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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4673
性別 男性
年齢 41歳

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41.  渇き。(2014) 《ネタバレ》 
娘役の子が、映画初出演だそうですが、凄く光ってましたね。なかなか難しい役柄だと思うけど、ご自分の魅力を存分に発揮し見事に演じきってました。そして役所広司。終始怒鳴ってイラついてる役で、こういう役を演じたのは初めてなんじゃないかな?大御所になってきた彼が、ここでまた新しい一面を披露する。すばらしいです。監督さんの力量もさすがですね。妻夫木くんは終始ニヤニヤしてる役でしたけど、娘に引けを劣らず、相当ヤバい奴がじつはあの刑事なんじゃないのって思いました。車で跳ね飛ばされてもニヤついてるのはもはやヤク中かなにかだろと言いたくなりますが(笑)。本作は過激だ過激だと言われてますが、個人的にはそれほどでもなかったです。むしろオープニングのタランティーノ風PVから最後までずっと感じるのは、狂気のようで狂気風、痛いようで痛くない、みたいな、そういう上っ面感みたいなものを感じてました。それは狂気や痛みが描けてないというよりは、若者特有の軽さといいますか、フワフワした感じ、その怖さみたいなものを表現したかったのかなって。だから、オリバーストーンとかね、そのへんにも通じるものがあるなと。前作の「告白」も、やっぱりそういう希薄さ、空虚さを描いてましたからね。その部分が、中島監督が作家としてすごく興味を持っている部分なんだろうなと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-12-23 21:42:58)
42.  かしこい狗は、吠えずに笑う 《ネタバレ》 
まぁ、女子高生が親友を殺めて解剖しようとする事件がありましたからねぇ。そういう意味では、別に突飛でもなんでもない話だとは思うのですが、いかんせん共感、感情移入が全然できないんですよね。意外性ある展開の持って生き方とか、光るものは感じるんだけども、役者の稚拙な演技もあってか引き込まれるようなことはなかったです。
[DVD(邦画)] 4点(2014-12-20 23:53:06)
43.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
少年時代の二郎が夢を見ているところから物語は始まる。飛行機のエンジンをかけると、硬いものであるはずのエンジンがまるで生き物のようにうねうねと動く。そう、これが宮崎アニメだ!心躍りながら鑑賞する。二郎が妄想の中でカプローニの世界に行き、また戻ってくる一連のシーンは、その映像センスが実に格好よいし、たぶん本作は「風」を描くことにこだわったんだと思う。「ポニョ」が海をはじめとする水の動きにこだわっていたとしたら、これは風。いたるところで風が吹いてるし、そして飛行機が飛んでる。上に下に斜めに、近づいたり飛び去ったり。宮崎監督、飛行機好きなんだな~ってのが伝わってくる。ただ、鑑賞していて内容的には色々と考え込んじゃうところもある。まず間違いなく、ちびっこ達はこの作品を楽しめない。ジブリを見にいって、退屈して帰っていった多くの子供達が目に浮かぶ。では大人のための映画かというと、全体的な雰囲気としてある種夢想的であり、震災とか戦争の生々しさを描くようなことはしない。夫婦の描写にしても、接吻などはあるにしてももの凄くさっぱりした描き方なんですよね。そういうスタンスを、潔いととるか、中途半端ととるかで評価は変わると思う。でも、生きなきゃ駄目だ、ていうそのメッセージはそれなりに伝わってきた。 押し付けがましく主張するのでなく、夢中になることの素晴らしさをそのまま描いて、それで生きることを伝えようとした、そんな印象です。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-06-24 22:19:36)
44.  神様のカルテ 《ネタバレ》 
テーマは悪くないと思うんだけど、櫻井君のキャラがクールすぎるんじゃないかな、という気がします。彼の心の葛藤というものが、演技からはあまり感じ取れなかった。中盤のアパートの住人のエピソードも、ストーリーの本筋とあまりに関係がなさすぎる。病院での、あのワンエピソードだけでは持たないと判断したのはわかるけど、もう少し絡んだものにしてほしいかな。意外と原田泰造の演技が巧かった。
[地上波(邦画)] 5点(2014-04-02 22:50:18)
45.  ガッチャマン 《ネタバレ》 
酷い酷いと言われていたので、どんだけ酷いのかと身構えていたせいか割と普通に鑑賞出来ました。冒頭20分のアクションシーンも邦画にしては頑張ってたし。とは言え、他の方が言われてる通り、日本の駄目なSFパターン、ダサダサ系ムービーになってることは事実です。いっそ三池崇史風に、コメディにしてしまっても良かったのではないか。でもそれだとある種の逃げになってしまうのだろうか、などと一人で悶々と考えておりました。昔のアニメの奴は見たことがないのでわかりませんが、内容的には大幅に変わっているそうで、そのへんがファンの方にとっては許せないのかもしれません。でもひいき目に見ても、やはりストーリーはつまらない。最初のアニメだけは面白かったですけどね(笑)。
[DVD(邦画)] 5点(2014-03-22 18:21:04)
46.  カルメン故郷に帰る 《ネタバレ》 
日本初のカラー映画ということで鑑賞致しました。音声がかなり悪くて台詞が聞き取りづらいところもあるし、日本初のカラーということでもの凄くコストもかかり大変だったそうな。フィルムの問題もありそれほど綺麗な映像というわけではないのですが、でもそこに映されている景色は文句無しに美しいものでありました。この作品の真の主人公は、実は浅間山なのではないでしょうか?終始、会話する人々の後ろに悠然とかまえている浅間山。なんだか、この微笑ましい人たちを静かに見守ってくれているような、そんな風にも思えてきます。そしてその浅間山の麓の手つかずの自然。撮影は北軽井沢で撮影されたそうですけど、ほんとに素晴らしい景色なんですよね~。なんかその風景を見ているだけでも楽しかったです。「裸踊り」だなんていってましたけど、ビキニ姿ですから本当に裸ではありません。でも時代的なことを考えると、女性のビキニ姿ってほんとに大胆だったんでしょう。それこそ裸同然に見えたんじゃないでしょうか。それを映画で見せてるわけですから、今見るとお上品で刺激のない映画に見えるけど当時はけっこう刺激的な映画だったんじゃないかしら。大ヒットした理由は単にカラーだからというだけではないように思います。
[DVD(邦画)] 6点(2014-03-06 18:34:55)
47.  ガーディアンズ 伝説の勇者たち 《ネタバレ》 
よく出来たアニメだと思います。 ガーディアンズが住んでる世界の美しさ、 そしてソリに乗って滑空するときの躍動感等、 感心するシーンも多いです。 声優陣も有名どころばかりですが、 それでも日本で未公開だった理由は、 おそらくはキャラがあまり可愛らしくないことと、 なによりこのお話が日本では馴染みが薄くて、 キャラクターたちに思い入れが ないというのがあるのでしょう。 私自身もそれは感じていて、主人公とサンタは まだわかるとして他の奴らは何なん?ていう 印象はずっと感じておりました(笑)。 勧善懲悪でわかりやすく、主人公の自分探しという ストーリーも織り込んでそれなりによく出来ては いるのですが、子供達が見てどれほど 楽しめるのかはなんとも言えないところ。
[DVD(字幕)] 5点(2014-02-22 16:10:19)(良:1票)
48.  華麗なるギャツビー(2013) 《ネタバレ》 
バズ・ラーマンの映画って、ヴィジュアル的に派手だけど中身が薄いようなイメージがあったので、本作も最初見始めた時はその短いカットの羅列や前屈みのテンポ等、パーティーのシーンまで見て「あぁ、これもやっぱそんな感じなのかぁ」なんて思いながら鑑賞してたわけです。しかし、パーティーの「絢爛豪華なキッチュさ」や「虚無的な薄っぺらさ」はそのまま後半の内容に繋がってくる。いわば彼の映像センスが、この話に見事に相まってくるわけですね。それで話が進むごとにどんどん面白くなっていった。5年ぶりに遭った彼女とのドジっ子的なジャツビー。ギャツビーとデイジーの関係に気づいたブキャナンの反応とギャツビーとの言い争い。ギャツビーとニックの友情、そのどれもが印象深い。確かに、ギャツビー築いた豪華な住まいや生活はハリポテで空しいものであった。しかしそれらは目的ではなく、あくまでも手段であった。ただ一人の愛する女性を手に入れる為だけにすべてを賭けた男。その究極的に一途で全身全霊に突っ走った彼の気持ちはハリポテでも空虚でもなく、まさに本物の人生であた。それはある意味、男にとって羨ましくもある。ニックは、そんな彼の生き様に惹かれたのだろう。バズ・ラーマン作品の中では、本作は一番の出来だったと思う。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-10-26 01:52:53)
49.  カラスの親指 《ネタバレ》 
なかなか面白かったと思います。160分あったけれど、長さをそれほど感じることもなく楽しく見れました。闇金のアジトに乗り込んで一世一代の猿芝居やるシーンは、正直あざとさも感じるし、なにより途中で「あ、これは全部芝居なんだな」ってすぐわかっちゃったので、その後みんなで乾杯する展開にカタルシスを味わえなかったのは残念なのですが、個人的にはその大勝負のシーンよりも、それまでの共同生活のシーンが凄く良くて、あの生活の模様をエンドレスでずっと見ていたいと思ったぐらい、雰囲気のいい空間が作れていたと思います。そして、子ども達3人と別れるシーンで、「もうお金おくってこなくていいよ。気持ちはちゃんと伝わってるよ」って振り返って言うシーンが感動的でした。正直、あそこで終わってもいいんじゃないかなとも思うので、その後のさらなるどんでん返しってどうなんだろうという気もします。一切詐欺をしていない、お金は自腹っていうのもなんか綺麗過ぎるような気がするし。でもまぁ、よく出来たお話だとは思うし、いい観賞後はいい気分になったので、7点を献上したいと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-06-19 01:44:00)
50.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
序盤の段階では、両者のバックグラウンドをほとんど語ることなく、すぐさま銭湯のシーンになるので、二人の人間模様をもっと描き込まなきゃ、二人の人生が入れ替わった時のそれぞれの境遇のユーモラスさが出ないじゃないか~と不満げだったのだが、後半、便利屋だった人が自分の過去を思い出してからはその理由がわかりました。便利屋さんはあくまでも便利屋であって、殺し屋ではない。そこで二人で演技をしてワル達をまこうとする、その展開は新鮮でありました。思っていたほどの笑いはなかったけど、それなりに独創性あるコメディ映画になってたので、佳作の6点ということで。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-05-31 22:11:18)
51.  カジノ・ゾンビ BET OR DEAD 《ネタバレ》 
パッケージとタイトルから、てっきりコメディ系の ゾンビ映画なのかなと思ったけど、見てみたら コメディ要素のない実にオーソドックスなB級映画でした。 展開自体も不満だけど、なによりゾンビたちが あんまりゾンビっぽく見えないのが残念。 顔に血のり塗ってるだけで、動き方や歩き方が ゾンビらしく感じないのだ。
[DVD(字幕)] 4点(2013-04-07 21:53:21)
52.  火車 HELPLESS 《ネタバレ》 
宮部みゆきの小説の映画化ということだそうですが、 登場人物達の感情表現が良くも悪くも韓国映画でしたね。 でもそのわかりやすさ故に、観ていて面白かった。 あの女性は加害者なのか被害者なのか、 どっちなんだろうと考えてみてたけど、 結局は両方だったんですね。 可哀想な人ではあるけど、殺されちゃった女性が 一番かわいそうです。 そして愛する人を失ったムンホもまたかわいそう。 とにかく悲惨で悲痛だなという感想のお話でした。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-26 21:10:25)(良:1票)
53.  崖っぷちの男 《ネタバレ》 
娯楽作品として純粋に楽しめました。御都合主義な点が気になる人はダメかもしれないけど、ハリウッド的なエンターテイメントに、ご都合もある程度は必要かなと。単に宝石を盗み出す泥棒なのではなくて、自分の潔白を証明するために宝石を盗み出すというその展開が良いですね。勧善懲悪がはっきりしていて、心置きなくニックを応援出来る。そしてその兄を救う為に、弟とその恋人が力を合わせる。その兄弟愛もまた良い。チャラ系お姉ちゃんの色気も見どころの一つです(笑)。本当に高層ビルから撮影しているように見えるので、どうやって撮ってるのかな~と思って特典映像見たら、ビルのセットと合成でやってたのですね。違和感のないナチュラルな映像に仕上がってました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-02-14 23:54:00)(良:2票)
54.  神弓-KAMIYUMI- 《ネタバレ》 
勧善懲悪でわかりやすいストーリーだし、 なにより男達の真剣な闘いが見ていて面白い。 後半の追う、追われるの逃走劇。 弓で相手を射止めるシーンの力強さなど、 気合入っていてよかったと思います。 ただ、10万人VS1人というフレーズは いくらなんでも大袈裟です(笑)。 途中の虎に襲われるシーンのCGも少々残念だったな。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-02-07 16:33:59)
55.  カエル少年失踪殺人事件 《ネタバレ》 
なかなか良かったと思います。 近年、韓国映画は主にサスペンス&ミステリーの 分野で質の高い映画を生み出しているように思う。 なんというか、韓国映画特有の土着的、 陰湿な雰囲気というのが、殺人事件と絶妙に マッチしていて、言いようの無い暗さと 魅力を醸し出しているように感じる。 この作品は、韓国三大未解決事件の一つに数えられる、 実際に起こった事件をもとにしているんだそうで、 5人の少年たちが突如行方不明となる展開は まるで神隠しのようで、ミステリーの題材としては 申し分無い。犯人が両親なのではないかと考えた 大学教授と主人公が推理し、突撃捜索する展開は 観ていて本当に面白い。それに比べると 後半、犯人らしき男に出会う展開は少々月並みだが、 ラストにはまた母親の口から隠されていた事実が 打ち明けられたりと、展開の巧さと内容の良さの バランスが保たれていて上手い作りだなと関心した。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-15 08:06:41)
56.  顔(1957) 《ネタバレ》 
なんというか、凄くシュールさを感じる作品でした。そのシュールさっていうのは、映画としてはマイナス要素ばかりなんだけど、それもまた逆に新鮮で楽しめました。たとえば、コンパクトが落ちたり、男が外に出たらすぐに車にひかれて死んじゃったりというのはあまりに出来過ぎな展開だし、水原秋子が塔のてっぺんに男を呼んで、そこから落として死なす妄想があるんですが、目の前に落ちるスポットがあって、男がそこに自ら誤って落ちるかなりアホな妄想なんですよ。せめて男が後ろ向いたときに突き落とすとかね、もうちょっとありえる妄想ならわかるんだけど。それからあのラストは何なんでしょう。水原秋子は必死に生きる為に、色々と道を踏み外してしまったんだと思うが、あのラストは「東京のネオンが悪いんだ」「都会の誘惑が私を狂わせたんだ」みたいな、そんなメッセージにも見て取れる。まぁなんにせよ、秋子の瞳孔開きまくったみたいな目が凄く印象的。映画としては、ヒッチコックを意識したかのようなミステリー演出や、ホラーっぽい付随音楽などが独特の味わいを出しているなと感じました。
[DVD(邦画)] 6点(2012-10-04 00:29:09)
57.  247°F 《ネタバレ》 
最初にテロップで実話だという風に書かれてあったけど、まぁ本当に実話かどうかはともかく、リアリティのあるお話であることは間違いありません。扉の前に梯子を置いたら、それがストッパーになってサウナから出られなくなっちゃうというシチュエーション。こういうことは大いにありそうで怖い。そしてサウナに閉じ込められたお三方が正常な判断力を失ってしまう様も見ていて面白い。レネは友達に八つ当たりしてくるし、それによってジェンナは手を出してしまう。ジェンナはキレて装置を破壊し、それによってイアンは正気がなくなり絶命。こういうときは、冷静な判断が必要だけど、灼熱地獄に閉じ込められちゃそれも無理な話ですね。レネは正直うざキャラで見ていて苛ついてくるし、飲んだくれのマイケルにも腹が立ってくる。それに対して犬のボーの賢さ。ちゃんと気がついたのは犬だけってのもなんか切ないね。密室系のサスペンスものとしては、若干パンチ力足りないかなとは思うのですが、リアリティに徹した怖さがありまずまずの出来映えだと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-18 19:59:25)
58.  岳-ガク- 《ネタバレ》 
小栗旬と長澤まとみ主演なので、もっとこうアイドル映画っぽい感じなのかと思っていたのですが、意外と硬派な作りで好感が持てました。山岳救助隊がどういう風に人命救助しているのか知らなかったので、ご遺体はポーンと下に放り投げるとか待機や撤退の判断など、新鮮で興味深かったです。ただまぁ現実的に考えるとこの人たち、これだけの頻度で危険な目にあっていると命がいくつあっても足りないですよね(笑)。限られた時間の中でより多く詰め込むためにこうなるのもわかるのですが、やっぱりリアリティ度は下がるでしょう。長澤まさみは普段通りの演技だったけど、小栗旬はなかなか良かったと思います。ひょうひょうとしたキャラなんだけど、それはなにも人の死をなんとも思わないからじゃなく、色々な経験が積み上がってのキャラなんだということ。全体として、優等生すぎて面白みに欠ける感じもするのですが、まぁ悪い映画ではないです。
[DVD(邦画)] 5点(2012-08-11 00:19:35)
59.  蒲田行進曲 《ネタバレ》 
ある意味で漫画っぽいところがいいんですよね、この作品。銀ちゃんと橘は、俺が主役だ俺が主役だと張り合う俺様キャラ。そして銀ちゃんに憧れるヤスはいつも笑顔でどんな要求でも飲むお人好しキャラ。男のに振り回される不憫キャラの小夏につんつんキャラの朋子。そういうわかりやすいキャラを、さらにとてつもなくオーバーリアクションでやってるもんだからみんな漫画的なおもしろキャラになってて見ていて面白いんです。おなじみのテーマ曲のキャッチーな感じもやはり漫画的といえるし、大階段から転げ落ちるのに命をかけるっていう、よく考えるとアホみたいなお話なんだけど、この映画全体の凄まじい勢いがそのあほらしさを超越し見事な娯楽に転嫁させてる。個人的には、その転落シーンよりもいつも笑顔だったヤスがついにぷっつんして家で大暴れし、小夏に八つ当たりしながら泣き崩れる一連のシーンが良かったです。普段溜め込んでる人が感情爆発したら凄いんだぞ~っていう(笑)。なんだか妙に共感しちゃいました。
[DVD(邦画)] 8点(2012-08-07 13:07:55)
60.  顔のないスパイ 《ネタバレ》 
リチャード・ギアはとても好きな俳優さんなので、彼に肩入れして見てたせいか楽しんでみることが出来ました。序盤の段階で、ギアが実はスパイだということがわかるわけですが、ファンの一人としては「え~!ギア様が悪者なの~!?」って軽くショックを感じてしまいます(笑)。だけど中盤、ギア様は、全ては家族を殺されたことによる復讐のためにやってたんだということが明らかに。さすがはギア様!これはもう、悪者認定しなくてもいいですよね?そして相棒の若造が実はスパイだったという予想だにしない展開もあり、ストーリー運びの巧みさで驚きをもたらしてくれる小気味良い作品になってました。ポールがラストでベンを救い負傷し、ベンは彼がカシウスでないと警察に報告する、さっぱりとしていながらもほろっとした友情が感じられる描き方も良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-07 12:31:30)
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