81. グーグーだって猫である
《ネタバレ》 なんというか、私にはつかみどころのない作品でした。 つまらないことはなかったけど、謎の演出が多くどう解釈して良いのやら、という感じでした。 恋愛模様は前半で置いてけぼりだし、森三中は尺を伸ばすためだけにいたような気がします。 猫につけられるヘンテコな効果音もよくわからないです。そういうヘンテコワールドを楽しむってことかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-05-07 18:14:33) |
82. グランド・イリュージョン
《ネタバレ》 華麗なマジックアクションは見ものでしたが、それはマジックというより もはや「超魔術」レベルの代物ばかりで、どういう風に見ればいいのやら、と最後まで戸惑ってしまいました。 大風呂敷は、遠慮せず広げてしまえ、という感じなのかな。 彼女が実は〜なのかと思ってたら、実はあの人物が〜のどんでんは流石に予想できませんでしたが、 ファンタジー過ぎるマジックや広すぎる風呂敷等、人を選ぶ作品だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-16 20:26:43) |
83. クレージーの無責任清水港
《ネタバレ》 用心棒のそっくりさんが、本当に似ててびっくりしました(笑)。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-11-07 20:14:30) |
84. 黒い十人の女
《ネタバレ》 なんなんでしょう。女性が社会に進出して、男の立場が弱くなっていく世の中をシニカルに描いたのかな? セリフのひとつひとつにブラックユーモアを感じます。飄々とした男を演じた船越英二は上手かったですね。 大女優も数多く出演していて、若かりき頃が見れて興味深い。こんな時もあったのねぇと。 内容云々よりも、フィルムノワール風のモノクロ映像美に惹かれました。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-18 23:47:25) |
85. クロノス(1992)
《ネタバレ》 ギレルモ・デル・トロ監督の長編デビュー作。 クロノスの昆虫ギミックとか、吸血鬼というモンスターへの興味とか、 彼の出来上がった作風というものが既に見てとれますね。 やたらと痛めつけられボロボロになっていく老人というのもなんだかシュールでした。 [DVD(字幕)] 5点(2016-07-15 21:16:55) |
86. クレージーのぶちゃむくれ大発見
《ネタバレ》 どうでもいいけど、「ぶちゃむくれ」ってどういう意味でしょうか?(笑) 軽快なテンポ、完成度の高い唄シーン。 さすがはクレージーキャッツだなと思いますが、 ストーリーもいい意味で?無軌道でハチャメチャ。 時代でしょうか。コンピューターというものが世の中を どんどんと変えていく、そういう先見性あるストーリーでもあります。 にしても、加藤茶若いなぁ。 その当時の東京の風景も物珍しくて印象に残りました。 [地上波(邦画)] 5点(2015-06-13 23:24:30) |
87. 黒執事
《ネタバレ》 いわゆる腐女子向けの作品です。 黒執事は悪魔であるとのことですが、全然悪魔なんかじゃないですよね。 むしろ天使さんですよ。あくどい人間のほうが悪魔でございます。 演技的に稚拙だなと思う主演者もちらほら、、、。 唯一よかったのは、黒執事のアクションシーンかな。 カットをたくさん割って、ハリウッド映画ばかの格闘シーンを見せてくれます。 ただ、最初の時点で黒執事は銃に対しても無傷であることがわかるので、 こいつが味方ならまさに無敵じゃん、て思ってその後は ハラハラできなかったですね。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-07-22 19:23:46) |
88. クロユリ団地
《ネタバレ》 序盤、隣の部屋がどうもおかしい、そこに恐る恐る入ると、老人の死体が、、、そして実は自分の家族はもうすでに、、、という風に話が進んでいくのだが、実にわかりやすいストーリーでそれなりに見れるのだが少なくとも怖くはない。う~ん、なんだろう、このまま消化不良で終わるのかと見ていると、妙な霊能力者が出てきてヘンテコな祈祷を始める始末。このへんは、ホラーというよりコメディすれすれな感じで、鑑賞してる自分も戸惑ってくる。と思いきや、「みのるくん」がついに声色を変え、家族に扮しだした!ドアを開けたくなる誘惑。それを必死に止めようとする笹原。すると、今度は笹原の婚約相手に扮するみのるくん。何ということ、、、、。なるほど、要はこれがやりたがったんだな、と気づく。実際、ここが本作の一番の見せ場。ある意味、みのるくんは一種の恐ろしい妖怪みたいな存在になってくる。ドア開けちゃって部屋に入ってきた彼は、いよいよチャイルドプレイのチャッキー化してくる。そして地獄で火あぶりにされる笹原。それを恐ろしい形相で見下ろすチャッキー。じゃなかった、みのるくん。このへんの映像はなかなか良かったのだが、それにしても救いようがない話だ。二宮さんにしろ笹原君にしろ、何も悪いことしてない。むしろ、自分を責め続けるという罪悪感に捕われてるだけなのに。もう少し、光のある終わり方にしても良かったのでは、なんて思ったりもする。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-11-13 16:41:24) |
89. クリーパーズ・キラーズ 悪魔のまなざし
《ネタバレ》 「ジーパーズ・クリーパーズ」の監督ということで、 どれどれと思い観てみました。 作品紹介には、「おそるべきモノ」が町に 存在している、と書いてありますけど、 別にそんな恐ろしいものではありません。 見た目はただの男の子です。 演出的には悪魔っぽくやってますが、 だからといって変身したりするわけでもありません。 特殊効果をやるほどの予算もないと思います。 でも低予算なりに、音楽とかで盛り上げたりと 頑張りが見て取れます。 こういう作品に出てくる警察は決まって アホばかりなのですが、本作も例外ではありません。 話に深みは全くありませんが、よく言えば 何も考えずに観ることが出来ます。 なぜかあのモノを犬が察知出来るという設定だったので、 主人公は猫よりも犬を飼うべきだったのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-30 01:46:44) |
90. くるみ割り人形(2009)
《ネタバレ》 かなりの子供向け作品なので、 少なくとも大人が観て楽しめるような内容ではありません。 製作国はイギリスとハンガリーということで、 ハリウッド資本ではない映画としては 結構お金かかっている感があります。 ですが、どうにも中途半端なんですよね。 チャイコフスキー作曲のバレエ音楽の内容に 忠実ではあるんだけど、もっと幻想的に 出来なかったのかとか、ナチを連想させるネズミ軍団たちも もっと異彩を放つキャラに作れなかったのかなとか。 時折入るミュージカルもとってつけたようなレベルです。 唯一よかったのは、エル・ファニングちゃんの熱演でしょうか。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2013-01-02 23:24:14) |
91. グレイヴ・エンカウンターズ
《ネタバレ》 序盤、幽霊など全く信じていないクルーたちが、いつものようにやらせを撮影したりおちゃらけたりと醜態を晒していて、超常現象が起こってからの彼らの変化、落差といったものは「つかみはOK」といった感じで良いんですけど、中盤からですね、超常現象とかいうレベルじゃなくなってくるわけですよ。いつまで経っても夜が明けない。それどころか、建物の構造がどんどん変わって「迷宮に迷い込んだ」みたいな状態になる。さらに、患者につける腕輪がいつのまにか全員についてたりとか、病人服になってるとか、天井からたくさんの手がのびたり化け物みたいな男が天井にいたりと完全に「お化け屋敷化」しちゃうわけですね。この手の作品は近年多く作られていて、より一層レベルを上げようとしてるのはわかるんだけど、ここまでいっちゃうと現実味がなくて個人的には駄目ですね。それに、あまりに手ブレがありすぎて途中酔ってしまいましたし。女性患者が現れて振り返ったら顔が~のシーンがピークでしたかね。それにしても、このカメラは後日どうやって回収されたんでしょう、、、(笑)。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-11-08 17:27:43)(良:1票) |
92. 黒く濁る村
《ネタバレ》 一言で言うと「すっきりしない」作品です。 そういう意味では確かに黒く濁った 映画なのかもしれないけど、 でも黒く濁ってるのは村だけにしてほしい。 見る人の想像にお任せします、みたいな感じで、 それは別にミステリーとして悪いわけではないんだけど、 でも、どうにも人間の心境というものがよくわからない。 あのラストからすると、犯人はあの人ってこと なんでしょうが、それだと動機がよくわからない。 なので、「え!?お前が犯人なの!?」ていう驚きじゃなく、 「え?お前が犯人なの?」ていうすっきりしない気持ちで 終わっちゃう。 村人との追いかけっこや崖でのやり合い、 放火シーンなどアクションは悪くなかったけど、 全体的に釈然としない映画だった。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-16 10:59:49) |
93. クヒオ大佐
《ネタバレ》 なんというか、どたばた喜劇みたいなものを勝手に予想していたのですが、実際観てみると2.3回クスッと笑える程度で、それもブラック・ユーモアの類いなんですよね。そして喜劇ではなく、むしろ切ないお話です。クヒオ大佐自身も、自分が育った悲しい境遇がああいう人格になったんだと言う事が描かれてるし、そのクヒオ大佐にひっかかてしまうしのぶや春とった女性も観ていてかわいそうな気持ちにすらなってくる。ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐ってキャラが完全に芸人だし、妙なインチキ風日本語も含めクヒオ大佐自身は完全にコメディです。でも彼を取り巻く世界はとてもブラック。そういう喜劇と悲劇の狭間にいる奇妙な人たちと言う感じで、良くも悪くも独特な世界観の作品でした。そしてクヒオ大佐のエピソードだけでは話が膨らまないと思ったのか、日本がアメリカに莫大な金を貢がされた湾岸戦争のエピソードが絡んできます。これによって、数人だけの狭い世界と国家間の広い世界をリンクさせようと考えたのかもしれませんが、それが成功しているかどうか、僕にはよくわかりません。いずれにせよ確かなのは、この主人公キャラを演じるのは意外と難しいと思うのですが、堺雅人はとても巧く演じていたな、ということ。演技派の俳優さんだなと実感させられます。 [DVD(邦画)] 5点(2012-07-11 20:06:36) |
94. 蔵の中
《ネタバレ》 う~ん、、、難しいですねぇ。ちょっと僕には高等過ぎました。抑圧された愛情の比喩?なんでしょうか。全体的に、そういう文学的な比喩で構成されている感じで、なかなかついていけない世界観ですね。それよりも、あのオネエ言葉で喋る弟がいちいち面白くて笑ってしまう。「もっとおぶち」とか、あんな言い回し反則でしょう(笑)。驚いたのは、見終わってネットを見たら小雪役の人が実はニューハーフだと書かれてあったこと。どう見ても女ですやん。弟がオネエだと思ってたら、姉が男だったとは、、、。 [DVD(邦画)] 5点(2012-07-08 23:05:56) |
95. くもりときどきミートボール
《ネタバレ》 空から、たくさんの食べ物が降ってきたら、、、街が一面にお菓子で埋め尽くされたら、という子供が一度は考えそうな願望をそのままアニメで表現し、なおかつそれなりのテーマ性を兼ね備えた作品となっています。肥満体国アメリカらしい、食い過ぎ文化への警鐘と見て取れるし、あるいはもっと包括的な、欲望のエスカレートに対する皮肉とか、環境破壊の問題とか、そういうものにまで思いをはせることの出来そうな内容です。ただ、ストーリー構成それ自体はもの凄く月並みです。映像的にはそうだなぁ、巨大な食べ物が雪崩のように街を襲い、そこから逃げて海へ出る一連のシーンがなかなかのものでした。個人的には、お猿の大好物だったくまさんグミ(ハリボー)が僕自身も大好物なので、ハリボーのカメオ出演には思わずニンマリとしてしまった。 [DVD(吹替)] 5点(2012-04-07 03:06:54) |
96. くまのプーさん(2011)
《ネタバレ》 くまのプーさんは当然知ってはいたけれども、童話もアニメも観た事がなかったので、本作を鑑賞してそのあまりのシュールさに少々驚いてしまいました。絵本の文字とプーさんの世界がリンクしたり、ナレーションの声とプーさんが会話したりすると言う構成上のシュールさもあるのですが、なによりもキャラクターとストーリー運びが他のディズニー映画と比べてかなり特異。ミュージカルをしている点はディズニーなんだけど、寸劇そのものは他に似たようなものはなく、アヴァンギャルドですらある。そして、クリストファー・ロビン以外の動物たちが、みんなもの凄く「おバカ」なんですよね。みんなボケをかましていくんだけど、誰もつっこまないからずっとボケだけが積上っていくというシュールな世界。しかも動物たちは、ただ単におバカなだけでなく、みんなちょっと病んでるわけですよ。ある者は鬱だし、ある者は恐怖症だし、そして肝心のプーさんは、「はちみつ好き」というよりも、「はちみつ狂い」と言った方が相応しい。はちみつをしばらく切らすと、幻覚が見えてきてしまうその様はまさしくジャンキーですよ。いつも画だけで可愛らしいプーさんの世界を認識していた自分にとっては、このプーさんの裏の世界にちょっとしたカルチャーショックを感じてしまった次第です。まぁ、でも子供が観る分にはいいのかもしれないけどね。そんな裏とか考えたりしないだろうし。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-03-15 13:39:37)(良:1票) |
97. グリーン・ランタン
《ネタバレ》 もの凄く壮大なストーリーでしたねぇ。なんというか、アメコミ中のアメコミという内容で、主人公も典型的なヒーロー像。見どころは、宇宙を舞台にした派手なCGと素早いアクションの数々でしょうか。ちょっとB級臭いランタン達の風貌も含めて魅力の一つかもしれませんが、いかんせんシナリオが弱い。ドラマの面白さが全然ないです。恐怖心をなくせ、勇気だけを持てと言う直球のメッセージは十二分に伝わりましたが、一癖も二癖もある様々なヒーロー映画が人気を生み出す昨今、このあまりに王道すぎる癖のないヒーロー映画はそういう作品群に揉まれ埋もれてしまうのではないかと感じる。続編を作りそうな終わり方ではあったけど。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-01-23 14:48:37)(良:2票) |
98. グリーン・ホーネット
《ネタバレ》 まさしく、ストーリーなどあってないようなもの。本当にスカスカの代物でしたね(笑)。序盤のカンフーシーンだって、マトリックスに毛が生えたようなもんだし、中盤での二人の長い喧嘩シーンは失笑もの。ただ、「ブラック・ビューティー」は凄く良いですね。変に未来っぽく変えたりせず、クラシカルな型でやってるのが良い。映像的には、たとえばグリーンホーネットを倒す為に、仲間達にどんどん情報を知らせていく画面分割のシーンなんか凄いなと思ったし、父親が実は正義の為に行動して殺される事を悟るシーンなんかは映像表現がシュールで、監督の「撮りたいものを撮る」自由さが感じられて良かったんだけど、「ブラック・ビューティー」のカッコよさや小道具に頼り過ぎで、アションのシーンの見せ方にもっと工夫がほしかったかなとも思う。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-06-20 17:27:15)(良:1票) |
99. 口裂け女
《ネタバレ》 口裂け女の都市伝説は割と昔からありますが、児童虐待と結びつけるというのはまさに今風の解釈ですな。顔の半分近くが避けちゃった女の様相は確かに気持ち悪い。メイクさんよくがんばったねと言いたい。それにしても、幽霊というか怨念というか、「呪怨」シリーズもそうですけど、なにをしようにも無敵の相手というのは、お話として僕は余り感心しないですねぇ。ただでさえ怖くないのに、敵が無敵だったらシラケちゃう。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-21 00:59:10) |
100. クイーン・コング
黒人女性達が船上で「コング!コング!コング!」叫んでるシーン、なぜかキンチョールのCMを思い出した [インターネット(字幕)] 5点(2006-07-23 22:41:44)(笑:1票) |