161. 足摺岬
とにかく暗い。 決して退屈という作品ではないが、とにかく暗いのだ。 木村功は大根気味だが、ここでもそれなりの存在感を発揮。 津島恵子は、お姉さん的で優しさが滲み出ていて、とても魅力を感じた。 そういや、森川信の若い頃って、本作で初めて観た。 『男はつらいよ』の初代おいちゃん役で有名な俳優だが、この頃から既にオッサンで、しかも同じキャラだった。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-08-08 03:00:33) |
162. 秋のソナタ
可もなく不可もないベルイマンの晩期作品。 母と娘との葛藤を、会話を中心に描いた室内劇。 室内で家庭の問題を徹底的に描き出すという点において、『ある結婚の風景』に通ずるものがあった。 面白くはないが、苦もなく淡々と観ることができた。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-06-14 14:25:53) |
163. あこがれ (1958)
フランソワ・トリュフォー18本目。 やはりトリュフォーは変態だった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-05 17:51:33) |
164. アンナ・マグダレーナ・バッハの日記
ただひたすらクラシック音楽の演奏映像が垂れ流されるだけの作品。 クラシック音楽が好きかどうかで、点数が0点から10点まで割れるかもしれない。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-15 13:06:32) |
165. アメリカの影
面白いとは言えませんが、変な緊迫感が漂っていていいですね~ [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-15 19:56:55) |
166. 紅いコーリャン
そんなにいい作品とは思えなかったが、コン・リーは魅力的であった。 確かに紅色は印象的。 そして、イジメの歌のメロディも印象的だ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-13 00:18:20) |
167. アラビアンナイト(1974)
フランコ・チッティとニネット・ダヴォリの“夢の競演”! それ以外の見所は・・・ [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-04 10:49:28) |
168. アギーレ/神の怒り
「フィツカラルド」と似たテイストの作品。 こちらもに“狂気”は渦巻いている。 音楽はポポル・ヴーが担当しているが、映画世界と見事にマッチしている。 改めて、ヘルツォークの音楽選びのセンスに脱帽だ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-04 10:39:56) |
169. アルファヴィル
自己模倣を繰り返すゴダール作品群の中にあって、異色の本作。 その点を評価したい。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-20 23:45:31) |
170. アポロンの地獄
想像していた程、過激な内容ではなかった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-09 23:22:23) |
171. アモーレ
《ネタバレ》 2話構成。 1話目はひたすら恋人だか夫だかとの未練話を聞かされる。 2話目は奇跡による懐胎と出産の話。 メンヘラと宗教の話でお腹いっぱい感。 ただ2話目の映像は素晴らしい。 ラストの丘をひたすら登っていくシーンは、どこか幻想的だった。 [DVD(字幕)] 4点(2022-11-17 18:55:32) |
172. あさっぱら
《ネタバレ》 彼女に忙しいから早くどいて!言ってた割には、鼻風船で遊び続ける。 アカンやろ! [インターネット(字幕)] 4点(2022-08-14 15:14:55)(笑:1票) |
173. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 世間と好みがずれているせいか、特に良い作品とは思えず。 確かに終わり方は、万事解決で、終わり良ければ全て良しとなってはいるが、あまりに唐突過ぎるハッピーエンド。 おまけに、そこに至るまでが苦痛な内容。 世間の汚い話を2時間ずっと見させられたので、見ている間はずっと苦痛だった。 [DVD(字幕)] 4点(2021-01-05 21:46:15) |
174. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 話の内容は悪くないが、キャスティングがよろしくない。 まるでテレビドラマの雰囲気。 つまりは映画らしさを堪能できない。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-12-27 00:56:32) |
175. 悪名(1961)
《ネタバレ》 勝新太郎が無双が故に、ストーリー展開が都合良すぎて白けてしまう。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-11-17 18:57:40) |
176. IP5/愛を探す旅人たち
《ネタバレ》 爺さんに不思議な力があるところ、これがイカン。 こんな不思議な力は要らんのです。 普通に、愛を探す旅として描けば、悪くなかったはず。 最後も変に青年と看護婦が、うまいこと結ばれすぎ。 これも要らん。 ただし、相変わらずブルーを基調とした映像は、素晴らしく美しい。 そこだけ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2016-09-12 02:26:42) |
177. 悪魔の手毬唄(1977)
手の込んだミステリーだが、小説の筋をただなぞっただけの感は否めない。 複雑に入り組んだ人間関係が見物だろうが、私には解りにくいだけだった。 岸恵子が実に美しく、はまり役。 暗い過去を背負ったミステリアスな女性のイメージに、ピタリとはまっていた。 [DVD(邦画)] 4点(2014-12-21 01:28:55) |
178. アニー・ホール
同じくウディ・アレン監督作の『マンハッタン』がそれなりに良かったので、代表作である本作には相当の期待感を持って鑑賞にのぞんだ。 しかし、技巧的な演出ばかりが目立ち、ダイアローグというよりアレンのモノローグの連続に、顔をしかめるしかなかった。 アレンの独特の持ち味が、ふんだんに散りばめられた個性の強い作品ではあるが、アレンのモノローグ自体が肌に合わず、楽しむことはできなかった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-06-16 23:29:18) |
179. 哀戀花火
一昔前の中国映画の典型を見るような作品。 とにかく変に真面目っぽく、それでいて陰湿。 封建社会の内実はよく描けているとは思うが、恋愛がらみがどうも回りくどい。 出演陣の演技には熱がこもっており、見応えがあるのは救いだった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2010-11-23 23:43:44) |
180. あしたの私のつくり方
成海璃子の入浴シーンと制服姿が拝めるものの、内容としては子供向けで、健全なるドラマといった趣き。 画面をニ分割にしたり、携帯電話の画面を使って台詞を表現したりと、工夫が感じられるが、むしろそんな工夫よりもドラマそのものに厚みを持たせてほしかった。 品行方正過ぎる内容が市川準監督らしさといえばらしさだが、それがまた、私が市川準監督を苦手としている所以にもなっている。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-06-02 23:33:26) |