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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3872
性別 男性
年齢 53歳

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201.  アウトサイダー(1983)
主題歌はいいとしても、映画自体の音楽があんまりにもコッパズカシイ出来で、一体誰が音楽やってんだよ~と思ったら・・・やっぱり親父か。では息子はと言うと、演出の方も随分キザで、カメラアングルは「ホレちょっと凝ってみましたよ」というのが見え見え、複数の対象をアングルに取り込んで見せるのも、さりげなくやれば感心するけど、全然さり気なくなーい。くどい。その他アリガチな映像目白押し。しまいにゃあ決闘シーンで雷鳴が鳴り響いて大雨!? 作り過ぎだよ、あ~あ。いや、待てよ、とふと気づく。コッポラほどの人が、こんな事を真面目にやる訳がない。こりゃきっと遊んでるんだな。あ、そうか、この映画は言わば「歌の無いミュージカルなんだ」と思った瞬間、何だかいい映画に見えて来たよ。パトリック・スウェイジがいい味出してるねえ、これは演技がクサイんじゃなくて、本人がクサイんだから、誰も真似できないね。もし「彼らの20年後を描く!」とかいう続編を今、元のメンツ集めて作ったら、ギャラ幾ら位必要なのかなあ。パトリック・スウェイジはあんまり値上がりしてなさそうだけど他が大変。
7点(2004-02-22 01:17:59)(笑:1票)
202.  阿羅漢
少林寺、少林寺2と並ぶ少林寺三部作、と言っていいのかどうか知りませんが、何せ出てくる面子が皆同じなので、きっとそう言っていいんでしょう。どれもこれも、話自体は単純で裏も深みもない、でもアクションを見ればとにかく満足しちゃう。で、本作、クライマックスのアクションシーンの凄まじさは、他を凌駕すると思っているのですが、どうでしょうか。正直、「また似たような映画だなあ」とやや食傷気味に感じてかけてたところに、このクライマックス、完全に度胆を抜かれました。まあ細かい事は気にせず、アクションを楽しむということで。
8点(2004-02-07 01:50:05)(良:1票)
203.  アンダルシアの犬
冒頭いきなりの衝撃シーン(ウンコシーンを最後に持って来たピンクフラミンゴとは逆のアプローチですな)。いきなり繰り出されあ先制パンチ、「サア、オレ達これから何しでかすかわからんゼよ、観てるアンタ、覚悟しな」という宣言のようでもあります。まあしかしそっから先は基本的に無声ドタバタコメディのノリですな。テンポいいので意味ワカランでも退屈はしませんでした。むしろ、カメラアングルをあれこれ工夫してるあたり、「正気」の部分が垣間見えちゃう気がするのは、何となく残念な気もします。けど古い映画ですからね。こういった映画が後の映画に影響を与え、そういった諸作品を先に観た上で比較しちゃうのは、さすがに酷。むしろ、「こんな映画をこの当時に作るなんて、きっと作っててメチャクチャ楽しかったに違いない」などと想像すると、それだけでも、何かと触発されるものはあります。ただ、えらく短い作品なので、思い入れにも限界が。
7点(2004-01-18 16:12:46)
204.  アルファヴィル
ベルリン映画祭金熊賞だそうですが・・・。ワケワカラン系の映画、気に入るか気に入らないかの境界がどこにあるか自分でもはっきりしないのですが、コレは楽しめませんでした。例えば一種のパロディと受け止められたらある程度楽しめたのかも知れませんが、演出の「キザさ」が鼻についた時点で、もーダメ、斜に構えたようなこの映画全体が「見え透いたウソ」としか感じ取れなくなりました。あと一歩、キタナイ部分にまで足を突っ込む大胆さというか、ヨゴレを厭わぬ凄みが、私は欲しいのです、ゴダールさんよ。
4点(2004-01-10 00:24:34)
205.  アンドロメダ・・・
まずはギル・メレのゴキゲンなナンバーに乗ってのオープニング。ナヌ?あんなの音楽じゃ無い、ただのノイズだろ、だって?ウン、そうとも言うね。さてさて、M・クライトン『アンドロメダ病原体』の映画化であります。この原作、登場人物の内面など殊更描かず、データを並べ立てて(すべて作者の作り上げたもの)、いかにももっともらしい科学ドキュメンタリーのような体裁になってます。話は具体的である程ウサン臭く、ウサン臭い程面白いということを、さすがはクライトン、よく熟知してますね。でもそういう思い切った構成の小説を本当に映画化できるの?と思いきや・・・スゴイ!映画化できちゃったよ!確かに原作の独特のテンションを活かし切った、ひと味違う映画になっております。そしてその雰囲気を盛り上げるのが巨(虚)匠ギル・メレの音楽であることは論を待たない!(←しつこい!)。しかし、クライマックスの中央空洞突破シーン、最大の見せ場の筈なのに、何であんなに緊迫感に欠けてるのか・・・何とかならんもんかね。
7点(2003-12-20 09:33:50)
206.  アマデウス 《ネタバレ》 
この映画については以前から気になっている事があります。それはレクイエムの一節Lacrimosa(モーツァルト葬送のシーンで流れます)を作曲したのは誰か、ということです。実際の伝説は以下の通り。「ある日モーツァルトの元へ、レクイエムの作曲を依頼する匿名の手紙がもたらされる。オペラ作曲に多忙のため、その作曲は遅れ、結局レクイエムは未完成のまま、1871年12月5日0時55分、モーツァルトは他界した。書かれていたのはLacrimosaの最初の8小節までであった。後に弟子のジュスマイヤーが補筆完成させた(註1)」。では映画の方はどうでしょうか。レクイエムの匿名の依頼主はサリエリであり、病床に臥すモーツァルトにその作曲を迫る(註2)。サリエリの代筆により、Confutatisの作曲が進められるが、あまりにも高度なその作曲技法はサリエリの理解を超えていた。サリエリの心に激しく渦巻くルサンチマン。しかし、最後にサリエリが知ったのは、モーツァルトもまた一人の弱い人間に過ぎないということであった。翌朝。コンスタンツェが現れ、サリエリが代筆した楽譜を取り上げてしまう。力尽きたモーツァルトは息を引き取る・・・そう、映画の中ではLacrimosaの作曲は描写されない! しかし、もし上記伝説の通りであるならば、後にジュスマイヤーの手に渡った未完の楽譜には、Lacrimosaの8小節が含まれていたことになる(しかもこれらは、サリエリが「代筆」していた訳だ)。この意味するところとは?「Lacrimosa8小節を作曲したのは実はサリエリであり、モーツァルトへのアンビヴァレントな感情が生み出した、凡人サリエリの最高傑作だったのではないか。モーツァルトの間近い死を予感した彼は、持てる力を振り絞り、これを秘かにモーツァルトに贈ったのだ」。そうすると、ラストでの彼の天国的表情にも、別の意味が見い出されるわけです。真相やいかに?(註3)   (註1)レクイエムの実際の作曲状況はもう少し複雑らしい。Lacrimosa以降もジュスマイヤー独力で全てを書けた筈は無いと思います。 (註2)本当の依頼主はヴァルゼック伯爵と言う人。しかし実はサリエリが裏で手を回していたという推理も成り立つ?? (註3)勿論フィクションです念のため。サリエリがモーツァルトを殺したという噂があったのは事実ですが。サリエリの曲は現在でも演奏されてるという事は、付け加えておきましょう。
9点(2003-12-19 23:35:00)(良:2票)
207.  ア・フュー・グッドメン
突如、アンタッチャブルのデ・ニーロと化すジャック・ニコルソンに唖然。なんだこりゃ。絶対的不利な状況をいかに覆すかに、観る側としても期待が高まってたんですが。そう、なにか極上のトリックによるどんでん返しがあるのではないかと! まあ、前半のトム・クルーズがあんまりポンコツすぎて、こいつが後半立ち直るとしたら、随分都合がいいなあ、とは思いながら観てたんですけどね。陪審員制下での裁判自体、ひとつの劇ですから、映画で取り上げて面白くないわけがなく、本作も観てて確かに引き込まれます。なのに、ヒネリの足りないベタなラスト、残念です。ところで、このタイトルの意味は?デミ・ムーアが活躍してるのにPersonsじゃなくてMen、なんですね???
6点(2003-11-22 09:31:42)
208.  アルビノ・アリゲーター
前半とか、確かに楽しそうに撮ってる感じが伝わって、観てても気持ちいいんですよね。ところがまあ、サスペンスとして話が伸びないで、低空飛行のまま最後まで行っちゃうので、「失速した」という感じが否めません。いやまあ、それなりに意外な展開は準備してるんですけどね。相当無理があったり逆にあまりにも肩すかしだったりでチグハグ。脚本がさっぱり垢抜けてないのよね。大体、人質になりすまして逃亡するなんて、ハナッから断然無理でしょ?
5点(2003-11-22 01:37:47)
209.  アトミック・トレイン<TVM>
いやあ暴走列車モノって面白いよね!と思いきや。あれあれあれ。後半エライことになってますな。いやそもそも前半からして、列車を止めようとする必死の努力が「超アリガタ迷惑」逆に状況を決定的に悪化させてしまうなんて、もう、なんちゅう脚本書くんだろうと悲しくなってきます。もしかして脚本家自身、列車を止める方法が思い付かなかったのでは? で結局この後とんでもない展開に。これを他の映画で例えるとまるで・・・うーん思い浮かばん。えてしてこういう映画は末永く語られていっちゃたりするので、歴史に残る一本になるのかも。
3点(2003-10-26 14:13:25)
210.  アポロンの地獄
ソポクレスの『オイディプス王』はとっくに読んでるし、さらに読む前から荒筋は知ってたし、ではこれを鬼才と名高いパゾリーニはどう料理してくれるのか、と思って観ると、「え、その程度なの?」と、どうも肩すかしなんですよね。映画という表現手法は、すでに手法そのものに膨大な情報量を有していて、作り手がかなりの部分までを受け手に提供してくれる限定的な手法、他の表現に比較すれば不確定要素が一番少ない手法、だと思ってました。だからこそ、私が「映画」と聞いて思い浮かべるのは、もっと徹底的に「作り込まれた」シロモノなんですが。その意味ではやはり物足りない。その物足りなさ故、パゾリーニが何故、表現形態を「映画」に求めたのか、本当に「映画」でなければならなかったのか、違和感が残ってしまうし、また何だか気になる監督でもあるのです。
6点(2003-10-18 20:36:12)
211.  アメリカン・サイコ
『太陽の帝国』からは想像もできない大男になったクリスチャン・ベール。暴力衝動を抑えられないリッチマンを描いてますが、これって、アメリカという国家そのものを象徴してるのですかな(多分違うでしょ)。何とも気の滅入る暴力映画ではあるのですが、それでいて若干吹っ切れていないので、観ててちょっとホッとしてしまった自分がいるのも事実。
6点(2003-10-18 09:33:39)
212.  アンブレイカブル
なんちゅうか、禅問答のような映画で、内容に広がりが無いですよねえ(シックス・センスもそうですが)。そしてこのオチ。誰かに使われる前に使っとかないと損? いやいや、こんなオチじゃあ普通は映画一本作らんでしょ。B・ウィリスはアンブレイカブルでも、シャマラン自身が故障してるよ。ゴメンちょっと言い過ぎた。
5点(2003-10-13 11:06:38)
213.  アザーズ
周囲でも、某作品を観てたから展開読めちゃった、との声を聞きます。みんなすごいね。私はビックリ仰天したんですけど。まず途中のサスペンス感覚は、その某作品よりもずっと上だと感じました。かなり夢中になって観てたので、真相が見えてきた時にはもう、心臓ドキドキもの。と思ったら、それは真相の端緒に過ぎず・・・。いやあ、かなり楽しませてもらいました。
9点(2003-10-12 08:32:31)
214.  アパートの鍵貸します
美男と美女がウダウダ恋の駆け引きするような映画は、好きじゃないというより、興味無いので殆ど見ません。では好きな恋愛映画は、というと、つまり本作です。基本的にアウトオブ眼中(古いなあ)、この切なさがタマリマセン。でも暗さは無く、悲哀を描きつつも全編に軽妙さが行き渡っており、笑いのツボも押さえてます。素敵な映画です。
10点(2003-10-11 22:22:30)(良:1票)
215.  悪魔の受胎
まあよくわからん(ストーリーだけはよくわかる)ホラーでして、宇宙探検の女性隊員がエイリアンに襲われて身籠ってしまうという映画。このエイリアンが、遮光器土偶をパクったようなナイスなデザインで、チープながらも日本人のルーツを感じさせる懐かしいお姿です。で、お話はというと、件の女性隊員が母性愛に目覚めたか、お腹のエイリアンを無事出産せんがために大暴れする、という困った展開。最後は例のごとくお約束通りでトホホ。積極的に楽しもうとする暖かい気持ちで観れば、楽しめると思います。
5点(2003-08-30 22:20:57)
216.  アルマゲドン(1998)
冒頭の隕石落下シーンはかっこいい、すごくかっこいい(今となってはちょっと心が痛むけど)。でも後がねえ。次々に起る危機が、何だかいかにも「作った脚本」っぽくて、「ハイハイ、わかったから次サクサク行ってよ」とか無責任なこと思ってしまいました。大体、あんなポンコツどもが地球を救うなんて幾ら何でも、なあ。最後だからって、街に繰り出してたけど、そんなことして伝染病でも拾ってきたら、シャトル内全滅するよ。地球救う気あるの? あ、この手の映画にそういうツッコミは、キリが無いですね。
6点(2003-08-15 23:19:27)
217.  明日に向って撃て!
これは好きです! 列車強盗の現場に到着した謎の機関車。この機関車の描写って絶対『激突!』を先取りしてますよ。ラストの銃撃戦は類を見ない壮絶さ。前半の追跡エピソードが最後にまた効いてくる、脚本の妙。何もかも好きです。ところでバート・バカラックがオスカー作曲賞とってますが、ほとんどの場面は音楽無かったですよね?それでもいいの?ま、いいんでしょ。
10点(2003-08-12 22:58:40)
218.  赤ちゃん泥棒
チンピラ常習犯と警官が結婚するも、子宝に恵まれず、大富豪の五つ子の一人を誘拐。そしたら、ランボーとマッドマックスを足して百年くらい醗酵させたみたいなゲテモノが追っ掛けてきて・・・。なんという秀逸な設定、当時コーエン兄弟なんて名前知らなかったけど、設定聞いただけで、のけぞりました。で、いざ観ると、ドタバタにファンタジー色をからめて、さらに予想を上回る楽しさ。マンガのコマ割りを思わせるテンポの良さも心地いい。久しぶりに観てまた大笑いしてしまいました。
9点(2003-08-12 09:37:29)
219.  愛の嵐
ストーリーは何ともヒドイ話なんですが、これでもかと選び抜かれた構図によって、異常なまでの緊張感に裏打ちされてるので、グイグイ引込まれてしまいます。単なる扇情的なコケオドシ映画ではなく、計算された不健全さみたいなものがあって、これが独特のアブノーマルな世界を形成していて、問題作と言われる所以でしょう。私にとっても「好きな映画」というよりはむしろ、「印象的な映画」「気になる映画」といったところです。
8点(2003-08-09 20:48:18)
220.  アンツ
フルCGアニメで何もこんな説教臭い映画作らなくても、という気持ちも無いでは無いですが、逆に、こんな映画二度と作れないんじゃないか、という感慨も起ります。アリ達の豊かな表情など、CGは見ごたえありますが、戦闘シーンに至っては、もはやエゲツないと言える程の描写。この辛口さ加減、一体どういう観客層をターゲットにしているのでしょう。まあ貴重な映画です。
8点(2003-07-12 22:32:49)
030.08%
1190.49%
2411.06%
3731.89%
41614.16%
53619.32%
663116.30%
7122231.56%
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