1. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 な…長いですね…。皆さんの言うとおり、詰め込みすぎなのは確か。 アメリカの建国や諸々について色々言いたい事あるんだな~というのは伝わって来ました。でも何を言いたかったのかはよくわからんかった…スミマセン。 ヤクザ物でもありそうな二大勢力の闘争、そこにムリヤリ気味にからむ復讐劇、移民への差別、そして一揆…じゃない大暴動、最後は権力側の武力による移民の一掃。 いくらでも面白くできそうな題材なのに、なんだかな~な感じになってしまったのは、クライマックスを一ヶ所にまとめてしまったからでしょうねぇ。 決闘と暴動と鎮圧をいっぺんにやるなよ。出来すぎすぎて不自然すぎて、アゴがかっくし落ちてしまいましたわ。ずーっとシリアスでやってきて、最後の最後に笑かしてくれなくてもいいのになぁ。 結局、「ディカプリオとその彼女、生き延びられてよかったね。以上」のような感想になってしまったよ…私の3時間を返してください。 [DVD(字幕)] 5点(2016-10-12 21:37:53) |
2. CUBE2
うわぁ、なにもかもアッサリ。アメリカ人が好きそな味つけ。 型通りのキャラクター設定の登場人物たち。ちょっとだけサスペンスフルな、わざとらしい展開。ストーリーがない分、ちょっとだけSFを絡めてみたよ。ラストは意外性を狙ってみたよ。意味はないけど深い意味があるように見えるかな?そうそう、映像はやっぱスタイリッシュじゃなくちゃね。頭の悪い人でも十分楽しめるよう、頑張って作ってみたけど、どうかな~♪ …と、胸張って言われた感じ。 そんな事イバって言われても困るな~というのが、ワタシの感想。 95分間、退屈はしないんですけどね…。そんだけ。 [DVD(吹替)] 4点(2012-07-16 22:41:13) |
3. キャビン・フィーバー(2002)
《ネタバレ》 タイトル「キャビン・フィーバー」ってのは、キャビンで大熱狂!って事?それともキャビンで伝染病が発生!って事なんでしょうか。まぁどっちでもいいですけど。 タイトルからして、ふざけてますよね。途中まで真面目に観てましたが、パンケーキ少年が回し蹴り攻撃をしてきたり、主人公がプロの殺し屋に変貌したあたりから、「ヲイヲイ」という気持ちになりました。 わざわざ死体をひっくり返して池に落ちたり、泣きながら無駄毛処理をして症状を悪化させたり、主役達の意味不明な行動はパンケーキ少年とどっこいです。 それにしても、田舎の人間は都会の人間が嫌いね。主役達が来た都会ってそんな大都会でもなさそうなのに、それでも「街から来た」ってだけで、「災難を持ち込みやがって」みたいな憎悪を持つのはナゼなんでしょう。過去に一人町から来た悪人がいただけで、それ以後「街のヤツは全員悪い」という考えになってしまう感じ。ヲッカナイですねぇ。 保安官のコスプレしているような若い保安官や、映画にまんま出てくるような排他的・独善的な警察官は、ギャグのよう。 ラストで雑貨屋に村の人々が集まって祭りっぽい雰囲気になりますが、あの人たちは一体ドコから出現したの?湖の向い側の家以外、どこにも民家なんてなかったのに。 主役が岸辺に捨てられてましたが、キャビンの他の死体と一緒に始末しないのは、ナゼ?発生源を特定しないのはナゼ?もしや「都会モンが持ち込んだ」ですませちゃった? 雑貨屋は感染広げるために祭りを開いたワケ?なぜこのタイミングで祭り? ‥様々な謎が残ります。まあ別に解けなくてもいいですけど。 最後に、汚染水で作ったレモネードを警察官や町の人間達が飲み、「コイツらも感染したか」と観客側の溜飲を下げたところで、汚染された水をミネラルウォーターとして出荷するトラックが発車、というのは、すごく上手かったと思います。「いつも買ってるミネラルウォーターって、ナニ入ってるかわかんないじゃん!」と、観客側をちょっとゾッとさせたのは間違いないでしょう。 ともあれ、観ている間、多少引くことはあっても退屈する事はありませんでした。「ホステル」がよかったから観てみたのですが、あっちこっち「ヲイヲイ」な箇所があるとはいえ、やはり才能の片鱗は感じられた映画でした。 怖くないし、2度は観ないけど、期待しないで観るならヨシ、です。 [DVD(字幕)] 5点(2011-10-03 00:31:22)(良:1票) |
4. CASSHERN
途中で目が疲れて何回も目をつむりました。トシかなぁ。 音楽の入れ方がうるさくて、何度もセリフを聞き逃しました。トシだなぁ。 美術のセンスは大変よいと思いました。 しかし、なぜ誰も脚本を添削してあげなかったんでしょう? 「別にキャシャーンでやらなくってもいいんじゃない?」と、なぜ誰も言ってあげなかったんでしょう? なんだか、監督にはまず主題と創造したいビジュアルイメージがあって、それから無理矢理商業的にも失敗しないよう、色々詰め込んでしまった気がします。 これならオールCGでやったらよかったのに。 いえ、俳優・女優さんたちの演技は大変いいです。特に唐沢くん、見直しました。 だからこそ、CGと人物がいまいちマッチしてないのが、惜しい。 この映画は、家でビールでも飲みながら3回くらいに分けてみる分には申し分ありません。嫌いじゃないです。 4点(2004-09-06 16:56:40) |
5. キル・ビル Vol.2
エル・ドライバーは実は男でオカマで‥‥というオチを期待していたのは、私だけだったのでしょうか。ダリル・ハンナが男にしか見えなくって大変困りました。 ビルの語りは長すぎて眠りそうになりました。殺し屋の生き方を熱く洒落っ気たっぷりに語りたいタラ監督の好みはわかるのですが、殺し屋とスーパーヒーローを一緒くたにされた時点で、私の頭に「?」マークが。大体なぁ、愛(ビル)の為に殺しをしてきて、妊娠したら子どもは闇世界とは違うところで生きて欲しいって、そんなの、ムシがいいだろ!ビルと二人で立派な殺し屋に育てろっつーの!と、ブライドに全く共感できず困りました。 余計なシーンも多々あって中だるみしていたので、1もいらんアニメ等をカットして、1本の映画として上映した方がよかったと思います。1に比べて平坦に流れていったので、イマイチでした。ちょっとガッカリ。 5点(2004-05-24 17:35:11) |
6. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 監督、楽しそうですね!監督、のっちゃってますね!あんまり監督がノリノリなんで、こっちは追いつくのが大変です。 とにかくタラ監督が楽しんで作ってるのはわかった。監督の楽しさの五分の一くらいは共有できたと思う。たぶん。 後半は笑いをこらえすぎて腹筋が痛かったです。栗山千明。いいですね。スケバン刑事かと思いました。なんですか、あの「彼女は若さを凶暴さで補い‥」ってモノローグは。補えんのかよ! アニメは長すぎ。アニメの過去のオーレンは日本語ペラペラなのに、成長したオーレンは日本語忘れちゃったようでカタコト。主役ともども、あの程度ならいっそ英語オンリーの方がよかったのではないか。なんか無駄にマヌケなんだよね。 あとジャパニーズギャングは勘弁してください。どう見てもあれはヤクザでなく日本刀を持ったチャイニーズマフィア。階段律儀に降りないように。 6点(2003-11-15 00:13:40)(笑:1票) |