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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1620
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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41.  ガンズ・アキンボ 《ネタバレ》 
迷惑系YouTuberのLv.120みたいな連中の差し金で、かのハリー・ポッターとアヴリル・ラヴィーンのバッタもんみたいな娘がメタメタに殺し合う…てな感じの話すかね(少なくとも前半は)。また極めて『キックアス』を想起させる様な(グロくて痛そうでかつおバカな)質感でもあります。プラス、私は知らんかったですが「アキンボ」がそもそも「二丁拳銃」という意味なのですね。。  とは言え、後半は多少(お話にも登場人物にも)展開とゆーのは存在しますし、別にアクション含めた映像面とてまあまあ悪くはなかった…とも思えますかね(あとテンポ自体もそんなに悪くはない)。しかし、結果として個人的にこのイマイチめな評価としてる理由は、明確に2つあります。まず、全般的にもごくごくテキトー・いい加減なお話ながら、特に主人公2人の「強さ=戦闘力」の在り方が超絶いい加減だと思えたコトっすね⇒取分け、やはり前半のマイルズvsニックスのグダグダっぷりが思いの外長くてダルかった…(=ニックスが強いんだか弱いんだかよー分からん…)とゆーのが個人的には痛いのです。  もう一点、シンプルに諸々と、またごく高度に「汚らしい」と言いますか、口汚いのは別に好いのですが非常に単純に「非衛生的」な映画だったとゆーか、何処も彼処もマ~とにかく薄汚い!(⇒心地好くない!)のですよ。でも、ニックスちゃんが(ワリとカワイイのに)一番口汚くて、でまた終盤はボッコボコに顔面イカれて血ミドロのボロッボロだったのは(逆に)イカしてた…とも少~しダケ思ったりしましたケドね。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-20 23:52:01)
42.  カリブの白い薔薇 《ネタバレ》 
うーん…まあタイトルからしてよく見りゃあ、21世紀の映画とも思えない位にクソ程にもやる気の感じられない代物ですし、でお話の方も(結局また)クソ程にも内容の無い様なヤツでしたかね。舞台は娼館らしーのですが、にも関わらず主役のアナ・デ・アルマスちゃん以外の女のコには誰ひとりキャラも何にも付いてない…という有様でしたし、んで肝心な女衒の旦那+女主人もまた、悪人なんだか善人なんだかすらも判然としない様なペラ紙の如く虚無なキャラでしたし……  なので結論的にはタイトルどおり、アナちゃん=純潔の白い薔薇、を眺めてゆくしかない作品にも思えます(⇒重ねて、娼館が舞台ですがこの娘は要は「水揚げ」前ってコトらしく)。しかし逆に、ごくその分には(却って)まあまあ楽しめなくもねーかな…という様な作品でもあるのですよね(悩ましい…)。キューバ時代・ハタチ前・演劇学校の学生時分、における出演だってコトなんですケド、この娘、後々売れてから(むしろ多分)体形の管理が巧くなったのかな?と思いましたすね。でも、コレも逆にこの頃の方が健康的にムチムチっとしていて、ラテン風・バカンス的な色気ってのは(若いワリにも)実に高度でしたすね。あと、そのラテン的美意識の部分には(ややもすると)多少は好みが在るのかもな…とも思ったのですケド、ソレでも一つ、自信(確信)を持って言えるのは、彼女はとにかく眼(瞳)が超絶に綺麗だった…というコトっすね(私なんか、コレだけでモ~大満足でした)。ほか、エロシーンの具体的なトコロについては「ポルノ」と言えるレベルのモノは今作には含まれてなかったですかね⇒でも軽い濡れ場+トップレスのシーンは(チャンと)在ったので、まあ一般映画の一つのコンテンツとしては十分かな、とも。  ほか言い残したコトとしては、前述どおり「舞台が娼館」という設定が全く活かし切れていない…のが不満の一つではあるのですが、ソレでも一箇所、ラテン系の娼館だからこそ…?とゆーか嬢の待合室(けっこう広め)のつくりについて、そのド真ん中に正に「円卓のビデ」みたいな感じでソレがズラッと環状に並んでるのがちょっと面白かったですね。加えて1シーンは、ソコにまた「円卓のケツ達」みたいな感じで(ケツ丸出しで)雁首揃えて跨ってるのが、コッチはもはや笑えました(エロくはなかったすケド)。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-05 23:54:49)
43.  鵞鳥湖の夜 《ネタバレ》 
『薄氷の殺人』という映画が世界的にも極めて高い評価を受けている理由というのは、ストーリー部分はよくあるノワールなのだけど、作中に中国社会の底辺の独特な猥雑さ・暗さ・やるせなさ等をふんだんに描き込む一方で、そこに中華映画界30年の逸材グイ・ルンメイを叩き込むことで、それと相反するアジア的な「人の美しさ」をいとも簡単に融合させてしまった、という点に在るのかも知れないと思っている。  今作、やってることは要するに前作とほぼ変わらない。ただ中国底辺社会の描かれ方という点に関しては、タイトルに『夜』を冠するだけあって暗さ・陰湿さという部分は前作を間違いなく上回るし、加えてスリリングさという部分のノワール的な価値はこれも前作を少し上回るよーにも思われる(とは言え、今作もお話自体はさほど面白くないのが事実としてはあるのだケド)。率直に、これは続編として観る方が面白く観れる作品だろうかと思う(なので、コッチを観たかったら先に『薄氷の殺人』を観た方が好いと思いますね)。  問題は、そのグイ・ルンメイの出来なのだ。当然彼女も齢を重ねている、とゆーのも厳然たる事実として在るのかも知れないが、個人的には『薄氷の殺人』で彼女を観たときに得られた衝撃、というホドのものが得られたということは全く無かったのである。役柄的には彼女は「水浴嬢」と言われる娼婦であり、なのだからもっと普通に男に「媚びた」風貌であっても好いハズだと思うのだが、端的に少しボーイッシュすぎるというか、髪も短すぎだし眉毛も整ってないし、何故こーしたのだろう、と少し疑問に思ったのが正直なトコロ。その点で、前作以上の評価とはし難い、という感じすね(あくまで個人の感想に過ぎませんが)。
[映画館(字幕)] 5点(2021-06-07 22:15:59)(良:1票)
44.  海底47m 古代マヤの死の迷宮 《ネタバレ》 
ダイビング中で酸素が無い+サメ、という前作から引き継いだ優れた状況設定に、今作では海底洞窟の暗さ・狭さという不快要素も加わり、更にスリリングなシチュエーションになっている…ハズなのですが、なんでしょう、どーも緊迫感が維持されないというか、あまり盛り上がらないのですよね。登場人物が多いので(主人公のパーティだけで4人もいます)ショック描写の量は前作より増えていると思うのですが、総じてちょっとワンパターンで単調、ということかとも思われます(サメの襲撃シーンもそうですし、グロ描写もやや手控え気味かとも)。それでも終盤にかけては色々と工夫もあり、そこまで我慢できればそこからラストまではそこそこ面白く観れるのではないでしょーか。個人的には前作の方が好きです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-04-19 18:36:51)(良:1票)
45.  ガール・イン・ザ・ミラー 《ネタバレ》 
主演はオリビア・ハッセーの娘だかで、ロリロリとかなり可愛い。内容は『キャリー』風味に「死産だった双子の片割れ」要素を足し込んだもので(むかしX-ファイルで『カルサリ』という似た様なエピソードがありましたね)、気弱な主人公が後半になると豹変するというのがメインな話。しかし、必ずしもパラノーマルな現象だとも言い切れないつくり(抑え込んだ深層心理が二重人格的に現れているだけだとも解釈できる様な)で、詰まるトコロ、描写自体は別に霊的でも何でもないし、そして結構に地味。この陰鬱な雰囲気であんまりテンポが良いと逆に軽くなり過ぎるとも言えるが、それにしても(地味な割に)ちょっとローテンポ過ぎるよーにも思う。  ただ、憑依状態時の主演女優の血も凍る様な冷徹な眼光・迫力自体は、一応そーいうホラーとして本作を成立させる程度には上質かと(有名人の娘だし、こっちが彼女の「素」に近いのかもね)。まあ、全体としてはイマイチ気味にも思えるケド。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-05-28 00:31:46)
46.  風鳴村 《ネタバレ》 
オランダ産ホラーとゆーコトで、意外にそんなん今マデ観たコトあったケ?とも思ったのですが、実は『ムカデ人間』て全部オランダ製だったんですね(シックス兄妹ってオランダ人らしくって……なんか急にイメージ悪くなってきたな……)。ただホラーとしては、根本的な建付け自体はまたごくオーソドックスだと言いますか、第一には所謂『悪魔のいけにえ』風・通り掛りのツーリスト惨殺系スラッシャー、ではありましたです。しかし、まず一点言及しておくなら、その旅行者共には総じて「ワケ」が在り、だからそのスラッシャー行為は一種の「お仕置き」的な要素を孕む…て設定も付いてるってコトみたいですね(まあ、ソレもなんつーかヨーロッパ人が昔から結構好きなヤツ…にも見えてますケドね⇒クリスティとかでも見たコトあるヤツだし)。  んで、結論的には全体的にも(個人的には)あまり嵌らなかった…と言っちゃいますケドも、最初にその建付け=二つを一つに混ぜ混ぜしたったコトについて、一言でゆーてまうとチョイと「雑」だったかな…と。やっぱそーいう「ワケ=業(しかも結構”重め”のヤツ)」を散々に背負った連中が、また偶々このバスにシコタマ乗り合わせてて…つーのは、ソレだけだとどーしたってご都合主義の方に見えてしまいますよね(⇒いや、なんとなくその辺の説明もされてなくもなかった様な気もしたりしなかったりするのですケドも、でも少なくともソレは「明解」ではなかったとも見えており、だからやっぱ少し雑だ…とゆーのがシックリくる表現すね)。加えて正直、ソレが大きな効果を産んでたかとゆーとソコもワリと微妙だったりするので、尚更…という感じでもありますかね。  しかし、ソレはソレで一種の「難癖」なのかも≒私は私で日常的にホラーばっか観てるからどーしたって「違和感」としての方が強くなる…のかも知れないじゃあねーですか、と⇒だから、実はソレはソコまで気になって(して)は居ないのです。とは言えもう一点、コレはより明確にスラッシャーとして「つくりが好くない」と思ったのが結局、今作ではその肝心な主役(の筈)のホラーモンスター君が率直に全然(全っ然)目立ってない!のですよね(⇒たぶん、生身の人間じゃあないデモニックな方のヤツ…なんですケドも)。コレもなんとな~く「不定形」な方のホラーモンスター=ワケ在り連中のそのワケに絡む形象に「変化」して出てくるから…ってコトでもあるとは思うのですが、コレまたシンプルにチョイ「分り難い」と思ってしまいましたよね(あとラスト、なんか結局かな~り「弱っちい」のも…イマイチだな~と……)。  重ねての結論、個人的には率直に「好みではない」方のホラーでしたです(⇒マイナー国産としては特に)。まあ、オランダだから、風車だ!位のサービス精神は(チャンと)在ったりもするのですケド、だから尚更に「要らないアレンジ」をしてもーたったな…という感覚が強くて、ですね。その意味ではもう一つ、この罪人地獄行バスツアーにはまた、海外の悪魔系お化けに対して恥しげも無く「九字」とか切っちゃう激レア(激イタ)日本人なる輩が(ま~た偶然)乗り込んでたりもして、ソコに関してはもはや「残念」を通り越して「怒り」しかなかった…てな感じっすね。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-05-04 20:19:18)
47.  カルト 《ネタバレ》 
またまた監督作のモキュメンタリ…なのですが、今作はソレでもいちおう疑似ドキュメンタリ(テレビ番組)のテイをとってはいるものの、実質はごくチープなB級ホラーの劇映画として仕上げられてますよね(=むしろ高度に「つくりもの」感プンプンなヤツ)。特に霊能者連中のキャラはかなり漫画チックに非リアルでしたが、そーいったキャラや雰囲気(+低予算で可能となる画づくりのレベル、他諸々)とかを一切合切「調和」させてナンとか成立させる為の「ドキュメンタリ風」というコトに(個人的には)思えましたですね(=多少カメラワーク・特撮なんかの質が雑でもナンとかなるから…とゆーか)。その意味では、ホラーとしてまずまず纏まってはいるかとも思うのですが、重ねて所詮チープなB級ではありますし、前作・前々作に比べると明らかにコンセプトが違うのでソコは肩を透かされた…と感じる人も居るのではねーか、とも。  あとは正直、主演の3人娘のファンだとか、或いは肝心の「NEO」君のキャラが私ハマってもーた…とかいう人ならフツーに楽しめるでしょーね。私は率直にイマイチでしたケド…
[DVD(邦画)] 4点(2022-09-19 18:39:54)
48.  監獄ロック 《ネタバレ》 
うーん…お世辞にも面白いとは……  まあ、Wikiのエルヴィス本人の項でもズバリ「プレスリーの映画は駄作・凡作が多いことで知られている」とかって(十把一絡げに)ミもフタも無いコトが書かれてたりして、でも本作だって観てみればまァしゃーねーかな…って出来だという感じすね。映画『エルヴィス』を観た後だと更に尚更にそー感じますが、本作もエルヴィスがエルヴィスっぽい人を演じてるという(ダケの)ごく極めて在り来りな物語なのでして、そしてそのストーリー構成の在り方がこれまた超・古臭いとゆーか、やはり今どき「起承転結」なんていうフレームワークは(少なくともこんな在り来りな中身じゃあ)も~成立しない…というコトにも思えます。『エルヴィス』でもやった様に最初に一発「転」な魅せ場を持ってきて、その後で「起承」は後付けする、という構成の方が現代では圧倒的に多いとゆーのを逆に実感しましたね(コレも少なくとも、あまり中身の無いジャンルの作品なら尚のコトと)。とにかく、序盤三分の一はおろか半分以上も過ぎる迄まるで盛り上がりドコロがねーのですよね。楽曲はチョロチョロ入ってゆくのですがソレも(ソコまでは)カントリー・ブルース的なまろやかなヤツばっかなんで超・眠いですし、お目当ての”Jailhouse Rock”まではナンと実に1時間かかりますし、そしてそもそもロック調の曲は3か所くらいしか入らないのですよ(”Jailhouse Rock”も信じられないコトにかかるのは一回ダケだし)。コレなら映画チケット代でEPを買った方が確実に好い(好かった)と言えるでしょーね。  更にはまた、エルヴィス自身の演技力とても…その表面的な出来自体はともかく、終始ごくボンヤリした(キレの無い)演技しかしていない(できない?)ので、重ねて全体としても緊迫感の在る場面がマジで皆無なのですよ(助演の面々も多分エルヴィスに合わせてローテンションで演っちゃってるので)。結論、コレは如何に確実なる世紀の名曲を抱いている(音楽)映画だとは言え、これ以上の評価は嘘になりますね。サントラの方を大いにお勧め致しますです。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-08-16 23:13:47)
49.  カポネ 《ネタバレ》 
映画自体の全体的な質は十分だし、カポネを演じるトム・ハーディの出来は特に相当に上質な部類だと思う。が、中々ココまで何が描きたかったのかがピンと来ないという作品も稀だ、というレベルで中身が薄い。中盤以降カポネは完全に廃人状態で意識もちゃんとあるのか無いのかすら定かではなく、元気に動き回ってるシーンは全て彼の幻覚(過去の情景も多分に入り混じって)なのだから、その意味でも結局「晩年のカポネを描く」というテーマつーのは、それだけでは一本の映画としては成立しないというコトだったのだろうと思われる(だからソコの補強が必須な筈なのに、ソコを碌に手当てしてないから案の定こーいうコトになってる、つーか)。  コレにシンプルに『カポネ』というどーみても伝記映画なタイトルは、ワリと詐欺にも近いと思う。このタイトルならもうちょっと工夫して(あまり描かれなかった晩年を含めた)カポネの人物像が総合的に理解できる映画であるべきだよね(とは言えやや尺も短めだし、騙される人もあまり居なさそうだケド)。結論、トム・ハーディの怪奇な演技を観れる!というだけの映画であります。その点に興味がある方は是非どーぞ。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-08-03 00:33:35)
50.  カラスの飼育 《ネタバレ》 
子役ってのは、ホントにすぐに大きくなっちゃいますね~『ミツバチのささやき』ではほんの子供(と言うか幼児)だったアナちゃんは、数年後の今作では紛うコト無き美少女、という感じです(別にロリコンという訳では無いんですが、やや『ミツバチ~』の時の方が好みではあります)。  映画全体としても、率直に言って『ミツバチ~』にかなり似た様な感じでもあるのですが(特にアナちゃんの使い方とか)、現代劇で主役のアナちゃんが3人姉妹で所々はだいぶ騒々しいのなんかが、まずあんまし心地良くないなあ、という感じ。あと設定がやや複雑気味で、それを登場人物に直接語らせるのが難しかったのか、大人のアナちゃんを登場させて(回想形式で)そっちに喋らせる、という構造なのですが、これも率直にちょっちダサいですよね。  話の内容自体も、全く見所が無いとまでは言いませんが、アナちゃんがネガティブ一辺倒、という意味でかなり単調、かつうっすい!ですね(正直、あまり面白くなかったです)。ただ、そもそもこの映画、コンセプト的にもアナちゃんを如何に上手く使うか、が最大の勘所なワケで、その意味では『ミツバチ~』よりも確実にアナちゃんの表情のバリエーション自体は多彩になっています。そこを楽しむことを主眼に、アナちゃんファンだけが観ればいいという映画、だと感じます。
[DVD(字幕)] 4点(2020-08-14 23:42:32)
51.  仮面病棟 《ネタバレ》 
速水と瞳が妙にテキパキと「捜査」を進めていくのとか、犯人が碌にエレベータを見張ってないのに誰も逃げようとしないのとか、中盤までは率直に、やや腑に落ちない点が幾つかある。そして、肝心の病院の「秘密」とゆーのが、正直言って「ですよね~」な陳腐な代物だったりで、ここまではハッキリちょっと白けた感じで観ていた。  しかし、そこには実は理由があって、一つの仕掛けでそこら辺をいったん全部綺麗に浚ってくれる最初の種明かしは中々に鮮やかな伏線回収ぶりで、おお見事だ、と思った。ところが、それ以降の終盤にかかる展開がまたイマイチよく分からん妙ちきりんで、よーく考えると分かってくるような気もするが、例えば…  ①相棒は何故殺されたのか  ②最初ファイルに拘っていたのに、それをアッサリ速水に渡してしまうのは何故なのか あたりはやっぱ正直よく分からんかった。前述どおり、1つ目のトリックの質は中々だと思うのだが、全体的には、微に入り細を穿って考え抜かれた、というよりは、場当たり的でややザルな、というシナリオで、最終的な納得度というものは(サスペンスとしては)率直に不十分だと感じる。  役者の演技も特筆するほどに良いと感じられるものは無かった(江口のりこですら無駄遣いなのも率直に勿体無い)。残念作。
[映画館(邦画)] 4点(2020-07-20 20:27:43)
52.  鍵(1997) 《ネタバレ》 
川島なお美が酷いっす。ナニをどーしたらここまで感情とゆーものが入らない演技になるのでしょーか。無感情を通り越してもはやバカっぽい、というレベルで色気もへったくれも在りません(こーいう「ただ」美人ちゅーのが好きな人も居るのかも知れんケドさ)。  バカっぽい、で思い出したのが、ちょっと前に観た『裸のチェロ』というヤツです。アレも、ラウラ・アントネッリがオツムの弱い感じで脱ぎまくる映画でしたが、アッチは第一にイタリア式コメディですし、言ったよーにラウラ嬢もそれこそ「脱ぎまくって」いるのですよ。今作もセックスシーンは無駄に豊富ですが、ヌードのシーンはと言えばかなり出し惜しんでますし、前述どおり文芸映画としては(演技がポンコツで)成立してない一方で、エロとしてもはっきりサービスが良くない、と。ちょっと使いドコロというものが見い出せない作品なよーに思います。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-05-19 21:20:21)
53.  怪物の花嫁 《ネタバレ》 
ティム・バートン『エド・ウッド』を観る前に、この映画だけは絶対に観て欲しい。そうしないと、ランドー渾身の「ルゴシの名演技」シーンが理解できないからだ。実際、本作においても観るべきシーンは殆ど無いが(タコとかどーでもいいし)、件のルゴシのシーンは強烈に印象に残っている。個人的に、この手の大駄作を鑑賞する意味は反面教師、つまり良くない映画を観ることで良い映画の何が良いのかをより良く理解できるようになることだと思う。私はこの映画で、ダメなプロットにダメな演出、しかしそれさえも超越して画面を引き締め、観客の目を釘付けにする名演技・名優が存在することを大いに学んだのだ。若き日の私にとっては、生涯忘れられない作品となった。
[DVD(字幕)] 3点(2020-02-04 14:12:07)
54.  カルメン(1948) 《ネタバレ》 
ヴィダー監督が『ギルダ』に味を占めてつくった続編だが、オペラでいう所のミカエラやエスカミーリョはほぼ出て来ず、完全にカルメンことリタ・ヘイワースの魅力に頼り切りな内容の薄さ。リタ嬢は決して悪くはない出来栄えなのだが(踊りとか、あと美脚を妖艶に魅せつけるシーンとかも良い)、如何せん他に良い点が無く、非常に退屈。直接的な濡れ場が全く無いのも正直痛すぎる。
[インターネット(字幕)] 3点(2019-11-23 11:46:11)
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