだ!ゴジラ映画で一番好きだ!!  モゲラ最高過ぎるゼ!!!  外見は不細工で若干古臭いがそこが良い。いや、あの力士そっくりな図体を基にここまでエッジの効いたデザインに直した事はむしろ賛美に値する!!  武装も無駄に多くない必要最低限とシンプルな上、『プラズマメーサーキャノン』、『スパイラルグレネードミサイル』等少年心をズキュズキュ刺激しまくるイカスネーミングセンス。  そして分離!そして地底潜航能力!!そして合体!!!そしてローラーダッシュ!!!!そしてド・リ・ル!!!!!(合体は構造的に無理?だからなんだ!)  こんなにも浪漫と夢を一杯詰め込んだスーパーロボットを実写で見れることはもはや涙ものです。  細かいところでは、BGMも軍隊っぽくて好きですし、空中戦での背中からのカメラアングルは迫力があってかなり良かったです。   人間関係のストーリーも個人的には詰らなくはなかったです。  でもなんといっても福岡での最終決戦もう熱い熱い.モゲラ対スペースゴジラ、ゴジラ参戦、分離攻撃、タワー破壊&スペースゴジラ苦戦、モゲラ大破、ゴジラパワーアップ&トドメと目白押し。何度心の中で『キタキタキタ!』と叫んだことか。  全ゴジラシリーズで一番見直してますし今も見ます。  『レフトハンド破損っ!!』『構わんっ!!』激戦でボロボロになりながら(またここまでの戦いの演出がも~~~~~っ!!(割愛))も意地の一発を叩き込むモゲラの雄姿に感涙。パイロット三人の俳優さんの見事なまでのスパロボパイロットっぷりに敬礼。  激アツなスパーロボットのノリが好きな方ならゴジラ好きじゃなくても楽しめるかと。  バトル演出もスペゴジが挑戦状を叩き付ける(ここではエネルギー残量の関係か何かで止めは刺せないと思ったのでしょう。きっと!)→怒りに燃えるゴジラを迎え撃つため福岡タワーを占領→ゴジラも最初は直接戦闘→流石に不利と考えタワーや結晶体破壊に切り替えたりと一応物語性がある。何気に接近戦も多いので熱線撃ち合いだけじゃないので面白い。 最初に書いたマイナス点を差し引いても映画史上屈指のスーパーバトル(注:独断的誇張表現あり)に10点を献上。  99.999・・・%あり得ないが、バンプレストさんが『何とかしてくれる』事を切に願いつつ筆了。
[映画館(邦画)] 10点(2009-05-31 12:43:51)(良:1票)
126.  ダークシティ 《ネタバレ》 
 『支配者により管理された世界』『主人公だけが敵同様超能力者』等、今だと結構良く見る設定だが、制作された年代を考えると中々先進的だと思う。  特に『断片的で曖昧な記憶』『昼が来ない世界』等はホラー的でとても良いスパイスになっていた。  だがそう言った謎の大半をスターウォーズの冒頭シーンみたいな演出で全部バラしちゃうのはかなりもったいないと思った。  他にも後半、敵の手先と思われていた博士が実は小さい頃から主人公を見守っていた味方だったと言う内容も悪くは無いが唐突過ぎ、もうチョイ伏線張っても良かった気がする。  あとラストの超能力バトルがいささかダサい。超能力を使う時に額から螺旋状の衝撃は見たいのを出すがあまり格好良いモノではなく、このシーンに関してはつくづく大友先生の『球体状に広がる超能力空間』と言う演出がいかに素晴らしいものなのかを再認識させてくれた。  冒頭とラストの唐突ぶっちゃけ演出は頂けないが、設定にはキラリと光るものがある惜作。  せめて120分位にすればもっと丁寧に出来た気もするので本当に惜しい。
[DVD(吹替)] 6点(2011-07-22 22:27:29)(良:1票)
127.  人狼 JIN-ROH 《ネタバレ》 
 ケルベロスシリーズは『犬狼伝説』を読んだ位です。 昔VHSで見た時は内容が全然わからなかったが、それでも記憶に残っていた一作。  今巷で溢れている萌え萌えキュンキュンメロメロハッピーなアニメ(いや、これら全てが駄目とは言いませんよ)とは真逆な作品。 話、登場人物、作画、設定等全てが重い。だがそれらが織りなすハードボイルド的雰囲気がたまりません。  話も各組織間の派閥や牽制、行き過ぎた実力行使や馬鹿し合い等良く出来ており、正に大人向けのアニメと言った印象。  『近づいてきたヒロインがスパイ』等構成的にもベタな所はあるが、それに童話『赤ずきん』のエッセンスを加えることで非常に濃密で魅力的な内容になっている。  ラスト、ようやくおばあちゃん(心を許せる相手=主人公)に会えた赤ずきん(ヒロイン)であったが、実はそれは狼(ヒロインの裏に存在する組織をおびき出す為に騙されたふりをしていた)であった、と言うところまでは純粋な現代版へのアレンジだがそこから、赤ずきんと自分をダブらせたヒロインが『どうしておばあちゃんの目は、どうしておばあちゃんの耳はどうして・・・・』と叫ぶシーン。この時点では主人公はおばあちゃんにも狼にもなることができたはず(主人公も『それはお前が良く見える用にだよ』的なごまかしをせず沈黙し続けるのがその証拠かな?)、でも結局は狼であることを選んでしまった・・・・その後猟師は出ず、結局赤ずきんは食べられて終わり・・・ここのくだりがズシンときました。 
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2011-07-09 15:12:05)(良:1票)

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