1. くもりときどきミートボール
子供の時、プールいっぱいにプリンを作って、それを泳ぎながら食えたらどれだけ幸せだろう、と思ったことがあります(笑)。いやー、本当にバカですね。けど、そんなバカな発想をCGアニメで手間ひま掛けて作られたのが本作。 食べ物は複雑な反射と透明度をもっているため、CGで再現するのは難しいとのこと。芸能人の顔は修正だらけのCMでも、食べ物はCGを使わずほぼ実写です。その上、CGの苦手分野である「流体」も、この作品ではふんだんに使われています。本来苦手分野であるはずの「食べ物」と「流体」のミックス。技術の進歩って凄い。「パスタの竜巻」なんてアイデアも実現させてしまいました。 技術的なこと以外にも、次から次へと出てくるギャグも良かったです。特に好きだったのは、携帯電話ごしにパソコン音痴のオヤジにメールを送るよう頼むシーン。「あるある~!」なシーンで爆笑しました。 ただ、やっぱり食べ物の扱いに関しては、たとえそれが風刺だとしても首を傾げる場面があったりして、少し抵抗がありました。アイスクリーム雪合戦のシーンでの主人公なんて、完全にキ○ガイじみてましたしね(汗)。BDの映像特典でも、監督コンビが食べ物をオモチャにしながらケラケラ笑ってたのは、完全にアウトだと思います。楽しい反面、そういうところでの違和感はぬぐえませんでした。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-01-13 10:45:33) |
2. グラディエーター
スケールがデカく戦闘シーンもパワフルだし物語も王道。「ザ・映画」って感じの大作です。ただ、上映時間が長い割にストーリーは駆け足で進んでしまい、ちょっと物足りないところはありました。じっくり描く所とスッ飛ばす所のバランスが悪いような気がします。最近のリドリー・スコット映画は全部そんなのが多い気がするなあ。王道でありながらも歪んだバランスを持つ作風で好みが分かれそうです。 好きだった場面は、剣闘士となってから兵士の入れ墨を無理矢理に剥がすところ。仲間から「神が怒るぞ」と言われてもニヤリ。絶望的な状況のなかで、ほんの小さな自由を手に入れた瞬間、って感じがして好きでした。対するコモドゥス。もしかしてマキシマスよりもコモドゥスの方を描きたかったんじゃないの?と思えるような場面が多数(笑)。ホアキン・フェニックスのねっちょり芝居が独特でした。子供に歴代皇帝のルーツを教え込みながら、同時に姫を脅しているシーンなんかは、2重3重に感情が渦巻いてますね。 全体のバランスは悪いと思いますが、場面ごとで見て面白いのは、そういう「歪んだ」シーンでした。戦闘シーンより見応えあったかも。うーむ、複雑な気分になる映画だなあ。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-09 10:41:50) |
3. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 とにかく大迫力で、終始ビビリながらの鑑賞となりました。いい意味で「もうつらい、早く終わってくれ!」と思いました。「逃げ出したい」という気持ちは当然あるけど、それと同時に「見届けたい」という気持ちもあるので、最後まで登場人物たちについていけるんだと思います。そしてクライマックスのあの長い間は衝撃的。もう助からない人間だけが見る最後の光景。ヒェー! 手法やアイデア自体は斬新というわけではないけど、全編に細心の注意が払われているように思います(上映時間も、DVテープで撮影した時間とほぼ一緒)。撮影テクニックやら合成のマッチムーブ、役者たちの演技もトータルでバッチリ決まった快作です。 [映画館(字幕)] 9点(2008-11-01 23:57:49)(良:1票) |
4. クローズド・ノート
原作と比べて、良いところもあれば悪いところもある、そういう意味では面白い映画。ラストの紙飛行機のシーンがいかにもベタベタのサービス精神で、ちょっと嫌になる。けど、このラストがないと、映画自体がどうも居心地が悪くなる。このラストシーンをやりたいがために、原作のディティールをチクチクと改変していったような感じですな。ただ、原作と映画を比べても、結局どっこいどっこいだよなあ。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-23 01:46:41) |
5. 偶然にも最悪な少年
《ネタバレ》 軽~い作風の奥に深いメッセージ性が・・・あるんですかい?ラストで、胸にナイフ(カミソリ?)が刺さっているのに誰も助けてくれない池内博之は、普段から差別されてる主人公との対比でしょうか。“差別されるより無視されるほうがキツイ”みたいなことは監督が言ってたような気がするし。けど、主人公たちに振りかかる問題が、なんの障害もなく解決していくのがもの足りないです。質屋のおじいちゃん人が良すぎます(すぐ捕まると思ったのか?)。こういう系(どういう系?)の映画なら「木更津キャッツアイ」のほうが面白いっす。 [DVD(字幕)] 2点(2005-04-06 23:42:33) |
6. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
時代劇、タイムスリップモノとしても十分に楽しめる娯楽映画。しっかり「クレヨンしんちゃん」してるし(笑)。敵が城に攻めてくる場面の「うおおぉぉぉーーーー!!!」という叫び声は大迫力でビックリしました。一番好きなのが、車で敵陣地に突っ込んでいく場面。「バックトゥーザフューチャー3」で、デロリアンがインディアンから逃げる場面を思い出しました。現代のものが過去の世界でド派手に登場するのは大好きです 9点(2004-02-10 11:05:49) |
7. クリスティーナの好きなコト
なんかSEX AND THE CITYっぽいなあと思いました。ネタが。家族と見なくてよかった(笑)。 5点(2004-01-02 20:15:20) |
8. クリムゾン・リバー
雰囲気はいい感じですねえ。2人の刑事もそれぞれカッコイイ。けど、コンビとしてみると中途半端な感じがします。ストーリーも分かり難かった(><;) 6点(2003-09-06 00:39:07) |
9. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル
なんと面白い。オトナ帝国とはまた違った感動がありました。目をウルウルさせてアクション仮面を応援するしんのすけと大人たち。そしてそれに応えるアクション仮面。よかった!クライマックスもグイグイ動きまっくってて爽快でした。やっぱりアニメは何より動きが重要だと思う。 8点(2002-11-21 20:18:42) |
10. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
ネット上で絶賛されていたので、いっちょ見てみた作品。冒頭のウルトラマンのパロディは少々ダルイものの、迫力満点!カスカベ防衛隊の活躍も見もの(特にマサオ君は必見)。ヒロシの回想シーンや、しんのすけが階段を駆け上るシーンで泣いてしまった。実は映画で泣いたのはコレが初めてだったりする(^_^;) 8点(2002-04-06 16:24:27) |