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オルタナ野郎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 75
性別 男性
年齢 44歳
自己紹介 昭和55年・生誕。

平成24年・レビュワー登録。

雑感を適当に投稿しつつ現在に至る。

今更ながらFacebookの利用を開始。
更新が忙しいのでしばらく休みます。
映画の感想も当面はそちらに書きます。
…が、気が向いたらたまに転載するかもしれません。

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1.  グレイスランド 《ネタバレ》 
不慮の事故で妻を亡くした若い男と、エルビス・プレスリーを名乗る胡散臭いおっさんが、プレスリーの自宅であるグレイスランドを目指して一緒に旅をする事になるというロードムービー。途中までカイテル演じるニセ(?)エルビスの余りのデタラメさにヘラヘラ笑いながら油断して観ていたが、終盤に2人して死んだ妻の墓前へとやって来るシーンで不覚にも号泣してしまった。「いつまでも悲劇の世界に閉じこもるな」、絶望に打ちひしがれているすべての人に観て欲しい映画です。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-12-15 01:14:10)
2.  靴をなくした天使 《ネタバレ》 
墜落した飛行機から乗客を「魔がさして」助けてしまった盗人の話。多くの乗客の命を救いながらもセコい小悪党であり続ける主人公をダスティン・ホフマンが、ヒーローを偽って名乗り出るも良心の呵責に苛まれるホームレスをアンディ・ガルシアがそれぞれ好演。2人を対比させながら物事の多面性を理解し得ないメディアや世論への皮肉と諦観が描かれていく。『靴をなくした天使』という恥ずかしい邦題を除けば、ここでの高評価に違わず非常に良い映画だと思う。最後まで真実が公にならない部分をあげつらって低評価を付けている人達がおられるが、実社会でも評価されるべき事象が時流の趨勢やメディアの黙殺によって埋もれてしまう事は多々あるはず。ラストシーンで鼓笛隊の演奏に掻き消される主人公の胡散臭い自慢話の様に、真実は時として嘘なんかよりもずっとか弱いものであったりするのだろう。コミュ能力やらプレゼン能力やらといった皮相的な処世術が持て囃される昨今、無口で不器用な真実はどんどん見過ごされて虚栄の中に埋没していってしまうに違いない。「世の中はウソだらけなんだ。だからお前は好きなウソを選んでそれを信じればいい。」息子にそう語りかける主人公のニヒルな台詞がやけに悲しかった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-20 20:38:47)(良:1票)
3.  空気人形
心を持ってしまった空気人形(ペ・ドゥナ)との関わりを通じて、都会に生きる人々の孤独感や虚無感を描いた群像劇。ダッチワイフ版『A.I.』といった感じのストーリーだが、主眼となるテーマはどうやらアイデンティティ・クライシスという奴らしい。「終わりなき日常」がどーたら…とかどっかの社会学者様のご高説が聞こえてきそうなテーマだが、個人的には90年代に散々語り尽くされたトピックを今更蒸し返されている様で最後まで乗り気がしなかった。内容を要約してみても他者からの充足が得られない人間はみんな「カラッポの代用品」だと一方的に決めつけて勝手に悲壮ぶっているだけにしか思えない。そもそもこれだけ生き方が多様化している中で雑多な人々のアイデンティティの問題を押し並べて“コミュニケーション不全”というステレオタイプに収斂させてしまうのは無理がある様な気がする。昨今では若年層を中心に草食系やら絶食系やらといった新人類が台頭してきているらしいが、このまま恋愛や性愛といった生身のコミュニケーションのオワコン化が進んでいけば近い将来、未婚少子化どころか生涯童貞処女という人達さえ珍しくない時代がやってくるのかもしれない。そうなってしまえば前述の社会学者様よろしく劣等感を掻き立てるようなアジテーションをいくら繰り返した所でもはや逆効果にしかならないのは明白である。もっと普通に考えれば孤独や不安が常につきまとうのは人が生きていく上での大前提なのだから、もうそれはそういうものとして正面から見据えて受け入れるしかないように思う。結局の所どう転んでも自分自身の一番の理解者は自分自身でしかない訳で、無縁社会の到来が避けられない以上は各々で孤独を乗りこなすための生き甲斐を模索していくしかない。それは別に恋愛や性愛じゃなくても家族や他人様に迷惑さえかけなければ、趣味だろうが仕事だろうが宗教だろうがイデオロギーだろうが何でも構わないと思う。絶対主義も相対主義もクソもない。もっとシンプルに“自分の好きなもん探してそれを追いかけろ”、それでいいのではないだろうか。色々と身の丈を超えた偉そうな事を書きましたが、皆さんもおっしゃっているペ・ドゥナの脱ぎっぷり(これは日本の女優も見習うべき)と、板尾創路が風呂場で淡々とオナホールを洗うシーンの悲壮感は素晴らしかったです。あと、最後になりましたが是枝監督カンヌ審査員賞受賞おめっとさんでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-05-31 20:51:12)
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