21. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
舞台になったハリウッドボールは、ビートルズなんかも公演してますよね、たしか。それは、いいとして、あの少女が犯行当日犯人を目撃したと言うところで、だまされてしまいました。憎い演出だ。決め手も、全然思い浮かばず、私の鈍感さを思い知らされる作品となりました。犬がここで登場したのか。警部、注射は苦手ですか。 7点(2004-11-14 23:54:11) |
22. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
犯人をどうやって追い詰めるのかに加え、何処に死体を隠しているかも興味を引き、なかなかの作品でした。すんなり死体が出てこないとは思ってましたが、一見無駄な作業がポイントにもなってます。コロンボが監督までやっていますね。お役所仕事を皮肉っているのも笑えます。アメリカでも同じなのか。 7点(2004-11-14 05:10:37) |
23. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
たしかに、被害者は宗教に気持ちが染まってしまって、それが人生の全てでは、宗教感が薄い夫はたまりません。やはり、犯人の閉塞感と第一線の歌手としてのプライドは理解できます。まあ、ちょっと女癖の悪いところは目をつぶるとして、スパースターらしい生活はしないとね。弱みを握られ、それを何かにつけてネタにされれば、魔がさします。警部、あんな素晴らしい歌を歌える人は悪人ではないですよね。 7点(2004-07-19 00:41:37) |
24. 刑事コロンボ/愛情の計算<TVM>
父親の盲目的愛情が動機であり、解決のポイントにもなっています。被害者の奥さんの精神科医や犯人の息子、さらに天才子供もみんな人間らしく悩みを抱えているところが国家のシンクタンクを舞台にしているわりには、庶民的な雰囲気を作っている要因になっています。もちろん犯人もそうですね。父親としての気持ちはよくわかりました。 7点(2004-07-17 08:21:17) |
25. 刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
コロンボが本気で怒鳴った時はびっくりしました。いつも、とぼけて、人当たりも良く、犯人に対してもしつこいけど紳士的な態度なのに。これは、よっぽど頭に来たんだと思うと同時に、逮捕への執念と犯罪への怒りを感じました。たまに、いつもと違う面を見せると、お馴染みのあの姿がよけい味なものになります。正義感は人一倍持ってますね、警部。 7点(2004-06-22 20:08:06) |
26. 刑事コロンボ/断たれた音<TVM>
耳の不自由な犯人、しかもチェスの名人で記憶力が抜群など、伏線は見事だったんですけど、ラストは、やや強引感が否めないです。まあそれでも、犯人の心理と勝負の世界の厳しさはよく描かれていました。あれぐらい一流になると、勝つと負けるのとでは、雲泥の差があり、世紀の勝負で負けるのは、自分を追い詰めることで今の地位を築いた犯人には受け入れられなかったのでしょう。後には引けない悲壮感が哀れでした。 7点(2004-06-21 19:32:44) |
27. 刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM>
私も本作により、サブリミナル効果を知りました。何でもできそうな気がして、わくわくして見終わった後、禁止されている事を知りガッカリした思い出があります。犯人がそう来るなら、コロンボだってそう行きますよね。目には目ですよ。反則でもこれは納得。 7点(2004-05-23 20:54:17) |
28. 刑事コロンボ/第三の終章<TVM>
これは完全犯罪の可能性が濃厚でしたね。周到に練られた犯行にアリバイもばっちり。しかし、そこはコロンボ、こうした犯人には、やっぱり、わなをしかけますね。しかも、ミスは見逃しません。チリに目がない警部も値段にあ然とし、給料が高くない事を暗に示してました。公務員だからしょうがないか。 7点(2004-05-23 20:39:53) |
29. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM>
《ネタバレ》 たしかに、あっさりと罪を認めた犯人は、一見、解せないと思うでしょう。しかし、私が思うに、あの毒の成分や出所が解明されている以上、自分の手を調べられたら、完全にバレる訳だし、動かぬ証拠を突きつけられているようなものと理解しました。しかも、サンプルに入っていると思っていたのに、違っていたので、動揺もあったでしょう。富と名声へのあこがれと執着のドラマとしてもなかなかのものです。 7点(2004-05-05 22:38:44) |
30. 刑事コロンボ/二つの顔<TVM>
夜中に起こる殺人で登場するコロンボは、いつも眠そうで、笑えます。いくら寝ぼけてるとはいえ、葉巻の灰まき散らしては、怒られますよ。二人目の殺人はちょっとかわいそうでした。最後まで、犯人がわからない設定も違う興味を引っ張れていいですね。仲が悪い双子の兄弟のおちとしては、けっこうオーソドックスかな。やっぱり、コロンボは卵料理が得意みたいですね。 7点(2004-04-30 19:20:39) |
31. 刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM>
気持ちは十分わかります。せっかく追いつめたと思ったら、犯人が先回りで傘を取り替えてたもんだから、思わずちょっと反則。犯人の女優さん目玉が飛び出しそうでハラハラしました。コロンボが、ロンドンにもとけ込んでいるのは、シャーロック・ホームズの活躍した街だからでしょう。やはり傘を決め手にしないと、決まらない。 7点(2004-04-19 23:53:35)(良:1票) |
32. 刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
犯人は、ほんとに許せないですね。愛しているのか思えば、口封じのため、簡単に殺してしまうし。あの被害者の女性は哀れでした。精神的に不安定で、信じた犯人に必死に協力して、裏切られて。催眠療法で過去の楽しい思い出を想像しているときはいい笑顔でしたが、・・。 7点(2004-04-15 00:23:00) |
33. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
闘牛士である犯人のプライドが、無礼でしつこいコロンボへの非難に結びつき、かなりきつい言い方をしていました。外国人で、直接の捜査権限がないので、引き下がるようなそぶりを見せながら、そこは、コロンボ、離れません。殺人の動機が何かが見所。相変わらず仕掛けは抜群です。 7点(2004-03-16 23:13:30) |
34. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM>
《ネタバレ》 最後は、ガツンではなく、じわじわと時間をかけての決め手もいいですね。ロープウェイの中というのも、閉所を利用しての犯人をいたぶるコロンボの遊び心が感じられて良かったです。犯人も自分の能力を過信している様子をうまく演じていました。最後、葉巻をポケットに入れようとするコロンボには、まいった。 7点(2004-03-14 09:44:51) |
35. 刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM>
《ネタバレ》 たしかに、この犯人には、同情すべき点がほとんどないです。途中から、コロンボ、早くガツンと一発やってくれと思ってました。最後は、引き金を引き、弾が抜かれてて、ワメキ散らして、と期待しましたが、さすがに観念しましたね。反対に、婚約者は、財産目当てではなく、意外にいい人でした。女を見る目はなかったが。 7点(2004-03-13 20:20:05) |
36. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
最後は、鮮やかでした。それにしても、このコロンボは、怖いですね。かまかけるし、おどすし、もちろんしつこい。あんな風に迫られたら、やってなくても、両腕を差し出して「すみません、私がやりました。」って、思わず言ってしまいそう。そしたら、コロンボが言うだろうな。「おまえは、やってないな。」「警部、わかってくれたんですか・・・」(いつまでも、やってろ) 7点(2004-03-12 00:29:13) |
37. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
犯人の退役将軍、堂々としていて、先に手をまわす難敵。証拠もなかなか見つからない。証言も、将軍により、取り消される危険。コロンボ危うし、船に酔うし。最後まで、ハラハラさせられた作品です。発端が事件を目撃した、女性の通報というのが、ちょっと変わった作品。まあ、最後は決まります、約束どおり。 7点(2004-03-06 17:56:18) |
38. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
このシリーズの魅力の一つは、犯人の職業や性格を利用したコロンボの追求がたくみであることが挙げられます。今回は、陸軍幼年学校の校長である大佐のいかにも軍人らしい行動と、短気でむきになる性格がポイントです。この人、演技がうまいですね。ほんとの高級軍人みたいで、食堂でのいらいらぶりも、ほんとに捜査の状況が気になっているように見えます。規律が厳しい軍人の学校の中での、コロンボのとぼけぶりが、よけい目立つ作品。まあ、最後はビシッと決めます。いつものように。 7点(2004-03-05 00:19:06) |
39. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
最後の決定的な決め手を何にするのか、途中から、ハラハラして観ていました。たしかに、完全犯罪に持っていけそうで、しかも、矛盾点も、決定打ではなさそうだし。シスターとの会話は、笑えます。7年も着ているコート、うちのかみさんでも、さすがに変えろと言うだろうなあ。できれば、言って欲しいなあ。一流の写真家ゆえのこだわりをうまく突いたラスト。強引な点も許せる範囲です。 7点(2004-02-28 22:12:59) |
40. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
犯人が自分が狙われているように何とか見せかけようとする仕掛けとコロンボの追求の駆け引きが見所です。歯医者との会話が笑えます。イタリア系とかマフィアの話が出てくるのは、当時ゴッドファーザーがはやっていたからかもしれません。電話の矛盾が決め手になりますが、多少、時代を感じます。犯人の夫人の演技もなかなかです。 7点(2004-02-22 23:32:40) |