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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  赤い河 《ネタバレ》 
ああこりゃ名画ですねえ。映画「シティ・スリッカーズ」で都会暮らしに疲れた現代の男たちが熱く語るのがこの「赤い河」でした。 もう、広大ですもんね空も大地も。アメリカが夢を抱いていた頃の人間の希望、ひたむきさがスクリーンに迸る西部劇のマスターピースというのも頷けます。 映像が圧巻。スクリーンいっぱいの牛牛牛。この大暴走を止めるべく疾走する男たち。この迫力、男くささ。ジェンダーだなんだとかまびすしい現在ではちょっと口にしづらいけど、これは真に男の仕事、男にしか成せない事業と思いました。いやシビれるなあ。 で、当然主人公はジョン・ウェインだから正統にかっこ良いのだろうと予想していたら、裏切られましたまさかの。よもや老害と部下らに反駁され、解任される展開になるとは夢にも思わなんだ。オイオイ、大丈夫かアンタらジョン・ウェインやぞ? それに、ワタシ的にはダンスンがさほど理不尽に横暴とは思わないんですよ。契約違反と盗みをしでかした奴はシメないと組織がばらけるでしょ。私刑はよろしくないですが。あのドロボー二人の処遇を養子モンゴメリーがどうしたのか描かれてないのがちょっと不満。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-12-02 23:32:21)
2.  逢びき 《ネタバレ》 
おそらく、誰の記憶においても“初恋”というのは特別に綺麗で汚れの無い思い出なんじゃないだろうか。それって(多数の人にとって)プラトニックなまま終わったから、だと思うんだよね。で、大人になるとプラトニックに恋する、ということは実に稀なことになってくる。そして美しさを失う。 しかしこの映画、奇跡的な大人の“心のみ”の繋がりを描いて成功しちゃっている。大人になってからかかる はしかは重篤だというけれども。この二人の苦しみもそれは大きいもの。社会性やら家庭やら、色んなプレッシャーに耐えつつ、ティーンエイジャーのように恋をする二人は大変清らかでありました。 “クレアモント・ホテル”の主人公ミセス・パルフリーのおすすめだったこの映画。彼女同様に、品のある佇まいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-29 00:33:23)
3.  赤い靴(1948) 《ネタバレ》 
芸術に完璧を求めても、そこは神の領域。人間が近づこうとすれば、気もふれようというもの。どちらかというと、ヴィクトリア・ペイジよりも支配人レルモントフの方がマッドネスだった気もする。舞台に出て嘆く彼は、彼女そのものの死より、稀有の踊り手を失ったことへの哀悼に満ちている。絶命したヴィクトリアは彼の身代わりのような、悲しくも酷い芸術の代償。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-14 23:57:34)
4.  安城家の舞踏会 《ネタバレ》 
台詞回しの古さとか屋外のセット等に時代を感じてしまうけれど、観終わって後じわじわと余韻がきた。もはや絶滅言語のような日本語を話す原節子。なんとまあたおやかな。それでいて賢くて芯が強くて、もう安城家の姉兄方は家の今後のことは敦子さんに丸投げだ。どうしようもなく不安なくせに強がるばかりの長男に、特権階級プライドが富士山より高い長女、やんごとなき殿様育ちで人を疑うことすら上手くできない当主。そんな中敦子さまはひとり顔を上げ、前を向くのだった。「安城家の美しい思い出」を刻むために催した舞踏会だったけれど、この家の真の美しさはゴシップ乱れ飛ぶ虚ろなパーティーなどに無く、ラストのダンスシーンに結晶している。お父様と敦子さんが踊るダンス。上質な暮らしに守られてきた上品な二人が踏むステップのしなやかで美しいこと。ついに長男の虚勢が削がれ、彼が号泣するに至るのもわかるってもんです。下々な私に別世界の輝きを見せていただいた、そんな気持ちになる作品。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-09 11:23:14)(良:1票)
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