41. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
《ネタバレ》 式典の大砲を撃つのを、被害者に「僕がやる!」と言わせて、見事に殺害した時は、「完璧な犯罪だ。どうやって犯人を捕まえるんだ?」と思いました。コロンボ作品には時々、コロンボが「こういう状況だったんじゃないか」と、証拠もない推理をもとに捜査を進めることがありますが、この作品は、コロンボがわずかな手がかりから、ひとつひとつていねいに捜査し、最後には理詰めで犯人を追い詰めていく、見応えある作品でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-24 00:10:45) |
42. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
《ネタバレ》 初めて観た時は、最後の「だって俺の部屋じゃねぇぜ!」に、おぉーっ!と感心させられました。ストーリーそのものも面白さはあるし、コロンボワールド全開という作品ですが、ひとつ、致命的に気に入らなかったことが・・・。次長の吹き替えの声が北村和夫で、あの昭和の中年オヤジの顔がチラついて・・・。次長役のダンディーな俳優さんとまったく合っておらず、ガッカリでした。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-23 23:57:59) |
43. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
子供の頃に初めて観たときはそれほど面白いと思いませんでしたが、何十年も経った今、あらためて観ると、とてもいい作品でした。特にこの作品のラストシーンは、もう刑事ドラマの枠を超えていますよね。でもラストにたどりつくまでが、少し印象が薄かったような気もします。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-09-20 17:33:31) |
44. 刑事コロンボ/別れのワイン<TVM>
《ネタバレ》 コロンボが真相をどう推理するか、とか、謎解きの過程を楽しむ、というよりも、ヒューマンドラマとして楽しめる作品だと思います。ただ、実際にエイドリアンのような人が自分の回りにいたら、殺された弟同様「頭がおかしいんだ」と思ってしまうでしょうね。ワインの競売の前にも「アメリカ経済に刺激を与えにいきますか」など、一般人が聞くとイラッとするようなセリフも・・・。最後、大切なワインが全部ダメになったとわかった時、彼の人生もそこで終わってしまったんですね。そして、残りの人生、刑務所で哀れに暮らすのかと思うと、同情してしまいます。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-20 17:22:48) |
45. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
《ネタバレ》 実際に女性を殴ったことはありませんが、もし殴るとしたら、やはり利き腕の右腕で、グーで殴ると思います。バックハンドで平手打ちする人なんているでしょうか?それはともかく、コロンボが「依頼人にウソの報告をして、奥さんから情報を聞き出そうとするが、それを突っぱねられて殺してしまった」という真相にたどりつくのがあまりにもスムーズすぎるような気がしました。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-20 17:08:14) |
46. 刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
《ネタバレ》 まさに「机上の空論」という言葉がピッタリの犯行。普通に考えて、こんなリスクが多い犯行計画を実施する人はまずいません。ロザンナを追ってロイドが部屋の前までやってきて、都合よく引き返してくれましたが、彼女が出てくるまで部屋の前で待っている可能性もかなり高かったはず。また、病室をこっそり抜け出して、というのも、もし途中で誰かと出くわしたらそれで終わり。それに、看護婦は30分ごとにしかやってこないけど、奥さんが心配して病室に来る可能性も高いし。(そもそも、どうして奥さんが一度も病室に来ないんだ?)などと、見れば見るほど穴が出てきてしまいますが、でもコロンボの作品の中では面白さはトップクラスだと思います。「缶詰買ってメキシコ行こう」が最高に笑えますね。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-20 16:54:27) |
47. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
ストーリーそのものは平凡ですが、ウイルソン刑事が出てくるだけで、作品そのものの面白さがグッとアップする感じがします。彼が、本作品と「魔術師の幻想」の2回しか出なかったのは残念。犯人役のレイ・ミランド、やはり「ダイヤルMを廻せ」の印象が強く、「老けたなあ・・・」と思っちゃいました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-09-20 16:42:31) |
48. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
《ネタバレ》 やっとの思いでパイルを掘り返すコロンボ。でも「死体は出ないんだろなあ」と思いました。「じゃあこれからどうするの?」と思ったら、なるほど、そういう意図でしたか。相手に調子を合わせておいて最後に逆転。面白かったです。でも、パンクして白バイが来るシーン、あれは不要だったかも? [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-17 00:43:51) |
49. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
《ネタバレ》 コロンボを、初めて吹き替えではなく、字幕で見ました。コロンボの印象もずいぶんかわりますねぇ。コロンボ第一作目ということで、本格推理ドラマというイメージが強く、笑いを誘うシーンはなかったですね。気になったのは、誰が奥さんを発見して病院に運んだのか、という点。また、最後は愛人と組んでフレミングを引っ掛ける、というオチ、あれは納得できません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-17 00:29:50) |
50. 刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM>
《ネタバレ》 コロンボシリーズの中で、この作品の出来・人気度は、かなり上位にランクされると思います。NHKや水曜ロードショーなどの地上波で放送された回数も、おそらくトップクラスではないでしょうか。犯人のジャック・キャシディ、ハマリ役ですね。さらに人気度を高めているのは、ウイルソン刑事の存在。古畑任三郎の今泉も、絶対に彼がヒントで生まれたキャクターですよね。また、怪しげな顔立ちをした手品ショップのオヤジも好きでした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-13 13:25:56) |
51. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
《ネタバレ》 コロンボシリーズは、ストーリーはもちろんですが、「笑いをとるシーンの質がどれだけ高いか」というのも楽しみのひとつ。この作品の「仕事の虫?メキシコではマヌケと言います」はかなり大好きです。モントーヤの娘ですが、僕は「コロンボ全作品・全女性出演者の中で一番きれいな女性だっ!」と言ったら、「変な趣味・・・」と言われてしまいました(笑) ミゲルの声、あれはバカボンのパパの声優さんですよね? [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-09-05 23:30:34)(良:1票) |
52. 刑事コロンボ/仮面の男<TVM>
《ネタバレ》 子供の頃、初めて見た時は、ストーリーはよくわかりませんでしたが、最後、アリバイをくずす場面で「北京放送まで調べたんですよ」というセリフで、「わー、コロンボって頭いい!」と感動した覚えがあります。いま見ると、穴だらけでツッコミどころ満載ですが・・・(笑) 最後のジョークは、長い間、意味不明でしたが、どなたがか書かれている、コロンボファンサイトに掲載されているのを読んで納得しました。それから、部長はやっぱり奥様は魔女に出ていた人だったんですね。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-08-30 15:26:35) |
53. 刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM>
《ネタバレ》 全体的には面白いと思いましたが、犯行の動機がいまひとつよく理解できない点、国王がコロンボを気に入る理由がわからない等、ひっかかるところも多かったです。最後、どうやって捕まえるの?と思ったら、そうきましたかー。犯人の自供がなかったら、と思うと、あまりにも人任せな解決方法でしたね。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-08-23 15:36:08) |