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プロフィール
コメント数 171
性別 男性
年齢 62歳
自己紹介 映画でしか表現できない何かが表現されているかどうか。それが全てです。

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1.  洲崎パラダイス 赤信号
脚本の力で引っ張っていく正統派の映画。役者の演技や映像に頼ることない素晴らしい脚本、役者の演技も文句なし、構図も計算し尽くされている。男女の業を肯定したラストに、映画を見終わった後どこか救いがある。減点のしようがない。
[インターネット(邦画)] 10点(2020-05-14 20:20:37)(良:2票)
2.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 
明確な設定と目標が示されて、それに向けて物語は進んでいく。役者も達者で過不足無い演技で素晴らしい。それなりに楽しめるのは意外だった。気になったのは、日本を敗戦に導くために大和を作るというオチ。現実に大和が沈んだのは日本にとって大きな痛手だったかもしれないが、その後も戦争は続き、結局、原爆2発をくらって無条件降伏を受け入れたという歴史的事実。この歴史的事実を知っている以上、大和が撃沈されれば日本は敗戦を受け入れるという平山の発想は、どうにも甘く見えてしまった。田中泯はダンサーだけに、体の演技は絶品だが、セリフが下手だと思っていたら、今回はセリフも上手かった。田中泯に似ているけど、それにしてはセリフが上手いので、誰だろうと思っていたら本当に田中泯だった。浜辺美波はレトロな服もバッチリ似合っていて、いいのだけれど、顔面演技に走りすぎている気がした。器用な役者だと思うが、体の演技にも意識を向けて大成して欲しい。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-01-29 12:52:15)(良:2票)
3.  ミッドサマー 《ネタバレ》 
これは困った。映像は美しいし、役者の演技もバッチリ決まっていて、それぞれの役を見事に演じている。しかし、独自の崇高な死生観を持った閉鎖社会の話かと思いきや、話があまりにもアレな方向に加速して、結局みんな殺されて生贄の儀式でしたって、ベタ過ぎる。前半の両親の死やデニーの心の葛藤は何だったの?
[インターネット(字幕)] 3点(2021-11-19 14:31:14)(良:2票)
4.  祈りの幕が下りる時 《ネタバレ》 
役者もみんな熱演だし、話もそこそこわかりやすくて引き付けられるものがある。しかし「砂の器」のまるパクリはいかんせんアウト。それに松本清張は親殺しは断じてさせていない。自分の人生を守るために恩人は殺せても実の父は殺せない。それをやったら、話が全部ウソになってしまうから。東野圭吾の作家としてのどうしても越えられない限界がはっきりわかる映画。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-13 17:10:42)(良:1票)
5.  獄門島(1977) 《ネタバレ》 
原作既読です。原作は傑作だと思うが映画はダメぽん。原作には出てこない登場人物を無理やり設定して犯人ですか。原作の論理が元も子も無くなってしまったと思う。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-09-10 21:03:55)(良:1票)
6.  日本沈没(1973)
壮大な話を何とか映画にしたが、やはりアラが目立ってしまいドラマに入れなかった。いっそのことCG使いまくりの方がまだマシなのかもしれない。とくに模型の陸地が津波を被るシーンは東日本大震災を目撃した今となっては、模型にしか見えません。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-01-25 16:05:02)(笑:1票)
7.  七人の侍
30年ぶりに観たけど、映画館で観たのは今回が初めて。面白過ぎる脚本と、黒澤映画史上最高に美しい映像に心はスクリーンに釘付け。とくに室内のシーンの黒色の美しさは筆舌に尽くし難い。何はともあれ三船敏郎のケツに10点。
[映画館(邦画)] 10点(2021-01-09 19:40:33)(笑:1票)
8.  さがす 《ネタバレ》 
素晴らしい映画。まず、映像の色調が素晴らしい。きちんとシリアスな話をしますという監督の姿勢が伝わってくる。巧みに時系列を交差させながら最後までまっすぐに進んでいく脚本。エンターテイメント性も十分に持たせながら最後の最後に真っ当な楓の心で作品世界を厳粛な色に染め上げている。減点のしようがないと言いたいがひとつだけ。楓は山内のジャージと父の携帯を奪い取ったのだから、その時点で警察に駆け込めば山内の指紋もDNAも採取できたのではないか。山内は8人殺害の重要指名手配犯なので、いくら子供の訴えでも山内の指紋がでれば警察は全力で山内と原田智の行方を捜したはず。聡明な楓がそうしなかったことで話の説得力が減じてしまった。すいませんマイナス1点。
[インターネット(邦画)] 9点(2023-07-15 14:03:46)(良:1票)
9.  東京物語
20年前にレンタルビデオで見た時にはとくに感動しなかったが、今日映画館で見て感動した。襖の影から人が現れて襖の影へ消えるの繰り返し、膝の高さのローアングル構図、小津映画のお約束をこれでもかと見せつけられる。しかし心に残るのは深い感動であってテクニックそれ自体ではない。ベタな平凡なストーリーを展開させて、人生の普遍的な喪失感が胸に迫ってくる。何故そんなことが可能なのか小津の魔法使いとしか言いようがない。
[映画館(邦画)] 10点(2020-12-12 16:45:51)(良:1票)
10.  汚名
前半のラブロマンスがだるい。でも後半のサスペンスがラストに向かって盛り上がっていくところはさすが。役者はみんなさすがに巧い。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-06-27 21:49:19)(良:1票)
11.  スマホを落としただけなのに 《ネタバレ》 
北川景子が熱演していて思っていたよりも演技が達者でびっくりした。犯人の意外性もあったし、犯人とパソコン刑事とのIT合戦もいい感じだった。飽きさせずに最後まで引っ張った脚本と演出も良かったがラストはどうにも突っ込みどころが満載で残念なことになってる。まず、助けに来た男は何故直ぐに110番しなかったのか、彼女を助ける前に110番だろうとツッコミたくなった。次に犯人を目の前にして悠長に身の上話をする女、まず110番しろよと再びツッコミたくなった。極めつけは、パソコン刑事だけがひとりで駆けつけて犯人と戦っている間他の警官たちは何をしていたのだ?監督のキューで一斉に現れたであろう警官たちに失笑してしまった。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-09-20 20:24:40)(良:1票)
12.  菊とギロチン 《ネタバレ》 
とにかく美しい映像で安心して見ていられる。手持ちカメラを多用することで大正時代の動乱の世相を巧みに表現している。最後まで引っ張っていく脚本の力もあると思う。役者もみんな頑張って体を使った演技をしている。なんとも残念なのが実話に基づいた作品であるためオチが付いていない。ラストがなんとも肩透かしでカタルシスが得られなかった。3時間20分の長尺で興行成績が心配になるが、令和の我々を大正時代に連れて行くにはこのぐらいの尺で描かないとちゃちなものしかできなかったと思う。見ていて思ったのが、ヒロインの木竜麻生が素晴らしいということ。口先だけのセリフ回しや小手先の顔面小芝居ではなく、役になりきったスケールの大きな演技で一言一言のセリフが心に刺さった。日本映画を背負って立つ逸材だと思う。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-09-24 18:05:22)(良:1票)

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