21. 秋津温泉
美しい映像、しみじみとしたストーリーで、味わい深いです。岡田茉莉子が長門裕之に惹かれる気持ちに理解しがたいところがあるのですが、作品の出来にとって致命的ではありません。おそらく世の中に一番受け入れられた吉田喜重作品と思います。 [映画館(邦画)] 7点(2007-12-22 13:45:26)(良:1票) |
22. 愛と哀しみのボレロ
《ネタバレ》 良い作品だ。ラストのボレロのダンスシーンは本当に素晴らしい。しかし、ワクワクするような面白さ、とは異なる。登場人物の多さと、一人二役は、やはり物語の理解に混乱をきたす。とはいうものの、繰りかえし観るにはいささかヘビーすぎる。ということで、この点数。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-30 00:20:27) |
23. アラン・ドロンのゾロ
当時、アラン・ドロン主演作といえば、粗製濫造気味でした。そんな訳で、この映画をリアルタイムで見る機会を逸していましたが、この度めでたく鑑賞しました。いやー、想像していたよりうんと良い出来ですね。オッタビア・ピッコロやスタンリー・ベイカーなど脇を固める俳優陣も良い味出しています。たっぷりと見せてくれる剣闘シーンも楽しいです。アラン・ドロンは何をやらせても絵になりますね。 [地上波(吹替)] 7点(2007-05-06 08:27:51) |
24. アンドロメダ・・・
おすすめSF。ロバート・ワイズ監督は何を撮らせても達者。 [地上波(吹替)] 7点(2007-04-12 18:23:09) |
25. 悪魔の追跡
《ネタバレ》 時代はオカルトブームで、「悪魔の、、、」なる邦題が大流行でした。この映画の原題にはちゃんと"Devil"がついているので、正統の「悪魔」タイトル作品です。ピーター・フォンダ、ウォーレン・オーツの競演で、たいへんな期待を込めて試写会を見た記憶があります。さて、出来映えですが、カーチェイスまで派手にやってくれたB級テイストがちょっとただよう傑作オカルト映画だと思います。 あっさり短めの尺もだらだらとせず、好印象です。 [試写会(字幕)] 7点(2007-01-03 19:29:17) |
26. 悪魔のシスター
私にとってとても懐かしい映画です。試写会を当てて友達と見に行きました。今ひとつ弾けきれない部分もありましたが、十分に面白かったです。この後、ブライアン・デ・パルマがビッグネームになるとは当時予想できませんでした。まして友達が「キャリー」にはまり、オカルト映画ファンになるとは。 [試写会(字幕)] 7点(2006-12-29 19:31:58) |
27. アナコンダ
《ネタバレ》 メキシコのテレビで、なんとスペイン語吹き替え・字幕なしという特異な環境で鑑賞しました。言葉なんかわからなくても、映像だけで十分面白かったです。後に、日本で日本語吹き替え版を見て、そんなにストーリーを不理解ではなかったとわかり安心しました。単純明快さと映像の力に拍手ですね。 ジョン・ヴォイトのウインクにはびっくりしました。 [地上波(吹替)] 7点(2006-12-29 01:23:22) |
28. アデルの恋の物語
試写会での鑑賞でした。ケツの青いガキだったので話は半分もよくわかっていなかったと思いますが、イザベル・アジャーニの美しさにノックアウトされました。 [試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:20:31) |
29. アリスの恋
試写会での鑑賞でした。とにかく葉書を書いては試写会に応募していて、これがよく当たったものでした。エレン・バースティンが乗りにのっていた頃の作品です。話としては好みではありませんでしたが、彼女の演技はとても素晴らしかったです。お母さん役がよく似合う女優さんですね。 [試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:13:54) |
30. アルジェの戦い
演出なのかドキュメンタリーなのか区別のつかない迫真の映像です。カラーでなく白黒であることも効果的です。ただ、あまりにも遠い国、古い時代のことで、歴史の重みを感じつつもリアリティを持って見ることが難しかったです。これは私の頭が平和ボケしているからに他なりませんが、現在でも世界のいたるところで独立運動や、テロ行為が展開されている事実を忘れてはいけないと強く思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-07 01:48:07) |
31. 青の炎
《ネタバレ》 原作に忠実に、まずますよくできた作品と思います。主演の二宮和也の魅力に負うところが大きいですね。原作自体二つ目の安易な殺人以降、展開が破綻していくので、本作が後半ぐだぐだになっても致し方ないところでしょうか。山本寛斎の汚れ役にはびっくりしました。あっぱれです。 [DVD(邦画)] 6点(2008-04-20 11:57:29) |
32. アイガー・サンクション
原作がとても面白かったので、どのように映画化されたのか期待を持って見ましたが、残念ながら期待を上回りませんでした。それでも見所はいくつかあるので、そこそこ面白く、原作、あるいはイーストウッドのファンは見て損はしないと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-03 15:58:47) |
33. 愛の亡霊
「愛のコリーダ」の二番煎じをねらったかのようなタイトルですが、まったくの別物です。藤竜也は本当によい役者になりました。熱演です。しかし、リアリティを感じるのが難しい作品でした。 [映画館(邦画)] 5点(2008-12-11 21:06:04) |
34. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 国際線の機内上映にて鑑賞。博士だったら、もっと理知的にうまく立ち回って欲しかったな、というのが正直な感想。映像の力は感じるものの、カタルシスに欠けました。 [DVD(吹替)] 5点(2008-06-15 01:09:41) |
35. 嗚呼!!花の応援団(1976)
大人気漫画の「花の応援団」の映画化とあって、当時劇場へ足を運びました。そこは、ふだんポルノ映画を上映している劇場でした。まだケツの青いガキだった私は、映画館に張ってあるポスターや予告編(ポルノ!)に赤面したり興奮したり、場違いなところに足を踏み入れた気がしておろおろしました。上映中の館内は熱気ムンムンの満員で、たいへんなヒット作ぶりでした。肝心の映画はと言えば、なかなか原作に忠実な仕上がりで、期待を大きく裏切ることなく、そこそこの満足感がありました。時代が立って、忘れ去られるタイプの映画だと思いますが、ブームの波に実にうまく乗った成功作品だったと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2008-02-10 21:49:00) |
36. アカルイミライ
この作品で、オダギリジョーは役者として一皮むけたのではないでしょうか。藤竜也、浅野忠信を相手に懸命に演技していたと思います。作品自体は、メッセージ性が強く、しかもその見せ方が多少拙いと感じました。残念ながら、見て良かったと思わせる部分がそれほど多くないので、作品としての評価はこの点数です。 [DVD(邦画)] 5点(2007-01-27 22:05:32) |
37. あばよダチ公
《ネタバレ》 松田優作の映画主演第一作です。ダム工事に伴う立ち退きに反対して、松田優作が仲間と立てこもるという、なんかしょぼい話しです。お色気シーンもちょいあります。札束を食べるシーンが笑えます。ご都合主義の展開です。面白いところもありますが、すごく面白いわけではありません。繰り返しますが、松田優作の映画主演第一作なのです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-01-25 22:08:04) |
38. 悪夢探偵
松田龍平は変身ポーズをばっちり決めて夢の世界に入って行って欲しかった。期待感一杯で前売り券を握りしめ、映画館に足を運んだ俺の夢はどうなるんだ。ああ、いやだ。ああああ、いやだ。ああ、いやだ。 [映画館(邦画)] 5点(2007-01-21 17:13:04) |
39. アイズ ワイド シャット
結論は納得。結論に至るまでの描き方は不満足。大きく期待したが、残念な作品。 巨匠の域に達した監督は、なぜか晩年に、ファンの期待を裏切る作品を作ってしまう。 [映画館(字幕)] 5点(2007-01-14 21:16:27) |
40. あずみ
オダギリジョーは、「仮面ライダークウガ」はもう終わったこととして、過去を払拭しようと懸命になっているようです。がんばって欲しいものです。私はクウガの彼が大好きでしたが。さて、映画の方ですが、単なるアイドル・アクション映画といった態で、原作の良さをまったく生かしきれていなかったと言えるでしょう。原作ファンとしては残念な限りです。 [DVD(邦画)] 5点(2007-01-07 16:42:25) |