1. カプリコン・1
軽飛行機とヘリコプターの空中チェイスシーンは見ごたえたっぷり。ラストもスローモーションで、なかなかいい感じに終わってた。前半は結構衝撃を受けましたね。 10点(2003-09-27 11:39:05) |
2. カサブランカ
「君の瞳に乾杯」・・・。3回ぐらい言ってたな。ちょっと言いすぎwモノクロのこういうのってなんだかいいね~。「ローマの休日」に最後には別れが待ってるってな感じでよかった♪ 9点(2003-12-06 20:45:26) |
3. 合衆国最後の日
すごくよかったです!バートランカスターは国民のために頑張ったと思います。バートヤングはロッキーシリーズ以外で初めて見ました。ラストのシーンは大統領があまりにも悲しい終わり方をしたのが少しショックだった。エンドクレジットで流れてたBGMもなんか切なく感じるものだったし。まあ言える事はほんとに軍隊はバカだよ。大統領を殺したら元も子もないよ。せっかく頑張ってたのに。こういうのってリメイクされないのかなあ。結構見たいような気もするけどなぁ。 9点(2002-12-20 20:11:23) |
4. 眼下の敵
《ネタバレ》 全編がほぼ米駆逐艦と独潜水艦の戦い。戦闘機をぶっ飛ばしてマジ撮影してた「トラ・トラ・トラ!」よりももっと前の今から50年以上前にも海軍に協力してもらってマジ撮影してた映画があったのは普通に驚いた。合成を使わないといけないシーンは合成でもいい、ミニチュアを使って撮影する所はミニチュアでもいい、だけども水中爆発のリアルさと二つの艦をシンクロさせるようにシーンが変わるこの緊張感がたまらないほどに面白い。男しか出てこない骨太映画でも引き込まれすぎてあっという間に時間が過ぎちゃうし、ロバート・ミッチャムとクルト・ユルゲンスをチョイスした監督のセンスがたまらん、ありがとう(笑) [DVD(字幕)] 8点(2011-09-15 02:06:39) |
5. ガルシアの首
首を探すまでと見つけた後の展開の違いといえばもう「フロム・ダスク・ティル・ドーン」並み。いやー、サス・ペキンパーの久しぶりの男臭さ全開に痺れてもたー。なんでウォーレン・オーツってこんなにも合うんでしょうね、んー、、惚れちまいそうだ(笑)映像はあんまりきれくはないですけど相変わらずのバイオレンスさはたまらん。シメはまさかまさか「大列車強盗」+「俺たちの明日はない」とは・・。愛する人を失った男の意地の為だけに相手を銃でシバき、散っていったオーツは最高だぜっ!! [DVD(字幕)] 8点(2010-04-23 10:22:26) |
6. 風が吹くとき
核爆弾の事について何も知らない人の所に核爆弾を落とされたら・・、、という話。「死の灰なんて見えないわよ」、「雨水を貯めとけば大丈夫だな」。何も知らなければ、こんな事を言ってしまうのは当然。核爆弾というものは全てを破壊し、環境も壊してしまう。原作の絵本の画はジルとヒルダの変化が克明に描かれているので映像で見るよりさらに怖い。哀しいラストですが、核爆弾を落とした為に、罪のない人が死んでいくのが一番怖い。原爆が主題、ということで避けられがちかと思うんですが、こういう映画があるという事をみんなに知ってもらいたい。 [ビデオ(吹替)] 8点(2006-12-11 22:42:40) |
7. カサンドラ・クロス
昔のパニック映画って言うのはほんと凄い。ラストも衝撃。電車の乗客1000人を細菌を完全隔離の為に殺してしまうCIAも衝撃。なんともいえないストーリーにものすごぃ余韻の残すエンド・クレジットにいやはや、これがジョルジ・パン・コスマトス(TV的にジョージ・P・コスマトス)の監督第三作ってのはかなりのやり手。。今と違ってミニチュアだからショボいというけれど、それは昔のパニック映画にケンカを売ってるような事だからそれをいっしゃぁオシマイよ。 [DVD(字幕)] 8点(2006-11-04 11:57:19) |
8. 華麗なるヒコーキ野郎
ジョージ・ロイ・ヒルって爽やかな映画を作るの巧いよね。カッコイイロバート・レッドフォードがそういうのにピッタリ合うのもなんか不思議。ラストの飛行機での決闘(?)もすげぇと思いきやその後の敬礼でくぁーっと熱いものがきました。あのシーンは最近見た映画でベスト・シーンだじょ!!ただレッドフォードの吹き替えが「クイーン・コング」の主演男優さんの吹き替えをして人と同じ人だったのでなぜか笑ってしもた。 [地上波(吹替)] 8点(2005-11-03 23:22:35) |
9. カンバセーション・・・盗聴・・・
盗聴は犯罪だぞぉ~って言いたくなるけどそれは杞憂にしか過ぎなかった・・・ 8点(2003-03-15 12:05:29) |
10. ガバリン
《ネタバレ》 スタッフを見れば完全なるホラー映画。監督は「13日の金曜日」連発後のスティーヴ・マイナー。なのにコメディ色がめちゃくちゃ強いホラー映画に仕上がってるのはちょっと驚き。その後もそうなんだけど彼って非ホラーやホラー薄目の映画は意外に良作が多い。ウィリアム・カットのとぼけたキャラが彼を取り巻く自由気ままな人たちに振り回されなおかつ怪物にも振り回されスケール的にはほぼ敷地内で起こることばかりだけども最大限に大きく広く使って面白く仕上がってたかと思います。80年代らしく安っぽさ溢れる逆に可愛いらしいクリーチャーだったりホラー作家なのにホラー作家らしいことはイマイチしていないように見える設定はなんか面白かったです。現実と虚実とSFっぽさが入り乱れて最後に一つに繋がるのはお見事でした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-22 12:25:42) |
11. カットスロート・ナイン
《ネタバレ》 ウエスタンだけども荒野ではなく雪山が舞台。なのでいつもとはイメージが全く違う上にルチオ・フルチだとマリオ・バーヴァだとかあの辺のホラー映画の過激な残酷シーンをそのまま持ってきたような、どんなコラボやねんと思ってしまうけども途中から妻殺しの犯人探しからどんどん違う方向に行っちゃって後半はもう予想外過ぎてもはや収拾不可能。むさくるしい男どもの中で紅一点ブラウン軍曹の娘の終始怯え、絶望感しかない姿がとんでもないことを引き起こす展開は昔の香港映画とかにありそうなぶっ飛び具合にあっけにとられた自分がいた。ちょっと無茶苦茶ですけど途中テレビが壊れたんかと思うような撮影テクを色々頑張って作ってるのでその辺は斬新な感じがしてよかったです。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-16 19:43:33) |
12. 影なき殺人
《ネタバレ》 今でも十分ありえるし現に起こっている自白の強要による冤罪事件。実話をもとにしてますが時代が時代なだけに今見るとちょっと滑稽な感じもするけどセミドキュメンタリー風にしてる上全編に渡って実際に事件が起きたところ及び関係してる所で撮影してるそうなんで映画に対する手の入れようは結構すごい。それに政治圧力にマスコミの警察批判だったり、住民の犯人に対する怒りやそれを守ろうとする検事の姿も上手く描けていて正直予想外の出来に驚いた(笑)こんな時代にもこういうことがあったんやねぇ。runtimeも短いので結構スラスラっと見れたように思います。 [DVD(字幕)] 7点(2014-01-13 02:26:01) |
13. 画家と庭師とカンパーニュ
《ネタバレ》 めちゃくちゃ硬い演技もできるし、めちゃくちゃ柔らかい演技もできるダニエル・オートゥイユっていう人はほんと凄いと思う。幼馴染が画家と庭師という関係で再び出会い、まるで「モリー先生との火曜日」のように人が人に人生とはなんぞや?楽しさとはなんぞや?な感じで二人で説いていく姿はなんか微笑ましい。フランス映画らしい雰囲気あふれるけどこんなにも悲しくならない前向きな映画を作るジャン・ベッケルって人は凄いなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-25 13:41:37)(良:1票) |
14. 狩人の夜
この映画が作られた当時はカラーがほぼ主流になった頃で、時代に逆行してモノクロで作られた訳なんだかもしカラーで作ったとしたら何にも面白くもない映画になってただろうと思う。偽牧師ロバート・ミッチャムの怪演が見事なまでにモノクロとマッチして子供が感じる恐怖そのままを見てる方まで感じさせてくれる手法は素晴らしい。ラストの、、父親を目の前で失ったジョンが持ち続けていたトラウマを克服しようとしてたのんだけどあっさり終わっちゃったのはちょいと拍子抜けでしたけどモノクロならでは、の要素が思う存分詰まった映画ではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-28 01:02:41) |
15. ガンモール/おかしなギャングと可愛い女
ソフィア・ローレン主演映画を初めて見ましたがなかなかのハジケっぷり。熟女の色気がありすぎな彼女がリタ・ヘイワースになるまで・・あ、いや違った、リタ・ヘイワース並のセックスシンボルな演技で見事に撃沈。恋してしまいました(笑)作りも意外が込んでいて焦る気持ちをそのまんまコマ送りとして多用したシーンやカーチェイス等は新鮮味たっぷり。主演二人の演技もそうだけどコミカルさが全編にわたって活きているのがテンポのよさと上手くハマってました。ちょいと画像の粗さが気になる所でしたがラストは彼女のファンへのサービスショットですね~あれは。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-05 01:25:36) |
16. 海外特派員
これをカラーで撮ってたら面白さは半減してただろなぁ。モノクロだからこそ伝えられる緊張感と合成とはいえ迫力たっぷりのカーチェイスに飛行機墜落シーンに勢いよく流れる水の攻め、見ているこっちもヒヤヒヤしてしまうほど。主演のジョエル・マクリーの威圧感というか演技が綺麗過ぎたせいか脇を固める人たちの方の印象が強いのがちと気になりましたがイギリス時代にはあんまりなかったテンポのいい海外特派員という名を超えまくったスパイ活劇はこういう映画の事を言うんでしょうねぇ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-28 01:00:36) |
17. 影なき男(1988)
アクション・サスペンス・スリリング、3つの要素がフルに活かされた80年代らしいダイナミックな展開で知名度がイマイチないのが非常に残念。「クリフハンガー」や「アイガー北壁」のような雪山を舐めまわすカメラワークは凄すぎだしこの頃流行った黒人と白人コンビを意識してると思うけど反発しながらもシドニー・ポワチエとトム・ベレンジャーの年の差コンビが反発しながらも男の友情を築いていくのは何回見てもいい。山を下りてからドンパチが増えたのはちょっと残念だけど普通に面白い、といえる作品でしたね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-13 02:13:12) |
18. 火事だよ!カワイ子ちゃん
マトモな人が誰ひとりといない消防署のパーティを舞台にドタバタボケボケコメディ映画なんですが、これホントに映画なのかなぁ?と思ってしまうほど素人っぽい出演者がなんかツボにはまりました。火事が起きてるそばで「テーブル借ります!ビールの用意だ!」っておい(笑)ミロス・フォアマンの映画は初めて見たのですが印象とは全く違う雰囲気で平和感とユニークさがどっぷりと漂う不思議な映画でした。邦題はなんかドリフを意識してるような感じやなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-26 23:45:25) |
19. ガス燈(1944)
オリジナルを一昨日ぐらいに見たので話の筋は全部わかってるんだけどもほんとのミステリー映画になっちゃってる、な印象です。モノクロの中で光るイングリッド・バーグマン美人さにだんだんと険しくなるのがちょっと可哀そう・・・・。なんか西郷輝彦に似てねねか?とたぶん自分だけだど思うけどシャルル・ボワイエの悪顔が変に似合ってました。でも前と比べて30分近く長くなってるのでちょっと伸ばしすぎかな・・・というのもありました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-24 10:27:50) |
20. ガス燈(1940)
モノクロ映画ってやっぱいいなぁ~。影と光が絶妙に上手いとそのシーンがすごい後々残るんだけどオープニングからそれを見せられてちょっとやられました。あとでリメイク版をみますので比まだ較は出来ませんが、runtimeも短いようなので狂気さやサスペンスさっていうのがよく現れていたと思います。「ガス燈」はあまり日本ではなじみがありませんが、重要な役割をしてるところもしっかりしてました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-21 12:03:03) |