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ポッシュさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 43
性別 女性
年齢 59歳

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1.  キューティ・バニー 《ネタバレ》 
『プレイボーイ』のモデルの女の子が学生寮の寮母になって大活躍という、おバカな設定が良い。イケてない女の子たちに「モテ道」を伝授するシェリー(アンナ・ファリス)の言う事が、いちいち面白くて説得力ある。「外見の美しさが内面をキレイにする」とか「目は顔の乳首」(これ名言!)とか。 変身した寮生たちが自信をつけてモテ出すところは単純に気分がアガる。学園を闊歩して注目を浴びるシーンなんかスカッとする。女ってこういう変身願望、あるあるあるある。プリクラで盛るのってそういう事じゃないのかね。そして、ライバルのミュー寮の子たちがいかにもなお嬢さんルックなのに対して、こっちはちょっとだけ下品なセクシー路線っていうのが個人的にツボ。JOCKS系ってなんとなく鼻につくのでね。メインストリームの人間に対してルサンチマンを隠しきれないマージナルな自分(苦笑)。 人間見た目も大事だけど、何より「自分らしさ」が大事よっ、というメッセージも可愛らしくて好感が持てる。表面的には仲良しを装ってて実は・・・というドンデン返しのラストに至るまでトコトン「女子」の世界、あ~、女ってなんて平和な生き物なんだろうかと笑っちゃいますー。
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-27 13:12:30)(良:2票)
2.  きみがぼくを見つけた日 《ネタバレ》 
(すみません、思いっきりネタバレです。未見の方はお読みにならない方がいいかも) タイムトラベルというSF要素を取り入れたラブストーリー・・・なんだけど、そもそも基点がどこにあるのか分からないので、ヘンリーとクレアが恋に落ちる瞬間が分からん。お互いに“真っ白”な状態で出会う時がないんだもの。幼いクレアが恋心を抱くのは未来からやってきたヘンリーだし、青年のヘンリーが誘惑(?)されるのは未来の自分を知ってるクレアだし。ま、いいや、この辺はあんまり考えるのはよそう。  にしてもだ。幼女の時から目つけられて(違うか)、ちょこちょこやってきては大人の男の魅力を見せつけて、ファーストキスも奪って、おかげで彼女はずっと彼氏も作らずにヘンリー一筋だった訳で(青年のヘンリーと付き合い出したときに友達が「初カレ」って言ってたもんね)。で、晴れて結婚しても相変わらずちょいちょいトラベルしちゃう病気(?)は治まらず、クリスマスも新年も一人ぼっち。おまけに妊娠すれば遺伝子を受け継いだ胎児はお腹の中でタイムトラベルして流産。えげつな~。なんだかんだで2人はすれ違い、心が離れかけた時に彼女を慰めるのは過去からやってきた若い時のヘンリー。「浮気じゃないわよ」って、え、そうなのか?で、彼は亡くなった後もときどき過去から飛んでくる。  これって、どうなんですか。クレアは幼い時からず~っとヘンリーという男一人のためだけに生き、心が揺らいだり喪失感を覚える時にも、それを充足するのはヘンリーただ一人なのだ。それは彼が亡くなった後も変わらない。こんなにも「閉じた」世界で生きる女性が果たして幸せなのかどうかと、最後まで心が晴れなかった。同様にエリック・バナの中途半端に伸びた後ろ髪も最後まで気になって仕方なかった。体操の内村選手の後ろ髪も長くていつも気になっていた。最近は短くなったのでちょっと気分がいい。
[DVD(字幕)] 6点(2017-08-01 10:11:15)(良:1票)
3.  きみがくれた未来 《ネタバレ》 
年若いイケメンにさして興味のない自分はザック・エフロンにも萌えないんですけど、こういう正統派アイドルって良いですね。良くも悪くも作品をその人色に染めてしまうオーラがある。スクリーン上で輝くスターの存在は訳も分からずありがたい気持ちにさせられ、思わず手を合わせて拝みたくなりますな。「ご来光」感覚? 物語の前半で私は「普通の人々」(80)を思い出していたのですが、家族の一員を事故で亡くした家族がその悲しみから立ち直れず崩壊していく様を真摯に見つめていたアチラの作品に比べると、こっちはずいぶんと軽い。墓守の隠遁生活を送る主人公を、街の人たちは「頭がおかしくなった」と噂するのだけど、いやいや、ぜんぜん爽やかな好青年ですよ、「壊れた感」は微塵もありません(苦笑)。この辺ですでに、この映画は本来の物語とは別物になっちゃってるんじゃないかと思う。原作と比べて主人公はずいぶん若いみたいで、世捨て人歴がぜんぜん浅くて青春期の回り道程度の蹉跌。それに加えてザック・エフロンですもん。そりゃもう輝かしい未来が待ってない訳がない。だってザック・エフロンだもん。(理屈になってない) 途中の展開が意外で、なかなか技アリな転調ですが、あとはもう思った通りに気持ち良く話は進んでいく。キム・ベイシンガーとレイ・リオッタの無駄遣いもアイドル映画らしい。2人とも自分の子供のためにこんな端役を引き受けたって言うんだから、どんな「お土産目当て仕事」なんだか。 休日に家族で観るのが調度いいって感じの作品ですね。心がぬるめに温まります。
[DVD(字幕)] 6点(2017-08-01 09:52:58)(良:1票)
4.  キス&キル 《ネタバレ》 
よく似た「ナイト&デイ」(2010)があんなに楽しかったのに、なんでコレはそうでもなかったんだろうと考えてみたら、描写が生生しいのですね。シニカルな笑いを狙ったのかもしれませんが、そうなるとお伽噺(=極上のフィクション)にはなり得ない。フィクションに酔うことが出来ずに冷めた目で観ていると、なんだか「現実」が透けて見えてくる。アメリカはやっぱり「成功する」ことが全てなんだなぁと。  失恋した娘を連れて家族旅行で海外に来た金持ち父さん。なんとトム・セレックだ。シングルの娘の事をやたらと嘆くのは、「結婚できない」=「成功していない」とでも言うのだろうか。ふざけた話だ。娘のキャサリン・ハイグルも旅先で出会ったイケメンとデートすることになったら、「私生活を細かく聞くわよ」なんて、最初っからスペック確認に余念がない。で、めでたく結婚した2人ですが、旦那のアシュトン・カッチャーは殺し屋たちから命を狙われることになる。もう、みんな巨額の懸賞金に目の色変えて、あの人もこの人も次々と襲いかかってくる。ここもブラックな笑いを狙っているんだろうけど、描かれているのは「大金を手にすること(=成功すること)は何物にも代えがたい幸福である」という価値観です。  だから、この映画では「失敗」する人たちはどーでも良いのです。ミッションに失敗すれば終わり。殺す側に葛藤も苦悩もありません。彼らは悪い奴らなのでしょうか? 私にはそうは思えない。金のために殺す。これは「お仕事」としてこれまで何人も人を殺してきた主人公のイケメン旦那と全く同じです。  やたらと人が死んで、でも誰も悲しまず、最後はハッピーエンド。生き残った者、すなわち勝者=成功者の人々は幸せに暮らしましたとさ、というオハナシ。コメディだから別にいいんですけど。ちなみにこの作品、本国では興行成績が悪く製作費が回収出来なかったらしいので、映画自体は「成功しなかった」。これが1番ブラックなオチですね。
[DVD(字幕)] 5点(2017-07-29 11:29:14)(良:1票)
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