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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2004
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  アメリカン・パイ 《ネタバレ》 
やー、馬鹿ですねえ。青春のエロバカを全肯定した清々しさ。明るく単純で屈託ゼロ。こうまで健康に振り切れるのがアメリカ文化の強みですなあ。 彼らも”デキれば誰でもいい”わけではないのだけど、女の子を値踏みするような目線が無いのが良いです。かつて自分も通ったボーイズ期の懊悩を正しく理解し、継承しようと心を注ぐ主人公のお父さんの配置が絶妙です。いや笑った。 個人的には全員目標未達成で終わってほしかったな。ドンマイ次頑張れ、とめげずに先へ繋げる方が幕の引き方としては好み。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-01-30 23:12:32)
2.  アンダーグラウンド(1995) 《ネタバレ》 
かつて存在した国家ユーゴスラビアの半世紀を、寓話変換の名手クストリッツァが手がけるとこういう風になるのですね。 地下に長年閉じ込められ、古い情報ばかり与えられて目も耳も塞がれている彼らは共産政権下の人民にも見えるし、その社会の中を上手く泳いで生き延びるマルコやナタリアのような人間もいたのでしょう。 ブカブカと流れる民族音楽は牧歌的で、芸達者な役者らは不思議と悲壮感無くむしろ明るめです。 しかしそれも終幕直前まで。最後までナチと闘っていると思い込んでいるクロが身を投じていたのは実は内戦という悲惨さ。様々な悲痛な思いがほとばしる酷い幕切れを迎えてしまいます。ちょっとぎくっとするほどの急転換です。 しかしこれがユーゴという国が辿った現実。ラストの夢のように幸せな「みんな一つになった」浮島は監督のユーゴスラビアへの哀悼以外の何物でもないでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-26 22:34:46)
3.  アンフォゲタブル 《ネタバレ》 
「アン××ブル」ってタイトルの映画他にも色々あったよなー。きっとコレもそのうちどんな内容だったか思い出せなくなりそうな。しかし「レイ・リオッタが主演の」と言ってくれれば ああ、となりそう。だってこの人が主役を張るっていうのがもう珍しいもんね。 顔つきが(役者としては幸運なことに)小ずるくて信用置けなさそう(わたしの主観)だもんだから、役どころもそんなバイプレイヤーキャリアの彼。本作はアルコールに溺れた過去を持ちながらも妻愛に満ち、殺害犯を我が身をリスクに晒しながら探し続ける、しごく「正」側のキャラクターであります。レイはまあ好演と言えるのでしょうが、犯人像が二転三転するという展開も相まって、わたしはどーしてもレイへの固定観念が捨てきれず「結局この人が殺したんちゃうの?」と思い続けてましたから、‟真犯人探し”のプロットを生かすためにも客が勝手にミスリードするこの配役は絶妙だったのかもしれません。レイすまない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-13 23:30:15)
4.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 
「なりたい自分になる」自我の成長物語ですね。人間の子どもじゃなくて巨大ロボットの話なんだなこれが。どこが製造したのかは不明だけど、攻撃能力の高さからして彼(?)は「兵器」として作られたと思われるのですが、本人は「殺戮者」でなく「スーパーマン」になりたい、と思っている。身体はデカくて強いけど心は平和主義。子どもにはそう育ってほしい、とのアメリカ人の希望がストレートに込められたお話でした。 日本のアニメで育った目で見ますと、展開の面白さやストーリーの深みはいいとしても絵柄に抵抗はやっぱりありますね。特に人間の表情はそんな顔する?と感じること多々でした。文化の違いなんでしょうが・・、モーレツに安彦良和氏の画が恋しくなりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-15 22:57:24)(良:1票)
5.  あの子を探して 《ネタバレ》 
なんか色々たまげました。中国って日本人の尺度では測れない国だなあと圧倒された。 子どもも大人も、あまり相手との距離をとらないのね。にこりともしないヒロインは別に特殊ではなく皆けんか腰(に見える)。 貧困地域の子供らは「金をくれ」と恥じる事無く声高に叫び、対する大人(レンガ工場の責任者とかバス会社の車掌とかテレビ局の受付のおばはんとか)も子ども相手に大人の理性でもって説こうとしない。より一層デカイ声を出して邪険に扱う。この子らが育ったらあんな大人になる。うへえ。 主人公の13才の先生だって「あの子を探しに」来た目的は自分の給料満額確保のためだからね、元々は。 工場でもらえるという賃金、バスの運賃など主人公にもたらされる情報は所詮「コドモの」不確かなものばかり。そして彼女も13才の子どもなんである。意味の無いことに手持ちの金を使い切り、結局は数少ない「情ある」大人の目に留まって事は大団円へと向かう。言ってみりゃ、単なるラッキーですよね。 彼女が一体いつから男の子の身を案じていたのやら、と釈然としないしテレビが解決してくれるまでの展開がミもフタも無くてとても感動話には思えん。 中国、格差がひどすぎる。半世紀以上前、経済が高度成長期だった日本の田舎の小学校はもっとちゃんとしていたし、教員も大人だったよ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-26 00:13:32)
6.  アルマゲドン(1998)
映画文化の黎明期でもないのに、こうも屈託無くベタな感動(ぽい)話をこしらえるとは驚きだ。観てる方としてはどういうリアクションをすれば正解なのか。 思うにこの映画でB・ウィリスの献身に涙し、リヴ・タイラーの花嫁姿に「リヴちゃん 良かったわねえ」と思える人は実に素直でヘソがきちんとついているんでしょうな。姑さんにも好かれそうだ。 ワタシの感想は「制作 いいかげんにしろよ」だったけど。
[地上波(吹替)] 4点(2015-07-15 00:21:14)
7.  アダムス・ファミリー(1991)
今観ると、話は大して面白いわけでもないです。普通。ただもう、キャラ力がハンパなくて家族三世代リアルにおどろおどろしいオバケ姿ながら、ユーモアもあって若干キュート、てとこが新しかったんでしょうね。執事は手首、てのも。 ハリウッドの子役って、この頃さらに一皮むけた達者ぶり。C・リッチの傲岸不遜・無表情な美少女オバケぶりに、アダチユミなんか勝負にならんなと思ったもんでした。 そういえばウェンズデーって公立の小学校に通ってませんでしたっけ。そんな。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-08-29 00:11:42)
8.  愛がこわれるとき 《ネタバレ》 
偏狭夫の描写がうまい、それにつきます。巷にあふれるDVに苦しむ実話をリアルに再現しているみたい。怖い。タオルと缶詰、たかだか服を汚されたことへ滲む嫌悪の表情、嫁のドレスにまで指図。極めつけは暴力、ときてワタシの忍耐もぶっち切れ。こんな奴ひとりで生きてろよ。もう憎くて憎くて。またジュリアがごきげんとりのプレゼントを渡された時の「もううんざり」の表情が上手いんだ。そりゃ完璧にジュリア寄りで観ますから、彼女がしっかり策を練って現状打破へと挑んだ強さには快哉を叫びましたし、隣人の新恋人が今ひとつぱっとしなくても、前夫よりはずっといいわね、とローラの友達気分で見守る100分でありました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-17 23:59:24)
9.  アウトブレイク
話にリアリティがあるので、そこそこ怖がらせてくれるパニック娯楽作ではあるのですが、なんというかこの豪華すぎるキャスティングが嬉しいというより勿体ないという気持ちにさせられる。鑑賞中は「うわー、怖いなあ」「こんなに主演級出さなくてもさあ」の行ったり来たりで気持ちが落ち着かなかった。猿特定できたのは凄いな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-25 00:05:54)
10.  赤い航路 《ネタバレ》 
この手の倒錯話に究極の愛とやらを感じる人っていうのは変態なんだろうなやっぱり。変態は別に悪いことじゃないんだけど。好きなことは勝手にやってもらって構わないんですが、そこに何らかの意味をつけようとするのは嫌い。SMも嗜虐趣味も、そりゃ単なる嗜好ですがな。女のやってることは単なる復讐で、愛なんか無いと思うんだけどな。追いすがる女を邪険に扱って因果応報な目にあう男、ヒュー夫妻は変態毒気に当てられて巻き添えのうえヨメは新たな性癖開眼のオマケつき。・・うーん私にはどうしてもロマンチックに解釈できない変な話でした・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-29 00:30:01)
11.  アパートメント(1996) 《ネタバレ》 
時間軸が入り組んでるわりに、観やすく整理されている脚本に拍手。しっとりと落ち着いた色彩のフランスの街並みにも見惚れます。個人的に、アリスのような女子が超絶苦手なのでマックスが彼女を選んだ(一時的にだけど)のには仰天しました。そしてさらに男の小ずるさ炸裂の、ラストのちゃぶ台返しに二度唖然、と。いろいろ見ごたえあったなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-01 01:07:16)
12.  アポロ13 《ネタバレ》 
思いもかけないトラブル、絶望的な状況。突然そんな只中に放り出された人たち、飛行士にNASAスタッフ、それぞれの家族、どの視点からも気持ちが入り込める。観客をのせる技術がとても巧み。結果を知っていても、大気圏突入して火の玉になったカプセルのために思わず祈りましたもん。エド・ハリスが彼だけでも永久保存しておきたいほどのかっこよさ。渋いっす。
[DVD(字幕)] 8点(2012-12-10 00:40:17)
13.  愛と精霊の家 《ネタバレ》 
ある家族の大河ドラマではあるんでしょうけど、うーん、M・ストリープが超能力者である、という設定の意義があるんだかないんだかで、むしろ只者ではないオーラを出しているのはG・クローズの方だったりして、つまりは何を言いたいのか最後までよくわかんない映画。捕らえられたウィノナ、酷い目にあうんだ・・酷い目に遭ってからぽわーっとかーちゃん登場、いや遅いでしょ遅すぎ。もっと前に出てきてユーレイ騒ぎのひとつもおこしてくれれば、こんなことには。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-07-22 01:31:32)
14.  アパッチ(1990)
この映画で印象強かったことといえば、T・L・ジョーンズが夜中に眠れず起きてきて食べてるのがなんでチョコのアイスバーなのかなーと。台詞のたびに歯が黒くて、そういうどうでもいいことのみ気になったのでした。
[地上波(吹替)] 4点(2012-05-30 00:52:48)
15.  悪魔のような女(1996) 《ネタバレ》 
なんかどっかで見たことあるような感じだし、ネタが割れてしまうとあー、なあんだあ、と腰砕けになる。S・ストーンは衣装とっかえひっかえでアジャーニは無意味にやたら裸になる。ラストシーン、プールで死に物狂いの沈め合い、やっとこ命からがら女2人上がったとこでベイツ刑事がちゃらーんと登場。木の陰から。もっと早く出て来いと思った。
[地上波(吹替)] 4点(2012-03-06 00:56:01)
16.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
贅を尽くしたパーティやら豪邸やら、金ぴか豪華な舞台にトム・クルーズとキッドマンがばーん、とゴージャスにはまって映像はとても流麗な印象。夜のNYの街にもくっきりと輪郭があり、安アパートにも灯るクリスマスツリー。綺麗。でも話はよく分からない。ミステリアスな記号をあちこち散りばめてるけど、全体を覚醒した目で俯瞰すると起こった事件も事件とすら呼べないような気もするし。今作では周囲に振り回されてるトム・クルーズが好印象。娼婦のとこで「先にお金の話をする?」って台詞が可愛いじゃないですか。手土産持って後日ふらっとまた来ちゃうのも。ああでもキューブリックが表現したいのはこんなことじゃないだろうな。すみません監督この映画わかりません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-11 01:21:27)
17.  アナライズ・ミー 《ネタバレ》 
ところどころくすっと笑えはするんですが、笑わそうとしすぎ。ほんとにところどころ、です。追突した車のトランクがばーんと開いて、人質もろ見えのあげく何重にもぐるぐるテープ止めする冒頭のシーン、あれが一番笑いました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-10 17:28:02)
18.  アウト・オブ・サイト
J・ロペスのプロモーションビデオみたいな映画。なんだってソダーバーグがこんな仕事したんだろ。井筒監督がみゆきを撮ったみたいなもんか。全編漂うぺらぺら感。一昔前のコスメ販売員みたいにかっぱり化粧したジェニロペが全然連邦捜査官に見えない。ラストシーンの台詞はもうベタ過ぎてハリウッドスターを鼻で笑ってしまった。ああつまんなかったなあと思っていたら数年前に一度見ていたことが判明。そんな映画。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-11 01:30:30)
19.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
これのどこがコメディーなのか。私はひとつも笑えなかった。これはアメリカの話じゃなく、わたしの、おそらくあなたの話でもある。どこの家も(おそらく)抱えているであろう見栄や虚勢や世間体をこうもリアルに描かれるとは。隠してなんぼの生活をしてるのにまるでかさぶたをはがされるような嫌悪感。ざわざわするような悪寒といやな汗。私は重症か。大佐の奥さんが息子のガールフレンドに「散らかっていて・・」とありがちな言葉を口走ったあとに映される塵ひとつない室内 このシーン ホラーかと思った。もうアメリカには大草原の小さな家は存在しないのか。
[地上波(字幕)] 8点(2011-08-04 00:08:21)(良:2票)
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