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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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1.  暮らしの残像 《ネタバレ》 
これはアパートの一室で代々の住人が過ごして来た時間についてのパラレルワールド的、SF的な考察なのか?それとも、アパートの一室という空間で生きて来た人々の存在ついての哲学的な考察なのか?アプローチは面白いですね。  買い物して来て鍋を皆でつついてみたいな日常性と非日常性を絡めた演出でカオスな空間を表現以外にも、ファンタジー的、あるいは理念的な世界観で表現することも出来るかも。物語の深みをより一層際立たせる演出がありそうにも思え、この謎めいた物語は尺に応じてアレンジし甲斐がありそうです。急展開のラストはちょっと直球気味。だから何故?と思わせてくれる余韻が欲しかったように思えました。  終盤の説明的台詞の入り具合と、全編通じてのコミカルなエッセンスの入り具合が少々好みではないので5点献上に留めますが、この監督さん(東かほりさん)の他作にも興味が湧いた1本でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-05-24 19:45:36)
2.  食われる家族 《ネタバレ》 
主人公は、妻が目の前で轢き逃げされ死亡してしまったことのショックに加え、犯人が未だ捕まらないことによる苦しみも加わり、極めて精神的に不安定な状況に陥っています。知人の精神科医に受診しているものの、服薬管理もままならず、最早限界といった状況。  そこに突然現れた25年間行方不明になっていた妹を名乗る女性。彼は、遊園地に遊びに行った時に一時的に母親に妹の面倒みるよう託されたものの、うっかり繋いでいた手を離してしまったがために妹が行方不明となったことを常に気に病み続けていたものの、何か違和感を感じてしまい心から受け入れることが出来ません。  ありがちなサスペンスものだと、妹を名乗る偽者の目的は富豪である両親の資産であり、まんまと実家に入り込んだ上に何らかの手段で相続権を独占し、いずれは両親を亡き者としてしまう、みたいな展開かなと思うところです。  がしかし、本作はそこからがまさかの展開。何と偽者は資産目当てではなく姪が目当て。それも新興宗教の信仰の対象として。金欲しさの犯罪ではなく宗教団体の組織犯罪だったということです。  2023年という今の時代にたまたま鑑賞したので、リアルタイムで韓国の宗教団体の問題が取り沙汰されているだけに、あたかも自虐ネタなのか?と思ってしまいそうですが、この作品の製作時である2020年時点は現在とは少し状況が違っていたと思いますので、それは考え過ぎでしょうか?  という訳で、詐欺犯罪系のサスペンスかと思いきや、オカルト系サスペンスとでも言うべき本作。主人公が偽の妹とその仲間たちに追い詰められ、警察からは被害者どころか加害者と見做されてしまい、最早これまでという状況から起死回生の脱出劇。終盤は少々強引かなと思えないこともありませんが(主人公の行動を警察が不問にするとも思えず)、見応え十分のサスペンスに7点献上します。  ちなみに、直接的過ぎの感がある原題より、邦題にセンスを感じます。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-11-09 15:56:00)
3.  グッド・ナース 《ネタバレ》 
実話ベースの作品は、悲惨な話程、実話であることの恐ろしさが先んじてしまい映画としての素晴らしさが隠れてしまうことが多いように感じていますが、本作に関しては一切そんなことは感じませんでした。  まず、エディ・レッドメインとジェシカ・チャステインの演技が素晴らしい。鬼気迫る不気味さを時折り見せるエディが心底恐い。エディへの感情と正義心の間で揺れ動くジェシカが演じる儚くも力強い母親もまた素晴らしい。脇を固める俳優陣もそれぞれに味わい深いのですが、主演の二人が突出していると感じました。  そして物語そのもの。これが実話?被害者数の多さの異常さもさることながら、そこまで被害が拡大したことの背景にある病院の裏の顔 が恐ろしい。決して大昔の話ではなく、しかも世界をリードする先進国家での事件。実に恐ろしいことです。  更には、結局は明らかに出来なかった犯人の動機。作品では「誰も僕を止めなかったから」と呟きますが、それは作り手の病院批判であって、チャーリーの本質はそこにはないように思えます。類似の事件は我が国でも起きていますが、共通するものがあるのだとすれば、より一層身近な恐怖を感じざるを得ないところです。  比較的淡々と進む物語。2時間という尺は長過ぎるとも感じますが、ある意味未解決の実話を描くにはまだ足りないとも思えてしまう深い闇の物語でした。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-09-09 15:00:23)
4.  グリーンランド -地球最後の2日間- 《ネタバレ》 
問題を抱えた夫婦。愛くるしく賢く、しかし病弱な一人息子。突如襲い来る天変地異。必死に生き延びようとする家族に次々と襲い来る試練。そんな中、深まる家族愛。そして奇跡的に窮地を脱しハッピーエンドへ。デザスター作品の王道を行くような流れですね。  とは言え、一部の特権階級が生き延びようとし一般市民は置き去りにされる中、数々の苦難を奇跡的に乗り越え尊い犠牲を払いながらも主人公たちが生き延びる、みたいな単純に主人公ありき、何でもありの展開ではなく、本人が意図することなく政府に選抜された、いわば選ばれし人々である主人公家族が、思いもよらずふるい落とされ、それでも諦めず這い上がり生き延びるという展開に、地味ながら若干の目新しさを感じました。  ただし、基本はやはり王道の流れ。ハッピーエンドに持って行くには当然ですね。主人公は多少痛い目に遭おうと死んじゃあいけません。最悪でも妻子だけは助からなきゃ。こんな大災害を現実的に描き切ったら人類絶滅、地球壊滅、主人公家族どころか誰一人生き残れません。それじゃあエンタメ作品にはならないわけで、悲観的になるばかりで面白くも何ともないです。だから、これで良いのです。  敢えて不満を言わせていただければ、ラストシーンは不要な気がします。たった9ヶ月で太陽の恵みが大地に降り注ぎ、生き残った鳥たちが空で囀る?そりゃやり過ぎでしょう。だいたいからして、本当の苦難はこれから。復興には何世紀もかかるでしょうし、結局は復興ならず次の数ヶ月で人類絶滅、の可能性の方が大きいかも知れない。シェルターの扉が閉まり、地響きと轟音の中で場面が暗転し、静かなBGMを背景にエンドロールが流れる。後はご想像にお任せします。そんな終わり方の方が良かったような気がしてなりません。  全体的には見応え十分な作品だとは思いますが、ラストシーンで1点マイナスです。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-08-09 23:19:58)
5.  クワイエット・プレイス 破られた沈黙 《ネタバレ》 
シンプルに面白かったです。前作同様の緊迫感に浸りながら前のめりで鑑賞しました。  ただし、連続TVドラマ的な展開ですね。新たな発見はあまりないし、決定的な希望も見出せない。前作もプツッと終わった感じでしたが、今回は更に唐突にブツッと終わる感じでした。どう考えても続編が予想されると言うか、寧ろ必要と言うか、2作併せて連続TVシリーズのパイロット版的と言うか、続きを見せてよ、もっといろいろ展開してよと言いたくなる作品でした。  以下、若干の疑問点を挙げさせていただきます。  ・冒頭の「1日目」で、父親はいきなり襲来した怪物が音に敏感なことを何故知ったのでしょうか? ・初見の怪物から娘を連れて逃げるお父さん、娘から手を離しすぎ目を離しすぎです。 ・親子は裸足で移動してますが、スニーカーとかラバーソールの靴だったら音は心配ないのでは?そもそもお母さん足に怪我してるんだし。子どもたちだって怪我しそうだし。 ・山頂の工場に立て籠もっていた友人が「生き残った人間がどんなやつらなのか俺は見て来た」みたいなことを言っていたので、港の一団が凶悪な集団なのはすぐ判りましたが、女の子を品定めして迷わず拉致する割には男は放置して生かしたまま去ると言うのは何だかちぐはぐな行動ではないでしょうか? ・怪物は泳げないくせに自ら海に飛び込んで襲おうとして溺死?生存本能低過ぎます。 ・赤ちゃんは本物でしょうか?扱いを見る限り演出上の許容範囲を超えているような?CG?それともロボット?(ネット上で情報を見つけられませんでした)  3作目は製作決定しているようですが、是非いろいろ解決して欲しいところです。(3作目が早く観たいというラブコール)
[インターネット(字幕)] 7点(2023-03-19 11:18:17)(良:1票)
6.  グッドナイト、マミー(2022) 《ネタバレ》 
美しい田園風景、洒落た造りの邸宅など、むしろ温かみを覚えるようなビジュアルに反して、いたいけな幼い兄弟が主演の作品とは思えない不気味な雰囲気が漂います。  突然、父親に連れられ母親の家を訪れる幼い双子の兄弟。父親は「まだ会えない」と言い母親に会うことさえなく二人を残して帰ってしまう。それでも子どもたちなりに母親との再会を喜び、無邪気に甘えようとする二人。しかし、女優として活躍していた美しい母親は、顔を包帯で包み言動や行動もおかしい。  なりゆき的には、実はその女は母親ではなく母親は既に殺されているのでは?という展開を予測してしまいそうです。実際、母親は包帯姿だけではなく行動にも言動にも異様さが漂う。子どもたちは違和感を感じずにはいられない。  ところがその後の物語はじわじわと異なる方向に。母宅から逃げ出すことも叶わず、ついには母と名乗る女を拘束し、手荒な真似をしてでも真実を聞き出そうとする兄弟。けれども兄弟の熱量には大きな隔たり。信じるべきは誰の言葉か?  元のオーストリア版は未見。予備知識なしに観ましたが、結末を知り、遡って見直してみると、伏線が様々散りばめられていていろいろと理解・納得出来ました。  良く出来たサスペンスドラマ。「恐さ」よりも母親に対しての「何故?」という疑念が先行してしまい、肝心要、主人公である兄弟の置かれた状況に考えが及びませんでした。  ただ、結末を知ってしまうと、そもそも何故子どもたちが母親宅に連れて来られたかという基本的な部分に大きな疑問が生じてしまいます。  母親とエリアスはともに心を病んでいると思われます。特にエリアスは治療中と思われます。社会復帰のリハビリとしてエリアスと母親を父親や第三者の目の届かない郊外の住宅で生活させるような判断を下す主治医がいるでしょうか?  基本的な設定に疑義が生じてしまい、スリリングなエンターテインメントとしては文句なしに面白いのに、観た後なにか不完全燃焼感が残ってしまいました。  6点献上かなと思いつつも、ナオミ・ワッツが好き過ぎて7点献上します。
[インターネット(吹替)] 7点(2022-12-21 14:00:11)
7.  クレイジーズ 42日後 《ネタバレ》 
邦題の「42日後」に何となく既視感を覚えつつ観始めると、何やらチープな雰囲気のオープニングタイトルとそれに続く若干のサービスカット。そして事態が始まった後の主人公の妙に速やかな現状把握ぶりと唐突なパニック状態。もしやトンデモ映画か?!と思いつつ観進めると、決して斬新ではないストーリーながら、これから一体どう展開していくのかという期待感もあり結構作品世界に入り込めました。  冒頭のシーンが中盤で登場しますが、勿論そのままお亡くなりと言う訳もなく、寧ろそこからが「Alone」からの脱出。殆どアパート内で物語が進むのでスケール感はいまひとつながら、適度な緊張感をもって楽しめました。  そして突然のドナルド・サザーランドさん登場!ささっと登場し、お約束通りの展開で退場。語る言葉には重いものがありますが、作品全体の中での重要性を思えば、何だか勿体ないような…。御本人は納得して受けたキャスティングなのでしょうか?  途中、唐突に登場し(目の前に住んでるんだから元々知らなかったの?彼女の方はチェックしてたのに)、主人公を「Alone」から解放してくれるエヴァ。命からがら合流した二人がこれからどうなって行くのか?続編はないでしょうけれど、ウィルス蔓延による世界崩壊とまではなっていないようですし、お先真っ暗という結末ではありません。人は皆一人では生きていけないのだよ、ということなのですね。  ちなみに、Netflixオリジナルの韓国映画で「#生きている」という作品が本作と同一年に公開されていて、同一脚本で製作されているとの情報があります。そちらの作品は未見ですが、ネットでいろいろ読んでみると確かにほぼ同内容のようであり、本作について数多くの酷評が見受けられますね。  リメイクなのかとか同時製作なのかとか、事の経緯を知らないのでここではノーコメントにしておきます。   (追記)それにしても何と言う国内版DVDのジャケ写!いや、ジャケ写どころか書かれているコピーが概ね中身と違う!ジャケ買いしたら怒りそうです。更に下の方(帯?)に描かれている絵が本作と関係ないだけではなく類似邦題の別作品と酷似!配給元もDVD販売元も違うのにこれって大丈夫?他人事ながら心配になるレベルです。そもそも、邦題からして既視感×2ですしね。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-23 22:31:53)
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