41. 悪魔たち 天使たち
結局A・デービスは何をしたかったのだろう? 下の方の指摘通り、もう「『逃亡者』のA・デービス最新作」というコピーは封印すべき・・・といっても、できないよなぁ。ウリが何もなくなってしまうから。 1点(2003-11-21 11:07:21) |
42. 蒼い記憶
才気だけで突っ走っていたソダーバーグ。この邦題はなかなか秀逸で、すでに指摘されている通り、まさに画面が「蒼い記憶」しか残っていない。 3点(2003-11-21 11:02:48) |
43. アウトブレイク
感染が進んでいく前半のスリルはなかなかのもの。しかし、後半ホフマンがヒーローになりすぎるのはいかがなものか。もっとシリアスな着地点を作ってほしかった。 5点(2003-11-21 10:59:47) |
44. アウトサイダー(1983)
やはり10代の時に観たので思い切り感情移入した記憶がある。しかし、それ以上には何も頭に残っていない。おそらく再度は見直さないほうが美しき青春(だったかは疑問だが)のためには得策なのだろう。 6点(2003-11-21 10:56:18) |
45. アウト・オブ・サイト
決して演技巧者ではない2人を上手く用い、軽くおしゃれなラブストーリーを展開させた本作。ソダーバーグの才気が大衆向けにアレンジされている点では優れていると思う。あまり好きな監督ではないが、この映画内のラブシーンはデートにはぴったり。すぐにホテルに行きたくなります・・・。 6点(2003-11-21 10:04:56) |
46. アイアン・メイズ/ピッツバーグの幻想
ハリウッドで戦った村上弘明・吉田監督に敬意を表し3点はあげましょう。しかし・・・いい役者が揃っているのに、この出来。 黒澤明が如何に優秀だったかがわかる作品。 3点(2003-11-21 09:55:03) |
47. アイアン・ジャイアント
ビジュアルに抵抗は感じるものの、構成がうまく飽きずに最後まで観られる。ただし、泣けるかどうかは・・・やはり人を選ぶかな。 6点(2003-11-21 09:49:40) |
48. 愛は霧のかなたに
ヒロインの壮絶な生き方には胸を打たれる。演出・演技のレベルも高い。それは間違いない。しかし、人として非難されるのを承知で本音を述べる・・・たかが動物のことになんでそんなに必死なの? 人間社会には山ほど問題がある。自分のケツを拭けない人間がゴリラを守る。そういった中途半端な動物愛護が生態系を乱してしまうのでは? クジラの異常繁殖を見るにつけ、人間はもっと人間にこそ目を向けるべきと思わざるを得ない。 5点(2003-11-21 06:48:40) |
49. 愛と死の間で
実力派俳優、謎、特異な雰囲気・・・傑作になる要素は揃っている。しかし、ちょっと複雑にしすぎた感もあり、残念ながらラストまでテンションが持続しない。また明かされる真相も・・・。K・ブラナーは間違いなく知的で演技も上手いと思う。しかし、「名優」になるためにはシェークスピア作品以外にも、こういったミステリーなどの分野で名作を作らなければいけないだろう。 4点(2003-11-20 22:18:48) |
50. 愛という名の疑惑
思い出すのは、客のほとんどいない劇場でうとうととしてしまい、大音量のあえぎ声をバックにエッチな夢を見てしまったことのみ。あの時は若かったなぁ・・・。 【追記】その後ビデオにて再見。う~ん・・・評価はかわらないなぁ。あえて言えば、印象よりもエロシーンが少ないことか(笑) 2点(2003-11-20 21:38:15) |
51. アイズ ワイド シャット
《ネタバレ》 遺作だという先入観があるためなのだろうが、どうも映像にキューブリックらしい粘りが感じられなかった。それは主演2人にも言え、トムはやはりプレイボーイにしか見えず、クライマックスでの愛への渇望が真実味をもっていない。もっと濃密な空間を作り出せていたら、ニコールの「fuck」が『時計じかけのオレンジ』並みの破壊力を持ったのかもしれない。 6点(2003-11-20 21:28:40) |
52. 愛する(1997)
良心作を狙っていることは間違いない。しかし、本当に良心作かどうかはいささか疑問。悲劇をどう重ねれば観客を感動させられるか、といった制作の意図が透けて見えすぎるように思える。まぁ社会派・熊井監督だけにそこまでの商売根性はないのだろうが。いつの時代の作品かと疑いたくなるような主演二人の湿った演技も、個人的には相性が悪かった。 3点(2003-11-20 21:10:16) |
53. ![ai-ou]
すっかり人気者となった『ケイゾク』『トリック』の堤幸彦(当時はユキヒコ)の初期作品。テンションの高い映像に上滑りしたギャグ(はまれば爆笑?!)と、基本的には昨今の堤作品と大してかわりはない。しかし、まだ手法を模索している感じが強く、堤作品のファンならあば、資料的価値あり。 4点(2003-11-20 20:59:04) |